JPH074406Y2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH074406Y2
JPH074406Y2 JP1989103118U JP10311889U JPH074406Y2 JP H074406 Y2 JPH074406 Y2 JP H074406Y2 JP 1989103118 U JP1989103118 U JP 1989103118U JP 10311889 U JP10311889 U JP 10311889U JP H074406 Y2 JPH074406 Y2 JP H074406Y2
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JP
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casing
heat
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halogen lamp
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吉宏 金屋
利光 水野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ハロゲンランプを熱源として使用する調理器
に関する。
(従来の技術) 従来のこの種装置として、例えば暗赤色の半透明の耐熱
ガラスを上面開口部に取付けた器具本体内に、上面開口
部が該耐熱ガラスで覆われるようにケーシングを配設
し、該ケーシングにハロゲンランプをその封止部を350
℃以下に保つ必要から該ケーシング外部に位置させて取
付けたものは知られる。
(考案が解決しようとする課題) ハロゲンランプは、バルブの部分は石英ガラスでできて
いるため、上記従来のものによれば、ハロゲンランプを
点灯したとき、ハロゲンランプのフィラメントからの熱
や光がハロゲンランプのケーシング外に位置する部分か
ら漏れ出し、熱が漏れ出した場合には、この熱がケーシ
ング外の器具本体内を加熱し、特に電気部品があると、
これを熱劣化させる等の悪影響を及ぼし、また光が漏れ
出した場合には、この光が耐熱ガラスのケーシングの上
面開口部に対向する箇所以外の箇所を明るく照らすため
体裁が悪くなる不都合がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記不都合を解消する調理器を提供しようとす
るものであって、請求項1に記載の調理器は、耐熱ガラ
スを上面開口部に取付けた器具本体内に、該耐熱ガラス
より小さい上面開口部を備えたケーシングを、該ケーシ
ングの上面開口部とその外側とに亘って該耐熱ガラスで
覆われるように配設し、該ケーシングに、インナーリー
ドの内端に連設させたフィラメントを有するハロゲンラ
ンプを、該ハロゲンランプの封止部を外部に位置させて
取付けたものにおいて、該ハロゲンランプの、フィラメ
ントとインナーリードとの境界部より外で少なくとも該
ケーシング外に位置するバルブの部分に、遮光コーティ
ングを施したことを特徴とする。
請求項2に記載の調理器は、耐熱ガラスを上面開口部に
取付けた器具本体内に、該耐熱ガラスより小さい上面開
口部を備えたケーシングを、該ケーシングの上面開口部
とその外側とに亘って該耐熱ガラスで覆われるように配
設し、該ケーシングに、インナーリードの内端に連設さ
せたフィラメントを有するハロゲンランプを、該ハロゲ
ンランプの封止部を外部に位置させて取付けたものにお
いて、該ハロゲンランプの、フィラメントとインナーリ
ードとの境界部より外で少なくとも該ケーシング外に位
置するバルブの部分に、遮熱兼遮光コーティングを施し
たことを特徴とする。
請求項3に記載の調理器は、耐熱ガラスを上面開口部に
取付けた器具本体内に、該耐熱ガラスより小さい上面開
口部を備えたケーシングを、該ケーシングの上面開口部
とその外側とに亘って該耐熱ガラスで覆われるように配
設し、該ケーシングに、インナーリードの内端に連設さ
せたフィラメントを有するハロゲンランプを、該ハロゲ
ンランプの封止部を外部に位置させて取付けたものにお
いて、該ハロゲンランプの、フィラメントとインナーリ
ードとの境界部より外で少なくとも該ケーシング外に位
置するバルブの部分に、遮熱コーティングを施したこと
を特徴とする。
(作用) 本考案は上記構成によるもので、上記構成を備える請求
項1記載の調理器では、ハロゲンランプのフィラメント
からの光がケーシング外に漏れ出ることが殆どなく、光
は耐熱ガラスの該ケーシングの上面開口部に対向する箇
所のみを明るくする。
又、上記構成を備える請求項2記載の調理器では、ハロ
ゲンランプのフィラメントからの熱と光がケーシング外
に漏れ出ることが殆どなく、光は耐熱ガラスのケーシン
グの上面開口部に対向する箇所のみを明るくする。
又、上記構成を備える請求項3記載の調理器では、ハロ
ゲンランプのフィラメントからの熱がケーシング外に漏
れ出ることが殆どなくなる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は調理器の器具本体を示し、該器具本体1には、その
上面開口部2に例えば暗赤色の半透明の耐熱ガラス3を
取付けると共に、その内部にハロゲンランプ4を熱源と
したハロゲンこんろ5と、ニクロム線6を熱源としたニ
クロムこんろ7と、シートヒータ8を熱源とした保温こ
んろ9とを収容する。
該耐熱ガラス3は後部に図示しないグリル用の排気口10
を備えた枠体11に嵌め込まれている。
該ハロゲンこんろ5のケーシング12は、耐熱ガラス3よ
り小さい上面開口部14を備え、前記耐熱ガラス3でケー
シング12の上面開口部14とその外側とに亘って覆われる
ように器具本体1内に配設される。そして該ケーシング
12は、内部のハロゲンランプ4のフィラメント13から発
生する熱が分散されず、上面開口部14に集中するよう
に、円筒形の金属製の枠15中に上下2つの断熱材16、17
を備えている。両断熱材16、17の接合面には夫々半円状
の切欠き18、19が設けられ、該ハロゲンランプ4はその
封止部4aが外部に位置するように該切欠き18、19に挟ま
れて取り付けられ、さらに該断熱材16の上面開口すなわ
ち該ケーシング12の上面開口部14は前記耐熱ガラス3に
覆われている。また、ハロゲンランプ4はケーシング12
の外部に設けた位置決め部材22によって固定される。
ハロゲンこんろ5とニクロムこんろ7を支持する支持金
具20、21は夫々4箇所ずつ器具本体1の底面のねじ23、
24により固定されて立設されるスペーサ26、27に嵌め込
まれて位置決めされ、各こんろ5、7は各スペーサ26、
27の周囲に設けられたスプリング29、30により前記耐熱
ガラス3に押圧され、固定される。
前記ハロゲンこんろ5は熱源として3本の互いに平行す
るハロゲンランプ4、4、4を備えるもので、過熱防止
の安全装置として、650℃で出力を弱くするための熱電
対32と、700℃で出力を停止させるためのオーバーヒー
トスイッチ33とを備える2重安全構造となっている。
各ハロゲンランプ4は、バルブ34、フィラメント13、ア
ンカー36、インナーリード37、モリブデン箔38、アウタ
ーリード39、口金40等から構成され、フィラメント13は
インナーリード37の内端に連設される。このインナーリ
ード37の内端とフィラメント13との境界部より外で少な
くとも該ケーシング12外に位置するバルブ34の部分、即
ちバルブ34のケーシング12の断熱材16、17の途中からケ
ーシング12外に位置する部分にかけて外面に例えば黒色
のセラミックからなるコーティング41が施される。
このようにコーティング41を施せば、ハロゲンランプ4
のフィラメント13からの熱や光は該コーティング41によ
り遮られるので、ケーシング12外に漏洩することが殆ど
なく、熱や光は耐熱ガラス3のケーシング12の上面開口
部14に対向する箇所のみを加熱したり明るくする。
尚、前記保温こんろ9は、耐熱ガラス3の裏面にシート
ヒータ8を接着したものである。
本実施例では、さらに碍子43を介してホットランプ44が
設けられており、このホットランプ44は、ハロゲンこん
ろ5とニクロムこんろ7の支持金具20、21の裏側に設け
られている図示しない温度スイッチが60℃以上を検知し
た場合、点灯して耐熱ガラス3が熱くなったことを知ら
せ、火傷を防ぐ役目をする。
本実施例では、さらにハロゲンランプ4のバルブ34の下
部内面には白色のコーティング45を施してあり、フィラ
メント13から下方に向かう光を反射させ、耐熱ガラス3
へ向かう光量を増加させている。
尚、前記耐熱ガラス3の枠体11は第5図に示すように、
夫々の角部にL形の結合片46を挿入することによって組
付けられる。
尚、本願考案者の実験によれば、コーティング41を施す
ことにより、熱に関して以下のような良好な結果が得ら
れた。
上表のように、ハロゲンランプ4のバルブ34のケーシン
グ12外に位置する部分にコーティング41を施すことによ
って、ケーシング12外の器具本体1内に熱が漏れるのを
防ぐことができ、ホットランプ44や温度スイッチ等の電
気部品への熱影響を抑えることができる。
尚、上記実施例では、コーティング41をバルブ34のケー
シング12の断熱材16、17の途中から該ケーシング12外に
位置する部分にかけて施したが、フィラメント13の外周
を覆うことがなければ、バルブ34のケーシング12の内部
の部分にまで施しても良く、これによれば熱や光の漏れ
をより効果的に防ぐことができる。
尚、上記実施例では、コーティング41として黒色のセラ
ミックを用いて、熱や光を吸収させたが、白色のものを
用いて熱や光をケーシング12内へ反射させるようにして
も良い。
尚、上記実施例では、遮熱兼遮光の性質を有するコーテ
ィング41を用いたが、熱による悪影響がない場合には、
遮光の性質を有するコーティングを用いても良く、また
光による悪影響がない場合には遮熱の性質を有するコー
ティングを用いても良い。
(考案の効果) このように、請求項1記載の調理器では、ハロゲンラン
プの、フィラメントとインナーリードとの境界部より外
で少なくとも該ケーシング外に位置するバルブの部分
に、遮光コーティングを施したので、耐熱ガラスのケー
シングの上面開口部に対向する箇所を明るくして、該耐
熱ガラスのケーシングの上面開口部に対向する熱の及ぶ
箇所を明確にし鍋等を該箇所に設置し易くし、しかも光
がケーシング外へ漏れ出すことが殆どなくなり、光漏れ
により体裁を損なわせたりする従来例のものの不都合を
解消出来る。
又、請求項2記載の調理器では、ハロゲンランプの、フ
ィラメントとインナーリードとの境界部より外で少なく
とも該ケーシング外に位置するバルブの部分に、遮熱兼
遮光コーティングを施したので、耐熱ガラスのケーシン
グの上面開口部に対向する箇所を明るくして、該耐熱ガ
ラスのケーシングの上面開口部に対向する熱の及ぶ箇所
を明確にし鍋等を該箇所に設置し易くし、しかも、光が
ケーシング外へ漏れ出すことが殆どなくなり、光漏れに
より体裁を損なわせたりする従来例のものの不都合を解
消でき、しかも、ハロゲンランプのフィラメントからの
熱がケーシング外に漏れ出ることが殆どなくなり、該器
具本体内に設けられる電子部品の熱劣化を防ぐことがで
きる。
請求項3記載の調理器では、ハロゲンランプの、フィラ
メントとインナーリードとの境界部より外で少なくとも
該ケーシング外に位置するバルブの部分に、遮熱コーテ
ィングを施したので、ハロゲンランプのフィラメントか
らの熱がケーシング外に漏れ出ることが殆どなくなり、
該器具本体内に設けられる電子部品の熱劣化を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す分解斜視図、第2図
はそのハロゲンこんろの部分を示す截断正面図、第3図
はそのハロゲンランプの概略説明図、第4図はその断熱
材の断面図、第5図はその耐熱ガラスの枠体の組付けを
説明する図である。 1……器具本体 2……上面開口部 3……耐熱ガラス 4……ハロゲンランプ 4a……封止部 12……ケーシング 14……上面開口部 41……コーティング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱ガラスを上面開口部に取付けた器具本
    体内に、該耐熱ガラスより小さい上面開口部を備えたケ
    ーシングを、該ケーシングの上面開口部とその外側とに
    亘って該耐熱ガラスで覆われるように配設し、該ケーシ
    ングに、インナーリードの内端に連設させたフィラメン
    トを有するハロゲンランプを、該ハロゲンランプの封止
    部を外部に位置させて取付けたものにおいて、該ハロゲ
    ンランプの、フィラメントとインナーリードとの境界部
    より外で少なくとも該ケーシング外に位置するバルブの
    部分に、遮光コーティングを施したことを特徴とする調
    理器。
  2. 【請求項2】耐熱ガラスを上面開口部に取付けた器具本
    体内に、該耐熱ガラスより小さい上面開口部を備えたケ
    ーシングを、該ケーシングの上面開口部とその外側とに
    亘って該耐熱ガラスで覆われるように配設し、該ケーシ
    ングに、インナーリードの内端に連設させたフィラメン
    トを有するハロゲンランプを、該ハロゲンランプの封止
    部を外部に位置させて取付けたものにおいて、該ハロゲ
    ンランプの、フィラメントとインナーリードとの境界部
    より外で少なくとも該ケーシング外に位置するバルブの
    部分に、遮熱兼遮光コーティングを施したことを特徴と
    する調理器。
  3. 【請求項3】耐熱ガラスを上面開口部に取付けた器具本
    体内に、該耐熱ガラスより小さい上面開口部を備えたケ
    ーシングを、該ケーシングの上面開口部とその外側とに
    亘って該耐熱ガラスで覆われるように配設し、該ケーシ
    ングに、インナーリードの内端に連設させたフィラメン
    トを有するハロゲンランプを、該ハロゲンランプの封止
    部を外部に位置させて取付けたものにおいて、該ハロゲ
    ンランプの、フィラメントとインナーリードとの境界部
    より外で少なくとも該ケーシング外に位置するバルブの
    部分に、遮熱コーティングを施したことを特徴とする調
    理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59123180A (ja) * 1982-12-24 1984-07-16 ソ−ン イ−エムアイ ドメスティック アプライアンス リミテッド 加熱装置
JPS63269473A (ja) * 1987-04-28 1988-11-07 Toshiba Corp 加熱調理装置

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