JPH0744692Y2 - 自動車用インサイドドアハンドルのロックノブ規制装置 - Google Patents

自動車用インサイドドアハンドルのロックノブ規制装置

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JPH0744692Y2
JPH0744692Y2 JP3293590U JP3293590U JPH0744692Y2 JP H0744692 Y2 JPH0744692 Y2 JP H0744692Y2 JP 3293590 U JP3293590 U JP 3293590U JP 3293590 U JP3293590 U JP 3293590U JP H0744692 Y2 JPH0744692 Y2 JP H0744692Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はロック操作装置、特に自動車のドアの内側に
取付けられるインサイドドアハンドルのロックノブの操
作を制御するロックノブ規制装置に関連する。
従来の技術 実公昭51−45797号公報、実開昭52−106940号公報及び
実開昭52−144986号公報にはイグニッションスイッチに
キーを挿入した状態でドアを開放すると、ロックノブの
ロック位置への移動を阻止するキー抜き忘れ防止装置が
開示されている。
考案が解決しようとする課題 車内に設けられる従来のロックノブは前記公報に示され
るようにドアパネル内に設けられたロック装置から上方
に延びかつドアのインナパネルから上方に突出するよう
に配置されている。ロックノブの操作をソレノイドで制
御する場合に、ソレノイドはドアパネル内に固定され
る。
しかし、ドアパネル内には降雨時又は洗車時に大量の水
が侵入するので、ドアパネル内に配置された電機装置が
故障する原因となっている。従って、ドアパネル内にソ
レノイドを配置するとき、厳重な防水構造を必要とす
る。
他面、近年の自動車では操作性を改善しかつ不正解錠を
防止するため、ロックノブをインサイドドアハンドルの
ハンドルエスカッション内に設けている。このため、ロ
ック装置に接続された最新のロックノブは水平に近い状
態で配置されるので、従来と同様の構造でソレノイドを
ドアパネルに取付けることができない難点がある。更
に、従来では、インサイドドアハンドルとソレノイドと
を個別にドアパネルに固定するため、ドアの組立に長時
間を必要とした。
この考案は、上記の欠点を解消して自動車のドアのイン
ナパネルの車内側面に取付けられる最新のインサイドド
アハンドルに対して予備組立状態で取付けることができ
るロックノブ規制装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案による自動車用インサイドドアハンドルのロッ
クノブ規制装置は、自動車のドアのインナパネルの車内
側面に取付けられるハンドルフレーム(11)と、ハンド
ルフレーム(11)に軸着されかつドアロック装置のディ
テント部材に作動連結されたハンドル本体(12)と、ハ
ンドルフレーム(11)に軸着されかつドアロック装置の
ディテント部材とハンドル本体(12)との作動連結を制
御するロックノブ(15)と、ハンドルフレーム(11)に
固定されたソレノイド(16)とを有する。ソレノイド
(16)のプランジャ(17)にストッパ(18)を設け、プ
ランジャ(17)の移動によりストッパ(18)をロックノ
ブ(16)の移動軌跡内に配置又は移動軌跡内から離間さ
せる。
また、この考案の他の実施例では、ハンドルフレーム
(11)に回動可能に軸着したストッパ(18)の一端をソ
レノイド(16)のプランジャ(17)に軸着すると共に、
プランジャ(17)の移動によりストッパ(18)の他端を
ロックノブ(16)の移動軌跡内に配置又は移動軌跡内か
ら離間させる。また、更に別の実施例では、ハンドルフ
レーム(11)に形成した保持部(25)にソレノイド(1
6)を固定し、保持部(25)の壁(19)に形成した通路
(27)内にソレノイド(16)のプランジャ(17)を配置
する。また、ソレノイド(16)のプランジャ(17)にス
トッパ(18)を設け、ストッパ(18)をロックノブ(1
6)に係脱させることによりロックノブ(16)の移動を
制御する。
作用 ソレノイド(16)を作動してプランジャ(17)のストッ
パ(18)をロックノブ(15)の移動軌跡内にストッパ
(18)を突出させて、ロックノブ(15)の回動を阻止
し、ロックノブ(15)の操作を制限することができる。
これにより、キー抜き忘れ防止装置の一部として又はロ
ックノブに対する子供の悪戯に対するチャイルドプルー
フ装置としてロックノブ規制装置を使用することができ
る。また、ソレノイド(16)の作動を停止すると、スト
ッパ(18)はロックノブ(15)の移動軌跡内から離間す
るので、ロックノブ(15)を再び操作することができ
る。ストッパ(18)はプランジャ(17)と共に直線運動
又は回転運動を行う。
実施例 以下、この考案によるロックノブ規制装置の実施例を第
1図〜第8図について説明する。
まず、第1図〜第3図に示すように、この考案によるロ
ックノブ規制装置10はハンドルフレーム11と、ハンドル
フレーム11に軸13により軸着されたハンドル本体12と、
ハンドルフレーム11に形成された軸14に軸着されたロッ
クノブ15とを有する。詳細な図示を省略するが、軸13は
ハンドルフレーム11に軸支した金属製のピンにより構成
される。軸14はハンドルフレーム11に一体に形成された
一対の突起であり、これらの突起はロックノブ15の凹部
に嵌合される。ハンドルフレーム11の係止部11aは図示
しない自動車のドアのインナパネルの車内側面に取付け
られ、孔17にねじが装着される。フレーム11にはエスカ
ッション18がスナップにより取付けられるが、取付構造
の図示を省略する。ハンドル本体12は、ロッド20を介し
て図示しないドアロック装置のディテント部材に作動連
結される。ロックノブ15は、ロッド21を介してドアロッ
ク装置のディテント部材とハンドル本体12との作動連結
を制御する。ロックノブ15はほぼ丁字形を有し、上部に
指で操作する操作部15aが形成され、操作部15aに対して
軸部14とは対称の方向にハンドルフレーム11の内側に延
び出すアーム部15bを有する。アーム部15bにはロッド21
の端部が装着される孔15cが設けられる。また、アーム
部15bの外縁部にはノッチ15dが設けられる。ハンドルフ
レーム11にはアーム部15bが当接可能な壁19が設けられ
る。
第1図〜第3図に示す例では、ソレノイド16はロッド20
及び21の配置方向に対してほぼ直角にハンドルフレーム
11に固定される。ハンドルフレーム11には樹脂で形成さ
れた一対の弾性爪部22及び壁23により形成した保持部25
が設けられる。保持部25にソレノイド16が固定され、保
持部25の壁26に通路としてU字状の切欠き部27が形成さ
れ、切欠き部27内にプランジャ17が配置される。このた
め、保持部25内にソレノイド16をワンタッチで装着する
ことができる。ソレノイド16の導線24は図示しない制御
回路に接続される。ソレノイド16に設けられたプランジ
ャ17にはストッパ18が固定される。ソレノイド16を一方
向に通電したときに、ストッパ18をロックノブ15のノッ
チ15dの回動軌跡内に配置することができる。また、逆
にソレノイド16を他方向に通電してノッチ15dの回動軌
跡内からストッパ18を離間させることができる。
上記の構成において、キー抜き忘れ防止装置の一部とし
て又はロックノブに対する子供の悪戯に対するチュイル
ドプルーフ装置としてこの考案によるロックノブ規制装
置を使用することができる。例えば、キー抜き忘れ防止
装置として使用するとき、イグニッションロック装置に
キーが挿入された状態でドアが開放されたとき、イグニ
ッションロック装置のキー検知スイッチ及びドアスイッ
チの信号に応答してソレノイド16を作動する。第1図〜
第3図に示すロックノブ15はロック装置を施錠するロッ
ク状態にある。第2図から明らかなように、ロック状態
では、ストッパ18はロックノブ15に係止しない解除状態
にある。また、第4図〜第6図に示すロックノブ15はロ
ック装置を解錠するアンロック状態にある。第5図から
明らかなように、アンロック状態では、ストッパ18はロ
ックノブ15に係止するブロック状態にある。ソレノイド
16を一方向に作動すると、ストッパ18は第1図〜第3図
に示す解除状態からロックノブ15のノッチ15dの移動軌
跡内に移動して第4図〜第6図に示すブロック状態にな
る。ブロック状態にあるロックノブ15をアンロック位置
から第1図〜第3図に示すロック位置に指で回転させる
ことができない。また、ソレノイド16を他方向に作動す
ると、ストッパ18はロックノブ15のノッチ15dの移動軌
跡から離間され、ロックノブ15を自由に回動することが
できる。
この考案の上記実施例は種々の変更が可能である。例え
ば、エスカッション18を除去した状態で示す第7図及び
第8図から明らかなように、ソレノイド16をロッド20及
び21に対してほぼ並行に配置することも可能である。こ
の場合、ストッパ18はピン31によりハンドルフレーム11
に回動可能に軸着される。ストッパ18の一端はピン32に
よりプランジャ17に軸着され、ストッパ18の他端はプラ
ンジャ17の往復運動により第7図に示す解除状態から第
8図に示すブロック状態にロックノブ15のノッチ15dに
対して係脱可能に移動される。
更に、上記の例ではロックノブ15をアンロック位置から
ロック位置に回動するときにソレノイド16を作動してス
トッパ18をロックノブ15の移動軌跡内に移動させる例を
示したが、チャイルドプルーフ等の目的でロックノブ15
をロック位置からアンロック位置に回動するときにソレ
ノイド16を作動してストッパ18をロックノブ15の移動軌
跡内に移動させるように構成してもよい。弾性爪部22の
代わりに、ソレノイド16をねじによりハンドルフレーム
11に固定することができる。
考案の効果 上述のように、この考案によるロックノブ規制装置で
き、インサイドドアハンドルのハンドルエスカッション
内にロックノブを設けた最新のインサイドドアハンドル
にも容易に装着することが可能となる。従って、ソレノ
イドは自動車のドアのインナパネルの車内側面に取付け
られるので、防水構造を必要としない利点がある。ま
た、ドアの組立時にはソレノイドを組み込んだインサイ
ドドアハンドルを予備組立状態で一体にドアパネルに固
定することができるので、ドアの組立時間を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるロックノブ規制装置を備えた自
動車用インサイドドアハンドルの正面図、第2図は第1
図のA−A線に沿う断面図、第3図は一部を断面で示す
側面図、第4図はストッパがブロック状態にある正面
図、第5図は第4図のB−B線に沿う断面図、第6図は
第4図の側面図、第7図はソレノイドをロッドに対して
ほぼ並行に配置しエスカッションを除去した他の例を示
す正面図、第8図は第7図のロックノブをブロック状態
に移動した正面図である。 10……ロックノブ規制装置、11……ハンドルフレーム、
12……ハンドル本体、15……ロックノブ、16……ソレノ
イド、17……プランジャ、18……ストッパ、19……壁、
25……保持部、27……切欠き部(通路)、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアのインナパネルの車内側面に
    取付けられるハンドルフレームと、ハンドルフレームに
    軸着されかつドアロック装置のディテント部材に作動連
    結されたハンドル本体と、ハンドルフレームに軸着され
    かつドアロック装置のディテント部材とハンドル本体と
    の作動連結を制御するロックノブと、ハンドルフレーム
    に固定されたソレノイドとを有する自動車用インサイド
    ドアハンドルのロックノブ規制装置において、 ソレノイドのプランジャにストッパを設け、プランジャ
    の移動によりストッパをロックノブの移動軌跡内に配置
    又は移動軌跡内から離間させることを特徴とする自動車
    用インサイドドアハンドルのロックノブ規制装置。
  2. 【請求項2】自動車のドアのインナパネルの車内側面に
    取付けられるハンドルフレームと、ハンドルフレームに
    軸着されかつドアロック装置のディテント部材に作動連
    結されたハンドル本体と、ハンドルフレームに軸着され
    かつドアロック装置のディテント部材とハンドル本体と
    の作動連結を制御するロックノブと、ハンドルフレーム
    に固定されたソレノイドとを有する自動車用インサイド
    ドアハンドルのロックノブ規制装置において、 ハンドルフレームに回動可能に軸着したストッパの一端
    をソレノイドのプランジャに軸着すると共に、プランジ
    ャの移動によりストッパの他端をロックノブの移動軌跡
    内に配置又は移動軌跡内から離間させることを特徴とす
    る自動車用インサイドドアハンドルのロックノブ規制装
    置。
  3. 【請求項3】自動車のドアのインナパネルの車内側面に
    取付けられるハンドルフレームと、ハンドルフレームに
    軸着されかつドアロック装置のディテント部材に作動連
    結されたハンドル本体と、ハンドルフレームに軸着され
    かつドアロック装置のディテント部材とハンドル本体と
    の作動連結を制御するロックノブと、ハンドルフレーム
    に固定されたソレノイドとを有する自動車用インサイド
    ドアハンドルのロックノブ規制装置において、 ハンドルフレームに形成した保持部にソレノイドを固定
    し、 保持部の壁に形成した通路内にソレノイドのプランジャ
    を配置し、 ソレノイドのプランジャにストッパを設け、ストッパを
    ロックノブに係脱させることによりロックノブの移動を
    制御することを特徴とする自動車用インサイドドアハン
    ドルのロックノブ規制装置。
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