JPH0744875U - 扁平コアレス振動モータ - Google Patents

扁平コアレス振動モータ

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JPH0744875U
JPH0744875U JP1628093U JP1628093U JPH0744875U JP H0744875 U JPH0744875 U JP H0744875U JP 1628093 U JP1628093 U JP 1628093U JP 1628093 U JP1628093 U JP 1628093U JP H0744875 U JPH0744875 U JP H0744875U
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JP
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rotor
magnet
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convex portion
brush
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JP1628093U
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忠男 山口
浩一 中島
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型でコンパクトながら遠心力を大にした扁
平コアレス振動モータを提供する。 【構成】 ロータ99は複数個の電機子コイルを片側に
偏心して配置し、合成樹脂で一体にモールドされ、中心
に配したシャフト7を介してハウジング1に回転自在に
支承される。このロータ99に磁束を供給するマグネッ
ト33は外径がロータ99の外周より小になっており、
ハウジングの一部であるブラケット22に載置され、内
方にブラシ6が配される。ブラシ6の先端は前記ロータ
に配されたコンミテータ10に摺接されている。前記ロ
ータの外周部にはマグネット側に凸部Aが一体に設けら
れ、少なくとも一部が前記マグネット33の外周とハウ
ジングとの空間133に空隙を介して収納されるように
なっている。この凸部Aには金属体Bを配してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、携帯用無線呼び出し装置(ページャ、商品名ポケットベル)のサ イレントコール手段として用いられる扁平コアレス振動モータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の扁平コアレス振動モータは、たとえば特開昭63−290140号に開 示されたように、通常回転型のモータの出力軸に偏心板を設けたり、120゜毎 に等分配置した3個の電機子コイルの一部を削除したものがある。また従来の扁 平コアレス振動モータとして3個の電機子コイル内の1個を他のものより小さく したものがある。このような振動モータはUSP4864276に開示されてい る。
【0003】 しかしながら、出力軸に偏心板を設けたものは、薄くすることが難しく、等分 配置した3個の電機子コイルの一部を削除したり、あるいは、短絡させたり、ま たは1個の電機子コイルを小にしたものでは、全体として円盤状になってしまう ことには変りがないので、重心の移動量が少なく、回転時に発生する遠心力が小 さくなって、気持の悪い高い振動となってしまう欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような欠陥を克服するために、本出願人は先に実願昭63−11186 8号およびこれを原型としたUSP5036239に開示したように3個の電機 子コイルを互に重畳しないように、かつ全体として平面が略扇形になるように偏 心して配置してなるロータからなるものを提案している。
【0005】 すなわち、図3に示すように、複数個の電機子コイルを片側に偏心してなるロ ータ9と、このロータ9の中心に配されたシャフト7と、このシャフト7および 軸受12a、12bを介して前記ロータ9を回転自在に支承するケース1、ブラ ケット2からなるハウジングと、このハウジングの一部であるブラケット2に載 置されて前記ロータ9に磁束を供給するマグネット3と、このマグネット3の内 方にブラシベース4を介して配されたブラシ6と、このブラシ6の先端が摺接す るように前記ロータ9に配されたコンミテータ10とからなるものである。なお 、図中8は黄銅製のホルダで、11はロータ9を一体モールド合成樹脂で、13 a,13bはスラストワッシャである。
【0006】 このような構造の振動モータは、径方向に重心の移動量が大なので、回転時に 発生する遠心力も大きく、既に150万個以上の市場実績があり好評であるが、 最近のコンパクト化志向に伴ない、より薄型で遠心力のある振動モータの要求が 多くなっている。
【0007】 この考案は、上記のような市場ニーズに鑑み創成したもので、厚みを増やすこ となく簡単な構成で解決したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、従来の図2に示すような構成において、マグネットの外径を前記 ロータの外周面より小にし、ロータの外周のマグネット側に凸部を設け、この凸 部の少なくとも一部を前記マグネットの外周とハウジングとの空間に空隙を介し て収納したもので、望ましい実施態様として前記凸部には金属体が一体にモール ドされるようにしている。
【0009】
【作用】
このように外周側に凸部を配すると重心の移動量が大になるし、重量も増加す るので、回転時の遠心力が大となる。その結果、低回転でも大となる振動が発生 することになり、消費電流も小とすることができる。 凸部に金属体を埋めこんだものは更に遠心力が大となる。
【0010】
【実施例】 図1は、この考案の扁平コアレス振動モータの実施例の要部断面図であり、図 2は同モータのロータを下方から見た平面図である。すなわち、ロータ99は3 個の電機子コイルa,bおよびcを配置ピッチ60゜で互に重畳しないように片 側に偏倚させてポリエチレンテレフタレート樹脂等で、中心のシャフト7と一体 にモールドされている。リンク状のネオジムマグネット33は、図3に示した従 来のものより外径が前記ロータの外周より小になっており、接着剤(図示せず) を介してブラケット22に固着されている。
【0011】 したがって、図1に示すようにこのマグネット33の外径とケース1の内径と の間に空間133が構成されることになる。この空間133に前記ロータ99の 外周に設けた凸部Aを空隙を介して収納する。この凸部Aには、黄銅等の三日月 型の補助ウエイト手段としての金属体Bを埋めこませてもよい。そして、この金 属体Bは各電機子コイルa,bおよびcの巻終わりの一括結線中継端子とするこ ともできる。
【0012】 なお、その他の部品である、ブラシ6、ブラシベース4およびコンミテータ1 0等は、図2と同様に配される。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、上述のようにロータ99の外周に凸部Aを一体にモールドさせて いるので、ロータ自体の遠心力が約20%アップする。したがって振動量が20 %向上し、その分比較的低回転にできるのでノイズ面からも有利となる。 また、マグネット外周を小にしたので、体積が減りコスト的にも有利となるし 、特性上においてもトルクに寄与しない無効導体部分に凸部がくるので、不利に はならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の扁平コアレス振動モータの実施例の要
部断面図である。
【図2】同モータのロータの平面図である。
【図3】従来の扁平コアレス振動モータの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
99 ロータ 7 シャフト 1 ケース 22 ブラケット 33 マグネット 6 ブラシ 10 コンミテータ 凸部 A

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の電機子コイルを片側に偏心して
    配置してなるロータと、このロータの中心に配されるシ
    ャフトと、このシャフトを介して前記ロータを回転自在
    に支承するハウジングと、このハウジングの一部に載置
    されて前記ロータに磁束を供給するマグネットと、この
    マグネットの内方に配されたブラシと、このブラシの先
    端が摺接するように前記ロータに配されたコンミテータ
    とを備えた扁平コアレス振動モータにおいて、マグネッ
    トの外径を前記ロータの外周面より小にし、ロータの外
    周のマグネット側に凸部を設け、この凸部を少なくとも
    一部を前記マグネットの外周とハウジングとの空間に空
    隙を介して収納した扁平コアレス振動モータ。
  2. 【請求項2】 前記凸部には金属体が一体にモールドさ
    れている請求項1記載の偏平コアレス振動モータ。
JP1993016280U 1993-03-10 1993-03-10 扁平コアレス振動モータ Expired - Lifetime JP2596847Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237181A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Tks:Kk 振動モータの回転部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237181A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Tks:Kk 振動モータの回転部材
JP4492933B2 (ja) * 2004-02-23 2010-06-30 梶原 正和 振動モータの回転部材

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