JPH0746110Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0746110Y2
JPH0746110Y2 JP1990000829U JP82990U JPH0746110Y2 JP H0746110 Y2 JPH0746110 Y2 JP H0746110Y2 JP 1990000829 U JP1990000829 U JP 1990000829U JP 82990 U JP82990 U JP 82990U JP H0746110 Y2 JPH0746110 Y2 JP H0746110Y2
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Japan
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auxiliary deck
deck
posture
auxiliary
combine
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JP1990000829U
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JPH0392937U (ja
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宣夫 幸
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機体前部の横一側に運転部を設け、前記運転
部の後方に穀粒袋詰め部を設けるとともに、前記運転部
と前記穀粒袋詰め部とに亘る長さの補助デッキを、機体
外方側へ突出した作用姿勢と機体内方側に引退した格納
姿勢とに前後軸芯周りで切換え揺動自在に車体フレーム
に取付けてあるコンバインに関する。
〔従来の技術〕
上記構成のコンバインにおいて、従来、例えば実開昭60
-131125号公報に示されるように、起立格納姿勢にある
補助デッキの前端と車体フレーム間の間隙を埋める部材
を補助デッキから突設させてあるものがあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術の例は、補助デッキ前端において部材を突
設することで次の2つの効果を図ったものである。
すなわち、中割作業時には、車体フレームと補助デッキ
の間への植立穀稈の侵入に伴う穀稈の損傷を防止すると
ともに、添乗者のいない場合において、作業者が穀稈回
収袋の交換を行うために作用姿勢にある補助デッキ前端
と運転部との間の乗り移りをする場合には、前記部材を
足の滑り止めとして利用し、足の踏み外しを未然に防止
することである。
しかし、中割り作業をする場合には植立穀稈が前記部材
又は補助デッキ前端に引掛かり植立穀稈を傷つける場合
があり、また、作業者が運転部と補助デッキの間を乗り
移る場合、補助デッキを相当強固に固定していなければ
デッキ先端が下方に撓み作業者がバランスを崩し、前記
部材による十分な踏み外し防止効果が得られず、これら
両効果はいずれも十分とはいえなかった。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、
中割り作業時における植立穀稈の保護効果と運転部と補
助デッキ間の乗り移りの安全性の確保を構造の複雑化を
伴うことなく達成することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるコンバインは、機体前部の横一側に運転
部を設け、前記運転部の後方に穀粒袋詰め部を設けると
ともに、前記運転部と前記穀粒袋詰め部とに亘る長さの
補助デッキを、機体外方側へ突出した作用姿勢と機体内
方側に引退した格納姿勢とに前後軸芯周りで切換え揺動
自在に車体フレームに取付けてあるコンバインにおい
て、前記運転部を設けた側の前記車体フレームの横外側
部に、後方側ほど横外方に突出する側縁部を備えて格納
姿勢にある前記補助デッキの前端外側に植立穀稈を案内
するように構成された分草具を固定設置し、かつ、作用
姿勢にある前記補助デッキの前端部を下側から支える面
を前記分草具の上面部に設けてあることを特徴構成とす
る。
かかる特徴構成による作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
上記構成によると、中割り作業時においては、分草具の
正面に臨む植立穀稈が、分草具の側縁部で後方ほど機体
横外側に位置するように案内されて、格納姿勢の補助デ
ッキの前端外側に案内され、それより後、格納姿勢の補
助デッキの側面に沿って機体後方までその植立穀稈が案
内されることになり、植立穀稈の十分な保護作用が得ら
れる。
また、補助デッキを機体外方側に突出した作用姿勢とし
たときに、穀粒袋詰め部において作業を行うため作業者
が運転部から補助デッキへ、又は補助デッキから運転部
へ乗り移る際補助デッキの前端側に乗ったりするが、そ
の補助デッキの前端側の直下に分草具が取付けられ、か
つ分草具の上面部において補助デッキの前端側を支える
ことになるため、補助デッキの組み付けを簡略化し、又
は、軽量のデッキを用いたとしても、作業者が補助デッ
キの前端側に乗ったとき等における補助デッキの下方へ
の撓みをわずかな範囲内に抑えることができる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、分草具を合理的な位置に設置
し構成したことにより、植立穀稈保護効果の他に補助デ
ッキからの足の踏み外しを未然に防止するとともに補助
デッキの軽量化等も図ることができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、引起し装置(1)縦搬送装置
(2)等を備えた刈取前処理部(3)の後方に脱穀装置
(4)を設けるとともに、刈取前処理部(3)の横側方
に運転部(5)、及び、この運転部(5)の後方で脱穀
装置(4)の横側方に脱穀後の穀粒を回収する穀粒袋詰
め部(6)を設けてコンバインを構成してある。
前記穀粒袋詰め部(6)は、第1図に示すように、脱穀
装置(4)からの穀粒を下方に配備された回収袋(7)
に分配案内するホッパー(8)、回収袋(7)が載置さ
れる固定の主デッキ(10)及び穀粒の充填された回収袋
(7)を受け止める補助デッキ(11)を備えて構成され
ている。
この補助デッキ(11)は機体横側方へ前記主デッキ(1
0)と同レベルに張出す水平作用姿勢と起立格納姿勢と
に切換え可能なよう、前後方向軸芯(P)周りに揺動自
在な状態で車体フレーム(12)に枢支されている。
そして、第2図及び第5図に示すように補助デッキ(1
1)が起立格納姿勢にある時、回収袋(7)が補助デッ
キ(11)と車体フレーム(12)との間隙からはみ出さな
いよう、ゴム板等の弾性板(13)が穀粒袋詰め部(6)
全幅に亘り押え板(14)を介して車体フレーム(12)に
ボルト締着されている。そして前記押え板(14)は内方
側に向けて緩傾斜させてあり、回収袋(9)が引掛から
ないようになっている。
次に前記補助デッキ(11)の揺動構造について説明す
る。
第3図及び第4図に示すように、主デッキ(10)の前後
部外側端にブラケット(15)が突設され、このブラケッ
ト(15)と補助デッキ(11)に固着された係止ブラケッ
ト(16)がピン(17)で枢支されるとともに、ロック機
構(図示せず)により起立姿勢と水平姿勢とに位置保持
されるようになっている。
そして、起立姿勢の補助デッキ(11)下端位置に近接し
た状態で、かつ、補助デッキ(11)前端と平面視で重な
る状態で分草具(18)が、運転部(5)の箇所の車体フ
レーム(12)に横外方に突出する状態で固着されてい
る。この分草具(18)は、補助デッキ(11)が水平作用
位置にあるときは補助デッキ(11)とほぼ接する位置に
あるため、例えば作業者が運転部(5)から穀粒袋詰め
部(6)に移動する際、補助デッキ(11)の前端に移動
したときでも補助デッキ(11)の下方への撓みは抑えら
れることになる。又、第1図及び第2図に示すように、
分草具(18)の側縁部はその前端より後方ほど横外側に
突出位置するように平面視で傾斜する状態に設けられて
いる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示し、第1図
はコンバインの全体平面図、第2図は作用姿勢にある補
助デッキの平面図、第3図は格納姿勢にある補助デッキ
の正面図、第4図は作用姿勢にある補助デッキの正面
図、第5図はデッキ間のつなぎ用弾性板の一部を示す縦
断正面図である。 (5)……運転部、(6)……穀粒袋詰め部、(11)…
…補助デッキ、(12)……車体フレーム、(18)……分
草具、(P)……前後軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体前部の横一側に運転部(5)を設け、
    前記運転部(5)の後方に穀粒袋詰め部(6)を設ける
    とともに、前記運転部(5)と前記穀粒袋詰め部(6)
    とに亘る長さの補助デッキ(11)を、機体外方側へ突出
    した作用姿勢と機体内方側に引退した格納姿勢とに前後
    軸芯(P)周りで切換え揺動自在に車体フレーム(12)
    に取付けてあるコンバインであって、前記運転部(5)
    を設けた側の前記車体フレーム(12)の横外側部に、後
    方側ほど横外方に突出する側縁部を備えて格納姿勢にあ
    る前記補助デッキ(11)の前端外側に植立穀稈を案内す
    るように構成された分草具(18)を固定設置し、かつ、
    作用姿勢にある前記補助デッキ(11)の前端部を下側か
    ら支える面を前記分草具(18)の上面部に設けてあるコ
    ンバイン。
JP1990000829U 1990-01-09 1990-01-09 コンバイン Expired - Lifetime JPH0746110Y2 (ja)

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JP1990000829U JPH0746110Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 コンバイン

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Publication Number Publication Date
JPH0392937U JPH0392937U (ja) 1991-09-20
JPH0746110Y2 true JPH0746110Y2 (ja) 1995-10-25

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ID=31504767

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JP1990000829U Expired - Lifetime JPH0746110Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 コンバイン

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54127729U (ja) * 1977-09-16 1979-09-05
JPS59186032U (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 井関農機株式会社 コンバインにおける穀稈案内装置

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Publication number Publication date
JPH0392937U (ja) 1991-09-20

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