JPH0744276A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0744276A
JPH0744276A JP5184209A JP18420993A JPH0744276A JP H0744276 A JPH0744276 A JP H0744276A JP 5184209 A JP5184209 A JP 5184209A JP 18420993 A JP18420993 A JP 18420993A JP H0744276 A JPH0744276 A JP H0744276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
initialization
task
main
peripheral equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP5184209A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Matsuhashi
健一 松橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5184209A priority Critical patent/JPH0744276A/ja
Publication of JPH0744276A publication Critical patent/JPH0744276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチタスクオペレーティングシステム(O
S)、すなわち複数処理並行実行OSの起動後に、周辺
装置の初期化を本処理とは別の処理として実行させ、シ
ステムの本処理が初期化処理のために滞ることのないよ
うにする。 【構成】 12はシステム全体の制御を司るCPUであ
り、13のメモリ中に格納された図3〜図12の如き制
御プログラム等にしたがって、15の第1周辺装置、1
6の第2周辺装置の初期化処理および、本システムの制
御処理を行うが、CPU12が、周辺装置15,16の
初期化処理をシステムの本処理とは別処理として並行的
に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央処理装置の他に周辺
装置の初期化を必要とする情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシングルタスクOS(単一処理逐
次実行OS)では、システムの周辺装置の初期化は一つ
の周辺装置の初期化完了を待たなければ、次の周辺装置
の初期化処理は実行できず、さらに、その後に続くべき
アプリケーション処理も実行できなかった。これを図で
説明する。図2はシングルタスクでの初期化処理の一例
を示すブロック図である。21で情報処理装置の基本的
要素である、CPU自身のチェック,主記憶装置のチェ
ック等を行う。22でオペレーティングシステムが起動
され、23で周辺装置の初期化が実行される。初期化処
理の完了後に24でシステムのソフトウエア部分の初期
化処理が行われ、25でシステムの主処理であるアプリ
ケーションシステムが実行される。すなわち、ある時間
には一つの処理しかしない逐次処理である。また、マル
チタスクOSにおいても排他処理と制御の簡潔さなどの
点から、シングルタスクOSと同様の逐次初期化処理を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
単一タスクによる初期化においては、中央処理装置の時
間を有効に使用しているとはいえない。なぜなら、周辺
装置へ初期化コマンド等を発行してから応答があるまで
の間は中央処理装置は何の処理もしていない状態でシス
テムの遊び時間となってしまうからである。さらに、複
数の周辺装置の初期化を行わなければならない場合は、
一つの初期化処理で躓いていると以降の処理は滞ってし
まうという不具合が生じていた。
【0004】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した情報処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は中央処理装置以外に周辺装置の初期化処理を
必要とする情報処理装置において、前記周辺装置の初期
化処理をシステムの本処理とは別処理として並行的に実
行する手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、周辺装置の初期化処理をマル
チタスクで実行する。システムの起動後の初期の段階で
は、外部からの割り込みを禁止してしまえば排他性は保
てるから、初期化処理を逐次実行する必要はない。周辺
装置の初期化処理をシステムの本処理とは別タスクで実
行することにより、周辺装置との初期化通信時の待ち時
間はシステムの本処理または他の周辺装置の初期化処理
で使用することができる。特に、初期化すべき周辺装置
が多い時には全ての初期化完了を待たずに、システムの
本処理を進行させることができるので、素早いシステム
起動を求められる情報処理装置に有効である。さらに、
本処理とは別個のタスクで周辺装置の初期化処理を実行
することにより、たとえ一つの初期化処理の中で躓いて
も初期化タスク内で再試行を繰り返すことにより、シス
テムの本処理を滞らせることはない。したがって、本シ
ステムの早期立ち上がりが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の各実施例にかかる情報処理
装置の構成を表すブロック図である。12はシステム全
体の制御を司るCPUであり、13のメモリ中に格納さ
れた図3〜図12の如き制御プログラム等にしたがっ
て、15の第1周辺装置、16の第2周辺装置の初期化
処理および、本システムの制御処理を行う。11は12
のCPUの状態を示すためのモニタ(MONITOR)
であり、本システムの処理内容を表示する他、CPU1
2への入力手段である14のキーボードからの入力情報
を処理して表示する。
【0009】図3のブロック図は本発明の情報処理装置
のマルチタスク初期化処理の一例を表すブロック図であ
る。31のシステムの初期化、32のOS起動まではシ
ングルタスクと同様であるが、32でOSが起動される
と34の周辺装置初期化タスクを本処理とは別処理とし
て起動する。34の周辺装置初期化タスクの起動後にそ
の完了を待たずに33の本システムでシステムの初期化
処理を行い、35でアプリケーションシステムを起動す
る。
【0010】<実施例1>図4と図5は本発明の第1の
実施例を表すフローチャートであり、その処理について
説明する。41にてシステムのOSを立ち上げるために
必要な最低限のハードウエア・ソフトウエアの初期化を
行い、42にてマルチタスクOSを起動する。43で図
5の周辺装置初期化タスクを起動し、その処理完了を待
たずに44のシステムスタートアップ処理へ移る。その
後、45でアプリケーション処理が起動・実行される。
46にて電源OFF処理の起動がかけられたかを監視し
て、かけられるまで45を繰り返し、電源OFFを検出
したならば、47で図5の54で初期化済シグナルが送
信され初期化処理が完了していることを確認して、48
で終了処理を行った後、電源OFFする。
【0011】図5の初期化タスクであるが、まず51で
再試行のためのリトライカウント、例えば16回を設定
する。52にて初期化コマンドを例えばプリンタに出力
して、53で初期化が成功したかを判定する。成功した
ならば54で初期化済シグナルをセットして終了し、成
功しなければ55と56でリトライカウントが0になる
まで再試行を繰り返す。
【0012】<実施例2>前記実施例では初期化処理が
リトライカウントの回数以内で終了しなくても、そのま
ま初期化を終了したとしていたが、周辺機器が初期化さ
れているか否かがシステムにとって重要である場合に
は、再試行失敗の際に操作者に対し警報通知を行うこと
ができる。図6,図7,図8は第2の実施例の処理を表
すフローチャートであり、本システム,初期化タスク,
終了処理タスクからなる。前記実施例からの変更部分に
ついて説明する(61〜66は図4の41〜46と同
じ)。66で電源OFFが検出されると、67で終了処
理タスクへシグナルを送信し、終了処理を起動する。
【0013】図7の初期化タスクでは、71〜73の処
理が図5の51〜53と同じであり、74でリトライカ
ウントが0でなければ76でリトライカウントを1減
じ、72に戻る。リトライカウントが0になり再試行が
失敗したと判定されると、75で警報通知をモニタ11
に表示し、77でキーボード14からの中止要求を待
つ。中止が要求されたならば、78で終了タスクへシグ
ナルを送信し、終了処理を起動する。中止要求でなけれ
ば71へ分岐し再々試行を行う。図8の終了処理タスク
では81で本システムまたは初期化処理からの終了シグ
ナルを待ち合わせ、82で終了処理を行い電源OFFを
行う。
【0014】<実施例3>本実施例では複数の周辺装置
の場合の制御の一例を示す。周辺装置が複数の場合はこ
この周辺装置間の重要度によって、初期化と終了処理ま
での間の同期をとる必要がある。例えば、プリンタとス
キャナを初期化する場合を考える。スキャナの初期化に
は機械的動作はないが、プリンタの初期化動作には機械
的動作を伴なう。したがって、スキャナの初期化が失敗
してもプリンタの初期化動作が終了するまでは終了処理
を行えない、という具合である。本実施例では同期の手
段としてイベントとタスクの終了を利用する。
【0015】図9,図10,図11,図12は本実施例
を示すフローチャートである。図9において、91,9
2は図4の41,42と同様であり、ついで93におい
て全ての周辺装置の初期化処理が起動されると、図10
のプリンタ初期化タスク1と図11のスキャナ初期化タ
スク2が起動される。図10の101ではプリンタ初期
化コマンドをプリンタに送信し、102でその初期化が
成功したかを判断し、成功したならば103で初期化済
イベントをセットし、終了する。102で初期化に失敗
したと判定したならば、104にてスキャナ初期化タス
ク2を待ち合わせ、105で終了処理タスクへシグナル
を送信する。図11の111ではスキャナ初期化コマン
ドをスキャナに送信し、112でその初期化が成功した
かを判断し、成功したならば113で初期化済イベント
をセットし、終了する。112で初期化が失敗したと判
定すると114で初期化済イベントがセットされている
かを判定し、セットされていればプリンタの初期化処理
が終了したと判断して、115で終了処理タスクへシグ
ナルを送信して終了する。図12は終了タスクを示し、
121で終了要求シグナルを待ち合わせ、122で終了
処理を行い電源OFFを行う。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は周辺装置
の初期化処理をマルチタスクで行い、かつ、初期化再試
行処理も考慮しているので、システム本来の起動処理を
滞らせることなく進行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す情報入出力処理装置の構
成を表すブロック図である。
【図2】シングルタスク初期化処理の一例を表すブロッ
ク図である。
【図3】シングルタスク初期化処理の一例を表すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に関わる実施例の本処理を表したフロー
チャートである。
【図5】本発明に関わる実施例の初期化処理を表したフ
ローチャートである。
【図6】本発明に関わる他の実施例の本処理を表したフ
ローチャートである。
【図7】同他の実施例の初期化処理を表したフローチャ
ートである。
【図8】本発明に関わる同他の実施例の終了処理を表し
たフローチャートである。
【図9】本発明に関わるさらに他の実施例の本処理を表
したフローチャートである。
【図10】同他の実施例のプリンタ初期化処理を表した
フローチャートである。
【図11】同他の実施例のスキャナ初期化処理を表した
フローチャートである。
【図12】同他の実施例の終了処理を表したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
12 CPU 13 メモリ 15,16 周辺装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置以外に周辺装置の初期化処
    理を必要とする情報処理装置において、前記周辺装置の
    初期化処理をシステムの本処理とは別処理として並行的
    に実行する手段を備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
JP5184209A 1993-07-26 1993-07-26 情報処理装置 Pending JPH0744276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184209A JPH0744276A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184209A JPH0744276A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 情報処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH0744276A true JPH0744276A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16149276

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JP5184209A Pending JPH0744276A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 情報処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0744276A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7664841B2 (en) 2005-12-07 2010-02-16 International Business Machines Corporation Selective activation of TCP/IP link and traffic
US7929020B2 (en) 2003-02-26 2011-04-19 Casio Computer Co., Ltd. Camera device and method and program for starting the camera device
JP2012235346A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Funai Electric Co Ltd 携帯端末

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7929020B2 (en) 2003-02-26 2011-04-19 Casio Computer Co., Ltd. Camera device and method and program for starting the camera device
US7664841B2 (en) 2005-12-07 2010-02-16 International Business Machines Corporation Selective activation of TCP/IP link and traffic
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