JPH0743946Y2 - ケース用の端子 - Google Patents

ケース用の端子

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JPH0743946Y2
JPH0743946Y2 JP1988041970U JP4197088U JPH0743946Y2 JP H0743946 Y2 JPH0743946 Y2 JP H0743946Y2 JP 1988041970 U JP1988041970 U JP 1988041970U JP 4197088 U JP4197088 U JP 4197088U JP H0743946 Y2 JPH0743946 Y2 JP H0743946Y2
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JP
Japan
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terminal
case
terminal body
end side
width
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988041970U
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JPH01146455U (ja
Inventor
和彦 茂木
斉 益田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子機器等のケース、例えば、電池用ケース
における端子に関する。
[従来の技術] 従来、電池ケースなどに用いられる端子は、第3図およ
び第4図に示すような構成となっていた。
すなわち、ケース用の端子は、端子本体10と、この端子
本体を取り付けるケース体13とからなっている。このう
ち、端子本体10は、導電性を有する金属等によってほぼ
L字形に折り曲げて形成するとともに、一端側に接触部
11を設け、かつ他端側にねじ孔12を設けてある。また、
ケース体13は、一側面に接触部11の嵌り込む孔14を設け
るとともに、この孔14の下部(図面では上部)にねじ孔
12と対応するねじ止め用のボス15を設けてある。
そして、端子本体10のケース体13への固定は、接触部11
が孔14に嵌り込み、ねじ孔12がねじ止め用ボス15と一致
するように端子本体10を位置決めした後、ねじ16をねじ
孔12を介してボス15に螺合することにより行なってい
た。
[解決すべき問題点] 上述のような構成からなる従来のケース用の端子は、ね
じによる固定手段を採用しているため、部品点数が増え
るとともに、ドライバを用いたねじ止め作業が必要とな
り、生産性向上の点で問題があった。
本考案は、上記問題点にかんがみてなされたもので、ね
じによる固定を、嵌合による固定に変えることによっ
て、部品点数の削減およびねじ止め作業の排除を図り、
生産性の向上に寄与するケース用の端子の提供を目的と
している。
[問題点の解決手段] 本考案のケース用端子は、上記目的を達成するため、端
子本体をケース体に取り付けて構成するケース用の端子
であって、上記端子本体は、導電性を有する金属等によ
ってほぼL字状に折り曲げて形成するとともに、その一
端側に接触部、他端側に止め孔、及び他端側であって端
子本体中間部付近の両側辺に切欠部を設け、また、上記
ケース体は、鉤形をした二個の係止部を対峙して設け、
この二個の係止部の立上り部の幅及び高さを端子本体の
幅及び高さとほぼ同じとするとともに、対向する鉤部の
先端の間隔を上記切欠部間の端子幅とほぼ同じとし、さ
らに、上記二個の係止部の間で端子本体がスライドし上
記切欠部が上記係止部の位置からずれたときに、端子本
体の止め孔に係合する突起を上記ケース体に設けた構成
としてある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1図および第2図を
参照して説明する。
第1図は一実施例を底面側から見た斜視図、第2図は要
部断面図を示している。これら図面において、1は端子
本体、5は電池ケースである。
端子本体1は、導電性を有する長尺状の金属等によって
L字状に折り曲げて形成してある。この端子本体1の一
端側には、図示せざる電池と接触する接触部2を、ほぼ
V字状に折り曲げて形成してある。また、端子本体1の
他端側の中間部付近両側辺には切欠部3が設けてある。
さらに、端子本体1の他端側は、端部を起こして傾斜さ
せるとともに、傾斜部の根元付近に止め孔4を設けてあ
る。
一方、電池ケースをなすケース体5は、側面に、接触部
2が嵌り込みケース体5の内部に突出する孔6を設けて
ある。また、ケース体5における、孔6の下部(図面で
は上部)には二個の係止部7が対峙して設けてある。こ
れら係止部7は、向き合う方向に曲がる鉤形になってお
り、ケース体5からの立上り部の間隔と、立上り部の高
さおよび、鉤部先端の間隔は、端子本体1の幅と、厚さ
および、切欠部3間の幅よりそれぞれ僅かに大きい寸法
となっている。さらに、ケース体5の、孔6と係止部7
を結ぶ延長線上底面には、端子本体1の止め孔4と係合
する突起8が設けてある。
このような構成からなるケース用の端子は、端子本体1
をケース体5に、次のようにして取り付ける。
ケース体5の上方より、係止部7と切欠部3の位置を合
わせた状態で端子本体1を押し付け、端子本体1を係止
部7に嵌め込む。このとき、端子本体1の他端側の傾斜
部は、突起8の上に乗り上げた状態となっている。した
がって、ここで端子本体1を突起8の方向にスライドさ
せると、切欠部3と係止部7の位置がずれるとともに、
端子本体1の止め孔4と突起8が係合する。同時に、端
子本体1の接触部2もケース体5の孔6に嵌り込む。こ
れにより、端子本体1はケース体5に位置決めされた状
態で堅固に取り付けられる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
要旨の範囲内で種々変形実施が可能である。
例えば、端子本体1は、ケース体5の形状に合せてL字
状以外の形状としてもよく、また、端子本体1の接触部
2は、電池等との接触を確実に行なえれば、V字状以外
の形状としてもよい。さらに、止め孔4も、突起8との
係合状態を保てれば、孔でなくても溝等であってもよ
い。
[考案の効果] 以上のように本考案に係るケース用の端子によれば、端
子本体のケース体への取り付けを簡単に行なうことがで
きる。また、部品点数を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケース用の端子の一実施例を底面
側から見た斜視図、第2図は第1図の要部断面図、第3
図は従来のケース用の端子を底面側から見た斜視図、第
4図は第3図の要部断面図を示す。 1:端子本体、2:接触部 3:切欠部、4:止め孔 5:ケース体、6:孔 7:係止部、8:突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子本体をケース体に取り付けて構成する
    ケース用の端子であって、 上記端子本体は、導電性を有する金属等によってほぼL
    字状に折り曲げて形成するとともに、その一端側に接触
    部、他端側に止め孔、及び他端側であって端子本体中間
    部付近の両側辺に切欠部を設け、 また、上記ケース体は、鉤形をした二個の係止部を対峙
    して設け、この二個の係止部の立上り部の幅及び高さを
    端子本体の幅及び高さとほぼ同じとするとともに、対向
    する鉤部の先端の間隔を上記切欠部間の端子幅とほぼ同
    じとし、さらに、上記二個の係止部の間で端子本体がス
    ライドし上記切欠部が上記係止部の位置からずれたとき
    に、上記端子本体の止め孔に係合する突起を上記ケース
    体に設けたことを特徴とするケース用の端子。
JP1988041970U 1988-03-31 1988-03-31 ケース用の端子 Expired - Lifetime JPH0743946Y2 (ja)

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JPH01146455U JPH01146455U (ja) 1989-10-09
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JPS61119264U (ja) * 1985-01-10 1986-07-28

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