JPH0746214Y2 - ハンガー類のフックの位置決め機構 - Google Patents

ハンガー類のフックの位置決め機構

Info

Publication number
JPH0746214Y2
JPH0746214Y2 JP1992070111U JP7011192U JPH0746214Y2 JP H0746214 Y2 JPH0746214 Y2 JP H0746214Y2 JP 1992070111 U JP1992070111 U JP 1992070111U JP 7011192 U JP7011192 U JP 7011192U JP H0746214 Y2 JPH0746214 Y2 JP H0746214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
engaging
main body
positioning mechanism
mounting shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992070111U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0626650U (ja
Inventor
隆由 越山
Original Assignee
キンシ化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キンシ化学工業株式会社 filed Critical キンシ化学工業株式会社
Priority to JP1992070111U priority Critical patent/JPH0746214Y2/ja
Publication of JPH0626650U publication Critical patent/JPH0626650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0746214Y2 publication Critical patent/JPH0746214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は係止鉤を上部に有し、取
り付け軸を下部に有していて、該軸をハンガー類の本体
に形成された縦方向の嵌合孔へ嵌め込み回動可能に取り
付ける、フックの回動方向の位置を固定するためのハン
ガー類のフックの位置決め機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンガーにはフックと本体を回動可能に
取り付けたものがあり、それにより本体の長手方向に沿
った方向やそれと直交する方向、或いはそれらの中間の
任意の向きに自由に変えられるようになっている(実公
平3−10949号他)。しかし、360度自由に回動
可能であるため、本体を特定の方向へ向けようとしても
風などで動いてしまい、特定の向きを維持することがで
きない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたもので、その課題はハンガー類の本体と
フックの回動軸周りの角度を所定の関係で固定可能と
し、本体を一定の方向へ向け、かつその角度を保持でき
るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、フック5の取り付け軸2を嵌め込み、回動可
能に取り付けるため、本体3に形成された、嵌合孔4の
下側部分に係止される係止部6を取り付け軸2の下端部
に形成し、また嵌合孔4の上側部分に配置されかつ半径
方向外方へ突出した突状部を有する係合突部7を取り付
け軸2の上端部に形成し、その係合突部7に外側から
合してフック5の向きを軸回りの所定方向へ固定する係
合凹部8を本体3に設けるという手段を講じたものであ
る。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して説明する。フック5それ
自体は、本考案の場合も従来と同様、上部に吊り下げ用
の係止鉤1を有し、また下部に本体3へ回動可能に取り
付けるための取り付け軸2を有していれば良い。例示さ
れたフック5は、係止部1を有する部材5aとその係止
部1を閉じる部材5bを有している。5cは閉じる部材
の操作レバー、5dは同部材5bを開閉可能に設けた軸
を示す。
【0006】嵌合孔4は、本体3を釣合いを保って吊り
下げることができる、力学的中心部を上下に通る軸線L
の方向に形成される。例示の嵌合孔4は、横に細長い杆
状の本体3の中央部上面に型成形されている。なお、本
体3は上下にフランジ3a、3bを有し、間に縦壁3c
を有する、ほぼI字型の断面形状を有し、嵌合孔4は上
フランジ3aから縦壁3cにかけて形成されている(図
4)。
【0007】この嵌合孔4に嵌め込まれる取り付け軸2
の下端部に、嵌合孔4の下側部分に係止されるように膨
らんだ形状の係止部6が形成されている。9は割り溝
で、軸部下端より上方へ向けて形成され、係止部6が嵌
合孔4を通過する際小形化できるように設けられてい
る。故にフック5は取り付け軸2を中心に回動可能に本
体3に取り付けられる。
【0008】上記取り付け軸2の上には係合突部7が形
成される。この突部7の下面は嵌合孔4の上側部分の口
縁に係止可能である。係合突部7は断面形状が4角形状
であり、半径方向に4個の角を持つ(図2)。つまり
の角の数は、図1に示すようにフック5自体の断面形が
図示の如くほぼコ字形であり、従って外形が四角形であ
ることを利用している。このため係合突部7はフック5
の下部5′の断面形夫れ自体と同じで良いので特別の係
合構造を必要としない。なお係合の角の数とその
形態に応じて係合の数と形態も決められる。さら
に例示すると6角形の係合凹部8の場合は3個または2
個或いは1個等となる。
【0009】その係合凹部8は、係合突起7を取り囲む
ように環状に本体3に一体成形されている。10は係合
凹部8を内側に形成するための突部を示すが、係合凹部
8を本体上面に凹ませて設けることも可能である。係合
凹部8は、8個の小円弧を8角形の角部に並べ、係合を
確実化しているが、これを正8角形としても目的は達す
る。
【0010】各図において、11は本体3の下面に等間
隔で形成された係止部材、12は同係止部材11に吊り
下げられる吊り手13を有する第2のハンガー類、14
はそのフック、15は第2ハンガー類に形成された吊り
手を示す。この第2ハンガー類12のフック14と本体
は固定であり、上部本体に吊すと互いに直交する関係と
なる。なお、このようなハンガー類は合成樹脂の射出成
形によって形成され、フック5は嵌合孔4へ単に押し込
むだけで嵌め合わされる。
【0011】本体3の嵌合孔4へ嵌め込まれるフック5
は係合突部7を有し、それが本体側に設けられた係合凹
部8と係合したところで安定し、回そうとすると凹部8
間の凸部16による抵抗を受けるので凹部8と係合した
位置で安定する。
【0012】
【考案の効果】本考案によればハンガー類の本体3とフ
ック5とが取り付け軸2を中心として安定かつスムーズ
回動可能であり、取り付け軸2の上部に設けた係合突
部7が本体3側に設けた係合凹部8と係合、所定の回
動位置で固定することができるので、フック5に対して
本体3は回動させた方向へ向けたまま保持され、風など
を受けても方向が変わることはない。またフック5の下
部5′と同じ断面形状のままで係合突部7を構成するこ
とができるから、設計、製造が容易であるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る分解斜視図。
【図2】同上要部の断面図。
【図3】同上使用状態の平面説明図。
【図4】同上要部の縦方向断面図。
【図5】同上使用状態の斜視図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げ用の係止鉤1を上部に有し、縦
    方向の取り付け軸2を下部に有していて、該軸2をハン
    ガー類の本体3に形成された縦方向の嵌合孔4に嵌め込
    み、回動可能に取り付けるフック5の位置決め機構であ
    って、前記嵌合孔4の下側部分に係止される係止部6を
    取り付け軸2の下端部に形成し、また嵌合孔4の上側部
    分に配置されかつ半径方向外方へ突出した突状部を有す
    る係合突部7を取り付け軸2の上端部に形成し、その係
    合突部7に外側から係合突部7と係合してフック5の向
    きを軸回りの所定方向へ固定する係合凹部8を本体3に
    設けたことを特徴とするハンガー類のフックの位置決め
    機構。
  2. 【請求項2】 係合突部7は取り付け軸の軸2の上端部
    に一体成形されており、係合凹部8は係合突部7を取り
    囲むように環状に本体に一体成形されていて、係合突部
    7は所要の多角形状、係合凹部8はその倍の角の数を有
    する多角形状からなる請求項第1項記載のハンガー類の
    フックの位置決め機構。
  3. 【請求項3】 係合突部7は、フック5の下部5′の断
    面形状と同形の多角形状を有していて、多角形の角がそ
    のまま係合突部7となっている請求項第1項記載のハン
    ガー類のフックの位置決め機構。
JP1992070111U 1992-09-11 1992-09-11 ハンガー類のフックの位置決め機構 Expired - Lifetime JPH0746214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070111U JPH0746214Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ハンガー類のフックの位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070111U JPH0746214Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ハンガー類のフックの位置決め機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0626650U JPH0626650U (ja) 1994-04-12
JPH0746214Y2 true JPH0746214Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=13422114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992070111U Expired - Lifetime JPH0746214Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ハンガー類のフックの位置決め機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0746214Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178294A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Azuma Industrial Co Ltd スポンジ製ハンガー
JP2011078608A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Koichi Shima 物干し・収納共用集合ハンガー
KR200468801Y1 (ko) * 2013-06-20 2013-09-06 도혜림 옷걸이
KR20170049818A (ko) * 2015-10-29 2017-05-11 주식회사 스탠디아 빨래걸이장치
JP2019136372A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 シヤチハタ株式会社 筆記具用ケース

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140116Y2 (ja) * 1973-05-31 1976-09-30
JPS60169498A (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 成人t細胞白血病ウイルス抗原ペプチド誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0626650U (ja) 1994-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0746214Y2 (ja) ハンガー類のフックの位置決め機構
US4174087A (en) Swivel suspension set
WO2012072988A2 (en) Mounting for a shower curtain rod
JP2008284126A (ja) 掛け具
JPS6337907Y2 (ja)
JPH0242226Y2 (ja)
JPH0454937Y2 (ja)
JP2591283Y2 (ja) 衣服用ハンガー
JPH0749060Y2 (ja) フック付き連結具
JPS6133902Y2 (ja)
JPH0122868Y2 (ja)
JPH057391Y2 (ja)
JPS5841593Y2 (ja) 楽器収納ケ−ス用蝶番
JPH06345202A (ja) ごみ容器
JPS5939658Y2 (ja) ヒゲゼンマイの外端保持構造
JPS5834145Y2 (ja) コンテナ吊持用ロック金具
JPH0749061Y2 (ja) フック付き連結具
JP2002358038A (ja) 旗セット
JPH077393Y2 (ja) 地下構造物用蓋蝶番装置
JPS5837322Y2 (ja) 携帯用液体容器
JPS6231466Y2 (ja)
JPH0710614Y2 (ja) ハンガー類のフック
JPS5915562Y2 (ja) グレモンハンドル
JP2544410Y2 (ja) 液体容器の下げ紐取付け構造
JPH0433057Y2 (ja)