JPH0743893Y2 - スイッチ操作装置 - Google Patents
スイッチ操作装置Info
- Publication number
- JPH0743893Y2 JPH0743893Y2 JP1987090976U JP9097687U JPH0743893Y2 JP H0743893 Y2 JPH0743893 Y2 JP H0743893Y2 JP 1987090976 U JP1987090976 U JP 1987090976U JP 9097687 U JP9097687 U JP 9097687U JP H0743893 Y2 JPH0743893 Y2 JP H0743893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide portion
- guide
- switch
- operation button
- elastic piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電話機その他の機器を構成するケースの内部に
収納されたスイッチを外部より操作可能にするためのス
イッチ操作装置に関する。
収納されたスイッチを外部より操作可能にするためのス
イッチ操作装置に関する。
従来の技術 一般に電話機その他の機器において、ケース内にスイッ
チを取付け、そのスイッチを外部より操作可能に構成す
る場合には第３図に示すように上ケース21、下ケース22
の間に操作釦挿入用の隙間23を形成し、この隙間23に挿
入される操作釦24に一体にコ字状のガイド部25を形成
し、このガイド部25を下ケース22に形成したガイドリブ
26にスライド可能に嵌合し、後端部をプリント基板27等
に取付けられたスイッチの操作片29に結合するように構
成することが多い。
チを取付け、そのスイッチを外部より操作可能に構成す
る場合には第３図に示すように上ケース21、下ケース22
の間に操作釦挿入用の隙間23を形成し、この隙間23に挿
入される操作釦24に一体にコ字状のガイド部25を形成
し、このガイド部25を下ケース22に形成したガイドリブ
26にスライド可能に嵌合し、後端部をプリント基板27等
に取付けられたスイッチの操作片29に結合するように構
成することが多い。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この種のスイッチ操作装置では操作釦24
に一体に単にコ字状のガイド部25を形成し、このガイド
部25を単にガイドリブ26にスライド可能に嵌合しただけ
であり、したがって、ケース21,22内にスピーカその他
の振動発生源が内蔵されていると、操作釦24そのものが
同時に振動し、びびりが発生するという問題があった。
に一体に単にコ字状のガイド部25を形成し、このガイド
部25を単にガイドリブ26にスライド可能に嵌合しただけ
であり、したがって、ケース21,22内にスピーカその他
の振動発生源が内蔵されていると、操作釦24そのものが
同時に振動し、びびりが発生するという問題があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものであ
り、簡単な構成でびびりの少ない優れたスイッチ操作装
置を提供することを目的とするものである。
り、簡単な構成でびびりの少ない優れたスイッチ操作装
置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、操作釦と、この操
作釦の一端部に一体に形成され、本体ケースのガイドリ
ブにスライド可能に配置するコ字状のガイド部と、この
ガイド部の遊端に形成されスイッチの操作片が取り付け
られる透孔と、上記遊端の側部に一体に形成され、弾性
力を有する弾性片と、この弾性片の遊端に取り付けら
れ、上記ガイド部の内面とともに上記ガイドリブを圧接
する突起とを備えるという構成にしたものである。
作釦の一端部に一体に形成され、本体ケースのガイドリ
ブにスライド可能に配置するコ字状のガイド部と、この
ガイド部の遊端に形成されスイッチの操作片が取り付け
られる透孔と、上記遊端の側部に一体に形成され、弾性
力を有する弾性片と、この弾性片の遊端に取り付けら
れ、上記ガイド部の内面とともに上記ガイドリブを圧接
する突起とを備えるという構成にしたものである。
作用 したがって、本考案によれば、ガイド部をガイドリブに
嵌合した状態で弾性片が常時ガイドリブに弾性的に当接
しており、ガイド部をガイドリブとの間のがたつきが常
時全くなく、ケースがスピーカその他によって振動した
としてもびびりがほとんど生じないという作用を有す
る。
嵌合した状態で弾性片が常時ガイドリブに弾性的に当接
しており、ガイド部をガイドリブとの間のがたつきが常
時全くなく、ケースがスピーカその他によって振動した
としてもびびりがほとんど生じないという作用を有す
る。
実施例 第１図，第２図は本考案のスイッチ操作装置における一
実施例の構成を示している。第１図，第２図において、
1,2はそれぞれ電話機その他の機器を構成する上ケー
ス，下ケース、３は上ケース１と下ケース２の間形成さ
れた操作釦挿入用の隙間、４は隙間３にスライド自在に
挿入された操作釦、５は操作釦４に一体に形成された断
面コ字状のガイド部、６はガイド部５を構成する一方の
平板部5aの両側部にそれぞれ一体に形成された弾性片、
７は弾性片６の先端部に一体に形成された突起、８は上
記一方の平板部5aに形成された操作片挿入用の透孔、９
は下ケース２に一体に形成され上記ガイド部５をガイド
するガイドリブ、10は上ケース１に一体に形成されガイ
ド部５がガイドリブ９より抜け出るのを阻止するリブ、
11はプリント基板、12はプリント基板11に装着されたス
イッチ、13は先端部が透孔８に挿入されガイド部５に結
合された上記スイッチ10の操作片である。
実施例の構成を示している。第１図，第２図において、
1,2はそれぞれ電話機その他の機器を構成する上ケー
ス，下ケース、３は上ケース１と下ケース２の間形成さ
れた操作釦挿入用の隙間、４は隙間３にスライド自在に
挿入された操作釦、５は操作釦４に一体に形成された断
面コ字状のガイド部、６はガイド部５を構成する一方の
平板部5aの両側部にそれぞれ一体に形成された弾性片、
７は弾性片６の先端部に一体に形成された突起、８は上
記一方の平板部5aに形成された操作片挿入用の透孔、９
は下ケース２に一体に形成され上記ガイド部５をガイド
するガイドリブ、10は上ケース１に一体に形成されガイ
ド部５がガイドリブ９より抜け出るのを阻止するリブ、
11はプリント基板、12はプリント基板11に装着されたス
イッチ、13は先端部が透孔８に挿入されガイド部５に結
合された上記スイッチ10の操作片である。
尚、ガイド部５を構成する一方の平板部5aは他方の平板
部5bより充分大きく形成されており、一方の平板部5aの
他方の平板部5bに対向する部分にはこれらを一体成型し
やすくするための透孔14が形成されている。
部5bより充分大きく形成されており、一方の平板部5aの
他方の平板部5bに対向する部分にはこれらを一体成型し
やすくするための透孔14が形成されている。
上記実施例において操作釦４は上ケース1,下ケース２の
間に形成された隙間３に挿入されガイド部５はガイドリ
ブ９にスライド可能に嵌合されているため、操作釦４を
隙間３に沿って操作すればガイド部５がガイドリブ９に
沿ってスライドし、スイッチ12の操作片13が同様に操作
されることになる。そして、この場合ガイド部５には弾
性片６が形成され、その先端部に形成した突起７が常時
ガイドリブ９に圧接しながらスライドするため、ガイド
部５のスライド動作が著しく安定し、操作釦４の操作が
著しくスムーズになるという利点を有する。そして、上
記実施例によれば弾性片６に形成した突起７が常時ガイ
ドリブ９に弾性的に圧接しているためガイド部５とガイ
ドリブ９との間にがたつきが生ずることがほとんどな
く、ケース1,2内にスピーカ等が内蔵され、それによっ
てケース1,2が振動したとしてもガイド部５でびびり音
が発生することがほとんどないという利点を有する。
間に形成された隙間３に挿入されガイド部５はガイドリ
ブ９にスライド可能に嵌合されているため、操作釦４を
隙間３に沿って操作すればガイド部５がガイドリブ９に
沿ってスライドし、スイッチ12の操作片13が同様に操作
されることになる。そして、この場合ガイド部５には弾
性片６が形成され、その先端部に形成した突起７が常時
ガイドリブ９に圧接しながらスライドするため、ガイド
部５のスライド動作が著しく安定し、操作釦４の操作が
著しくスムーズになるという利点を有する。そして、上
記実施例によれば弾性片６に形成した突起７が常時ガイ
ドリブ９に弾性的に圧接しているためガイド部５とガイ
ドリブ９との間にがたつきが生ずることがほとんどな
く、ケース1,2内にスピーカ等が内蔵され、それによっ
てケース1,2が振動したとしてもガイド部５でびびり音
が発生することがほとんどないという利点を有する。
考案の効果 本考案は上記実施例より明らかなように、操作釦と、こ
の操作釦の一端部に一体に形成され、本体ケースのガイ
ドリブにスライド可能に配置するコ字状のガイド部と、
このガイド部の遊端に形成されスイッチの操作片が取り
付けられる透孔と、上記遊端の側部に一体に形成され、
弾性力を有する弾性片と、この弾性片の遊端に取り付け
られ、上記ガイド部の内面とともに上記ガイドリブを圧
接する突起とを備えるという構成にしたので、以下の効
果を有する。
の操作釦の一端部に一体に形成され、本体ケースのガイ
ドリブにスライド可能に配置するコ字状のガイド部と、
このガイド部の遊端に形成されスイッチの操作片が取り
付けられる透孔と、上記遊端の側部に一体に形成され、
弾性力を有する弾性片と、この弾性片の遊端に取り付け
られ、上記ガイド部の内面とともに上記ガイドリブを圧
接する突起とを備えるという構成にしたので、以下の効
果を有する。
（１）操作ボタンの操作を著しくスムーズにすることが
でき、同時にびびりも著しく少なくすることができる。
でき、同時にびびりも著しく少なくすることができる。
（２）操作ボタンの弾性力がガイド部の内面と弾性片と
の２ヵ所によりガイドリブを圧接し、かつ、ガイド部の
遊端に形成された透孔を介してスイッチの操作片が取り
付けられているので、簡単な構成によりスイッチ操作装
置を実施することができる。
の２ヵ所によりガイドリブを圧接し、かつ、ガイド部の
遊端に形成された透孔を介してスイッチの操作片が取り
付けられているので、簡単な構成によりスイッチ操作装
置を実施することができる。
第１図は本考案のスイッチ操作装置における一実施例の
断側面図、第２図は同要部の斜視図、第３図は従来のス
イッチ操作装置の断側面図である。 １……上ケース、２……下ケース、３……隙間、４……
操作釦、５……ガイド部、６……弾性片、７……突起、
8,14……透孔、９……ガイドリブ、10……リブ、11……
プリント基板、12……スイッチ、13……操作片。
断側面図、第２図は同要部の斜視図、第３図は従来のス
イッチ操作装置の断側面図である。 １……上ケース、２……下ケース、３……隙間、４……
操作釦、５……ガイド部、６……弾性片、７……突起、
8,14……透孔、９……ガイドリブ、10……リブ、11……
プリント基板、12……スイッチ、13……操作片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−82325（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−192233（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭55−4895（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】操作釦と、この操作釦の一端部に一体に形
成され、本体ケースのガイドリブにスライド可能に配置
するコ字状のガイド部と、このガイド部の遊端に形成さ
れスイッチの操作片が取り付けられる透孔と、上記遊端
の側部に一体に形成され、弾性力を有する弾性片と、こ
の弾性片の遊端に取り付けられ、上記ガイド部の内面と
ともに上記ガイドリブを圧接する突起とを備えたスイッ
チ操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987090976U JPH0743893Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | スイッチ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987090976U JPH0743893Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | スイッチ操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63199430U JPS63199430U (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0743893Y2 true JPH0743893Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=30951336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987090976U Expired - Lifetime JPH0743893Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | スイッチ操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743893Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6660031B2 (ja) * | 2017-10-26 | 2020-03-04 | 株式会社ニコン | スイッチ機構、レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519645Y2 (ja) * | 1979-07-12 | 1980-05-10 | ||
| JPS59192233U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-20 | 三洋電機株式会社 | スライドスイツチの操作摘子 |
| JPH041618Y2 (ja) * | 1984-11-05 | 1992-01-21 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP1987090976U patent/JPH0743893Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63199430U (ja) | 1988-12-22 |
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