JP2533107Y2 - 通 箱 - Google Patents

通 箱

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JP2533107Y2
JP2533107Y2 JP8015692U JP8015692U JP2533107Y2 JP 2533107 Y2 JP2533107 Y2 JP 2533107Y2 JP 8015692 U JP8015692 U JP 8015692U JP 8015692 U JP8015692 U JP 8015692U JP 2533107 Y2 JP2533107 Y2 JP 2533107Y2
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JP
Japan
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box
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main body
lid
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Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8015692U
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JPH0639770U (ja
Inventor
島 望 泰 原
Original Assignee
原島 望泰
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通箱に関する。さらに
詳しくは、内部に書類,商品見本等からなる収容物を収
納して、特定の2地点間を往復運搬させまたは特定の3
地点間以上を循環運搬させるのに使用する通箱の宛先の
表示構造に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通箱としては、例えば、図7に示
すものが知られている。
【0003】この従来の通箱は、収容物を収納する箱本
体Aと、箱本体Aに被せられる蓋体Bと、箱本体Aに設
けられた宛先表示部Cとからなる。宛先表示部Cは、箱
本体Aの外側面の1面に固着されたコ字形の差込み枠C
aと、差込み枠Caに抜差し可能なカード形の宛先表示
板Cbとからなる。宛先表示板Cbは、表裏面に夫々異
なる宛先名が記載され、表裏面を反転させて差込み枠C
aに差込むことにより表示する宛先名を選択することが
できるようになっている。
【0004】このような従来の通箱では、宛先表示板C
bが差込み枠Caに差込まれているだけであることか
ら、運搬中に宛先表示板Cbが差込み枠Caから不測に
脱落してしまうことがある。また、宛先表示板Cb,差
込み枠Caが箱本体Aの外部に突出していることから、
運搬中に宛先表示板Cb,差込み枠Caが他部と衝突損
傷してしまうことがあり、宛先名を読取ることができな
くなってしまう場合がある。このため、宛先の表示の確
実信頼性が低いという問題点を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、宛先の表示の確実信頼性
の高い通箱を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本考案に係る通箱は、収容物を収納する箱本体と、
箱本体に被せられる蓋体とを備え、箱本体の蓋体が被せ
当接する当接面には夫々異なる宛先名が記された複数の
宛先表示部が固定的に設けられ、蓋体には箱本体へ被せ
る位置により箱本体の宛先表示部の任意の1つのみを外
部から視認でき他の全てを隠蔽することができるように
切欠形成された選択表示構造が設けられてなる手段を採
用する。
【0007】
【作用】前述の手段によると、宛先表示部が箱本体に固
定的に設けられて不測の脱落が防止され、宛先表示部が
箱本体に被せられる蓋体によって隠蔽可能に構成され箱
本体から無用に突出せず衝突損傷が防止され、切欠形成
された選択表示構造から常に宛先名を正確に読取ること
ができるため、宛先の表示の確実信頼性の高い通箱を提
供するという課題が解決される。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る通箱の実施例を図1〜図
6に基いて説明する。
【0009】図1〜図3は、本考案に係る通箱の第1実
施例を示すものである。
【0010】この実施例では、書類からなる収容物を特
定の2地点間を往復運搬するに好適なものを示してあ
る。
【0011】箱本体1は、薄箱形に形成され、狭い方の
側面の1面が収容物を出入れする収納口11として開口
されている。この箱本体1は、蓋体2を印籠形の嵌合に
より被せるようにしたもので、収納口11の付近の一定
幅に壁厚を他の部分の壁厚よりも薄くした嵌合部12を
形成してある。この嵌合部12には、被せられた蓋体2
が当接することになる。
【0012】このような箱本体1の嵌合部12の広い方
の側面の2面(表裏となる)の同一の位置には、夫々異
なる宛先名(往宛先名,復宛先名)を記した宛先表示部
3が設けられている。この宛先表示部3は、嵌合部12
に筆記具で宛先名を直接記載したり、宛先名が記載され
たシールを貼着する等により、箱本体1に対して固定的
に設けられている。
【0013】箱本体1に被せられる蓋体2は、箱本体1
の嵌合部12に嵌合させて箱本体1に被せることがで
き、箱本体1に被せられて箱本体1と一体的な外観を呈
するように箱本体1と同様の薄箱形に形成されている。
【0014】このような蓋体2の広い方の側面の1面に
は、箱本体1に嵌合した状態で一方の宛先表示部3に対
面するような位置に嵌合端縁から切欠された形状の切込
み溝4からなる選択表示構造が設けられている。
【0015】このような実施例によると、蓋体2を箱本
体1に被せた状態では、図2に示すように、一方の宛先
表示部3のみが切込み溝4からなる選択表示構造を通し
て外部から視認することができるようになり、他方の宛
先表示部3が蓋体2によって隠蔽されることになる。従
って、運搬しようとする宛先名が記された宛先表示部3
側に切込み溝4からなる選択表示構造が位置するように
蓋体2を箱本体1に被せることで、必要な宛先名のみを
表示することができる(図2,図3対比参照)。
【0016】さらに、このような実施例によると、宛先
表示部3が箱本体1に固定的に設けられているため、運
搬中に不測に脱落することがない。また、宛先表示部1
が蓋体2によって隠蔽可能に構成され箱本体1から無用
に突出せず、宛先表示部3が切込み溝4からなる選択表
示構造の凹部内に囲まれたような格好となっているた
め、運搬中の他部との衝突損傷が防止される。従って、
宛先表示部3から常に宛先名を正確に読取ることができ
るため、宛先の表示の確実信頼性が高くなる。
【0017】図4は、本考案に係る通箱の第2実施例を
示すものである。
【0018】この実施例では、前述の第1実施例におけ
る切込み溝4からなる選択表示構造を切欠き孔形の窓孔
5からなる選択表示構造に変形したものを示してある。
【0019】このような実施例によると、窓孔5からな
る選択表示構造が蓋体2に完全に囲まれているため、前
述の第1実施例の切込み溝4からなる選択表示構造の周
りが運搬中等に他部と接触してめくれ上がり損傷するよ
うなことがなくなる。
【0020】図5は、本考案に係る通箱の第3実施例を
示すものである。
【0021】この実施例では、箱本体1に蓋体2を前述
の第1,第2実施例のような印籠形ではなく完全形の嵌
合で被せるようにし、第2実施例における窓孔5からな
る選択表示構造を透明,半透明材料を張設した保護板付
き窓孔7からなる選択表示構造に変形したものを示して
ある。
【0022】このような実施例によると、保護板付き窓
孔7からなる選択表示構造によって宛先表示部3が被覆
されるため、宛先表示部3の損傷がより確実に防止され
る。また、完全形の嵌合により箱本体1,蓋体2の嵌合
面積が拡大されるため、箱本体1に収納された収容物に
対する防水等の保護性能が向上する。
【0023】図6は、本考案に係る通箱の第4実施例を
示すものである。
【0024】この実施例では、箱本体1,蓋体2を深箱
形に形成して広い方の側面の1面を収納口11として開
口し狭い方の側面の4面に夫々宛先表示部3を設けたも
のを示してある。また、この実施例では、第2実施例に
おける窓孔5からなる選択表示構造を開閉可能なカバー
を取付けたカバー付き窓孔8からなる選択表示構造に変
形してある。
【0025】このような実施例によると、宛先表示部3
が4個設けられているため、特定の4地点間を循環運搬
するに好適である。また、必要時以外カバー付き窓孔8
からなる選択表示構造で宛先表示部3を被覆しておくこ
とができるため、宛先を無用に公開せず秘匿することが
可能となる。
【0026】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る通箱は、宛
先表示部が箱本体に固定的に設けられて不測の脱落が防
止され、宛先表示部が蓋体によって隠蔽可能で箱本体か
ら無用に突出せず衝突損傷が防止され、切欠形成された
選択表示構造から常に宛先名を正確に読取ることができ
るため、宛先の表示の確実信頼性が高くなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る通箱の第1実施例を示す開箱状態
の斜視図である。
【図2】図1の閉箱状態の断面図である。
【図3】図2の蓋体の位置を変えた断面図である。
【図4】本考案に係る通箱の第2実施例を示す閉箱状態
の平面図である。
【図5】本考案に係る通箱の第3実施例を示す開箱状態
の断面図である。
【図6】本考案に係る通箱の第4実施例を示す閉箱状態
の断面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 箱本体 2 蓋体 3 宛先表示部 4 切込み溝(選択表示構造) 5 窓孔(選択表示構造) 7 保護板付き窓孔(選択表示構造) 8 カバー付き窓孔(選択表示構造)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容物を収納する箱本体と、箱本体に被
    せられる蓋体とを備え、箱本体の蓋体が被せ当接する当
    接面には夫々異なる宛先名が記された複数の宛先表示部
    が固定的に設けられ、蓋体には箱本体へ被せる位置によ
    り箱本体の宛先表示部の任意の1つのみを外部から視認
    でき他の全てを隠蔽することができるように切欠形成さ
    れた選択表示構造が設けられてなる通箱。
JP8015692U 1992-10-27 1992-10-27 通 箱 Expired - Lifetime JP2533107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8015692U JP2533107Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 通 箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8015692U JP2533107Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 通 箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0639770U JPH0639770U (ja) 1994-05-27
JP2533107Y2 true JP2533107Y2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=13710443

Family Applications (1)

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JP8015692U Expired - Lifetime JP2533107Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 通 箱

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JPH0639770U (ja) 1994-05-27

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