JPH0744272U - 貯金箱 - Google Patents

貯金箱

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JPH0744272U
JPH0744272U JP065544U JP6554493U JPH0744272U JP H0744272 U JPH0744272 U JP H0744272U JP 065544 U JP065544 U JP 065544U JP 6554493 U JP6554493 U JP 6554493U JP H0744272 U JPH0744272 U JP H0744272U
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plate
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JP065544U
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株式会社テンヨー
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C1/00Purses; Money-bags; Wallets
    • A45C1/12Savings boxes

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コインの消失の錯覚を与えて視覚的に楽しめ
る。 【構成】 箱本体1の正面板10に窓16を設け、箱本
体1内の仮想平面に仕切板を設けて、箱本体1内を疑似
空間と収納空間とに仕切り、仕切板にミラーを設け、箱
本体1にスライド板4を第1位置と第2位置との間をス
ライド可能に取り付ける。第1位置は、スライド板4が
箱本体1の外側に位置してコインCをセットすることが
でき、第2位置は、スライド板4が箱本体1内に位置し
てコインCが収納空間に収納されるように構成する。こ
の結果、コインCをセットしたスライド板4を第1位置
から第2位置にスライドさせると、コインCは、収納空
間に収納されているのであるが、窓16から見ると、仕
切板で隠蔽され、中空の箱本体1内で消えたかのように
錯覚を与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、箱本体内の中央に配置した平面の反射面(所謂ミラー)を利用し 、スライド板を介して箱本体内に入れたコインが恰も消えたかのような錯覚を与 えて、見て楽しめる預金箱に係るものである。 特に、この考案は、ミラーの存在を隠さずに、逆にミラーの存在を明らかにし 、上述のコインの消失の錯覚をさらに強烈に与えて、さらに視覚的に楽しめる貯 金箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のミラーを利用した貯金箱としては、例えば実開平3−19846号公 報に記載のものがある。この貯金箱は、6枚の光不透過性のパネルで構成される 箱体において、その6枚のうちの1枚のパネルに光透過窓が設けられており、窓 が形成された1枚のパネルに隣接する4枚のパネルのうちのある1枚のパネルの 1本の対角線と、前記ある1枚のパネルに対向する他の1枚のパネルの1本の対 角線であって、前記ある1枚のパネルの対角線に平行な対角線とでディファイン (define)される平面上に仕切板が配設されていて、その箱体内が前記窓 側の疑似空間(第1空間)とその反対側の収納空間(第2空間)とに仕切られて おり、前記窓と対向する仕切板の一面のほぼ全面に亘って光反射領域(所謂ミラ ー)が設けられており、前記収納空間に連通するコイン投入口が設けられてなる ものである。 前記コイン投入口から前記収納空間内に収納されたコインは、前記窓側から見 ると、前記ミラー及び仕切板に隠れて見えない。一方、前記ミラーの反射作用に より、前記窓から箱体内の疑似空間側を見ると、箱体は前記ミラー及び前記仕切 板が無い単なる中空の箱体として見える。この結果、箱体内に収納したコインが 恰も消えたかのような錯覚を与えて、見て楽しめることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上述の貯金箱は、ミラーを対角線上に配置して、ミラーの存在を隠して、箱体 内が中空の錯覚を与えている。
【0004】 この考案の目的は、ミラーの存在を隠さずに、逆にミラーの存在を明らかにし 、コインの消失の錯覚をさらに強烈に与えて、さらに視覚的に楽しめる預金箱を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述の目的を達成するために、下記の構成からなることを特徴と する。 すなわち、仮想平面に対して対称に配置した光透過性の窓を有する正面板と不 透明な背面板と、その正面板と背面板との間に配置した不透明な周側面板と、か ら箱本体を構成する。その箱本体内の仮想平面に平板の仕切板を配置して、箱本 体内を正面板側の第1空間(以下、疑似空間と称する。)と背面板側の第2空間 (以下、収納空間と称する。)とに仕切る。その仕切板の正面板と対向する面上 に全面に亘って光反射領域(以下、ミラーと称する。)を設ける。前記疑似空間 と収納空間とにそれぞれ位置する2枚の板からなるスライド板を、前記箱本体に 、第1位置と第2位置との間をスライド可能に取り付ける。前記第1位置におい ては、前記スライド板が前記箱本体の外側に位置して、そのスライド板にコイン をセットすることができ、また前記第2位置においては、前記スライド板が前記 箱本体の疑似空間及び収納空間に位置して、前記コインが前記収納空間に収納さ れるように構成する。
【0006】
【作用】
この考案は、上記の構成により、コインをセットしたスライド板を第1位置か ら第2位置にスライドさせると、そのコインは、収納空間に収納される。ところ が、そのコインは、透明な正面板から見ると、仕切板及びミラーに隠されて見え ない。 一方、箱本体内の中央に配置された平面のミラーの反射作用により、疑似空間 の内面がミラーに反射して写し出されるので、そのミラーに写し出された疑似空 間の内面がミラー及び仕切板と反対側の収納空間の内面として見えるため、透明 な正面板から箱本体内を見ると、仕切板が無い中空の箱であって、背面板の内面 側にミラーが配置した箱のように見える錯覚を与えることができる。 この結果、背面板の内面側にミラーを配置した中空の箱本体内にコインを入れ ると、恰も消えたかのように錯覚を与えることができる。このように、見て楽し むことができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の貯金箱の実施例のうちの3例について添付図面を参照して説 明する。 図1乃至図11はこの考案の貯金箱の第1の実施例を示す。 図において、1は中空形状の箱本体である。この箱本体1は、図1乃至図4及 び図6乃至図9に示すように、天部の左右両角部が面取りされた直方体形状をな す。この箱本体1は、対向する正面板10と背面板11と、その正面板10と背 面板11との間に配置した周側面板としての天板12及び底板13及び右側面板 14及び左側面板15とからなる。この箱本体1は、本考案の貯金箱としての空 間を構成するためのものである。前記正面板10及び背面板11及び天板12及 び底板13及び右側面板14及び左側面板15、は不透明の合成樹脂で成形する 。
【0008】 前記正面板10は、上辺の左右両角部を切除した六角形をなし、中央部一杯に 光透過性の窓16を設ける。この窓16は、前記正面板10に開口部100を設 け、その正面板10の内面側に光透過性の合成樹脂製の板101を、前記開口部 100を覆うように固定してなる。なお、上述の窓16は、前記透明板101を 用いずにただ単に正面板10に開口部100を開けたままの状態であっても良い し、又は透明な正面板をそのまま使用しても良いし、さらに透明な正面板の周縁 に不透明なインクやテープを施して構成しても良い。 前記背面板11は、縦が前記正面板10の縦より若干長く、また横が前記正面 板10の横と同一の長方形をなす。 前記天板12は、長方形の板の左右両端部を折り曲げた形状をなし、前記正面 板10の上辺と左右両傾斜辺と対応した水平部と左右両傾斜部とからなる。前記 水平部の中心線(図示をしないが、後述する仮想平面17とほぼ同一位置に位置 する。)に対して対称の位置に2本のスリット120及び121を平行に設ける 。また、この水平部の内面の前記スリット120及び121の周縁にスライドガ イド122及び123を一体に突設する。 前記底板13は、長辺が前記正面板10及び背面板11の横と、短辺が前記天 板12の奥行と、ほぼ同一の長方形をなす。 前記左右両側面板14及び15は、長辺が前記正面板10の側辺と、短辺が前 記底板13の短辺と、ほぼ同一の長方形をなす。 前記正面板10と前記背面板11とを、図10及び図11中に示す仮想平面1 7に対して対称の位置に相互に平行にかつ対向させて配置させ、その正面板10 と背面板11との間に、前記周側面板の天板12及び底板13及び右側面板14 及び左側面板15を、前記仮想平面17に対して垂直に、かつ前記正面板10の 六辺に倣って配置する。かくして、上述の箱本体1が構成される。
【0009】 上述のように構成された箱本体1において、前記背面板11の一部(上部)1 10が前記天板12より上方に張り出された形状となる。この結果、背面板11 に張り出し板部110を設けたこととなる。その張り出し板部110の正面に光 反射領域111、所謂ミラーを設ける。この張り出し板部110のミラー111 は、例えばフレキシブルな合成樹脂製の薄板の表面にアルミ箔を接着又はアルミ を蒸着したもの、あるいはアルミ薄板等である。なお、この張り出し板部110 の前面(正面板10側)に、例えば厚紙等をこうもりに型取ったイラストやその 他文字や装飾物等を施しても良い。 図において、18は下部水平仕切板である。この下部水平仕切板18は、図6 及び図7に示すように、前記箱本体1内の下部であって、前記正面板10及び左 右両側面板14及び15の内面の前記窓16より下方の箇所に、水平に固定した もので、背面板11側が開口している。 図において、19は開ガイドである。この開ガイド19は、図6及び図7に示 すように、前記箱本体1の内の下部であって、前記左右両側面板14及び15の 背面板11寄りの箇所に固定する。この開ガイド19は、後述するスライド板4 のカバー43を開くものである。
【0010】 図において、2は光不透過性の合成樹脂で成形した平板の仕切板である。この 仕切板2は、図6乃至図11に示すように、前記箱本体1内の空間を第1空間と しての疑似空間21と第2空間としての収納空間22とに区画するためのもので ある。この仕切板2は、前記箱本体1の正面板10より1廻り小さい六角形をな し、前記箱本体1内の前記仮想平面17の位置であって、前記天板12及び左右 両側面板14及び15及び下部水平仕切板18に固定する。
【0011】 図において、20は前記仕切板2の前記窓16に対向する表面上に、ほぼ全域 に配設した光反射領域、所謂ミラーである。このミラー20は、図6乃至図11 に示すように、例えば合成樹脂製の薄板の表面にアルミ箔を接着又はアルミを蒸 着したもの、あるいはアルミ薄板等である。このミラー20を前記仕切板2の前 記窓16に対向する表面上に接着して、あるいは別個にして重ねる。なお、この ミラー20は、前記仕切板2の前記窓16に対向する表面に直接アルミ箔を接着 したり、またはアルミを蒸着したりしても良い。
【0012】 図において、3は前記窓16の内面若しくは外面若しくは内外両面に固定した イラストである。このイラスト3は、図1乃至図4及び図6乃至図9に示すよう に、例えば厚紙等をこうもりに型取ったものである。このイラスト3の両面を異 なる色彩を施す。例えば、一面(前面)側を紫色、他面(後面)側を黒色に着色 する。なお、上述の窓16の内面若しくは外面若しくは内外両面には、上述のイ ラスト3の他文字や装飾物等を施しても良い。
【0013】 図において、30及び31及び32は模様板である。この模様板30、31、 32は、図6乃至図9に示すように、厚紙等からなる薄板の内面に、例えば市松 模様等を施したりしたものである。底板の模様板30は、長辺が前記正面板10 の横の長さとほぼ等しく、また短辺が前記正面板10からミラー20若しくは仕 切板2までの距離とほぼ等しい長方形をなし、前記下部水平仕切板18の上面に 固定する。左右両側板の模様板31、32は、長辺が前記正面板10と天板12 との角部から前記下部水平仕切板18までの距離とほぼ等しく、また短辺が前記 正面板10からミラー20若しくは仕切板2までの距離とほぼ等しい長方形をな し、前記左右両側面板14及び15の内面に固定する。
【0014】 図において、4はスライド板である。このスライド板4は、図1乃至図9に示 すように、前記箱本体1に第1位置と第2位置との間をスライド可能に取り付け たものである。このスライド板4は、前記仕切板2及びミラー20を挟んで、か つ前記仕切板2及びミラー20との間に若干の隙間を置いて前記疑似空間21に 位置する第1スライド板41と、前記収納空間に22に位置する第2スライド板 42と、その第1スライド板41の上端と前記第2スライド板42の上端とにそ れぞれ固定した連結板40とからなる。 前記第1スライド板41は、例えば透明な合成樹脂製の板からなり、その周辺 に着色テープや塗料等で縁取り410を施す。この第1スライド板41のほぼ中 央にコインを通すための円形の透孔411を設ける。この第1スライド板41の 前面(正面板10側)若しくは後面(背面板11側)の左上方にイラスト412 を固定する。このイラスト412は、例えば厚紙等をこうもりに型取ったもので ある。なお、このイラスト412の他文字や装飾物等を施しても良い。前記第1 スライド板41の下端にストッパ413を、後方にL字形に設ける。 前記第2スライド板42は、例えば透明な合成樹脂製の板からなり、その周辺 に着色テープや塗料等で縁取り420を施す。この第2スライド板42のほぼ中 央にコインを通すための円形の透孔421を設ける。この第2スライド板42の 前面もしくは後面の左上方であって、前記第1スライド板41のイラスト412 と同一位置にイラスト422を固定する。このイラスト422は、例えば厚紙等 をこうもりに型取ったものである。また、前記第2スライド板42の前面にイラ スト423を固定する。このイラスト423は、例えば厚紙等をドラキュラ男爵 に型取ったもので、前記透孔421の部分を切り抜くと共に、ドラキュラ男爵の イラスト423の手の部分424を前記透孔421の下縁からやや上方に突出さ せる。なお、上述のイラスト422及び423の他文字や装飾物等を施しても良 い。 前記第2スライド板42の後面のほぼ上部にカバー43の一端(上端)を開閉 可能に固定する。このカバー43は、図6乃至図9に示すように、透明な合成樹 脂製の板からなり、上端の後面に切欠430を設け、この切欠430より上端部 を前記第2スライド板42に接着剤等により固定する。この切欠430における 肉薄部で、切欠430より下方の部分が開閉可能に構成される。前記カバー43 の前面の前記第2スライド板42の透孔421と対応する箇所にイラスト431 を固定する。このイラスト431は、厚紙等を前記第2スライド板42のドラキ ュラ男爵のイラスト423の切り抜いた部分、すなわち胸の部分に型取ったもの である。前記カバー43の下端にストッパ432を後方に湾曲させて設ける。な お、上述の肉薄のヒンジ部の代りに、フレキシブルな接着テープで前記カバー4 3の上辺を前記第2スライド板42に開閉可能に固定しても良い。 かかるスライド板4の第1スライド板41と第2スライド板42及びカバー4 3とを、前記箱本体1のスリット120と121とに、それぞれ上下にスライド 可能に挿入する。この結果、スライド板4の第1スライド板41と第2スライド 板42及びカバー43とは、前記箱本体1の疑似空間21と収納空間22とに、 第1位置と第2位置との間をそれぞれスライド可能に取り付けらることとなる。
【0015】 前記第1位置は、図1及び図3及び図6及び図8に示すように、スライド板4 のストッパ413及び432が前記箱本体1のスライドガイド122及び123 の下端にそれぞれ当接し、前記スライド板4が前記箱本体1の外側に位置し、そ のスライド板4の第2スライド板42の透孔421にコインCをセットすること ができる位置である。スライド板4がこの第1位置に位置するとき、前記カバー 43は、前記スリット121により第2スライド板42に閉じて、前記コインC を前記ドラキュラ男爵のイラスト423の手の部分424とで透孔421から落 ちないように保持する。 また、前記第2位置は、図2及び図4及び図7及び図9に示すように、スライ ド板4の第2スライド板42の下端が前記箱本体1の開ガイド19に当接し、ス ライド板4の第1スライド板41と第2スライド板42及びカバー43とが、前 記箱本体1の疑似空間21と収納空間22とに、それぞれ位置する。一方、前記 カバー43が開ガイド19により第2スライド板42から開いて、第2スライド 板42の透孔421に保持しておいた前記コインCが前記透孔421から落ちて 収納空間22に収納される位置である。
【0016】 この実施例における箱本体は、上記の構成よりなり、以下その使用例について 説明する。 まず、スライド板4を上方に引き出して第1位置に位置させておく。このとき 、図1及び図3に示すように、スライド板4の第1スライド板41のこうもりの イラスト412と、透明な第1スライド板41を通して第2スライド板42のこ うもりのイラスト422及びドラキュラ男爵のイラスト423と、が見える。 このスライド板4が第1位置に位置している状態において、図6に示すように 、コインCを第1スライド板41の透孔411を通して、第2スライド板42の 透孔421にセットする。 次に、上述のスライド板4を押し込んで第2位置に位置させる。すると、図2 及び図4及び図7及び図9に示すように、スライド板4の第1スライド板41と 第2スライド板42及びカバー43とが、前記箱本体1の疑似空間21と収納空 間22とに、それぞれ位置し、かつ前記カバー43が開ガイド19により第2ス ライド板42から開いて、第2スライド板42の透孔421に保持しておいた前 記コインCが前記透孔421から落ちて収納空間22に収納される。ところが、 そのコインCは、正面板10の窓16から箱本体1内を見ると、仕切板2及びミ ラー20に隠されて見えない。 また、上述のスライド板4が第2位置に位置するとき、スライド板4の第1ス ライド板41と第2スライド板42及びカバー43とが、前記箱本体1の疑似空 間21と収納空間22とに、それぞれ位置するので、正面板10の窓16から箱 本体1内を見ると、図2及び図4に示すように、第2スライド板42のこうもり のイラスト422及びドラキュラ男爵のイラスト423が仕切板2及びミラー2 0に隠されて見えない。一方、第1スライド板41とその第1スライド板のこう もりのイラスト412とが見え、しかもその第1スライド板41とその第1スラ イド板41のこうもりのイラスト412とがミラー20に写り、そのミラー20 に写ったものが第2スライド板42とその第2スライド板42のこうもりのイラ スト422のように見える。この結果、第1位置において見えるスライド板4の ドラキュラ男爵のイラスト423が、第2位置において消えるので、視覚的アク ションにより目で見て楽しめる。
【0017】 また、この実施例における貯金箱は、箱本体1内の空間が仕切板2で疑似空間 21と収納空間22とに仕切られ、その一方の収納空間22が仕切板2で隠蔽さ れている。他方の疑似空間21においては、図10及び図11に示すように、E ・Pの位置から窓16を介して箱本体1内を見ると、その疑似空間21の内面の 模様板30、31、32の模様及び疑似空間21の内面がミラー20に反射して 写し出される。このため、そのミラー20に写し出された疑似空間21の内面の 模様板30、31、32の模様及び疑似空間21の内面が恰も前記疑似空間21 と前記仕切板2を挟んで反対側の前記収納空間22の内面の模様板30、31、 32の模様及び収納空間22の内面として見える。この結果、図1乃至図4に示 すように、窓16から箱本体1内を一見すると、恰も仕切板2が無い中空の箱で あって、背面板11の内面側にミラーが配置した箱のように見える錯覚を与える ことができる。 この結果、背面板11の内面側にミラーを配置した中空の箱本体1内にスライ ド板4を介してコインCを入れると、恰も消えたかのように錯覚を与えることが できる。このように、見て楽しむことができる。特に、この考案の貯金箱は、ミ ラーの存在を隠さずに、逆にミラーの存在を明らかにし、コインCの消失の錯覚 をさらに強烈に与えて、さらに視覚的に楽しめる。
【0018】 そして、上述の箱本体1の背面板11を開閉可能に構成することにより、前記 収納空間22に収納されたコインCを収納空間22から取り出すことができる。 特に、上述の実施例においては、箱本体1の疑似空間21の内面に模様板30 、31、32を配設したので、箱本体1内に配設した仕切板2及びミラー20の 縁をカムフラージュすることができ、また装飾効果を高めることができる。 また、上述の実施例においては、背面板11に張り出し板部110を設け、か つその張り出し板部110にミラー111を設けたので、実際には箱本体1内の 中央の仮想平面17に位置する上述のミラー20が、箱本体1の内外であって、 張り出し板部110を含む背面板11の内面側に1枚ものとして位置する錯覚を 与えることができる。この結果、仕切板2が無い中空の箱としての錯覚をさらに 強烈に与えることができ、上述のコインCの消失効果が大となる。 さらに、上述の実施例においては、第1スライド板41はミラー20から若干 離れているので、第1スライド板41がミラー20の前面で上下にスライドして も、そのミラー20の前面に傷が付き、ミラー20が箱本体1内の中央の仮想平 面17に位置することが見破られるような虞はない。 なお、この考案においては、箱本体1の形状は特に限定しない。すなわち、正 面板10と背面板11とが仮想平面17に対して対称の位置に位置する箱形状で あれば良い。 また、この考案においては、窓16のイラスト3と、模様板30及び31及び 32と、スライド板4のイラスト412及び422及び423と、張り出し板部 110と、その張り出し板部110のイラストと、は特に設けなくても良い。
【0019】 図12はスライド板の変形例であって、第1スライド板の正面図、図13は同 じくスライド板の変形例であって、第2スライド板の正面図である。 この例のこのスライド板4Aは、前記仕切板2及びミラー20を挟んで前記疑 似空間21に位置する第1スライド板41Aと、前記収納空間に22に位置する 第2スライド板42Aと、その第1スライド板41Aの上端と前記第2スライド 板42Aの上端とにそれぞれ固定した撮み兼連結板40Aとからなる。前記第1 スライド板41と前記第2スライド板42Aとは、上端において相互に固定され ており、箱本体1に、ミラー20及び仕切板2に僅少の隙間を置いて、第1位置 と第2位置との間をスライド可能に取り付けられている。 前記第1スライド板41Aは、例えば透明な合成樹脂製の板からなる。この第 1スライド板41Aの前面若しくは後面の上方中央にイラスト412Aを固定す る。このイラスト412Aは、例えば厚紙等をこうもりに型取ったものである。 前記第2スライド板42Aは、例えば透明な合成樹脂製の板からなる。この第 2スライド板42Aの下方中央にコインを通すための円形の透孔421Aを設け る。この第2スライド板42Aの前面もしくは後面にイラスト422Aを固定す る。このイラスト422Aは、例えば厚紙等をドラキュラ男爵に型取ったもので 、そのドラキュラ男爵の頭部が前記第1スライド板41Aのイラスト412Aを 覆う位置に位置し、かつ大きさとなす。
【0020】 この例のスライド板4Aは、第1位置においては、第1スライド板41Aのこ うもりのイラスト412Aと第2スライド板42Aのドラキュラ男爵のイラスト 422Aの頭部とが重なり合うので、図13に示すように、こうもりのイラスト 412A(図中破線で示す。)が隠れてドラキュラ男爵のイラスト422Aのみ が見える。また、第2位置においては、第1スライド板41Aが疑似空間21に 位置し、かつ第2イラスト板42Aが仕切板2に隠されるので、図12に示すよ うに、こうもりのイラスト412Aのみが窓16を通して見える。このように、 第1位置におけるイラスト412Aと、第2位置におけるイラスト422Aと、 が変化するので、さらに視覚的アクションにより目で見て楽しめる。 なお、上述のイラストの変化の他に、色彩や模様等の変化を与えるように構成 しても良い。
【0021】 図14および図15(A)−(G)には更に他の実施例を示す。 この実施例においては、スライド部(スライド板)が変形されており、前方ス ライド(第1スライド板)41′と後方スライド(第2スライド板)42′とが それぞれの上端において堅固なブリッジ部(連結板)40′により接合されてい る。後方スライド42′は堅固な前方板部44と後方板部45から成り、それら の間にコイン受けシュート44′が形成されるように両者は近接離間でかつ互い に平行な位置関係に対向配置されている。前方板部44にはコイン通過孔47が 形成されると共に、前方スライド41′にはコイン通過孔48が形成され、コイ ン通過孔47および48は一列に並んで配設される。符号49は前方乃至上部が 半円形状をなしかつ後方乃至下部が方形形状をなすコイン受け皿であり、その前 周縁部の周囲から立ち上って延設されたほぼ半円形状のコイン保持リップを有し ている。コイン受け皿49は前方板部44に対して旋回ピン50によって回動可 能に取り付けられ、コイン受け位置とコイン収納位置との間で回動可能になって いる。コイン受け位置は、図15(D)に示すようなスライド部の第1の位置に 対応しており、コイン受け皿49がコイン通過孔48を通して水平方向に延びて 前方スライド41′と後方スライド42′とをブリッジするような位置であり、 コイン収納位置は、図15(G)に示すようなスライド部の第2の位置に対応し ており、後方スライド42′が後部コンパートメントまで下方に移動する際に、 ハウジング壁部(箱本体の天板)がコイン通過孔47の下縁に達することによっ て、コイン受け皿49がハウジング壁部により後方に倒された位置であり、その 位置ではコイン受け皿49に置かれたコインC′がコイン受け皿49の後方から 後方スライド42′の前方および後方板部44、45間に形成されるコイン受け シュート44′に沿って後部コンパートメント22′に落下するようになってい る。後方スライド42′のガイド51は仕切壁2′の背面(後方)側に取り付け られている。
【0022】 要するに、この考案の貯金箱は、ミラー面の存在を敢えて隠さないで使用者の 注意をミラー面から逸すことによって生じる使用者の錯覚に基づいて構成されて おり、使用者の視覚が少なくとも瞬間的に惑わされ、その結果使用者はミラー面 がハウジング(箱本体)のリアパネル(背面板)上に確かに位置していると思い 込んでしまう。このような錯覚の効果は、この考案の次のような特徴によって高 められる。即ち、フロントパネル(正面板)上のイラストがミラー面の反射によ ってリアパネル上にあるかのように見え、ハウジング内部がすべて空であるかの ような感じを与えることや、リアパネルから突出された突出部上のミラー面が仕 切壁(仕切板)上のミラー面から同一平面上に延長されているように見え、それ によって仕切壁上のミラー面がリアパネル上に位置しているように見えることや 、リアパネルからとしゅつされた突出部の上にイラストを位置させることによっ て、それらのイラストがフロントパネル又は窓上に配置させたイラストの反射像 と同一平面上にあるかのように見える。また、コインがハウジング内において消 失したという錯覚の効果は、スライド部をハウジングに挿入する際に、第1のス ライドの背面がミラー面で反射されることによって高められる。さらに、上述の 錯覚の効果は、ミラー面に反射して写し出される第1のスライドの背面がハウジ ングの外側に残っている第2のスライドの直立した部分と同一平面上で延長され たもの、即ち第2のスライドの挿入された部分であるかのように見える。このこ とは、前方スライドの背面上に配置した色付けやイラストあるいは模様および後 方スライドの前面は互いに外見は類似であるが、前方スライドの前面の外見とは 異なっていることに依る。
【0023】
【考案の効果】
以上から明らかなように、この考案の貯金箱は、コインの消失の錯覚を与えて 見て楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の貯金箱の一実施例を示し、スライド
板を第1位置に位置させた状態の斜視図である。
【図2】同じくスライド板を第2位置に位置させた状態
の斜視図である。
【図3】同じくスライド板を第1位置に位置させた状態
の正面図である。
【図4】同じくスライド板を第2位置に位置させた状態
の正面図である。
【図5】(A)はスライド板のうち疑似空間に位置する
第1スライド板の正面図、(B)はスライド板のうち収
納空間に位置する第2スライド板の正面図である。
【図6】図1におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図2におけるVII−VII線断面図である。
【図8】図1におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】図2におけるIX−IX線断面図である。
【図10】この考案の貯金箱の原理作用を示した縦断面
の説明図である。
【図11】同じくこの考案の貯金箱の原理作用を示した
横断面の説明図である。
【図12】スライド板の変形例であって、第1スライド
板の正面図である。
【図13】同じくスライド板の変形例であって、第2ス
ライド板の正面図である。
【図14】この考案の貯金箱の他の実施例を示した要部
の一部斜視図である。
【図15】(A)乃至(G)は図14におけるこの考案
の貯金箱の作用状態を示した概略縦断面の説明図であっ
て、(A)は第2位値に位置するスライド板を第1位置
に上方にスライドしようとしている状態の説明図、
(B)はスライド板を上方にスライドしている状態の説
明図、(C)はコイン受け皿が開こうとしている状態の
説明図、(D)は開いたコイン受け皿にコインをセット
しようとしている状態の説明図、(E)は第1位置に位
置するスライド板を第2位置に下方にスライドさせてコ
イン受け皿が閉じようとする状態の説明図、(F)はス
ライド板を下方にスライドさせてコイン受け皿のコイン
が落下している状態の説明図、(G)はスライド板を第
2位置に位置させてコインが収納された状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…箱本体(ハウジング)、10…正面板、11…背面
板、12…天板、13…底板、14…右側面板、15…
左側面板、16…窓、17…仮想平面、2…仕切板、2
0…ミラー、21…第1空間(疑似空間)、22…第2
空間(収納空間)、3…イラスト、30、31、32…
模様板、4…スライド板、41…第1スライド板、42
…第2スライド板、412、422、423…イラス
ト。

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空の箱本体であって、この箱本
    体は、仮想平面に対して対称の位置に相互に対向させて
    配置した光透過性の窓を有する正面板と光不透過性の背
    面板と、その正面板と背面板との間に前記仮想面に対し
    て垂直に配置した光不透過性の周側面板とからなる。前
    記箱本体内の仮想平面に光不透過性の仕切板を固定し
    て、前記箱本体の内部空間を、正面板側の第1空間と、
    背面板側の第2空間と、に仕切る。前記仕切板の正面板
    と対向する面上に全面に亘って光反射領域を設ける。前
    記箱本体に第1位置と第2位置との間をスライド可能に
    取り付けたスライド板であって、前記スライド板は、前
    記仕切板を挟んで前記第1空間と前記第2空間とにそれ
    ぞれ位置する2枚の板からなり、前記第1位置は、前記
    スライド板が前記箱本体の外側に位置して、そのスライ
    ド板にコインをセットすることができる位置であり、前
    記第2位置は、前記スライド板が前記箱本体の第1空間
    及び第2空間に位置して、前記コインが前記第2空間に
    収納される位置である。上記の構成からなることを特徴
    とする貯金箱。
  2. 【請求項2】 スライド板の第1空間側の板と第2空間
    側の板とに、それぞれ異なったイラスト等を施して、ス
    ライド板の第1位置のイラスト等と第2位置のイラスト
    等とが変化することを特徴とする請求項1に記載の貯金
    箱。
  3. 【請求項3】 正面板にイラスト等を施したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の貯金箱。
  4. 【請求項4】 背面板から張り出し板部を設け、その張
    り出し板部の正面に光反射領域を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2又は3に記載の貯金箱。
  5. 【請求項5】 張り出し板部の正面にイラスト等を施し
    たことを特徴とする請求項4に記載の貯金箱。
  6. 【請求項6】 第1空間を構成する周側面板の内面に模
    様板を配置したことを特徴とする請求項1又は2又は3
    又は4又は5に記載の貯金箱。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の貯金箱であって、前方
    スライドの背面上および後方スライドの前面上には、前
    方スライドの背面および後方スライドの前面の外見が互
    いに類似であるが前方スライドの前面の外見とは異なる
    ように、類似のイラスト、模様あるいは色彩が配置さ
    れ、スライド部がミラー面のすぐ前の空間内に向かって
    移動される時にミラー面によって反射される前方スライ
    ドの背面の反射像は後方スライドの前面の延長であるか
    のように見えるように構成され、それによって使用者の
    注意を現実に存在するミラー面から逸すようになってい
    る貯金箱。
  8. 【請求項8】 前面、背面および前面から背面まで延び
    て内部空間を規定するハウジング壁とを有するハウジン
    グから構成される貯金箱であって、ハウジングの前面に
    は窓が形成され、ハウジングの内部空間の中央を横切っ
    て仕切壁が延設され、その仕切壁には前記窓に対向して
    ミラー面が配置され、前記窓を通して見た時に前記ミラ
    ー面がハウジングの背面に取り付けられているように見
    えるように構成され、前記ハウジング壁の前記仕切壁を
    挟んで対向する側にそれぞれ隣接して前記仕切壁のそれ
    ぞれ対向する側の内部空間に連通する第1および第2の
    スロットが形成され、互いに隣接して対面する位置関係
    で一体に接合された前方および後方スライドから成るス
    ライド部を備え、更に前記スライド部上にコイン受け手
    段を備え、前方および後方スライドはそれぞれ前記第1
    および第2のスロット内にコイン受け位置とコイン収納
    位置との間でスライド可能に取り付けられ、前記コイン
    受け位置は前記スライド部がハウジングから引出されて
    コインがスライド部上にセットされ得るような位置に対
    応し、前記コイン収納位置は前記スライド部が前記ミラ
    ー面の前後にあるハウジング内部にそれぞれ受けられ、
    後方スライドによって運ばれたコインが窓から見た時に
    は見えないようにミラー面の後ろに隠されるような位置
    に対応していることを特徴とする貯金箱。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の貯金箱であって、前記
    スライド部が前記コイン収納位置に向かってスライドし
    ている時に前記コインを前記仕切壁の後ろにスライド部
    から解放(投下、放出)する手段を備えていることを特
    徴とする貯金箱。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の貯金箱であって、前
    記コイン受け手段は前記後方スライドに配設されたコイ
    ン配置手段と、前記前方スライドに前記コイン受け手段
    と一列になるように形成されたコイン通過孔とから構成
    され、前記コイン通過孔を介してコインが前記コイン配
    置手段に挿入されるようになっていることを特徴とする
    貯金箱。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の貯金箱であって、前
    記ハウジングは前記ミラー面にほぼ平行に延びる前面壁
    と背面壁を有し、前記背面壁の延長上には突出部が配設
    され、その突出部の前面にはミラー面が配置されてお
    り、貯金箱の前面から見た時に突出部のミラー面が仕切
    壁のミラー面を延長した同一平面上にあるかのような錯
    覚を与えるようになっており、それによって仕切壁のミ
    ラー面が背面壁上にあるかのような錯覚を強めることが
    できることを特徴とする貯金箱。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の貯金箱であって、
    前記窓を含んだ前面壁にはイラストが配設され、イラス
    トを窓を通して見た時にはミラー面の反射作用によって
    イラストが背面壁上にあるかのような錯覚を与え、それ
    によって前方空間がハウジングのすべての深さ位置まで
    達しているような錯覚を与えるように構成されているこ
    とを特徴とする貯金箱。
JP065544U 1993-03-22 1993-12-08 貯金箱 Pending JPH0744272U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/034,725 1993-03-22
US08/034,725 US5348220A (en) 1993-03-22 1993-03-22 Savings box

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JPH0744272U true JPH0744272U (ja) 1995-11-14

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JP065544U Pending JPH0744272U (ja) 1993-03-22 1993-12-08 貯金箱

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CN1092892A (zh) 1994-09-28
KR940020975A (ko) 1994-10-17
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