JPS633347Y2 - - Google Patents

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JPS633347Y2
JPS633347Y2 JP14693082U JP14693082U JPS633347Y2 JP S633347 Y2 JPS633347 Y2 JP S633347Y2 JP 14693082 U JP14693082 U JP 14693082U JP 14693082 U JP14693082 U JP 14693082U JP S633347 Y2 JPS633347 Y2 JP S633347Y2
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JP
Japan
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upper reinforcing
reinforcing layer
lower ground
ground layer
layer
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JP14693082U
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JPS5951690U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は強化プラスチツクなどにより形成さ
れた軽量かつ強固な湿地用履板に関する。
従来湿地帯などで作業を行う装軌車両には巾広
な湿地用履板が使用されているが、作業域が超湿
地などの場合、履板の巾を広げてこれに対処する
には限度がある。そこで接地圧を下げるために車
体の軽量化が必要であるが、車体重量に対して足
まわりの占める割合も大きいことから、足まわり
の軽量化も必要となる。
この考案はかかる事情に鑑みなされたもので履
板本体を従来の金属より格段に軽量な強化プラス
チツクなどの合成樹脂を使用し、かつ金属等と同
等な強度及び走行性能を確保できるようにした湿
地用履板を提供することを目的とするものであ
る。
以下この考案を図示の一実施例を参照して詳述
すると、図において1は履板本体で、ガラス繊維
やカーボン繊維などによつて強化された強化プラ
スチツクよりなる上部補強層2と、この上部補強
層2の下面に接着などの手段で固着された超高分
子ポリエチレンなどよりなる下部接地層3とより
構成されている。上記上部補強層2は適当な巾及
び長さの細長い平板で、強度を確保するに必要な
厚さを有している。また下部接地層3は中央部側
の巾が上記上部補強層2より広く、また先端部の
巾は上部補強層2と同一で、このため、中央巾広
部3aから先端部にかけては順次巾が漸減するテ
ーパ形状となつている。また上記下部接地層3の
底面は中央巾広部3a側が該巾広部3aの巾より
やや狭く、そして先端側へ順次巾広となつて、先
端部の巾は上部補強層2の先端巾と等しくなつて
おり、さらに中央巾広部3aより先端側へ下部接
地層3の肉厚が薄くなることにより、下面が緩く
傾斜していると共に、中央巾広部3a及びテーパ
部3bの各上部両側縁と底面両側縁を結ぶ側面に
は、夫々傾斜の異なる傾斜面3c,3dが形成さ
れていて、中央巾広部3a側の傾斜面3cでけん
引力を発揮し、テーパ部3b側の傾斜面3d及び
傾斜底面3eで横すべりを防止するようになつて
いる。
一方上記構成された履板本体1の中央部には中
心線を挾んで対称となる位置に、図示しない履帯
リンクへ履板本体1を取付けるための金属製の取
付け具4が埋設され、接着などの手段で上部補強
層2及び下部接地層3に固着されている。
なお上記実施例では上部補強層2を繊維で強化
された強化プラスチツクで、また下部接地層3を
やや軟質な超高分子ポリエチレンなどで構成した
が、同程度の強度を有するものであれば勿論他の
合成樹脂を使用してもよいものである。
この考案は以上詳述したように、強度及び弾性
の高い合成樹脂により上部補強層2と、これより
軟質な合成樹脂よりなる下部接地層3により履板
本体1を構成したことから、従来の金属履板に比
べて重量が約4割程度軽減でき、車体重量の低減
に貢献することができる。また上部補強層2と下
部接地層3の複合作用で金属と同等の強度が確保
できると共に、下部接地層3に設けた傾斜の異な
る複数の傾斜面3c,3dによりけん引力及び横
すべり防止が得られることから、走行性能も一段
と向上する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は側面図、第3図は底面図、第4図
は端面図である。 1は履板本体、2は上部補強層、3は下部接地
層、3aは中央巾広部、3bはテーパ部、3c,
3dは傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性及び強度の高い合成樹脂によつて細長い平
    板状の上部補強層2を形成し、この上部補強層2
    の下面に、上記上部補強層2より軟質な合成樹脂
    によつて形成され、かつ上部補強層2より中央部
    が巾広な下部接地層3を固着して複数層の履板本
    体1を構成し、また上記下部接地層3の底面は中
    央巾広部3aより先端側へ下部接地層3の肉厚が
    薄くなるよう傾斜されると共に、中央巾広部3a
    と、該中央広部3aより先端側へ順次巾狭とする
    ことにより形成されたテーパ部3bの両側に夫々
    傾斜の異なる傾斜面3c,3dを形成してなる湿
    地用履板。
JP14693082U 1982-09-30 1982-09-30 湿地用履板 Granted JPS5951690U (ja)

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JP14693082U JPS5951690U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 湿地用履板

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JP14693082U JPS5951690U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 湿地用履板

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JPS5951690U JPS5951690U (ja) 1984-04-05
JPS633347Y2 true JPS633347Y2 (ja) 1988-01-27

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