JPH0746451B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0746451B2 JPH0746451B2 JP61174186A JP17418686A JPH0746451B2 JP H0746451 B2 JPH0746451 B2 JP H0746451B2 JP 61174186 A JP61174186 A JP 61174186A JP 17418686 A JP17418686 A JP 17418686A JP H0746451 B2 JPH0746451 B2 JP H0746451B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- tape
- post
- head drum
- reel
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダのような磁気記録再生装
置に関する。
置に関する。
従来の技術 第２図は従来よく用いられているＵローディングのテー
プ走行図である。供給側テープリール２よりヘッドドラ
ム入口点10までの磁気テープ８には何ら捩れ、高さの変
化は与えられない。矢印29はヘッドドラム９の傾き方向
を表わしている。ガイドポスト12、キャプスタン15、タ
ーンポスト16、ピンチローラ17、およびローディングリ
ング27に植立されたテープガイド20,21,22はすべてヘッ
ドドラム出口点11における磁気テープ８のセンターを通
り、磁気テープ８に垂直なる第一の傾斜走行面40に垂直
に設けられている〔第３図参照〕。ここで、上記第一の
傾斜走行面40を巻取側テープリール３の方向に延長する
と、カセット１の中の磁気テープ８のセンターを通り、
磁気テープ８と垂直な平面43との間に交差線30が形成さ
れる。この交差線30に接する主傾斜ポスト23を設けて、
第一の傾斜走行面40を走行して来た磁気テープ８を平面
43内に案内してやるというのがＵローディング方式の特
徴である。
プ走行図である。供給側テープリール２よりヘッドドラ
ム入口点10までの磁気テープ８には何ら捩れ、高さの変
化は与えられない。矢印29はヘッドドラム９の傾き方向
を表わしている。ガイドポスト12、キャプスタン15、タ
ーンポスト16、ピンチローラ17、およびローディングリ
ング27に植立されたテープガイド20,21,22はすべてヘッ
ドドラム出口点11における磁気テープ８のセンターを通
り、磁気テープ８に垂直なる第一の傾斜走行面40に垂直
に設けられている〔第３図参照〕。ここで、上記第一の
傾斜走行面40を巻取側テープリール３の方向に延長する
と、カセット１の中の磁気テープ８のセンターを通り、
磁気テープ８と垂直な平面43との間に交差線30が形成さ
れる。この交差線30に接する主傾斜ポスト23を設けて、
第一の傾斜走行面40を走行して来た磁気テープ８を平面
43内に案内してやるというのがＵローディング方式の特
徴である。
なお、第一の傾斜走行面40から主傾斜ポスト23への磁気
テープ８の入射角と、主傾斜ポスト23から平面43への磁
気テープ８の出射角は等しくする必要があり主傾斜ポス
ト23とテープガイド24はその役目を果す。
テープ８の入射角と、主傾斜ポスト23から平面43への磁
気テープ８の出射角は等しくする必要があり主傾斜ポス
ト23とテープガイド24はその役目を果す。
ところで第２図ではヘッドドラム９に対する磁気テープ
８の巻付角が190゜の装置であるが、第４図に示すよう
に回転ヘッドでPCM音声録音再生するためにヘッドドラ
ム９に対する磁気テープ８の巻付角を216゜にすると、
交差線31はローディングリング27からかなり離れた所に
移動してしまう。これは巻付角が増えるほど、第一の傾
斜走行面40が平面43と成す魚が小さくなるために生ずる
現象で公知の事実である。
８の巻付角が190゜の装置であるが、第４図に示すよう
に回転ヘッドでPCM音声録音再生するためにヘッドドラ
ム９に対する磁気テープ８の巻付角を216゜にすると、
交差線31はローディングリング27からかなり離れた所に
移動してしまう。これは巻付角が増えるほど、第一の傾
斜走行面40が平面43と成す魚が小さくなるために生ずる
現象で公知の事実である。
発明が解決しようとする問題点 第４図において交差線31はローディングリング27の上部
を通過しないため、テープガイド22と主傾斜ポスト23は
第２図のテープガイド22と主傾斜ポスト23のようにロー
ディングリング27の上に植立して構成することが出来
ず、非常に複雑な動きも要求され、機構的にも複雑とな
り、コスト高となり、テープに傷を生じ易いなどの信頼
性上の問題も発生する結果となっていた。
を通過しないため、テープガイド22と主傾斜ポスト23は
第２図のテープガイド22と主傾斜ポスト23のようにロー
ディングリング27の上に植立して構成することが出来
ず、非常に複雑な動きも要求され、機構的にも複雑とな
り、コスト高となり、テープに傷を生じ易いなどの信頼
性上の問題も発生する結果となっていた。
本発明は第４図におけるテープガイド22と主傾斜面ポス
ト23がローディングリング27に植立して構成することが
できる磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
ト23がローディングリング27に植立して構成することが
できる磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の磁気記録再生装置は、ヘッドドラムの回りに傾
斜して配設されたローディングリングを回動させて、平
行２リールカセットの供給側テープリールから磁気テー
プを引き出して前記ヘッドドラムに巻付け、ピンチロー
ラ、ターンポスト、テープガイド、主傾斜ポストを介し
て前記平行２リールカセットの巻取側テープリールに導
くとともに、前記供給側テープリールよりヘッドドラム
への磁気テープ入口点までの間では磁気テープに捩れ、
高さの変化を与えないように走行系を構成し、かつ前記
ローディングリング上で前記ピンチローラの後部にあっ
て、比較的ピンチローラに近い位置に、上記ヘッドドラ
ムの磁気テープ出口点における磁気テープのセンターを
通り磁気テープに垂直なる第一の傾斜走行面に垂直では
ないように副傾斜ポストを設けて、副傾斜ポスト以降に
形成される第二の傾斜走行面とカセット内の磁気テープ
のセンターを通り磁気テープに垂直なる平面とが構成す
る交差線が前記ローディングリング上を通過するように
したことを特徴とする。
斜して配設されたローディングリングを回動させて、平
行２リールカセットの供給側テープリールから磁気テー
プを引き出して前記ヘッドドラムに巻付け、ピンチロー
ラ、ターンポスト、テープガイド、主傾斜ポストを介し
て前記平行２リールカセットの巻取側テープリールに導
くとともに、前記供給側テープリールよりヘッドドラム
への磁気テープ入口点までの間では磁気テープに捩れ、
高さの変化を与えないように走行系を構成し、かつ前記
ローディングリング上で前記ピンチローラの後部にあっ
て、比較的ピンチローラに近い位置に、上記ヘッドドラ
ムの磁気テープ出口点における磁気テープのセンターを
通り磁気テープに垂直なる第一の傾斜走行面に垂直では
ないように副傾斜ポストを設けて、副傾斜ポスト以降に
形成される第二の傾斜走行面とカセット内の磁気テープ
のセンターを通り磁気テープに垂直なる平面とが構成す
る交差線が前記ローディングリング上を通過するように
したことを特徴とする。
作用 この構成によると、ローディングリング上に第一の傾斜
走行面に垂直ではないように設けられた副傾斜ポストに
より、第一の傾斜走行面を走行してきた磁気テープは、
副傾斜ポストに案内された後、第二の傾斜走行面を形成
し、第４図における交差線31は右から左に移動する。
走行面に垂直ではないように設けられた副傾斜ポストに
より、第一の傾斜走行面を走行してきた磁気テープは、
副傾斜ポストに案内された後、第二の傾斜走行面を形成
し、第４図における交差線31は右から左に移動する。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。
なお、第４図と同様の作用を成すものには同一符号を付
けてその説明を省く。
なお、第４図と同様の作用を成すものには同一符号を付
けてその説明を省く。
第１図では、 ヘッドドラム…φ76 ヘッドドラムへの磁気テープ巻付角…216゜ リード角…4.25゜ であり、ガイドポスト12,14、キャプスタン15、ターン
ポスト16、ピンチローラ17、およびテープガイド18は第
一の傾斜走行面40に垂直に設けられている。また、第１
図で、ローディングリング27上でピンチローラ17の後部
の比較的ピンチローラ17に近い位置に植設された副傾斜
ポスト19は、ヘッドドラム９の磁気テープ出口点におけ
る磁気テープのセンターを通り磁気テープに垂直なる第
一の傾斜走行面に垂直ではないように設けられており、
副傾斜ポスト19の傾き角度、径、傾き方向、磁気テープ
の巻付け角などを変化させて調べてみると交差線から離
れた位置、すなわちピンチローラの近くに副傾斜ポスト
を配置すれば交差線31を28位置に動かすことができる。
テープガイド20,21,22は第二の傾斜走行面に垂直に設け
られて磁気テープ８を主傾斜ポスト23に案内している。
ポスト16、ピンチローラ17、およびテープガイド18は第
一の傾斜走行面40に垂直に設けられている。また、第１
図で、ローディングリング27上でピンチローラ17の後部
の比較的ピンチローラ17に近い位置に植設された副傾斜
ポスト19は、ヘッドドラム９の磁気テープ出口点におけ
る磁気テープのセンターを通り磁気テープに垂直なる第
一の傾斜走行面に垂直ではないように設けられており、
副傾斜ポスト19の傾き角度、径、傾き方向、磁気テープ
の巻付け角などを変化させて調べてみると交差線から離
れた位置、すなわちピンチローラの近くに副傾斜ポスト
を配置すれば交差線31を28位置に動かすことができる。
テープガイド20,21,22は第二の傾斜走行面に垂直に設け
られて磁気テープ８を主傾斜ポスト23に案内している。
副傾斜ポスト19を下表のような設計諸元にて設けた本実
施例における交差線28は交差線31に比べてほぼ25〔m/
m〕だけヘッドドラム９に接近する方向に移動し、第２
図に示した190゜巻付けの場合と同じようにテープガイ
ド22と主傾斜ポスト23をローディングリング27に植立し
て構成することが可能になる。
施例における交差線28は交差線31に比べてほぼ25〔m/
m〕だけヘッドドラム９に接近する方向に移動し、第２
図に示した190゜巻付けの場合と同じようにテープガイ
ド22と主傾斜ポスト23をローディングリング27に植立し
て構成することが可能になる。
ここで、実施例で用いた主要なるテープガイドポストな
どの座標値、径、傾き角、傾き方向、巻付け角などの設
計値を表にして示す。
どの座標値、径、傾き角、傾き方向、巻付け角などの設
計値を表にして示す。
発明の効果 以上説明したように本発明の磁気記録再生装置は、副傾
斜ポストをローディングリング上に植設したため、傾斜
したテープ走行面において、テープループの内側に存在
するテープガイドがすべてローディングリングに植立し
て構成でき、巻付け角が216゜と大きなPCM録音再生機能
対応機においても従来の190゜巻付け機の場合と同様な
単純なメカニズムにすることができ、大幅なコストダウ
ンが可能となり、位置、角度の再現性が増し、テープダ
メージ、テープのよじれ、皺などに対する信頼性の向上
ならびに走行系に必要な占有面積が減少し、小型化を達
成できるものである。
斜ポストをローディングリング上に植設したため、傾斜
したテープ走行面において、テープループの内側に存在
するテープガイドがすべてローディングリングに植立し
て構成でき、巻付け角が216゜と大きなPCM録音再生機能
対応機においても従来の190゜巻付け機の場合と同様な
単純なメカニズムにすることができ、大幅なコストダウ
ンが可能となり、位置、角度の再現性が増し、テープダ
メージ、テープのよじれ、皺などに対する信頼性の向上
ならびに走行系に必要な占有面積が減少し、小型化を達
成できるものである。
第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図はヘッドド
ラム巻付角190゜の従来例の構成図、第３図はシリンダ
出口点のテープ走行面とカセット内のテープ走行面との
交差する線を表わす交差線の概念図、第４図は従来技術
にてヘッドドラム巻付角を216゜にしたときの交差線の
移動とこの場合の走行系の構成図である。 １……カセット、２……供給側テープリール、３……巻
取側テープリール、９……ヘッドドラム、16……ターン
ポスト、17……ピンチローラ、19……副傾斜ポスト、2
0,21,22,24……テープガイド、23……主傾斜ポスト、28
……交差線
ラム巻付角190゜の従来例の構成図、第３図はシリンダ
出口点のテープ走行面とカセット内のテープ走行面との
交差する線を表わす交差線の概念図、第４図は従来技術
にてヘッドドラム巻付角を216゜にしたときの交差線の
移動とこの場合の走行系の構成図である。 １……カセット、２……供給側テープリール、３……巻
取側テープリール、９……ヘッドドラム、16……ターン
ポスト、17……ピンチローラ、19……副傾斜ポスト、2
0,21,22,24……テープガイド、23……主傾斜ポスト、28
……交差線
Claims (1)
- 【請求項１】ヘッドドラムの回りに傾斜して配設された
ローディングリングを回動させて、平行２リールカセッ
トの供給側テープリールから磁気テープを引き出して前
記ヘッドドラムに巻付け、ピンチローラ、ターンポス
ト、テープガイド、主傾斜ポストを介して前記平行２リ
ールカセットの巻取側テープリールに導くとともに、前
記供給側テープリールよりヘッドドラムへの磁気テープ
入口点までの間では磁気テープに捩れ、高さの変化を与
えないよう走行系を構成し、かつ前記ローディングリン
グ上で前記ピンチローラの後部にあって、比較的ピンチ
ローラに近い位置に、前記ヘッドドラムの磁気テープ出
口点における磁気テープのセンターを通り磁気テープに
垂直なる第一の傾斜走行面に垂直ではないように副傾斜
ポストを設けて、副傾斜ポスト以降に形成される第二の
傾斜走行面とカセット内の磁気テープのセンターを通り
磁気テープに垂直なる平面とが構成する交差線が前記ロ
ーディングリング上に通過するようにした磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61174186A JPH0746451B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61174186A JPH0746451B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6331057A JPS6331057A (ja) | 1988-02-09 |
| JPH0746451B2 true JPH0746451B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15974222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61174186A Expired - Fee Related JPH0746451B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746451B2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP61174186A patent/JPH0746451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6331057A (ja) | 1988-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |