JPH0745564Y2 - サセプタ - Google Patents
サセプタInfo
- Publication number
- JPH0745564Y2 JPH0745564Y2 JP1989097840U JP9784089U JPH0745564Y2 JP H0745564 Y2 JPH0745564 Y2 JP H0745564Y2 JP 1989097840 U JP1989097840 U JP 1989097840U JP 9784089 U JP9784089 U JP 9784089U JP H0745564 Y2 JPH0745564 Y2 JP H0745564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- susceptor
- ventilation groove
- present
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、サセプタに関するものである。
薄膜形成技術はウエハそのものを加工したり、変化させ
ることなく表面に薄膜を形成するもので、PVD(物理気
相成長)法とCVD(化学気相成長)法とがある。
ることなく表面に薄膜を形成するもので、PVD(物理気
相成長)法とCVD(化学気相成長)法とがある。
PVD法には、真空蒸着、スパッタリング等が含まれ、CVD
法は真空中でガスを供給し、このガスの化学反応によっ
てウエハ表面に薄膜を形成する方法である。
法は真空中でガスを供給し、このガスの化学反応によっ
てウエハ表面に薄膜を形成する方法である。
これらの薄膜形成技術に用いられる薄膜形成装置には、
真空蒸着装置、スパッタリング装置、CVD装置、エピタ
キシャル成長装置がある。
真空蒸着装置、スパッタリング装置、CVD装置、エピタ
キシャル成長装置がある。
そしてこれらの装置において、ウエハを載置すると共に
外部より高周波誘導加熱または抵抗加熱などによって加
熱し、それによりウエハを加熱するためにサセプタが用
いられる。
外部より高周波誘導加熱または抵抗加熱などによって加
熱し、それによりウエハを加熱するためにサセプタが用
いられる。
このようなサセプタの従来例を第2図に基づいて説明す
る。第2図に示すようにウエハ1の直径よりもわずかに
大きめの落とし込みスペース7を設けたサセプタ6にウ
エハ1を載置していた。
る。第2図に示すようにウエハ1の直径よりもわずかに
大きめの落とし込みスペース7を設けたサセプタ6にウ
エハ1を載置していた。
しかしながら、このようにウエハ1の載置されたサセプ
タ6を真空チャンバから大気中に取り出し、このウエハ
1をサセプタ6から取り出す際、ウエハ1とサセプタ6
の接触面に空気が侵入しないため、ウエハ1とサセプタ
6が密着し、容易に取り出すことができなかった。また
ウエハ1をサセプタ6に載置し、真空チャンバに装入し
て真空状態にする際、ウエハ1とサセプタ6の接触面に
介在した空気のためにウエハ1が位置ずれを起こすとい
う問題があった。
タ6を真空チャンバから大気中に取り出し、このウエハ
1をサセプタ6から取り出す際、ウエハ1とサセプタ6
の接触面に空気が侵入しないため、ウエハ1とサセプタ
6が密着し、容易に取り出すことができなかった。また
ウエハ1をサセプタ6に載置し、真空チャンバに装入し
て真空状態にする際、ウエハ1とサセプタ6の接触面に
介在した空気のためにウエハ1が位置ずれを起こすとい
う問題があった。
この考案は上記問題を鑑み、ウエハの脱着を容易にし、
ウエハの位置ずれを防ぐサセプタを提供することを目的
とする。
ウエハの位置ずれを防ぐサセプタを提供することを目的
とする。
この考案のサセプタは、ウエハ載置領域の内側から外側
まで通気溝を延設したことを特徴とする。
まで通気溝を延設したことを特徴とする。
この考案のサセプタは、ウエハ載置領域の内側から外側
まで通気溝を延設したことによって、ウエーハとサセプ
タの接触面の空気の出入りを促進することができる。
まで通気溝を延設したことによって、ウエーハとサセプ
タの接触面の空気の出入りを促進することができる。
この考案の一実施例を第1図(a),(b)に基づいて
説明する。
説明する。
第1図(a)はウエハ1とサセプタ2を示す断面図であ
り、第1図(b)はサセプタ2の平面図である。
り、第1図(b)はサセプタ2の平面図である。
第1図(a),(b)に示すようにサセプタ2の外径寸
法L=180mm、ウエハ載置領域3の寸法l=152mmで、サ
セプタ2の中心部より放射状に互いに120度の角をなす
3本の通気溝5をウエハ載置領域3の内側から外側まで
延設し、さらにこの通気溝5を半径とした円状の通気溝
4を設ける。
法L=180mm、ウエハ載置領域3の寸法l=152mmで、サ
セプタ2の中心部より放射状に互いに120度の角をなす
3本の通気溝5をウエハ載置領域3の内側から外側まで
延設し、さらにこの通気溝5を半径とした円状の通気溝
4を設ける。
このサセプタ2にウエハ1を載置し、真空チャンバ(図
示せず)に装入して真空状態にしたところ、通気溝4,5
によりウエハ1とサセプタ2の接触面の空気は容易に排
出され、ウエハ1の位置ずれを防ぐことができた。また
このサセプタ2を真空チャンバから大気中に取り出しと
ころ、通気溝4,5によりウエハ1とサセプタ2の接触面
に空気が侵入し、容易にサセプタ2からウエハ1を取り
出すことができた。
示せず)に装入して真空状態にしたところ、通気溝4,5
によりウエハ1とサセプタ2の接触面の空気は容易に排
出され、ウエハ1の位置ずれを防ぐことができた。また
このサセプタ2を真空チャンバから大気中に取り出しと
ころ、通気溝4,5によりウエハ1とサセプタ2の接触面
に空気が侵入し、容易にサセプタ2からウエハ1を取り
出すことができた。
なおこの脱着試験は、ウエハ1の温度400℃にておこな
った。
った。
なおこの実施例における通気溝4および通気溝5は、幅
寸法A=1mm,深さ寸法B=1mmである。
寸法A=1mm,深さ寸法B=1mmである。
この考案のサセプタは、ウエハ載置領域の内側から外側
まで通気溝を延設したため、ウエハとサセプタの接触面
の空気の出入りが促進され、ウエハの脱着が容易にな
り、ウエハの位置ズレも防ぐことができる。
まで通気溝を延設したため、ウエハとサセプタの接触面
の空気の出入りが促進され、ウエハの脱着が容易にな
り、ウエハの位置ズレも防ぐことができる。
第1図(a)はウエハおよびこの考案の一実施例のサセ
プタの断面図、第1図(b)はこの考案の一実施例のサ
セプタの平面図、第2図は従来のサセプタを示す断面図
である。 1……ウエハ、2……サセプタ、3……ウエハ載置領
域、4,5……通気溝
プタの断面図、第1図(b)はこの考案の一実施例のサ
セプタの平面図、第2図は従来のサセプタを示す断面図
である。 1……ウエハ、2……サセプタ、3……ウエハ載置領
域、4,5……通気溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/205
Claims (1)
- 【請求項1】ウエハを載置するサセプタにおいて、ウエ
ハ載置領域の内側から外側まで通気溝を延設したことを
特徴とするサセプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097840U JPH0745564Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | サセプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097840U JPH0745564Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | サセプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338357U JPH0338357U (ja) | 1991-04-12 |
JPH0745564Y2 true JPH0745564Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31646966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989097840U Expired - Lifetime JPH0745564Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | サセプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745564Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100583944B1 (ko) * | 1999-11-12 | 2006-05-26 | 삼성전자주식회사 | 상압 화학 기상 증착 공정용 서셉터 |
JP2018182290A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 日新イオン機器株式会社 | 静電チャック |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5269578A (en) * | 1975-12-08 | 1977-06-09 | Hitachi Ltd | Wafer suscepter |
JPS5972127A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | Toshiba Corp | 気相成長用溝切り熱板 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1989097840U patent/JPH0745564Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338357U (ja) | 1991-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |