JPH074437Y2 - 電話ボックス用空調機ユニットの取付け装置 - Google Patents

電話ボックス用空調機ユニットの取付け装置

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JPH074437Y2
JPH074437Y2 JP1989102038U JP10203889U JPH074437Y2 JP H074437 Y2 JPH074437 Y2 JP H074437Y2 JP 1989102038 U JP1989102038 U JP 1989102038U JP 10203889 U JP10203889 U JP 10203889U JP H074437 Y2 JPH074437 Y2 JP H074437Y2
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JP
Japan
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mounting
air conditioner
conditioner unit
telephone box
roof
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JP1989102038U
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JPH0342927U (ja
Inventor
善一 角張
弘文 井上
始 清水
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電話ボックス用空調機ユニットの取付け装置に
関する。
(従来の技術) 一般に家屋の部屋の壁に取付ける空調機ユニットとして
は、例えば前方周囲に据付用フランジが設けられた筐体
およびこの筐体の前方開口部に装着された前面パネルを
有する空気調和機本体が壁板の開口より挿入され、前記
前面パネルの幅寸法を前記筐体の幅寸法より大きく設定
し、前記上下側の据付用フランジを覆う化粧カバーを前
記空気調和機本体に設けた空気調和機が実公昭63−2835
1号により公知である。
一方、近年電話ボックスに空気調和装置を取付けること
が企画されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の空調機ユニットを上記のような方法
で電話ボックスに取付ける場合には、電話ボックスの側
壁に前記開口を設けなければならない。しかし電話ボッ
クスの壁は通常ガラス製であるため開口を設けることは
実際上困難である。又、たとえ取付けたとしても室外側
ユニットが電話ボックス側壁から外部に突出するため、
周囲に人が集まることが多い電話ボックスでは該室外ユ
ニットに人がぶつかったり、人により空調機ユニットが
壊されたりする虞れがあり、又電話ボックスの美観が損
われる等の不具合が生じる。
本考案は上記に鑑みて為されたもので、取付けが簡単
で、人等に対する安全性が高く、破壊されにくく、且つ
美観を損うことが少ない電話ボックス用空調機ユニット
の取付け装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために、電話ボックスの複
数個の支柱のうち対向する1対の支柱の頭部側に架設さ
れた2本の第1の取付け用部材と、該2本の取付け用部
材間に架設され、これと共に枠組を構成する少なくとも
1対の第2の取付け用部材と、前記電話ボックスのルー
フに穿設した第1の貫通孔を貫通し下端が前記第2の取
付け用部材に結合された取付け足部材とを備え、該取付
け足部材の上端に前記空調機ユニットを装着すると共
に、該空調機ユニットの吹出ダクトを前記ルーフに穿設
した第2の貫通孔に挿通させ、前記取付け足部材の下端
と前記第2の取付け用部材との間に緩衝手段を設けたも
のである。
(作用) 電話ボックスの既存の複数(通常は4個)の支柱を利用
して空調機ユニットが電話ボックスに取付けられる。該
支柱のうち対向する1対の支柱の頭部間に2本の第1の
取付け用部材を架設し、該第1の取付け用部材間にこれ
と共に枠組を構成する少なくとも1対の第2の取付け用
部材を架設する。しかして前記電話ボックスのルーフに
穿設した第1の貫通孔を貫通して前記第2の取付け用部
材に取付け足部材の下端を結合し、該取付け足部材の上
端に空調機ユニットを装着すると共に、空調機ユニット
の吹出ダクトを前記ルーフに穿設した第2の貫通孔を貫
通させたので、簡単に取付けることができ且つ安全性の
向上等を図ることが可能である。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る電話ボックス用空調機ユニットの
取付け装置の取付け用部材を示す平面図である。電話ボ
ックス1は、公知のように、四隅に支柱2が立設され、
各支柱間には側壁を成すガラス壁板3が嵌合されてお
り、該ガラス壁板3の何れか一つに出入口ドア(図示せ
ず)が設けられて構成されている。空調機ユニット18は
従来から使用されている一体形の空調機ユニットと同様
の構成を持つもので、第2図に示すように、仕切板24に
よって内部が外気室25と内気室26とに分けられている。
外気室25内には送風機27、凝縮機28、コンプレッサ(図
示せず)が設けられており、外気室25の側面には吸気口
29、上面には排気口30が設けられている。一方、内気室
26にはエバポレータ32、送風機33が設けられており、内
気室26の側面には吸気口34が設けられている。凝縮機2
8、コンプレッサ、エバポレータ32は図示しない導管に
より互いに接続されて冷凍サイクルを構成する。
本考案の取付け装置は、各対向する一対の支柱2,2の頭
部間に一対の第1の取付け用部材4,4が互いに平行に間
隔をおいて架設されている。各第1の取付け用部材4の
薄肉扁平な両端部4a,4aは夫々後述する天井板9を支持
すると共にルーフ11を支柱2に支持する支持部材35を介
してボルト5によって支柱2,2に締着されている。第1
の取付け用部材4,4間には1対の第2の取付け用部材6,6
が所定間隔を置いて架設され、その薄肉扁平な両端部6
a,6aがネジ7,7によって取付け用部材4,4に締着されてい
る。取付け用部材6の一方には所定間隔を置いて取付穴
8が2個穿設され、他方には部材の中心に取付穴8が1
個穿設されている。
第2図に示すように、空調機ユニット18の3本の取付け
足部材14がルーフ11の対応する貫通孔12を貫通して各下
端を前記取付け用部材6の対応する取付穴8に防振ゴム
15と共に図示しないネジにより締着されている。各取付
け足部材14とルーフ11の貫通孔(第1の貫通孔)12との
間隙をシールするシール部材16が当該部材14に嵌装され
ている。空調機ユニット18の吹出ダクト20がルーフ11の
中央貫通孔(第2の貫通孔)13を貫通して下垂しその下
端が天井板9の中央開口17に整合当接している。シール
部材21が中央貫通孔13と吹出ダクト20間の間隙をシール
すべく吹出ダクト20に嵌装されている。天井板9の中央
開口17には吹出グリル23が設けられている。シール部材
22が吹出ダクト20の下端と天井板9の中央開口17間の間
隙をシールすべく吹出ダクト20に嵌装されている。
上述のように取付けられた空調機ユニット8の作動時
は、吸気口34から取入れられた外気がエバポレータ32に
よって冷却され、該冷却された空気が送風機33により吹
出ダクト20を通って電話ボックス1内に導入される。
次に上述した取付け用部材を有する本考案の取付け装置
により、空調機ユニットを電話ボックスに取付ける方法
を前述した第1図及び第2図を参照して説明する。
先ず電話ボックス1の天井板9をその四隅のネジ10を巻
き外すことによりルーフ11から取り外す。各対向する一
対の支柱2,2の頭部のルーフ取付け用ボルト5,5を巻き外
し、ボルトを外した頭部間に各第1の取付け用部材4,4
の両端部4a,4aを載置し、該両端部4a,4aを先に外したボ
ルト5,5によって支柱2,2の頭部に締着する。次いで、第
1の取付け用部材4,4上に第2の取付け用部材6,6を所定
間隔を置いて載置し、各取付け用部材6の両端部6a,6a
を第1の取付け用部材4,4の貫通穴4b,4bを貫通するネジ
7,7によって第1の取付け用部材4,4に締着する。ルーフ
11に、第2の取付け用部材6,6の取付穴8に対応する位
置で貫通穴12、又、ルーフ11の略中心位置で貫通孔13を
夫々ドリル等で穿設する。
一方、空調機ユニット18の底部19には取付け足部材14の
上端が溶接等で固着されている。又はこれに代えて取付
け足部材14は底部19にネジ結合するようにしてもよい。
斯く空調機ユニット18の底部19に取付けられた取付け足
部材14にシール部材16を嵌装し、下端に防振ゴム15を挿
着した後、ルーフ11の対応する貫通穴12に挿通する。こ
れと同時に予めシール部材21を嵌装した吹出ダクト20も
ルーフ11の中央貫通穴13に挿通させる。次いで、防振ゴ
ム15の下端のボルトを第2の取付け用部材6に穿設され
た取付け穴8に挿通し、第2の取付け用部材6の下側か
ら図示しないナットにより締着する。次いで、シール部
材22を吹出ダクト20の下端に嵌装した後、天井板9をネ
ジ10によって支持部材35を介して支柱2に取付ける。こ
の際、吹出ダクト20の下端が天井板9の中央開口17のグ
リル23に当接する。以上のようにして空調機ユニット18
が電話ボックス1に取付けられる。
以上説明したように、本実施例に依れば、ルーフ11に貫
通穴12,13を穿設する追加工のみで、電話ボックス1に
空調機ユニット18を簡単に取付けることができ、電話ボ
ックスの外にいる人がぶつかったり、人により壊された
り、美観を損うことが少ない。更に、第2の取付け用部
材6と取付け足部材14との間に緩衝手段としての防振ゴ
ム15を設けたので空調機ユニットの発生する振動を電話
ボックスに伝えない。
(考案の効果) 上述したように本考案は、電話ボックスの複数個の支柱
のうち対向する1対の支柱の頭部間に架設された2本の
第1の取付け用部材と、該2本の取付け用部材間に架設
され、これと共に枠組を構成する少なくとも1対の第2
の取付け用部材と、前記電話ボックスのルーフに穿設し
た第1の貫通孔を貫通し下端が前記第2の取付け用部材
に結合された取付け足部材とを備え、該取付け足部材の
上端に前記空調機ユニットを装着すると共に、該空調機
ユニットの吹出ダクトを前記ルーフに穿設した第2の貫
通孔に挿通させ、前記取付け足部材の下端と前記第2の
取付け用部材との間に緩衝手段を設けたことにより、単
に電話ボックスのルーフに前記取付け足部材と吹出ダク
トを貫通させる貫通孔(12,13)を穿設するだけで電話
ボックスに空調機ユニットを簡単に取付けることがで
き、電話ボックスの外にいる人がぶつかったり、人によ
り空調機ユニットが壊されたり、又、電話ボックスの美
観が損われる等の心配がなく、空調機ユニットの発生す
る振動を電話ボックスに伝えず、静かな電話ボックス用
空調機を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電話ボックス用空調機ユニットの
取付け装置の取付け用部材を示す平面図、第2図はII−
II線に沿う断面図である。 1…電話ボックス、2…支柱、4,4…第1の取付け用部
材、6,6…第2の取付け用部材、11…ルーフ、12…貫通
孔(第1の貫通孔)、13…中央貫通孔(第2の貫通
孔)、14…取付け足部材、15…防振ゴム(緩衝手段)、
18…空調機ユニット、20…吹出ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話ボックスの複数個の支柱のうち対向す
    る1対の支柱の頭部間に架設された2本の第1の取付け
    用部材と、該2本の取付け用部材間に架設され、これと
    共に枠組を構成する少なくとも1対の第2の取付け用部
    材と、前記電話ボックスのルーフに穿設した第1の貫通
    孔を貫通し下端が前記第2の取付け用部材に結合された
    取付け足部材とを備え、該取付け足部材の上端に前記空
    調機ユニットを装着すると共に、該空調機ユニットの吹
    出ダクトを前記ルーフに穿設した第2の貫通孔に挿通さ
    せ、前記取付け足部材の下端と前記第2の取付け用部材
    との間に緩衝手段を設けたことを特徴とする電話ボック
    ス用空調機ユニットの取付け装置。
JP1989102038U 1989-08-30 1989-08-30 電話ボックス用空調機ユニットの取付け装置 Expired - Lifetime JPH074437Y2 (ja)

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JPH0342927U JPH0342927U (ja) 1991-04-23
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