JPH0746562B2 - 表示管の製造装置 - Google Patents

表示管の製造装置

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JPH0746562B2
JPH0746562B2 JP62042268A JP4226887A JPH0746562B2 JP H0746562 B2 JPH0746562 B2 JP H0746562B2 JP 62042268 A JP62042268 A JP 62042268A JP 4226887 A JP4226887 A JP 4226887A JP H0746562 B2 JPH0746562 B2 JP H0746562B2
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則裕 吉国
博 佐伯
才八郎 上野
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鹿児島日本電気株式会社
株式会社上野製作所
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蛍光表示管あるいはプラズマディスプレイ等の
ガラス製気密容器を有する表示管に関し、特に排気管を
用いることのない表示管の製造装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の製造装置は、あらかじめ電極等の組立てを
完了した基板ガラスと表示面ガラスとを低融点ガラスに
て封着し一部に排気孔を設けた外囲器を形成しておき前
記外囲器と低融点ガラスを塗布した蓋部材を組み合わせ
てトレー等に固定し前記トレーを真空排気装置中に投入
し前記外囲器と前記蓋部材のわずかな間隙を介して真空
に排気したりガス導入を行なった後前記トレーを加熱し
前記蓋部材の低融点ガラスを溶融して気密容器を形成し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って上述した従来の製造装置はトレーごと真空排気装
置に投入するため以下の様な不具合が正じていた。
(イ)外囲器と蓋部材を合わせてセットするため、排気
抵抗が大きくガス出しに時間もかかり高真空が得られな
い。
(ロ)真空排気装置内部の容量が大きいため装置内を排
気するのに時間がかかり又、特定のガスを導入する際、
多量のガスが必要である。
(ハ)真空排気装置中での表示管の加熱は輻射による加
熱が主なため均熱が得られにくい。
(ニ)真空排気装置中では、冷却過程に時間がかかり量
産性が悪い。
(ホ)真空排気装置の設備費が高額である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、表示管内部を
排気するための排気孔の周囲をOリングを用いて真空排
気装置と密着させ容器内を真空雰囲気又は特定のガス雰
囲気にする機構と、表示管を外部ヒータを用いて加熱す
る機構と、上下に可動する蓋部材加熱用ヒーターを有し
ている。
〔実施例〕
次に、本発明について蛍光表示管を例にとって図面を参
照して説明する。第1図は本発明の一実施例の断面図で
ある。
1は表示管で中には電極、フィラメント等(図示せず)
が組込んであり一部に排気孔2、が配設されている。こ
の排気孔を介して内部ガスを排気したり、フィラメント
分解時の発生ガスを排気したりする。3はOリングで表
示管と排気装置とを密着させて真空気密を保っている。
4は真空ポンプでロータリーポンプ、油拡散ポンプ、イ
オンポンプなどを必要に合わせて使用する。5は蓋部材
で、表面には低融点ガラスがあらかじめ塗ってある。6
は可動式ヒーターで上に乗せる蓋部材の低融点ガラスを
溶融し、上につき上げることで表示管の排気孔を蓋部材
で封着することができる。7は表示管加熱用のヒーター
であり、このヒーターと表示管の間には、空気が介在す
るため表示管全体を均一に加熱しやすくなっている。
本発明の製造方法はまず表示管と排気装置をOリングで
密着させ真空ポンプ2、で吸引することにより、排気装
置に表示管を吸着させる。その為特殊な固定治具を必要
としない。次に表示管加熱用ヒーターで表示管を加熱
し、管内に吸蔵されているガス分やフィラメントに通電
することにより発生する分解ガスを排気する。この時可
動式ヒーターは下降していて表示管と蓋部材が離れてい
るため、排気抵抗が小さく短時間でより高真空の状態に
排気できる。次に可動式ヒーターで蓋部材の低融点ガラ
スを溶融し上昇させることにより表示管の排気孔を封着
し真空容器を得ることができる。
第2図は従来の製造装置で表示管1′の一部に排気孔
2′が設けてあり、その下にあらかじめ低融点ガラスを
塗った蓋部材5′がセットしてあり固定治具9によりト
レー8に固定してある。製造方法は、上記の通りトレー
に表示管と蓋部材をセットし真空ポンプ4′により真空
チャンバー10、内を真空に排気する。次にハロゲンヒー
ターにより下からトレーを加熱し上から表示管を直接照
射加熱する。内部ガスやフィラメント分解ガスは表示管
と蓋部材の間隙を介して排気し、その後さらにトレーを
加熱して蓋部材の低融点ガラスを溶融して真空容器を作
成する。
従来の製造方法は表示管と蓋部材を合わせてセットする
為わずかな間隙を介して排気することになり、排気に長
い時間を要し、高真空の状態が得られにくい。またトレ
ーごと真空チャンバー中で加熱冷却を行うため、均熱が
取りにくく、トレーを介して加熱する分だけ熱効率も悪
くなる。冷却においても真空中では冷却過程に時間を要
し量産性が悪いというデメリットがある。
第3図は本発明の別の実施例を示すもので、プラズマデ
ィスプレイの製造装置の横断面図を示す。製造方法を以
下に示す。1″は表示管でOリング3′によって排気装
置に吸着されるとともに固定治具9′によって固定され
る。開閉バルブ13を閉め開閉バルブ13′を開けて表示管
内部を排気し表示管加熱用ヒーター7′で加熱ガス出し
を行う。次に開閉バルブ13′を閉め開閉バルブ13を開け
て特定ガス導入口12よりガスを導入する。最後に可動式
ヒーター6′にとり蓋部材5″(あらかじめ低融点ガラ
スを塗っておく)の低融点ガラスを溶融し、可動式ヒー
ターを上昇させて上昇させて排気孔2″を封着し気密容
器を得る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は第1に表示管の内部のみを
真空雰囲気又は特定のガス雰囲気にすることにより、表
示管内部の排気時間を短かくすることができ、又表示管
に導入するガスの量も少なくできる効果がある。第2
に、外囲器は大気中に設置されるため、均一な加熱が行
いやすく、冷却過程も短時間で行うことができる。第3
に、蓋部材加熱用に可動式ヒーターを用いることによ
り、封着前の排気抵抗を小さくすることができ、信頼性
の高い表示管を生産効率よく得ることができる効果があ
る。第4に、容量の大きな真空チャンバー、真空ポンプ
を必要としないため、装置の費用を安くできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である蛍光表示管の製造装置
横断面図、第2図は従来の蛍光表示管の製造装置の横断
面図、第3図は本発明の他の実施例でプラズマディスプ
レイの製造装置の横断面図である。 1,1′,1″……表示管、2,2′,2″……排気孔、3,3′…
…Oリング、4,4′,4″……真空ポンプ、5,5′,5″……
蓋部材、6,6′……可動式ヒーター、7,7′……表示管加
熱用ヒーター、8……トレー、9,9′……固定治具、10
……真空チャンバー、11……ハロゲンヒータ、12……特
定ガス導入口、13,13′……開閉バルブ。
フロントページの続き (72)発明者 上野 才八郎 鹿児島県阿久根市波留633−1 株式会社 上野製作所内 (56)参考文献 特開 昭48−52470(JP,A) 特開 昭53−131751(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示面ガラスと基板ガラスとを低融点ガラ
    スにて封着し形成されたガラス製気密容器の一部に排気
    孔を配設し、この排気孔を蓋部材により低融点ガラスに
    て封止い、容器内を真空雰囲気もしくは特定のガス雰囲
    気に形成させる表示管の製造装置において、前記排気孔
    の周囲をOリングを用いて真空排気装置と密着させる機
    構と、前記容器内を真空雰囲気又は特定のガス雰囲気に
    する機構と、前記容器を外部から加熱する機構と、前記
    蓋部材を搭載して加熱し低融点ガラスを加熱するととも
    に前記蓋部材で前記排気孔を塞ぐように移動する可動式
    ヒーターとを具備したことを特徴とする排気管のない表
    示管の製造装置。
JP62042268A 1987-02-24 1987-02-24 表示管の製造装置 Expired - Fee Related JPH0746562B2 (ja)

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