JPH0744876Y2 - 多重巻きベローズ管 - Google Patents
多重巻きベローズ管Info
- Publication number
- JPH0744876Y2 JPH0744876Y2 JP1989063113U JP6311389U JPH0744876Y2 JP H0744876 Y2 JPH0744876 Y2 JP H0744876Y2 JP 1989063113 U JP1989063113 U JP 1989063113U JP 6311389 U JP6311389 U JP 6311389U JP H0744876 Y2 JPH0744876 Y2 JP H0744876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- corrugated wall
- bellows tube
- corrugated
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- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車の排気管或いは加振状態下にあ
る各種機械、装置等での配管及びその接続にあって、排
気管の減衰、振動吸収或いは可撓性の保持等に関連して
使用される多重巻きベローズ管の構造の改良に関するも
のである。
る各種機械、装置等での配管及びその接続にあって、排
気管の減衰、振動吸収或いは可撓性の保持等に関連して
使用される多重巻きベローズ管の構造の改良に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種のベローズ管としては第5図及び第6図に
示すように、金属帯材或いは板材を同軸状に巻回して互
いに接合した多重壁による管体(11)によって、その長
手方向の周面に両側壁面を平行となして膨出したU字状
の波形壁(12)をもって構成されていた。尚(13)は外
側端縁である。
示すように、金属帯材或いは板材を同軸状に巻回して互
いに接合した多重壁による管体(11)によって、その長
手方向の周面に両側壁面を平行となして膨出したU字状
の波形壁(12)をもって構成されていた。尚(13)は外
側端縁である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、単に
巻回して互いに接合したに過ぎない多重壁の構造並びに
両側壁面を平行となしてU字状に膨出した波形壁(12)
の構造とにより、その成形された管体(11)による前記
波形壁(12)の膨出する外側端縁(13)部に剥離(浮き
上り)(14)を生ぜしめることとなり、著しく品質価値
を損う問題を有するものであった。
巻回して互いに接合したに過ぎない多重壁の構造並びに
両側壁面を平行となしてU字状に膨出した波形壁(12)
の構造とにより、その成形された管体(11)による前記
波形壁(12)の膨出する外側端縁(13)部に剥離(浮き
上り)(14)を生ぜしめることとなり、著しく品質価値
を損う問題を有するものであった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
ので、波形壁の膨出する外側端縁部での剥離(浮き上
り)を抑制して品質価値を向上することのできる多重巻
きベローズ管を提案することを目的とするものである。
ので、波形壁の膨出する外側端縁部での剥離(浮き上
り)を抑制して品質価値を向上することのできる多重巻
きベローズ管を提案することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、金属帯材或いは板材
を同軸状に巻回重合して多重壁に成形した管体の長手方
向の周面に波形壁を設けてなるベローズ管において、前
記管体をなす多重壁の全体を互いに圧接状に密合せし
め、且つ波形壁を断面略Ω字状となして、その外側端縁
部を該波形壁の膨出面と当接して構成した多重巻きベロ
ーズ管を要旨とするものである。
を同軸状に巻回重合して多重壁に成形した管体の長手方
向の周面に波形壁を設けてなるベローズ管において、前
記管体をなす多重壁の全体を互いに圧接状に密合せし
め、且つ波形壁を断面略Ω字状となして、その外側端縁
部を該波形壁の膨出面と当接して構成した多重巻きベロ
ーズ管を要旨とするものである。
(作用) 本考案はこのような構成によるため、多重壁全体を互い
に圧接状に密合せしめた管体による、しかも断面略Ω字
状となして波形壁を設けた構造とによって、これら圧接
状の巻回重合と、該波形壁構造によるその成型にあって
外側端縁部を含む最も外側に位置する周壁に生ずる膨出
に伴う両側壁面での加工度の差異(略Ω字状となすこと
により付根凹部附近への引張り)とにより、波形壁の膨
出する外側端縁部での剥離(浮き上り)を効果的に抑制
することとなる。
に圧接状に密合せしめた管体による、しかも断面略Ω字
状となして波形壁を設けた構造とによって、これら圧接
状の巻回重合と、該波形壁構造によるその成型にあって
外側端縁部を含む最も外側に位置する周壁に生ずる膨出
に伴う両側壁面での加工度の差異(略Ω字状となすこと
により付根凹部附近への引張り)とにより、波形壁の膨
出する外側端縁部での剥離(浮き上り)を効果的に抑制
することとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
1図は本考案の多重巻きベローズ管の一部の平面図、第
2図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図Aは第1図
の波形壁の一部の拡大断面図、第3図Bは他の実施例の
第3図A相当図、第4図は第1図B−B線の拡大断面図
であって、(1)は管体であり、金属帯材或いは板材を
同軸状に巻回重合して多重壁に成形したもので、該多重
壁全体を互いに圧接状に互いに密合せしめてなるもので
ある。そしてその長手方向の周面に、第3図A及び第3
図Bに示すような断面略Ω字状となす波形壁(2)を設
けることにより、該波形壁のなす構造により外側端縁
(3)部を該波形壁の膨出面に当接するようにしたもの
である。
1図は本考案の多重巻きベローズ管の一部の平面図、第
2図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図Aは第1図
の波形壁の一部の拡大断面図、第3図Bは他の実施例の
第3図A相当図、第4図は第1図B−B線の拡大断面図
であって、(1)は管体であり、金属帯材或いは板材を
同軸状に巻回重合して多重壁に成形したもので、該多重
壁全体を互いに圧接状に互いに密合せしめてなるもので
ある。そしてその長手方向の周面に、第3図A及び第3
図Bに示すような断面略Ω字状となす波形壁(2)を設
けることにより、該波形壁のなす構造により外側端縁
(3)部を該波形壁の膨出面に当接するようにしたもの
である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による多重巻きベローズ管
は、多重壁全体を互いに圧接状に密合せしめた管体
(1)によって、しかも波形壁(2)を断面略Ω字状と
なして構成するため、これら圧接状の巻回重合と該波形
壁の構造とにより、波形壁(2)の成型による該波形壁
の膨出する外側端縁(3)部での剥離(浮き上り)を効
果的に抑制することができ、該端縁部の膨出面での当接
により品質価値を向上することができる極めて有用な多
重巻きベローズ管である。
は、多重壁全体を互いに圧接状に密合せしめた管体
(1)によって、しかも波形壁(2)を断面略Ω字状と
なして構成するため、これら圧接状の巻回重合と該波形
壁の構造とにより、波形壁(2)の成型による該波形壁
の膨出する外側端縁(3)部での剥離(浮き上り)を効
果的に抑制することができ、該端縁部の膨出面での当接
により品質価値を向上することができる極めて有用な多
重巻きベローズ管である。
第1図は本考案の一実施例に係る多重巻きベローズ管の
一部の平面図、第2図は第1図A−A線の拡大断面図、
第3図Aは第1図の波形壁の一部の拡大断面図、第3図
Bは他の実施例の第3図A相当図、第4図は第1図B−
B線の拡大断面図、第5図は従来例を示す波形壁の一部
の拡大断面図、第6図はその管体使用による波形壁の外
側端縁部附近での一部の切欠きによる拡大横断面図であ
る。 (1)…管体、(2)…波形壁、(3)…外側端縁
一部の平面図、第2図は第1図A−A線の拡大断面図、
第3図Aは第1図の波形壁の一部の拡大断面図、第3図
Bは他の実施例の第3図A相当図、第4図は第1図B−
B線の拡大断面図、第5図は従来例を示す波形壁の一部
の拡大断面図、第6図はその管体使用による波形壁の外
側端縁部附近での一部の切欠きによる拡大横断面図であ
る。 (1)…管体、(2)…波形壁、(3)…外側端縁
Claims (1)
- 【請求項1】実用新案登録請求の範囲を下記の通り補正
する。 金属帯材或いは板材を同軸状に巻回重合して多重壁を成
形した管体の長手方向の周面に波形壁を設けてなるベロ
ース管において、前記管体(1)をなす多重壁の全体を
互いに圧接状に密合せしめ、且つ波形壁(2)を断面略
Ω字状となしてその外側端縁部を該波形壁の膨出面と当
接して構成したことを特徴とする多重巻きベロース管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989063113U JPH0744876Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 多重巻きベローズ管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989063113U JPH0744876Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 多重巻きベローズ管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031389U JPH031389U (ja) | 1991-01-09 |
JPH0744876Y2 true JPH0744876Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31592873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989063113U Expired - Fee Related JPH0744876Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 多重巻きベローズ管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744876Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990081454A (ko) * | 1998-04-29 | 1999-11-15 | 에릭 발리베 | 모터 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6163318U (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-30 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1989063113U patent/JPH0744876Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990081454A (ko) * | 1998-04-29 | 1999-11-15 | 에릭 발리베 | 모터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031389U (ja) | 1991-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |