JPH0745285Y2 - グラップルソー - Google Patents

グラップルソー

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Publication number
JPH0745285Y2
JPH0745285Y2 JP4110089U JP4110089U JPH0745285Y2 JP H0745285 Y2 JPH0745285 Y2 JP H0745285Y2 JP 4110089 U JP4110089 U JP 4110089U JP 4110089 U JP4110089 U JP 4110089U JP H0745285 Y2 JPH0745285 Y2 JP H0745285Y2
Authority
JP
Japan
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saw
grapple
driver
cutting
chain
Prior art date
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Application number
JP4110089U
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JPH02130303U (ja
Inventor
良三 青木
Original Assignee
コベルコ建機エンジニアリング株式会社
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  • Shovels (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、作業車両のうち油圧ショベルなどの作業ア
タッチメント先端部に装着したグラップルソーに関す
る。
従来の技術 第3図は、従来技術グラップルソー1を取付けた油圧シ
ョベルの側面図である。図において、2は油圧ショベル
の運転室、3は作業アタッチメント、4はグラップルソ
ー1の旋回装置、5はグラップル部、6はチェンソー装
置、7はグラップル部5により把持されチェンソー装置
6により切断または玉切りされる丸太などの木材であ
る。第4図は、グラップルソー1を180゜旋回調整させ
たときの側面図である。第4図のようにグラップル装置
1を旋回させると、運転室2内の運転者はチェンソー装
置6の目視が困難となり、この状態では玉切り操作を行
うことはできない。第5図は、玉切り操作を行っている
グラップルソー1の一部切欠き斜視図である。図におい
て、8は旋回装置4の旋回軸受、9は旋回モータ、10は
グラップル部5のグラップルシリンダ、11はチェンソー
装置6のソー回転駆動機構、12はソー部、13はソーカバ
ーである。第6図は、チェンソー装置6の構成を示す斜
視図である。図において、14はソー回転駆動機構11の油
圧モータ、15はソー部12を上下回動させるソーフィード
シリンダである。それで、上記油圧モータ14を駆動させ
ることによりソー部12は矢印イのように回転し、またソ
ーフィードシリンダ15を作動させることによりソー部12
は矢印ロ(ソー部12の戻り回動のときには矢印ロと逆の
方向になる)のように回動させることができる。
次に、従来技術グラップルソー1の構成および作用機能
を第3図〜第6図について述べる。油圧ショベルの作業
アタッチメント3先端部にグラップル部5を旋回自在に
取付け、そのグラップル部5の側部にチェンソー装置6
を一体形に組付けてグラップルソー1を形成している。
そして把持木材7の玉切り作業を行うとき、グラップル
部5を旋回調整してチェンソー装置6の位置を運転室2
近接側に位置設定し、さらにソー部12を上下方向に回動
させて丸太(7)の切断を行うようにしている。
考案が解決しようとする課題 グラップルソーにて把持木材の玉切り作業を行うときに
は、グラップル部を旋回調整して、グラップル部の側部
に組付けているチェンソー装置の位置を、運転室の近接
側に位置決め設定する。
従来技術のグラップルソーでは、そのチェンソー装置の
位置を上記のように運転室近接側に設定したとき、運転
室からソー部基端側がよく見えるように、ソー回転駆動
機構がグラップル部側部の後側に、ソー部が前側に位置
するように配置している。そのために、切断用丸太を把
持しようとするときソー部先端側が見えにくく、丸太の
切断位置を確認するのが困難であった。また把持木材に
突出物などがある場合に、上記のように目視困難のた
め、ソー部を上記突出物などに接触させて破損事故をお
こすことがあった。さらに把持木材を切断していると
き、その切削屑が運転席(運転室のない場合)方向に飛
散し、作業車両本体や運転者を切削屑だらけにしてい
た。
この考案は上記の課題を解決し、把持木材の玉切り操作
を行うときソ部先端側がよく見えるようにかつソ部先端
側が後方側へ向けて上下回動するようにしたグラップル
ソーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段は、 イ.グラップル部に組付けているチェンソー装置の位置
を運転席近接側に位置設定したときに、チェンソー装置
のソー回転駆動機構がグラップル部側部の前側に、ソー
部が後側に位置するように配置し、 ロ.把持木材の玉切り操作を行うときソー部先端側が後
方側へ向けて上下回動するように構成した。
作用 イ.チェンソー装置の位置を運転席近接側に位置設定し
たときにソー回転駆動機構がグラップル部側部の前側
に、ソー部が後側に位置するように配置したので、切断
用丸太を把持しようとするとき運転席からソー部先端側
がよくみえるようになった。
ロ.把持木材の玉切り操作を行うときソー部先端側が後
方側へ向けて上下回動するようにしたので、上記木材の
切削屑は作業車両の前方側へ飛散するようになった。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、この考案にかかるグラップルソー16を取
付けた油圧ショベルの側面図である。図において、従来
技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を
付す。5′はグラップル部、17はグラップルソー16のチ
ェンソー装置である。第2図は、玉切り操作を行ってい
るグラップルソー16の一部切欠き斜視図である。図にお
いて、11′はチェンソー装置17のソー回転駆動機構、1
2′はソー部、13′はソーカバーである。
次に、この考案にかかるグラップルソー16の構成を第1
図および第2図について述べる。グラップル部5′に組
付けているチェンソー装置17の位置を運転席(運転室キ
ャブの有無にかかわりない)近接側に位置設定したとき
に、チェンソー装置17のソー回転駆動機構11′がグラッ
プル部5′側部の前側に、ソー部12′が後側に位置する
ように配置した。そして、把持木材7の玉切り操作を行
うときソー部12′先端側が後方側へ向けて(矢印ハの方
向)上下回動するように構成した。
次に、この考案にかかるグラップルソー16の作用機能に
ついて述べる。チェンソー装置17の位置を運転席近接側
に位置設定したときにソー回転駆動機構11′がグラップ
ル部5′側部の前側に、ソー部12′が後側に位置するよ
うに配置したので、把持木材7を把持しようとするとき
運転席からソー部12′先端側がよく見えるようになっ
た。また、把持木材7の玉切り操作を行うときソー部1
2′先端側が後方側へ向けて(第1図における矢印ハの
方向)上下回動するようにしたので、上記木材7の切削
屑は作業車両の前方側へ飛散する。したがって作業車両
車体や運転者が切削屑だらけになることは、殆どなくな
った。
考案の効果 従来技術のグラップルソーでは、そのチェンソー装置の
位置を運転室近接側に設定したとき、運転室からソー部
基端側がよく見えるように、ソー回転駆動機構がグラッ
プル部側部の後側に、ソー部が前側に位置するように配
置している。そのために、切断用丸太を把持しようとす
るときソー部先端側が見えにくく、丸太の切断位置を確
認するのが困難であった。また把持木材に突出物などが
ある場合に、上記のように目視困難のため、ソー部を上
記突出物などに接触させて破損事故をおこすことがあっ
た。さらに把持木材を切断しているとき、その切削屑が
その切削屑が運転席(運転室のない場合)方向に飛散
し、作業車両本体や運転者を切削屑だらけにしていた。
しかしこの考案にかかるグラップルソーでは、チェンソ
ー装置の位置を運転席近接側に位置設定して把持木材の
玉切り操作を行うとき、ソー部先端側が後方側へ向けて
上下回動するように構成した。それにより運転席からソ
ー部先端側がよく見える[ようになったので、把持木材
の切断位置あるいは把持木材に付いている支障物などの
確認が容易となった。また木材切断中にその切削屑は作
業車両の前方側へ飛散するので、車体や運転者が切削屑
だらけになることはなくなり、その清掃対策が改善され
た。
したがって、この考案にかかるグラップルソーをそなえ
た作業車両では、作業確認性とメンテナンス性を向上
し、車体や運転者の清潔性を保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるグラップルソーを取付けた油
圧ショベルの側面図、第2図は玉切り操作を行っている
グラップルソーの一部切欠き斜視図、第3図は従来技術
グラップルソーを取付けた油圧ショベルの側面図であ
る。第4図はグラップルソーを旋回調整させたときの側
面図、第5図は玉切り操作を行っている従来技術グラッ
プルソーの一部切欠き斜視図、第6図は従来技術チェン
ソー装置の構成を示す斜視図である。 4,16……グラップルソー 2……運転室 4……旋回装置 5,5′……グラップル部 6,17……チェンソー装置 7……把持木材 11,11′……ソー回転駆動機構 12,12′……ソー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業車両の作業アタッチメント先端部にグ
    ラップル部を旋回自在に取付け,そのグラップル部の側
    部にチェンソー装置を一体形に組付けてグラップルソー
    を形成し、把持木材の玉切り作業を行うとき、グラップ
    ル部を旋回調整してチェンソー装置の位置を運転席の近
    接側に位置決め設定し、さらにソー部を上下方向に回動
    させて丸太の切断を行うようにしたグラップルソーにお
    いて、上記チェンソー装置の位置を運転席近接側に位置
    設定したときにチェンソー装置のソー回転駆動機構がグ
    ラップル部側部の前側に、ソー部が後側に位置するよう
    に配置し、把持木材の玉切り操作を行うときソー部先端
    側が後方側へ向けて上下回動するように構成したことを
    特徴とするグラップルソー。
JP4110089U 1989-04-06 1989-04-06 グラップルソー Expired - Lifetime JPH0745285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4110089U JPH0745285Y2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 グラップルソー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4110089U JPH0745285Y2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 グラップルソー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02130303U JPH02130303U (ja) 1990-10-26
JPH0745285Y2 true JPH0745285Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=31551475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4110089U Expired - Lifetime JPH0745285Y2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 グラップルソー

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JP (1) JPH0745285Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02130303U (ja) 1990-10-26

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