JPH0746495B2 - Dramのパリティ生成・チェック方式 - Google Patents

Dramのパリティ生成・チェック方式

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JPH0746495B2
JPH0746495B2 JP1158000A JP15800089A JPH0746495B2 JP H0746495 B2 JPH0746495 B2 JP H0746495B2 JP 1158000 A JP1158000 A JP 1158000A JP 15800089 A JP15800089 A JP 15800089A JP H0746495 B2 JPH0746495 B2 JP H0746495B2
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dram
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強 熊倉
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株式会社ピーエフユー
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 DRAMに書き込んだデータのパリティビットの生成および
パリティチェックを行うパリティ生成・チェック方式に
関し、 CPUなどがDRAMアクセス時にデータのみをライト/リー
ドし、リフレッシュ時にパリティビットの生成・書き込
みおよび読み出し・パリティチェックを行い、メモリア
クセス速度を高速化することを目的とし、 データを書き込むDRAMアレーと、このDRAMアレーに対応
づけてパリティデータを書き込むDRAMパリティビット
と、上記DRAMアレーに対してデータを書き込んだときに
オンにセットするDRAMライドビットとを備え、CPUなど
が上記DRAMアレーをライト/リードアクセスすると共に
ライトアクセス時に上記DRAMライトビットをオンにセッ
トし、リフレッシュ時に上記DRAMライトビットがオンの
場合、DRAMアレーから読み出したデータからパリティビ
ットを生成してDRAMパリティビットに書き込むと共に当
該DRAMライトビットをオフにし、一方、オフの場合、DR
AMアレーから読み出したデータおよび上記DRAMパリティ
ビットから読み出したパリティビットをもとにパリティ
チェックを行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、DRAMに書き込んだデータのパリティビットの
生成およびパリティチェックを行うDRAMのパリティ生成
・チェック方式に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来、DRAMなどを用いた記憶装置において、データの信
頼性を向上させるために、第5図に示すように、例えば
データ8ビットに1ビットのパリティビットを付加して
9ビットを組としてDRAMなどに書き込む。そして、読み
出し時にこのパリティビットによって8ビットのデータ
のパリティチェックを行うようにしていた。
このため、データをDRAMなどに書き込む時およびDRAMな
どからデータを読み出す時に、パリティビットの生成・
書き込みおよび読み出しパリティチェックを行うための
遅延などを考慮して、第6図に示すように、CPUからの
メモリアクセスにウェイトTW2を更に設ける必要があ
り、メモリアクセス速度が低下してしまうという問題が
あった。
本発明は、CPUなどがDRAMアクセス時にデータのみをラ
イト/リードし、リフレッシュ時にパリティビットの生
成・書き込みおよび読み出し・パリティチェックを行
い、メモリアクセス速度を高速化することを目的として
いる。
〔課題を解決する手段〕
第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第1図において、DRAMアレー1は、データを書き込むDR
AMを用いて構成したメモリアレーである。
DRAMパリティビット3は、DRAMアレー1に対応づけてパ
リティデータを書き込むDRAMを用いて構成したメモリで
ある。
DRAMライトビット4は、DRAMアレー1に対してデータを
書き込んだときにオンにセットするDRAMを用いて構成し
たメモリである。
パリティジェネレータ2は、DRAMアレー1から読み出し
たデータのパリティデータを生成するものである。
パリティ検出回路6は、DRAMアレー1から読み出したデ
ータおよびDRAMパリティビット3から読み出したパリテ
ィビットをもとにパリティチェックを行うものである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、CPUなどがDRAMアレー
1に対してデータのみの書き込みあるいは読み出しを行
うようにしている。また、リフレッシュ時にDRAMアレー
1から読み出したデータについて、DRAMライトビット4
がオンの場合、DRAMアレー1から読み出したデータから
パリティビットを生成してDRAMパリティビット3に書き
込み、一方、DRAMライトビット4がオフの場合、DRAMア
レー1から読み出したデータおよびDRAMパリティビット
3から読み出したパリティビットをもとにパリティ検出
回路6がパリティチェックを行うようにしている。
従って、CPUなどがDRAMアレー1をライト/リードアク
セスする時にパリティビットの生成・書き込みあるいは
パリティチェックを行うことによる遅延を考慮したウェ
イトTWを設ける必要がなくなり、高速にDRAMアレーをア
クセスすることが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第4図を用いて本発明の1実施例の構
成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、DRAMアレー1は、DRAアレー1−1、
1−2から構成され、DRAM(ダイナミックランダムアク
セスメモリ)の例えば16ビットを1アドレスに割り当て
たメモリアレーである。このうちの8ビット毎に、1ビ
ットのDRAMパリティビット3−1、3−2を付加し、合
計9ビットの2組から構成されている。
パリティジェネレータ2は、パリティジェネレータ2−
1、2−2から構成され、DRAMアレー1−1、1−2か
らそれぞれ読み出したデータのパリティビットを生成す
るものである。
DRAMパリティビット3は、DRAMパリティビット3−1、
3−2から構成され、DRAMアレー1に対応づけて1ビッ
トのパリティデータをそれぞれ書き込むDRAMを用いて構
成したメモリである。
DRAMライトビット4は、DRAMアレー1に対してデータを
書き込んだときにオンにセットするDRAMを用いて構成し
た1ビットのメモリである。
ライト信号コントロール回路5は、*WE(書き込み信
号)、REFRESH(リフレッシュ信号)を入力とし、DRAM
パリティビット3−1、3−2、DRAMライトビット4な
どへの書き込み信号などを生成するものである。
パリティ検出回路6は、パリティジェネレータ2−1、
2−2からのパリティビットと、DRAMパリティビット3
−1、3−2から読み出したパリティビットとを入力と
し、DRAMアレー1−1、1−2から読みだしたデータの
パリティチェックを行うものである。
次に、第2図フローチャートを用いて第1図構成の動作
を順次詳細に説明する。
(1) CPUなどがDRAMアレー1−1、1−2をアクセ
スする場合の動作: 、・・・は、W/RおよびW時にライントビットをオ
ンにセットする。これは、CPUなどがDRAMアレー1をラ
イトアクセス(W)したときに、入力データバスを介し
てデータをDRAMアレー1−1、1−2に入力および*RA
S、*CAS、*WEを当該DRAMアレー1−1、1−2に供給
して書き込むと共に、DRAMライトビット4をオンにセッ
トしてデータを書き込んだ旨を表示する。また、CPUな
どがリードアクセスしたときに、*RAS、*CAS、WEをDR
AMアレー1−1、1−2に供給し、出力データバスから
データを送出する。
従って、CPUなどがDRAMアレー1−1、1−2をライト
/リードアクセスするときに従来のようにパリティビッ
ト生成・書き込みあるいはパリティビットの読み出し・
チェックを行う必要がなく、これらによる遅延を考慮し
てウェイトサイクルTWをDRAMアクセスに設ける必要がな
く(第3図TW2を設ける必要がなく)、高速にDRAMアレ
ー1−1、1−2をアクセスすることが可能となる。
(2) リフレッシュ時におけるパリティビットの生成
・書き込みおよびパリティチェックの場合の動作: は、DRAMライトビット4がオンか否かを判別する。YE
Sの場合(パリティ未書き込みの場合)には、、で
パリティビットの書き込みを行う。NOの場合(パリティ
書き込み済の場合)には、、でパリティチェックを
行う。以下説明する。
は、*RAS、*CASをDRAMアレー1−1、1−2に入力
して読み出したデータについてパリティジェネレータ2
−1、2−2によって生成したパリティビットをパリテ
ィ検出回路6に入力すると共に、DRAMパリティビット3
−1、3−2から読み出したパリティビットを当該パリ
ティビット検出回路6に入力し、両者を比較してパリテ
ィチェックを行う。このパリティチェックの結果につい
て、でOKであれば、で次のアドレスについて以降
を実行し、一方、でNOであれば、パリティーエラーと
する。
は、*RAS、*CAS、WEをDRAMアレー1−1、1−2に
入力して読み出したデータについてパリティジェネレー
タ2−1、2−2によって生成したパリティビットを、
でDRAMパリティビット3−1、3−2に書き込む。こ
の際、パリティビット検出回路6にマスクを行い、パリ
ティエラーが発生しないようにすると共に、DRAMライト
ビット4をオフにリセットする(パリティビット書き込
んだ旨を表示しておく)。
従って、リフレッシュ時に、DRAMライトビット4を参照
してパリティ未書き込みと判明したときにDRAMパリティ
ビット3−1、3−2に対して生成したパリティビット
を書き込み、一方、パリティ書き込み済と判明したとき
にDRAMアレー1−1、1−2のパリティチェックを行う
ことにより、CPUなどがDRAMアレー1−1、1−2をア
クセスするサイクルに遅延を与えることなく、パリティ
ビットの生成・書き込みおよびパリティチェックを行う
ことが可能となる。
第3図は、本発明のリード時の波形図を示す。これは、
CPUなどがDRAMアレー1−1、1−2をリードアクセス
する時の波形図であって、図中斜線を用いて示すよう
に、1つのウェイトサイクルTW1のみでデータを読み出
すことができる。尚、従来は第6図の斜線部に示すよう
にウェイトサイクルTW2のときにデータを読み出すよう
にしていた。
ここで、第3図において、SYSCLOCKはシステムクロッ
ク、CPUCLOCKはCPUが動作するクロック、TWはウェイト
サイクル、ALEはアドレスラッチ信号、*RDはリード信
号、*READYはレディ信号(本信号によってウェイトサ
イルクTW1を挿入する)、アドレス/データはDRAMアレ
ー1−1、1−2に入力するアドレス/データを表す。
第4図は、本発明のリフレッシュ時のパリティ生成/チ
ェック波形図を示す。これは、リフレッシュ時にDRAMア
レー1−1、1−2から読み出したデータから生成した
パリティビットをDRAMパリティビット3−1、3−2に
書き込んだり、あるいはDRAMアレー1−1、1−2から
読み出したデータから生成したパリティビットをパリテ
ィ検出回路6に入力すると共にDRAMパリティビット3−
1、3−2から読み出したパリティビットを当該パリテ
ィ検出回路6に入力し、両者を比較してパリティチェッ
クを行うときの波形図を示す。
尚、図中、RDXXはリードデータ、RPLDT、RPUDTはDRAMパ
リティビット3−1、3−2から読み出したパリティビ
ット、WPLDT、WPUDTはDRAMパリティビット3−1、3−
2に書き込むためのパリティビット、WDTBはDRAMライト
ビット4に書き込むためのビットを表す(第1図参
照)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、CPUなどがDRAM
アレー1をアクセスするときにデータのみのライト/リ
ードを行い、パリティビットの生成・書き込み/パリテ
ィチェックについてリフレッシュ時に行う構成を採用し
ているため、CPUなどがDRAMアレー1をアクセスする時
にパリティビットの生成/チェックを行うことによる遅
延を考慮したウェイトTWを設ける必要がなく、高速にDR
AMアレー1をアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は本発明の動
作説明フローチャート、第3図は本発明のリード時の波
形図、第4図は本発明のリフレッシュ時のパリティ生成
/チェック波形図、第5図は従来回路例、第6図は従来
回路の波形図を示す。 図中、1、1−1、1−2はDRAMアレー、2、2−1、
2−2はパリティジェネレータ、3、3−1、3−2は
DRAMパリティビット、4はDRAMライトビット、6はパリ
ティ検出回路を表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DRAMに書き込んだデータのパリティビット
    の生成およびパリティチェックを行うパリティ生成・チ
    ェック方式において、 データを書き込むDRAMアレー(1)と、 このDRAMアレー(1)に対応づけてパリティデータを書
    き込むDRAMパリティビット(3)と、 上記DRAMアレー(1)に対してデータを書き込んだとき
    にオンにセットするDRAMライトビット(4)とを備え、 CPUなどが上記DRAMアレー(1)をライト/リードアク
    セスすると共にライトアクセス時に上記DRAMライトビッ
    ト(4)をオンにセットし、 リフレッシュ時に上記DRAMライトビット(4)がオンの
    場合、DRAMアレー(1)から読み出したデータからパリ
    ティビットを生成してDRAMパリティビット(3)に書き
    込むと共に当該DRAMライトビット(4)をオフにし、一
    方、オフの場合、DRAMアレー(1)から読み出したデー
    タおよび上記DRAMパリティビット(3)から読み出した
    パリティビットをもとにパリティチェックを行うように
    構成したことを特徴とするDRAMのパリティ生成・チェッ
    ク方式。
JP1158000A 1989-06-20 1989-06-20 Dramのパリティ生成・チェック方式 Expired - Lifetime JPH0746495B2 (ja)

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JPH0323587A JPH0323587A (ja) 1991-01-31
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JP5570252B2 (ja) * 2010-03-05 2014-08-13 三菱電機株式会社 エラーチェック装置、エラーチェック方法およびエラーチェックプログラム

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