JPH074564U - 横引き排水口を備えた排水トラップ及び縦横引き排水口を備えた排水トラップ及びそれを使用した排水ユニット - Google Patents

横引き排水口を備えた排水トラップ及び縦横引き排水口を備えた排水トラップ及びそれを使用した排水ユニット

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JPH074564U
JPH074564U JP3970693U JP3970693U JPH074564U JP H074564 U JPH074564 U JP H074564U JP 3970693 U JP3970693 U JP 3970693U JP 3970693 U JP3970693 U JP 3970693U JP H074564 U JPH074564 U JP H074564U
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Abstract

(57)【要約】 [目的]マンション等の集合住宅の上階における床部の
ようにスペースに余裕がない場所に施工する場合でも、
スペースを有効に活用でき、作業もしやすい排水ユニッ
トを提供する。 [構成]排水ユニットAは排水トラップ1と排水枡2と
目皿3および蓋体4を備えている。排水枡2の底板20
の一端側には装着口21が設けてあり、装着口21には
締付挟持具17等の各種トラップ部品を介して排水トラ
ップ1が装着してある。排水トラップ1のトラップボッ
クス10の下部側壁には筒状の排水口15が水平方向に
設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室の洗い場等の床あるいは土間等に埋設して使用される、横引き 排水口を備えた排水トラップ及び縦横引き排水口を備えた排水トラップ及びそれ を使用した排水ユニットに関するものである。
【0002】
【従来技術】
床排水用の排水トラップは水封構造となっており、排水管からの臭気が逆流し たり虫等が侵入することがないようにしてある。この排水トラップの排水口は、 トラップボックスの底部に垂直方向に設けてあり、排水管はこの排水口に接続さ れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したような従来の排水トラップでは、次のような課題があった。 すなわち、例えばマンション等の集合住宅においては、上階の床部の厚さにそ れほど余裕をもたせることができない。ところが排水口が垂直方向に設けてある と、排水管を接続して接続部直下から折り曲げても、どうしても排水管の元部は 一定長さ垂下されるために、排水枡上面から排水管の折り曲げ下端部までの全体 厚が厚くなる。従って、省スペースの観点からは不利であり、排水管を接続する 配管口が横方向に設けてある場合等は施工がしにくくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。 第1の手段にあっては、 水封式の排水トラップであって、この排水トラップは、排水口がトラップボッ クスの側部に実質的に水平方向に設けてある、横引き排水口を備えた排水トラッ プである。
【0005】 第2の手段にあっては、 水封式の排水トラップであって、この排水トラップは、第1の排水口がトラッ プボックスの側部に実質的に水平方向に設けてあり、第2の排水口がトラップボ ックスの底部に実質的に垂直方向に設けてある、縦横引き排水口を備えた排水ト ラップである。
【0006】 第3の手段にあっては、 第1の手段または第2の手段にかかる横引きまたは縦横引き排水口を備えた排 水トラップと、 排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡と、 を備えてなる、排水ユニットである。
【0007】 第4の手段にあっては、 第1の手段または第2の手段にかかる横引きまたは縦横引き排水口を備えた排 水トラップと、 排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡と、 排水トラップの上部に装着される目皿と、 を備えてなる、排水ユニットである。
【0008】 第5の手段にあっては、 第1の手段または第2の手段にかかる横引きまたは縦横引き排水口を備えた排 水トラップと、 排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡と、 排水トラップの上部に装着される目皿と、 排水枡の開口部に装着される蓋体と、 を備えてなる、排水ユニットである。
【0009】 本考案にいう排水枡は、深さが深いいわゆる枡状のものと、浅い皿状のものと を含む概念である。
【0010】
【作用】
排水口がトラップボックスの側部に水平方向に設けてある排水トラップは、底 部に排水口が突出しておらず、排水管を接続する際の垂下部分も生じないので施 工時の排水ユニットの全体厚を薄くすることができる。 第1の排水口と第2の排水口が縦横方向に設けてある排水トラップは、排水管 を接続する配管の方向や床部の厚さ等の設計に応じて、第1と第2の排水口を適 宜選択できる 排水枡を備えた排水ユニットは、床排水が一旦排水枡の中に貯留され、その後 に排出されるので、排水量が多い場合でも床に排水があふれることはない。
【0011】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は本考案にかかる排水ユニットの一実施例を示す分解斜視図、図2は目皿 と蓋体を除いた要部断面図である。 符号A1は排水ユニットで、排水トラップ1と排水枡2と目皿3および蓋体4 を備えている。排水トラップ1は排水枡2に装着される。 排水枡2はステンレス製の長方形の浅い枡状で、底板20の一端側には円形の 装着口21が設けてある。装着口21の周縁部には底板20よりやや低く形成さ れた装着フランジ22が設けてある。
【0012】 排水トラップ1は合成樹脂製のトラップボックス10と各種トラップ部品を有 している。トラップボックス10の上部開口縁部には挟持フランジ11が設けて ある。トラップボックス10の上部内周壁には螺子部12が設けてあり、内底部 には複数の受けリブ13(図2に図示)が設けてある。そして受けリブ13には トラップ部品である椀体14が装着してある。そして、トラップボックス10の 下部側壁には筒状の排水口15が水平方向に設けてある。
【0013】 トラップ部品は椀体14の他、リング状のパッキン16、締付挟持具17、導 水具18を備えてなる。 締付挟持具17は挟持フランジ170を有し、外周壁には螺子部171が設け てある。内底部には受けフランジ172が設けてあり、受けフランジ172には 爪溝173が設けてある。 導水具18は載置フランジ180を有し、その下部には筒状の導水筒181が 設けてある。載置フランジ180にはリング状のパッキン182が嵌め込んであ り、載置フランジ180下部にはL状の掛止爪183が設けてある。なお導水筒 181の上部にはつまみバー184が設けてある。
【0014】 排水トラップ1を排水枡2の装着口21へ装着する方法は次のとおりである。 まず、排水枡2の装着フランジ22の上部にパッキン16を載置し、その上か ら装着口21に締付挟持具17を挿入する。次に、装着フランジ22の下側から 締付挟持具17に螺子部171と螺子部12を螺合してトラップボックス10を ねじ込み、装着フランジ22を挟持して固定する。そして、締付挟持具17に導 水具18を挿入し、掛止爪183を爪溝173に嵌め入れ、一方へ回して掛止す る。
【0015】 導水具18には目皿3が載置される。目皿3は合成樹脂製で円形である。目皿 3は中心へ向かってなだらかに盛り上がった三本のリブからなる突出リブ30を 有している。突出リブ30で区画された部分には一定間隔で複数の分離リブ31 が設けてあり、通水可能にしてある。
【0016】 排水枡2には、ステンレス製の蓋体4が嵌め入れて載置してある。蓋体4の上 板40の両側には垂下方向に脚板41が設けてある。上板40にはほぼ全面にわ たり通水孔42が多数設けてある。43は指掛部である。
【0017】 図3は排水口の方向が調整可能であることを示す説明図、図4は施工状態を示 す説明図である。図1ないし図4を参照して本実施例の作用を説明する。 排水ユニットA1は、図4に示すように浴室の洗い場床等に埋設して施工され る。排水ユニットA1が有している排水枡2は長方形で比較的大きいので貯留水 量も大きく、床排水は床にあふれることなく一旦排水枡の中に貯留され、その後 に排出される。 また、排水トラップ1の排水口15は水平方向に設けてあるので、排水ユニッ トA1の全体厚が薄くなり、マンション等の集合住宅の上階における床部のよう にスペースに余裕がない場合に有利である。また、排水管を接続する配管口が横 方向になっている場合等は接続作業がしやすい。
【0018】 また排水トラップ1は、締付挟持具17と導水具18を螺合して装着フランジ 22を挟持して固定される構造であるので、緩めた状態では排水トラップ1は周 方向に回すことができる。つまり、トラップボックス10に設けてある排水口1 5の方向は自由に設定できるので、施工時に便利である。
【0019】 図5は本考案の他の実施例を示す分解斜視図、図6は目皿と蓋体を除いた断面 図である。 本実施例における排水ユニットA2に設けてある排水トラップ1aは、第1の 排水口である排水口15に加えて、トラップボックス10a底部に垂直方向に第 2の排水口である排水口19が設けてある。排水口19は二重管となっており、 小径側のみがトラップボックス10a内部に通じている。なお、排水口19は二 重管であるため口径の異なる排水管(図示省略)を接続できる。また、排水口1 5と排水口19にはキャップC1、C2が着脱可能に取付けてあり、施工の際に は排水管を接続する側のキャップを取り外して使用する。
【0020】 また、本実施例における排水枡2aは正方形の浅い枡体で、蓋体4aもそれに 対応して上板40が正方形となっている。 これによると、施工部である床部の厚さや配管方向等の設計に応じて排水口1 5または排水口19を選択できるので、作業がしやすい。また、タイルとの整合 性がよいので、例えばタイルを一枚抜いた部分に施工でき、施工がしやすく外観 も美麗である。 なお、図5、図6において、図1、図2に示す排水ユニットA1と同一または 同等箇所には同一符号を付して示している。 本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の 記載内において種々の変形が可能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 (a)排水口がトラップボックスの側部に水平方向に設けてある排水トラップは 、底部に排水口が突出しておらず、排水管を接続する際の垂下部分も生じないの で施工時の排水ユニットの全体厚を薄くすることができる。 従って、マンション等の集合住宅の上階における床部のようにスペースに余裕 がない場合に有利である。また、排水管を接続する配管口が横方向になっている 場合等は接続作業がしやすい利点もある。 (b)第1の排水口と第2の排水口が縦横方向に設けてある排水トラップは、排 水管を接続する配管の方向や床部の厚さ等の設計に応じて、第1と第2の排水口 を適宜選択できるので、接続作業がしやすい。 (c)排水枡を備えた排水ユニットは、床排水が一旦排水枡の中に貯留され、そ の後に排出されるので、排水量が多い場合でも床に排水があふれることはなく不 衛生にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる排水ユニットの一実施例を示す
分解斜視図。
【図2】一実施例の目皿と蓋体を除いた要部断面図。
【図3】排水口の方向が調整可能であることを示す説明
図。
【図4】施工状態を示す説明図。
【図5】本考案の他の実施例を示す分解斜視図。
【図6】他の実施例の目皿と蓋体を除いた断面図。
【符号の説明】
A1、A2 排水ユニット 1 排水トラップ 10 トラップボックス 15、19 排水口 2 排水枡 3 目皿 4 蓋体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水封式の排水トラップであって、この排
    水トラップは、排水口がトラップボックスの側部に実質
    的に水平方向に設けてある、横引き排水口を備えた排水
    トラップ。
  2. 【請求項2】 水封式の排水トラップであって、この排
    水トラップは、第1の排水口がトラップボックスの側部
    に実質的に水平方向に設けてあり、第2の排水口がトラ
    ップボックスの底部に実質的に垂直方向に設けてある、
    縦横引き排水口を備えた排水トラップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の横引きまたは縦
    横引き排水口を備えた排水トラップと、 この排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡
    と、 を備えてなる、排水ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の横引きまたは縦
    横引き排水口を備えた排水トラップと、 この排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡
    と、 前記排水トラップの上部に装着される目皿と、 を備えてなる、排水ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の横引きまたは縦
    横引き排水口を備えた排水トラップと、 この排水トラップが装着可能な装着口を有する排水枡
    と、 前記排水トラップの上部に装着される目皿と、 前記排水枡の開口部に装着される蓋体と、 を備えてなる、排水ユニット。
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