JPS633546B2 - - Google Patents

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JPS633546B2
JPS633546B2 JP58036218A JP3621883A JPS633546B2 JP S633546 B2 JPS633546 B2 JP S633546B2 JP 58036218 A JP58036218 A JP 58036218A JP 3621883 A JP3621883 A JP 3621883A JP S633546 B2 JPS633546 B2 JP S633546B2
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
annular
yoke
magnetized
magnetic poles
Prior art date
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Expired
Application number
JP58036218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59162755A (ja
Inventor
Katsushi Tanaka
Masahiro Juki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Special Metals Co Ltd filed Critical Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority to JP58036218A priority Critical patent/JPS59162755A/ja
Publication of JPS59162755A publication Critical patent/JPS59162755A/ja
Publication of JPS633546B2 publication Critical patent/JPS633546B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は主としてフラツトモーターの環状永
久磁石用に開発された着磁器の改良に関する。 近年、音響、画像機器等に広く使用されている
フラツトモーターはその特性を向上させるため、
精度の高い位置検出、速度検出が要求され、回転
子を構成する環状永久磁石は、強い駆動用磁界を
発生する駆動用磁極を有するのみならず、強い速
度検出用磁極を有することが望まれている。 環状永久磁石の構成を第1図に示す。 環状永久磁石1は、同一平面において図示の如
く、中央部に環状に比較的大型の交互に極の異な
る数極が並んで駆動用磁極2を構成し、その外周
環状に比較的小型の交互に極の異なる多数極が並
んで速度検出用磁極3を構成し、通常、もう一方
の平面にカツプ状ヨーク4を被冠している。 フラツトモーターは、図示していないが、この
環状永久磁石の磁極面と空隙を介して対向位置に
位置検出用のホール素子、速度検出用のタコゼネ
レーターコイルを配し、さらにその下に駆動用の
電機子コイル等を取付けた基板を置き、回転軸を
たてて組立てられる。 ところで、フラツトモーター用の前記環状永久
磁石1の着磁は、従来、駆動用磁極2を着磁する
着磁器と速度検出用磁極3を着磁する着磁器とが
各々別個であつて、環状永久磁石の一平面におい
て一たん全面に駆動用磁極2を着磁したのち、こ
れに速度検出用磁極3を重複して着磁するか、ま
たは速度検出用磁極3部分を無着磁状態にして駆
動用磁極2部分を先ず着磁し、そのあとで無着磁
の部分に速度検出用磁極3を着磁する方法とがと
られてきた。 しかし前者の場合、駆動用磁極と速度検出用磁
極とが互に異極となつて重複する部分において、
速度検出用磁極を着磁する際に駆動用磁極を局部
的に消磁することとなり、全体的に駆動用磁界の
低下を招き、また磁界斑の発生原因となる虞れが
ある。 また後者の場合、漏洩磁束等による着磁滲みを
考慮して所要の駆動用磁極の面積よりも狭い面積
にて着磁する必要が生じ、前者同様に駆動用磁界
の低下、磁界斑の発生を招く虞れがある。 さらに両者の場合、速度検出用磁極3の着磁を
駆動用磁極2に影響を及ぼさない程度の着磁とす
るならば、速度検出用磁界が弱く、精度の高い速
度検出が困難となる。 環状永久磁石1において、上記のような問題を
解決して駆動用磁極2、速度検出用磁極3に共に
強い磁界を発生させることは、駆動用磁極、速度
検出用磁極を重複させることなく、同時に着磁す
ることにより達成される。 本発明は上記知見に基いてなされたもので、一
回の着磁動作により駆動用磁極、速度検出用磁極
共に強い磁界を発生させることができる着磁器の
提供を主な目的とする。 さらにカツプ状ヨーク4の厚さはフラツトモー
ターの小型化の要求等のため非常に薄く、表面か
ら磁束が漏洩しやすい。これらの漏洩磁束は周囲
の検出器等に悪影響を及ぼすこととなる。 本発明の着磁器は着磁後のカツプ状ヨーク4表
面から発生する漏洩磁束の低減をも可能とする構
成を目的とする。すなわち本発明は駆動用磁極を
着磁するための互に隣接する磁極が異極となるよ
う電磁コイルを巻装した比較的大型の数磁極を環
状に配置してなる中央部環状ヨークと、その外周
に速度検出用磁極を着磁するための互に隣接する
磁極が異極となるよう電磁コイルを巻装した比較
的小型の多数磁極を環状に配置してなる外周部環
状ヨークとを同軸一体的に固定してなる着磁部
と、該着磁部の上に載置する被着磁環状永久磁石
の外径相当以上の内径を有し、かつ前記着磁部と
同軸配置される環状消磁コイルとを有することを
特徴とするフラツトモーター用永久磁石の着磁器
である。 以下、実施例として掲げる図面により本発明を
説明する。 第2図は本発明着磁器の機構を示し、着磁器上
に被着磁環状永久磁石1、カツプ状ヨーク4、補
助ヨーク12を載置したところを示す縦断面図。
第3図は本発明着磁器の磁極面をみた平面図で、
部分図である。 図において、8は中央部環状ヨークであり、そ
の基部は筒状に連続するが、上方は偶数、数極の
比較的大型の磁極を形成するため切込みを有し、
其処に励磁コイル10が巻装される。励磁コイル
10は隣接極が互に異極となるように巻回され、
磁極面は第3図に示す如く比較的大型の扇形で環
状に配列され、この部分で環状永久磁石1の駆動
用磁極2を着磁する。5は外周部環状ヨークであ
り、上記中央部環状ヨーク8の外周に近接して、
または接触して配置され、恰も厚肉のクラウン歯
車の歯形を角形となし、平板部軸孔を拡大して前
記中央部環状ヨーク8に嵌合したような形状を呈
する。歯型の端面は第3図に示す如く比較的小型
の角形で、速度検出用磁極3の着磁用磁極とする
ため、隣接極を互に近接して環状に配置した偶数
の多数極よりなり、各磁極には隣接極が互に異極
となるよう巻回した励磁コイル7を有している。
中央部環状ヨーク8と外周部環状ヨーク5とは非
磁性材11で第2図に示す如く同軸一体的に固定
されて着磁部を構成する。 第2図中6は中央部環状ヨーク8の着磁磁極
部、9は外周部環状ヨーク5の着磁磁極部であ
る。 以上の構成において、中央部環状ヨーク8の電
磁コイル10は表面に絶縁被膜を有する銅線を所
要数巻回するが、外周部環状ヨーク5に巻装する
電磁コイル7は、着磁磁極の数が非常に多く、ま
たその内側には中央部環状ヨーク8が近接あるい
は接触して配置される関係上、コイルスペースが
極めて少ないから、絶縁被膜を有する銅線を巻回
するかわりに、第3図に示すように薄い銅板をコ
イル代りに用いてもよい。 本発明着磁器での着磁に際しては、一層の磁化
効率の向上、着磁後の磁気特性を考慮すると、環
状永久磁石のみを着磁するよりも、あらかじめカ
ツプ状ヨーク4を被冠した状態、さらにカツプ状
ヨーク4の上面に前記着磁部を構成する各々のヨ
ークと同材質等からなる補助ヨーク12等を載置
した状態にて着磁することが望ましい。 13は環状消磁コイルであり、図においては補
助ヨーク12の側周に着装したところを示してい
るが、前記着磁部の上に載置する被着磁環状永久
磁石の外径相当以上の内径を有し、かつ前記着磁
部と同軸配置する構成であればよく、補助ヨーク
12のほか、被着磁環状永久磁石1、カツプ状ヨ
ーク4又は前記着磁部の外周部環状ヨーク5の側
周等任意の位置に着装することが可能である。 すなわち環状消磁コイル13は後述する作用効
果を得るためには、被着磁環状永久磁石の外径寸
法より大きな内型寸法を有することが有効である
が、必要以上に大きくすることは、磁気効率の点
から望ましくなく、上記の如く各構成部材の側周
等に着装する程度の大きさであることが好まし
い。消磁コイルは被覆銅線を適当数巻回してコイ
ル状にするだけで構成することができる。 上記構成において、外周部環状ヨーク5に巻装
された電磁コイル7は、速度検出用磁極3(第1
図)を着磁する外周部環状ヨーク5の着磁用磁極
部9を磁化するだけでなく、着磁器全体として一
方向に電流が通電する環状の磁化コイルの役割を
果すこととなり、中央部環状ヨーク8に巻装され
た電磁コイル10との相乗効果により、N極また
はS極の何れかの磁界強度を増加させることとな
り、着磁後の前記カツプ状ヨーク4表面からの漏
洩磁束を増加させることとなるが、前記消磁コイ
ル13より適当な消磁磁界が発生され、駆動用磁
極、速度検出用磁極の着磁を阻害することなくカ
ツプ状ヨーク4表面からの漏洩磁束の減少を可能
とすることができる。 次に本発明の実施効果について記載する。 外径60mm、内径20mm、厚さ3mmの軸方向異方
性環状フエライト磁石に厚さ0.5mmのカツプ状ヨ
ークを固着したものを、従来の着磁器を用いて駆
動用磁極2と速度検出用磁極3とを重複して着磁
した場合と、本発明の着磁器を用いて駆動用磁極
2と速度検出用磁極3とを重複させることなく同
時に着磁した場合とを比較した。その結果を第1
表に示す。表中の数値は、本発明の着磁器により
着磁した各々磁極部の磁界強さを100とした場合
の比較値である。又比較例として、消磁コイルを
使用せず本発明の着磁部と同一構成からなる着磁
器を用いた場合を示すことにより、消磁コイルを
必須とする本発明の着磁器の効果を一層明確にす
る。
【表】 上述のように本発明の着磁器によれば、従来の
着磁器を使用した場合と比較して、各々磁極部の
磁界強さは斑なくともに強い磁界となり、さらに
消磁コイル13を用いることによつて、カツプ状
ヨーク表面からの漏洩磁束も極めて低くおさえる
ことができる。このように本発明の着磁器は一回
の着磁で駆動用磁極、速度検出用磁極の両方を着
磁することが可能であり、フラツトモーターの性
能向上とともに作業能率改善の効果も著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図はフラツトモーター用環状永久磁石の斜
視図、第2図は本発明の着磁器の機構図で環状永
久磁石を着磁する状態にあるところを示す縦断面
図。第3図は本発明の着磁器の部分平面図であ
る。 1…環状永久磁石、2…駆動用磁極、3…速度
検出用磁極、4…カツプ状ヨーク、5…外周部環
状ヨーク、6,9…着磁用磁極部、8…中央部環
状ヨーク、7,10…電磁コイル、12…補助ヨ
ーク、13…消磁コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動用磁極を着磁するための互に隣接する磁
    極が異極となるよう電磁コイルを巻装した比較的
    大型の数磁極を環状に配置してなる中央部環状ヨ
    ークと、その外周に速度検出用磁極を着磁するた
    めの互に隣接する磁極が異極となるよう電磁コイ
    ルを巻装した比較的小型の多数磁極を環状に配置
    してなる外周部環状ヨークとを同軸一体的に固定
    してなる着磁部と、該着磁部の上に載置する被着
    磁環状永久磁石の外径相当以上の内径を有し、か
    つ前記着磁部と同軸配置される環状消磁コイルと
    を有することを特徴とするフラツトモーター用永
    久磁石の着磁器。
JP58036218A 1983-03-04 1983-03-04 着磁器 Granted JPS59162755A (ja)

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JP58036218A JPS59162755A (ja) 1983-03-04 1983-03-04 着磁器

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JPS59162755A JPS59162755A (ja) 1984-09-13
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JPH047757U (ja) * 1990-05-10 1992-01-23

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JPH082166B2 (ja) * 1985-06-14 1996-01-10 日立金属株式会社 着磁装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928866A (ja) * 1982-08-11 1984-02-15 Takahashi Yoshiteru 着磁ヨ−ク

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