JPH0743922U - 改スタツドレスタイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷雪路用のタイヤにスパイクピンの使用が規
制されて、スパイクタイヤ使用からスタッドレスタイヤ
使用に切替えられてきている。しかし凍結路ではスリツ
プ防止効果が不十分で、安全面から改善が求められてい
る現況から、スリツプ防止性能を向上するための考案で
ある。 【構成】 請求項１は、スタツドレスタイヤ路面切刻凹
部に炭素繊維素材や、合成繊維または合成樹脂・ゴムか
らなる。ささら状ブラシを全周にわたりリング状に植込
む構成である。 請求項２は、請求項１のささら状ブラ
シを、リング状ベルトにして切刻の凹部にはめ込む構成
である。

Description

【考案の詳細な説明】

氷雪路用のタイヤとしてはスパイクタイヤが有効だが、粉塵発生源になること から近時スタツドレスタイヤ使用に切替えられてきている。しかし、これは雪上 では一応の効果が認められるが、巌寒時における氷結路上では、スリツプ防止効 果が小さく、特に傾斜した路面におけるブレーキ効果とスリツプ防止効果が極端 に悪くなり、その結果滑走を生じ危険である。 その改善のため、ささら程度の硬度と弾性を持つ炭素繊維製のささら状のブラ シをスタツドレスタイヤ踏面の切刻の凹部に全周に亘るように植込むことにより 、氷盤にひつかかりが生じ相乗効果でより一層良好なブレーキ効果が得られる。 なおタイヤ踏面の切刻のブラシの植込位置を切刻の中心部とし、その両側に間隙 をおきゴムタイヤが持つ路面補捉効果の維持を図る方法がある。また材質として 同等の性能の他の合成繊維製の利用がある。

【提出日】平成３年１月１０日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の詳細な説明

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

氷雪路用のタイヤとしてはスパイクタイヤが有効だが、粉塵発生源になることか ら近時スタツドレスタイヤ使用に切替えられてきている。 しかし、これは雪上では一応の効果が認められるが厳寒時における氷雪路上では 、スリツプ防止効果が小さく、特に傾斜した路面におけるブレーキ効果とスリツ プ防止効果が極端にわるくなり、その結果滑走を生じ危険である。 その改善のため、ささら程度の硬度と弾性を持つ炭素繊維製のささら状のブラシ をスタツドレスタイヤ踏面の切刻の凹部に全周に亘るように配置した構造にする ことで氷盤にひつかかりが生じスタツドレスタイヤとの相乗効果でより一層良好 なブレーキ効果が得られる。 なお、タイヤ踏面の切刻のブラシの植込位置を切刻中央線沿いとし、その両則に 間隙をおきスタツドレスタイヤが持つ路面捕捉効果の維持を図る方法がある。 また材質として同等の性能の他の合成繊維の利用がある。

【提出日】平成３年３月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

氷雪路用のタイヤとしては、スパイクタイヤがあるが、粉塵発生源になることか ら近時スタツドレスタイヤ使用に切替えられてきている。しかし、雪路では効果 が認められるが、厳寒時における氷雪路上では、スリツプ防止効果が小さく、と くに坂道におけるブレーキ効果とスリツプ防止効果が極端に悪くなり、その結果 滑走を生じ危険である。 その改善のため、ささら程度の硬度と弾性を持つ炭素繊維素材のささら状ブラシ をスタツドレスタイヤ踏面の切刻凹部に全周にわたるように配置した構造にする ことで氷盤にひつかかりが生じスタツドレスタイヤとの相乗効果でより一層良好 なブレーキ効果とスリツプ防止効果が得られる。 なお、タイヤ踏面切刻のブラシ植込位置を切刻の中央線添いとし、又は切刻の側 縁に寄せる方法で凹部に間隙を置いて配置してスタツドレスタイヤの路面捕捉効 果とささら状ブラシの効果との相乗効果を向上させる方法がある。 また、ブラシの材質を請求項１の材質に似た性能の他の合成繊維又は合成樹脂或 いはゴムを利用する方法がある。 また、ささら状ブラシにセラミツク製ピンを植込む方法や炭素繊維素材をささら 状ブラシに混入する方法がある。

【図面の簡単な説明】 １図は本案の実施態様を示す一例の斜視図で２図はＡ・
Ｂ線による断面図である。 １ スタツドレスタイヤの本体 ２ 切刻部分 ３ 切刻の凹部にブラシを植えた部分

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【手続補正書】

【提出日】平成３年１月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項２】請求項１のささら状ブラシからなるベルト
をリング状として、タイヤ踏面全周に亘り直線状に彫ら
れた切刻の凹部にはめ込み接着した改良型スタツドレス
タイヤ ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成３年３月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 改スタツドレスタイヤ

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】 図１は、本案の実施態様を示す一例の斜視図で、図２は
Ａ・Ｂ線による断面図である。図３は、リング状をした
ささら状ブラシのベルトの実施例の部分斜視図。 １ スタツドレスタイヤの本体 ２ 切刻部分 ３ ささら状のブラシの部分

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 （１）従来のスタツドレスタイヤの踏面の切刻の凹部に
   ささら状をした炭素繊維製のブラシを植込んだ氷雪路用
   の改良形スタツドレスタイヤである。