JP3540122B2 - 収穫機のサブフロア構造 - Google Patents

収穫機のサブフロア構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3540122B2
JP3540122B2 JP10354797A JP10354797A JP3540122B2 JP 3540122 B2 JP3540122 B2 JP 3540122B2 JP 10354797 A JP10354797 A JP 10354797A JP 10354797 A JP10354797 A JP 10354797A JP 3540122 B2 JP3540122 B2 JP 3540122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
mounting
floor
sub
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10354797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10295154A (ja
Inventor
修務 義田
啓一 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP10354797A priority Critical patent/JP3540122B2/ja
Publication of JPH10295154A publication Critical patent/JPH10295154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3540122B2 publication Critical patent/JP3540122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Combines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン或いはハーベスタ等の収穫機に形成されるサブフロア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインに設置される穀粒収納部の側方にサブフロアを設け、このサブフロアを機体フレームに対して側方に突出させた作業姿勢と、上方に回動させて折り畳んだ格納姿勢とに切換支持可能に構成することは既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなサブフロアの従来の構造によれば、サブフロア9が格納姿勢に切換えられる際に、このサブフロア9の必要以上の回動を規制する規制部材(ストッパ)はサブフロア9の表面に突出させて設けてこの規制部材を機体側に形成した接当部材に接当させてこのサブフロア9が機体側のエンジンカバー11等に接触して損傷を防止するとともに、位置決めして固定を行うようにしている。
【0004】
従って機体フレーム20の表面に突設された規制部材が、サブフロア9上での作業や歩いて移動する際に邪魔になる欠点がある上、構造が複雑化しコスト高になる等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来の問題を解決するために本発明の収穫機のサブフロア構造は、機体フレーム20上に脱穀部6を載置するとともに、その一側にエンジンEと穀粒収容部3とを前後方向に配設してなる収穫機において、前記穀粒収容部3とエンジンEとの外側にサブフロア9を、作業姿勢と格納姿勢とに切換支持可能に設けている。
【0006】
そして、サブフロア9の格納姿勢における規制片15を、エンジンEを覆うエンジンカバー11の下部を機体フレーム20に対し回動可能に取り付ける取付片を延長して形成して、エンジンEの下方で機体フレーム20側から突出している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施形態につき説明する。
図1において、1は本発明に係る走行機体2上にホッパタンク方式の穀粒収納部3を備えたコンバインである。このコンバイン1は、クローラ式の走行装置1aを備えた機体フレーム20の右側前部に操縦操作部4aと座席部4bとからなる運転席4を配置し、この座席部4bの下方にエンジンEを設置している。
【0008】
また、この機体フレーム20の左側前部には従来の装置と同様な構成で刈取部5を昇降可能に支持するとともに、その後方に排藁処理用のカッタ6Kを装備した脱穀部6を着脱可能に載置し、前記運転席4の後方で脱穀部6の側方に後述する構造のホッパタンク7等からなる穀粒収納部3を構成している。
また、上記機体フレーム20の左側外側には前後に所定の間隔を設けてサブフロア9の取付け用の取付ブラケット(取付部)21(図2を突出形成し、この取付ブラケット21に前記サブフロア9の前後に設けた取付片90を取付ネジ92を介して固定してサブフロア9を機体フレーム20に着脱自在に取付けている。
【0009】
なお、サブフロア9はこの機体フレーム20に取付片90に対して取付ピン93を介して図3に示す実線の作業姿勢と、点線の格納姿勢に切換可能に支持されている。
そして作業姿勢においては、このサブフロア9側に設けたストッパ95(図2)が取付ブラケット21に接当することにより、側方への突出姿勢に固定されるようになっている。また、格納姿勢においてはサブフロア9の後方に突設したピン96が機体フレーム20側に設けたフック97(図2、図3)によって係止されるとともに、前方側を後述する規制部材で適正位置に規制されることにより折畳み姿勢に支持することができるように構成している。
【0010】
また、前記フック97は機体フレーム20の後部において取付ボルト98によって着脱自在に取付けられたブラケット22に枢支ピン22aで枢支されるとともに、コイルスプリング22bで係合方向に付勢して取付けられている。
そして、前記機体フレーム20の左側の後端部には支柱座23を一体的に形成しており、この支柱座23上に支柱10をボルト23aによって着脱自在に取付けるようにしている。
【0011】
この支柱10は中途部にホッパタンク7の支持ブラケット13及びカッタ6Kの取付回動支軸12,12を一体的に形成して強固に立設している。
以上の機体フレーム20の構成においてホッパタンク7は、その穀粒の供給口70(図2)の部分を脱穀部6から立設した揚穀筒30によって着脱可能に取付け支持されている。
【0012】
前記機体フレーム20側に固定した、サブフロア9の格納姿勢を規制するための規制片15は、エンジンEの外側面を着脱可能に覆うように設けられたエンジンカバー11(図3)の取付け構造とともに構成されている。
即ち、図4、図5に示すようにエンジンカバー11は、その下部内面の補強用のリブ部11aに形成された複数のネジ孔11bに所定の前後間隔をあけて取付片として機能すると共に、その先端をサブフロア9の表面に当接させる規制片15を一体的に形成した取付板13を取付ネジ13aで締結している。
【0013】
そして、前記前後の規制片15には、その下部に長さを異ならせた取付ピン14,14を前後方向に突設しているとともに、その外側寄りに規制部分を突出形成してしており、その先端部に緩衝用のゴム片15aを取付けてサブフロア9の表面と当接するようにしている。
一方、機体フレーム20には前記取付ピン14を係脱嵌挿可能に支持する取付孔16aを穿設した取付ブラケット16,16を前後の規制片15と略等間に形成している。
【0014】
この構成によってエンジンカバー11は、取付ピン14,14を取付ブラケット16,16の取付孔16a内にそれぞれ嵌挿することによって機体フレーム20に開閉回動可能に支持することができる。そして、このエンジンカバー11の上方を図示しない開閉用の固定具によってエンジンカバー11の本体側のカバー枠と固定することによって、作業姿勢に装着することができる。
【0015】
この状態において取付片の先端に形成した規制片15の先端部は、エンジンカバー11の外側面よりやや外方に突出している。そして機体フレーム20の正面視(図4)で前記取付ピン14より下方の外方側に位置する取付片90の先端に設けた穴に嵌合した取付ピン93でサブフロア9を支持しているので、この取付ピン93を中心に、鎖線で示す作業姿勢から実線で示す折畳姿勢(格納姿勢)に回動できる。
【0016】
この時、サブフロア9の基部側上面が前記規制片15に接当し、それ以上の回動を規制されるので、サブフロア9とエンジンカバー11との接触を防止してエンジンカバー11の保護を図りながらサブフロア9を良好に格納姿勢にすることができるものである。
以上の構成によって、サブフロア9は作業姿勢から格納姿勢に切り換えられるとき、その前端側寄りを規制機構15Aを構成する規制片15によって的確に規制された状態とし、更に後端寄りをストッパ95によって係止され、更にピン96にフック97を係止させて格納姿勢に姿勢維持することができる。
【0017】
また、前記規制機構15Aは、規制片15をエンジンカバー11を機体フレーム20側に取付ける取付片を兼用して構成することによって、単純な構造に製作することができる等の利点がある。
そして前記のように構成されたサブフロア9は、その表面に従来の装置のように規制部材を突出することなく、フラットな面に形成することができるので作業を行い易くすることができる等の利点もある。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したことにより次の効果を奏する。
サブフロアは格納姿勢への切換時において、機体フレーム側から突出させた規制片によって回動規制されるので、エンジンカバー等の損傷を防止することができるとともに、サブフロアの表面上をフラット化することができ、そしてサブフロア上の作業や移動を円滑に行うことができる。
【0019】
また、エンジンカバーを取付ける取付片を規制片に兼ねて構成することにより単純な構成のサブフロア構造を、廉価に提供することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】穀粒収納部3およびサブフロア9の要部を示す平面図である。
【図3】図2の背面図である。
【図4】規制機構15Aの構成を示す正面図である。
【図5】図4の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 走行機体
3 穀粒収納部 3 穀類収納部
6 脱穀部 9 サブフロア
11 エンジンカバー 12 取付片
13 ブラケット 14 取付ピン
15 規制片 15A 規制機構
20 機体フレーム
90 取付片 93 取付ピン
E エンジン

Claims (1)

  1. 機体フレーム20上に脱穀部6を載置するとともに、その一側にエンジンEと穀粒収容部3とを前後方向に配設してなる収穫機において、前記穀粒収容部3とエンジンEとの外側にサブフロア9を、作業姿勢と格納姿勢とに切換支持可能に設けるとともに、サブフロア9の格納姿勢における規制片15を、エンジンEを覆うエンジンカバー11の下部を機体フレーム20に対し回動可能に取り付ける取付片に形成して、エンジンEの下方で機体フレーム20側から突出したことを特徴とする収穫機のサブフロア構造。
JP10354797A 1997-04-21 1997-04-21 収穫機のサブフロア構造 Expired - Fee Related JP3540122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354797A JP3540122B2 (ja) 1997-04-21 1997-04-21 収穫機のサブフロア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354797A JP3540122B2 (ja) 1997-04-21 1997-04-21 収穫機のサブフロア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10295154A JPH10295154A (ja) 1998-11-10
JP3540122B2 true JP3540122B2 (ja) 2004-07-07

Family

ID=14356861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10354797A Expired - Fee Related JP3540122B2 (ja) 1997-04-21 1997-04-21 収穫機のサブフロア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3540122B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10295154A (ja) 1998-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1403131A2 (en) Child car seat
JP3540122B2 (ja) 収穫機のサブフロア構造
JPH0414982Y2 (ja)
JPH10169522A (ja) 作業車の吸気装置
JP2577542Y2 (ja) 乗用型移動農機のボンネツト構造
JP4015224B2 (ja) コンバインの日除け収納構造
JPH11127681A (ja) コンバインにおける排出オーガのロック装置
JP2755149B2 (ja) 跳上げ式車両用シート
JP2556166Y2 (ja) オペレータシートマウント機構
JP2579479Y2 (ja) コンバインの排藁切断装置
JPS621886Y2 (ja)
JP2502157Y2 (ja) コンバインのサイドデッキ構造
JP2586855Y2 (ja) コンバインのダストカバー
JP2004114950A (ja) チャイルドシート
JPH0678623A (ja) コンバインの操縦フロア
JPH0722868U (ja) バスのシートベルト装置
JP2528394Y2 (ja) パーキングブレーキレバーのカバー部材取付構造
JP2592845Y2 (ja) コンバインの防塵装置
JPH0250Y2 (ja)
JPH0416779Y2 (ja)
JP4223869B2 (ja) 穀粒搬送装置
JPH11301301A (ja) 動力作業車の搭乗運転部構造
JPH0646282Y2 (ja) コンバインの穀粒搬送装置
JP2004194622A (ja) コンバイン
JPH08228575A (ja) コンバインにおける排藁処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040324

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees