JPH0745193Y2 - お好み焼きおよびその保護膜 - Google Patents

お好み焼きおよびその保護膜

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JPH0745193Y2
JPH0745193Y2 JP1990038175U JP3817590U JPH0745193Y2 JP H0745193 Y2 JPH0745193 Y2 JP H0745193Y2 JP 1990038175 U JP1990038175 U JP 1990038175U JP 3817590 U JP3817590 U JP 3817590U JP H0745193 Y2 JPH0745193 Y2 JP H0745193Y2
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JP
Japan
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okonomiyaki
prepared
protective film
advance
dough
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JP1990038175U
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JPH03129092U (ja
Inventor
美光 寄藤
Original Assignee
株式会社エル・エーデリバリーサービス
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Publication date
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生地の間に魚貝類や刻んだ野菜や、焼きそば
等の具を挟んだお好み焼きを、従来とは全く異なる構造
と処理により短時間で加工することができるようにした
お好み焼きに関する。
(従来の技術) お好み焼きは比較的に庶民的な食品であるから関西のみ
ならず関東地方にも広く普及している。そして、お好み
焼きを提供する店舗の調理場の鉄板(加熱されている熱
板)の上で、顧客の前で調理人が調理するか、材料を提
供された顧客が自ら店舗の鉄板で調理するなど店舗で提
供されている。また一般の家庭でも鉄板(加熱されてい
る熱板)やフライパンを用いて調理されている。
これ等のお好み焼きのうち、広島風のお好み焼きは生地
の間に様々な具を挟むものであり比較的豪華な雰囲気が
ある。
近時この広島風のお好み焼きは関東地方でも一般に知ら
れるようになってきているが、調理方法が通常のお好み
焼きよりやや煩瑣である。
通常店舗では皮の生地を油で引いた前記鉄板の上でクレ
ープ状に焼き、あるいは半焼けの内に予め熱処理された
調味処理がされた魚介類と刻まれた野菜さらには焼きそ
ばなどの具を乗せて熱処理をする一方、前記皮の生地と
同様の生地を鉄板の上でクレープ状に焼きその上に前記
具が乗せられているものを返し乗せて焼いて調理を完了
する。
この返しは素人では簡単にできない。
その後に必要に応じて焼きへらで分割して、通常その場
で食用に饗する。
(考案が解決しようとする課題) 前述したように、広島風のお好み焼きが具の種類等で種
々の変化を持たせることができるし、豪華であるから、
家庭やパーティ等で利用したいという強い要請がある
が、だれでも簡単に調理できるものではない。
また、例えば鉄板など調理にあるていどの設備も必要で
ある。
前記の理由が前記広島風のお好み焼きの普及の妨げにな
っていると考えられる。
本考案の目的は、生地の間に魚介類や刻んだ野菜、焼き
そば等の具を挟んだお好み焼きを、従来とは全く異なる
構造と処理により、素人でも、短時間で間違いのない加
工をすることができるようにした広島風お好み焼きを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案による広島風お好み
焼きは、鶏卵、粉を出し汁で溶いた生地を、お好み焼き
の皮の形状に焼き、予め準備しておいた、クレープ状の
保護膜と、 鶏卵、粉を出し汁で溶いた他方の生地を、お好み焼きの
皮の形状に焼いた他方の皮と、 この他方の生地を焼く工程中に、その上に乗せられた、
予め予備処理されたお好み焼きの具と、からなり、 他方の皮の上に乗ったお好み焼きの具の上に前記予め準
備しておいた保護膜を乗せ熱処理を施したものを返し
て、保護膜が下面を、他方の皮が上面を形成している。
前記保護膜は、鶏卵、粉を出し汁で溶き、予め一つのお
好み焼きの皮の形状に焼き、多数準備しておくことがで
きる。
(実施例) 以下、図面等を参照して、本考案によるお好み焼きをさ
らに詳しく説明する。
第1図は、本考案によるお好み焼きを製造する工程を示
す略図である。
本考案によるお好み焼き風の食品は、大量にかつ迅速に
加工し、ピザの宅配のように末端の需要者まで配達する
ことを意図している。
したがって、従来の鉄板に油をひいて生地を乗せて熱処
理するというような工程は基本的には採用しない。
基本的にはオーブンの中に配置され、表面にテフロン加
工を施した浅い皿または板を用いる。
同図(A)は、他方の皮の処理工程の斜視図である。オ
ーブンの中に配置される表面に加熱による焦げつきを防
止するようにテフロン加工を施した浅い皿または板の上
に、お好み焼きの皮生地の原料である小麦粉を出汁で溶
き鶏卵等を混入、必要に応じて若干の調味料を施したス
ラリー状の材料をテフロン(米国デュポン社の商標)で
表面処理がされた板4に乗せて他方の皮1の加熱を開始
する。
この場合どの時点に具2をのせるかは、具と皮生地の性
質、オーブン等の加熱能力により一概にはいえないが、
適当な時点で、同図(B)に示すように前記他方の皮1
の上に具2を乗せる。
その後同図(C)のように、さらに保護膜3を乗せた熱
処理を行う。
この保護膜1は、粉を出汁でとき鶏卵を混ぜて予め一つ
のお好み焼きの皮の形状に焼き、準備されていたもので
あり、自体の熱処理はすでに完全にまたは略完了してい
る。
この保護膜1は予め一つのお好み焼き風の食品と同じ大
きさに製造しておいて、真空パックの状態か、冷凍保存
の状態にしておく。
この保護膜3を具の上に置いた後にさらに熱処理を行う
のは、具の表面を極端に乾燥させたくないことおよび保
護膜3を再度熱処理することが好ましいことによる。
同図(D)は返して完成した状態での断面図である。
返しの前にすでに保護膜3で表面が覆われているから、
保護膜3が下になるように反転させるときに具の配列が
乱れたり、散逸したりすることはない。そのため、特に
熟練を必要としない。
この返し迄に要する時間は通常のものにおいては作業を
開始してから5〜6分で足りる。
以上詳しく説明した実施例について本考案の範囲内で種
々の変形を施すことができる。
前述した実施例は大量の生産を前提としているが家庭で
ももちろん利用できる。
この場合電子レンジも利用することができ、この場合は
一つのお好み焼き風の食品に対応する表面にテフロン処
理等をした処理容器を準備すれば良い。
またお好み焼きに類似する他の食品にも利用できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるお好み焼きは、一方
の皮となるべく予め熱処理されているクレープ状の保護
膜3を準備してあるから、前記処理された他方の皮生地
の上に予め予備処理されたお好み焼きの具を乗せて前記
保護膜を乗せてさらに熱処理し、熱処理後前記保護膜が
下になるように反転させるだけで完成できる。
したがって、作業は簡単で処理時間も短縮でき、前述し
たように、注文に応じて加工配達する宅配サービスを可
能にする。
前記保護膜は、鶏卵、粉を出汁で溶き、予めひとつのお
好み焼きの皮の形状に焼き、準備しておくことができる
ので、これ自体を多数用意して、前記お好み焼き風の食
品のために独立して販売することができる。
この保護膜は前記宅配サービス業者のみならず末端の需
要者にも利用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるお好み焼き風の食品を製造する
工程を示す略図であって、同図(A)は、他方の皮の処
理工程の斜視図、同図(B)は、他方の皮の上に具を乗
せる工程の斜視図、同図(C)は、さらに保護膜を乗せ
た熱処理工程の斜視図、同図(D)は、返して完成した
状態での断面図である。 1……他方の皮 2……魚介類等々の具 3……保護膜 4……テフロン板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鶏卵、粉を出し汁で溶いた生地を、お好み
    焼きの皮の形状に焼き、予め準備しておいた、クレープ
    状の保護膜と、 鶏卵、粉を出し汁で溶いた他方の生地を、お好み焼きの
    皮の形状に焼いた他方の皮と、 この他方の生地を焼く工程中に、その上に乗せられた、
    予め予備処理されたお好み焼きの具と、からなり、 他方の皮の上に乗ったお好み焼きの具の上に前記予め準
    備しておいた保護膜を乗せ熱処理を施したものを返し
    て、保護膜が下面を、他方の皮が上面を形成している、 広島風お好み焼き。
  2. 【請求項2】鶏卵、粉を出し汁で溶き、予めひとつのお
    好み焼きの皮の形状に焼き、準備されているクレープ状
    の、前項(1)に記載の広島風お好み焼きに用いる保護
    膜。
JP1990038175U 1990-04-10 1990-04-10 お好み焼きおよびその保護膜 Expired - Lifetime JPH0745193Y2 (ja)

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JPH03129092U JPH03129092U (ja) 1991-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365886U (ja) * 1976-11-04 1978-06-02
JPH01167189U (ja) * 1988-05-06 1989-11-24

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JPH03129092U (ja) 1991-12-25

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