JP2001039070A - メモクリップ - Google Patents

メモクリップ

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JP2001039070A
JP2001039070A JP11216841A JP21684199A JP2001039070A JP 2001039070 A JP2001039070 A JP 2001039070A JP 11216841 A JP11216841 A JP 11216841A JP 21684199 A JP21684199 A JP 21684199A JP 2001039070 A JP2001039070 A JP 2001039070A
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elastic
beard
memo
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substrate
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JP11216841A
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Kunio Hara
國雄 原
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモシートを1枚ずつ取り出すことのできる
メモクリップを提供する。 【解決手段】 基板22に多数の弾性ひげ23が設けら
れ、この弾性ひげ23が湾曲した状態から直立状態へ復
帰する弾性力で、この弾性ひげ23と対峙する挟持部3
2に圧接することにより、メモシートSを挟持するメモ
クリップにおいて、弾性ひげ23がメモシートSを保持
する挿入溝33の手前側へ湾曲して倒れ込むのを阻止す
る、弾性ひげ23よりも背の低い湾曲阻止部24を基板
22に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙などのメモシ
ートを一時的に挟持するメモクリップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のメモクリップの一例の構
成を示す分解図、図11は図10に示したメモクリップ
を組み立てた状態の縦断面図である。図10または図1
1において、1はゴムなどで成形されたひげ基板を示
し、平板状の基板2と、この基板2の一面に一体成形さ
れた多数の弾性ひげ3とで構成されている。なお、各弾
性ひげ3の先端は、後述する挿入溝10の奥側(上側)
へ湾曲した状態で、後述する挟持部8の平面8aと平行
になる傾斜面とされている。
【0003】4は本体を示し、基部5と、この基部5に
挿入溝10を形成するように取り付けられる挟持部8と
で構成されている。そして、基部5には、挟持部8が当
接する上端部分の中央に接合凹部6が設けられるととも
に、挿入溝10を挟んで挟持部8と対峙する部分に、ひ
げ基板1の一部を収容するひげ基板収容凹部7が設けら
れている。また、挟持部8には、基部5に当接する上側
後端部分に、接合凹部6に嵌合する接合突起9が設けら
れている。なお、挿入溝10を挟んで基部5と対向する
挟持部8の面は平面8aとされ、挿入溝10は、下側、
左側および右側へ開放している。
【0004】次に、メモクリップの組立について説明す
る。まず、弾性ひげ3が設けられていない基板2の他面
に接着剤を塗布し、基部5に設けたひげ基板収容凹部7
の底に基板2の他面を当接させることより、基部5にひ
げ基板1を接着固定する。そして、挟持部8の上側後端
部分および接合突起9に接着剤を塗布し、接合突起9を
接合凹部6に嵌合させるとともに、挟持部8を基部5に
当接させ、基部5に挟持部8を接着固定することによ
り、組立が完了する。このようにしてメモクリップを組
み立てると、各弾性ひげ3は、挟持部8の平面8aに到
達する長さよりも僅かに長いので、例えば図11に示す
ように、僅かに挿入溝10の奥側(上側)へ湾曲した状
態で先端が平面8aに圧接する。
【0005】図12、図13、図14および図15は図
10、図11に示したメモクリップの動作説明図であ
る。これらの図において、Sはメモシートを示す。
【0006】次に、メモクリップの動作について説明す
る。まず、図11に示すように、各弾性ひげ3が僅かに
挿入溝10の奥側へ湾曲し、各弾性ひげ3の先端が挟持
部8の平面8aに圧接している状態で、挿入溝10内へ
メモシートSの一端側を挿入すると、図12に示すよう
に、メモシートSは弾性ひげ3で平面8aへと案内され
る。そして、メモシートSの一端側は、図13に示すよ
うに、自身の厚さ分だけ弾性ひげ3を湾曲させ、平面8
aと弾性ひげ3との間に入り込むこととなる。
【0007】さらに、メモシートSを押し込むと、メモ
シートSの一端側は順次弾性ひげ3を湾曲させながら挿
入溝10の奥側へと進むので、図14に示すように、一
端が挿入溝10の奥へ到達するまでメモシートSの一端
を挿入溝10内へ挿入することができる。このようにメ
モシートSを挿入溝10内へ挿入すると、弾性ひげ3が
湾曲した状態から直立状態へ復帰しようとする弾性力に
より、メモシートSの一端部が弾性ひげ3の先端で平面
8aへ押し付けられ、平面8aとメモシートSとの間に
摩擦力が発生する。
【0008】また、弾性ひげ3が復帰しようとする弾性
力によって弾性ひげ3の先端がメモシートSに圧接する
ので、弾性ひげ3とメモシートSとの間にも摩擦力が発
生する。したがって、メモシートSは弾性ひげ3によっ
て平面8aへ圧接される摩擦力および弾性ひげ3との間
の摩擦力により、挿入溝10内に保持される。
【0009】このようにメモシートSを挿入溝10内に
保持させた状態で、メモシートSを挿入溝10の左右の
一方、例えば右方向(図10における本体4に対して右
側)へ水平に移動させると、弾性ひげ3はメモシートS
との接触摩擦力によって右方向へ湾曲するので、メモシ
ートSを挿入溝10内から容易に取り出すことができ
る。
【0010】また、メモシートSを挿入溝10内に保持
させた状態で、メモシートSを挿入溝10に対して手前
側(図10における本体4に対して下側)へ移動させる
と、弾性ひげ3の先端がメモシートSに圧接しているこ
とにより、弾性ひげ3とメモシートSとの接触摩擦力が
大きくなり、図15に示すように、弾性ひげ3が反転
し、挿入溝10の手前側(下側)へ湾曲して倒れ込むの
で、メモシートSを挿入溝10内から容易に取り出すこ
とができる。なお、このようなメモクリップは、例えば
特開昭60−129297号公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモクリップ
は、メモシートSを取り出す場合、メモシートSを挿入
溝10に対して手前側へ移動させると、挿入溝10の奥
側(上側)へ湾曲していた弾性ひげ3が、図15に示す
ように、挿入溝10の手前側(下側)へ反転し、湾曲し
て倒れ込むので、挿入溝10内に複数枚のメモシートS
が保持されている場合、全てのメモシートSが一度に取
り出されてしまい、メモシートSを1枚ずつ取り出すこ
とができなかった。
【0012】また、メモシートSを挿入溝10に対して
手前側へ移動させると、図15に示すように、弾性ひげ
3が反転して復帰しないため、次のメモシートSを挿入
することができなかった。したがって、メモシートSを
取り出す場合、メモシートSを挿入溝10の左右方向へ
移動させなければならず、使い勝手がよくなかった。そ
して、接着剤などを使用して挟持部8を基部5に接着固
定しなければならないので、簡単に組み付けることがで
きないなどの不都合があった。
【0013】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、メモシートを1枚ずつ取り
出すことができ、または、ひげ基板の取り付けられた取
付基台を本体にワンタッチで簡単に組み付けることので
きるメモクリップを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板に多数
の弾性ひげが設けられ、この弾性ひげが湾曲した状態か
ら直立状態へ復帰する弾性力で、この弾性ひげと対峙す
る挟持部に圧接することにより、メモシートを挟持する
メモクリップにおいて、弾性ひげがメモシートを保持す
る挿入溝の手前側へ湾曲して倒れ込むのを阻止する、弾
性ひげよりも背の低い湾曲阻止部を基板に設けたもので
ある。
【0015】また、この発明における他のメモクリップ
は、基板の一面に多数の弾性ひげが設けられたひげ基板
と、このひげ基板が他面で取り付けられ、対向する外周
部分に被係合部が設けられた取付基台と、挿入溝を形成
するように基部と挟持部とが一体成形され、挿入溝を挟
んで挟持部と対峙する基部の挟持部と反対側の部分に取
付基台を収容する取付基台収容凹部が設けられ、挿入溝
を挟んで挟持部と対峙する基部の部分に取付基台収容凹
部よりも小さく、取付基台収容凹部に連通して弾性ひげ
が挟持部に圧接する状態でひげ基板が挿入される開口が
設けられるとともに、取付基台収容凹部の周壁の対向す
る一部を、被係合部に係合する係合部を有する保持片と
した本体とからなり、ひげ基板を取り付けた取付基台を
基台収容凹部へ押圧して収容させることにより、被係合
部に係合部が係合し、取付基台収容凹部の底と係合部と
で取付基台を挟持固定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
メモクリップの分解斜視図、図2は図1に示した本体の
X−X線による断面図、図3は図1に示した本体のY−
Y線による断面図、図4は図1に示したひげ基板のZ−
Z線による断面図、図5は図1に示したメモクリップを
組み立てる過程の説明図、図6は図1に示したメモクリ
ップを組み立てた状態における本体のX−X線に相当す
る縦断面図、図7は図1に示したメモクリップを組み立
てた状態における本体のY−Y線に相当する横断面図で
ある。
【0017】これらの図において、21はゴムなどで成
形されたひげ基板を示し、平板状の基板22と、この基
板22の一面に一体的に成形された多数の弾性ひげ23
と、この弾性ひげ23が後述する挿入溝33の手前側
(下側)へ湾曲して倒れ込むのを阻止するように、基板
22の一面に一体的に成形された弾性ひげ23よりも背
の低い湾曲阻止部24とで構成されている。なお、各弾
性ひげ23の先端は、挿入溝33の奥側(上側)へ湾曲
した状態で、後述する挟持部32の平面32aと平行に
なる傾斜面とされている。
【0018】25は取付基台を示し、磁性体、例えば長
方形をした鋼板を後ろ側および左右へ開放するコ字状に
折り曲げたもので、正面形状は長方形である。そして、
取付基台25を構成する天板部25aの開放して対向す
る後ろ面25bの端部が、後述する保持片31の係合爪
31aが係合する被係合部である。26は取付基台25
内に面一で収容される磁石を示す。
【0019】27はプラスチックで成形された本体を示
し、挿入溝33を形成するように基部28と挟持部32
とが一体成形され、挿入溝33を挟んで挟持部32と対
峙する基部28の挟持部32と反対側の部分に取付基台
25を収容する取付基台収容凹部29が設けられ、挿入
溝33を挟んで挟持部32と対峙する基部28の部分に
取付基台収容凹部29よりも小さく、取付基台収容凹部
29に連通して弾性ひげ23が挟持部32に圧接する状
態でひげ基板21が挿入される開口30が設けられてい
る。
【0020】そして、取付基台収容凹部29の周壁の対
向する一部、すなわち天板部25aの開放して対向する
後ろ面25bに対応する左右の周壁のそれぞれが、可動
端が互いの基端から接近方向へ延び、可動端の内側の前
端(取付基台収容凹部29の底29a側)部分に係合部
としての係合爪31aを備えた保持片31とされてい
る。
【0021】なお、取付基台収容凹部29の奥行きは取
付基台25の奥行きとほぼ同一とされ、取付基台収容凹
部29の背面形状は、取付基台25の正面形状とほぼ同
一である。そして、底29aと各係合爪31aとの間隔
は天板部25aの肉厚とほぼ同一とされ、各係合爪31
aの後ろ側は、外側から内側へ進に連れて後ろ側から前
側へ進む傾斜面とされている。さらに、挿入溝33を挟
んで基部28と対向する挟持部32の面は平面32aと
され、挿入溝33は、下側、左側および右側へ開放して
いる。
【0022】次に、メモクリップの組立について説明す
る。まず、弾性ひげ23が設けられていない基板22の
他面に接着剤を塗布し、取付基台25を構成する天板部
25aの正面の所定位置に基板22の他面を当接させる
ことより、取付基台25にひげ基板21を接着固定す
る。そして、取付基台25内に磁石26を、後ろ面25
bの左右を少し空けた状態に接着剤および/または自身
の磁力により、図5に示すように、取り付ける。次に、
図5に示すように、弾性ひげ23の先端を先頭にして取
付基台25を取付基台収容凹部29内へ押圧すると、各
弾性ひげ23は開口30を通過し、天板部25aが各係
合爪31aに圧接することにより、各保持片31の可動
端は天板部25aが通過できるように外側へ移動する。
【0023】そして、天板部25aが各係合爪31aを
通過すると、各保持片31は自身の弾性力で元の位置へ
復帰し、各係合爪31aが天板部25aの後ろ面25b
に係合することにより、図6に示すように、取付基台収
容凹部29の底29aと各係合爪31aとで取付基台2
5を挟持固定するので、組立が完了する。このようにし
てメモクリップを組み立てると、各弾性ひげ23は、挟
持部32の平面32aに到達する長さよりも僅かに長い
ので、例えば僅かに挿入溝33の奥側(上側)へ湾曲し
た状態で先端が平面32aに圧接する。
【0024】図8、図9は図1、図5、図6および図7
に示したメモクリップの動作説明図である。これらの図
において、Sはメモシートを示す。
【0025】次に、メモクリップの動作を、従来例と異
なる部分について説明する。従来と同様に、図8に示す
ように、メモシートSを挿入溝33内に保持させた状態
で、メモシートSを挿入溝33に対して手前側(下側)
へ移動させると、弾性ひげ23の先端がメモシートSに
圧接していることにより、弾性ひげ23とメモシートS
との接触摩擦力が大きくなり、弾性ひげ23が反転し、
挿入溝33の手前側(下側)へ湾曲して倒れ込もうとす
るが、湾曲阻止部24が設けられているので、図9に示
すように、弾性ひげ23は湾曲阻止部24によって挿入
溝33の手前側へ湾曲して倒れ込むのを阻止される。し
たがって、弾性ひげ23による所定の接触摩擦力がメモ
シートSに作用するものの、メモシートSを挿入溝33
から取り出すことができる。
【0026】なお、このようにしてメモシートSを挿入
溝33から取り出す場合、一番手前に位置する一列を形
成する各弾性ひげ23に対し、基部28が湾曲阻止部
(24)として機能する。そして、メモシートSを挿入
溝33から取り出した場合、各弾性ひげ23は湾曲阻止
部24の作用によって元の位置に素速く復帰し、各弾性
ひげ23の先端は、図6および図7に示すように、挿入
溝33の手前側から奥側へ上昇する傾斜面とされている
ので、次にメモシートSを保持させる場合、メモシート
Sが各弾性ひげ23の傾斜面で平面32aと案内され、
各弾性ひげ23を挿入溝33の奥側へ湾曲させて倒し込
むため、挿入溝33内へメモシートSをスムーズに挿入
し、保持させることができる。
【0027】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、弾性ひげ23が挿入溝33の手前側へ湾曲して
倒れ込むのを阻止する、弾性ひげ23よりも背の低い湾
曲阻止部24を基板22に設けたので、メモシートSを
挿入溝33の手前側へ引き出して弾性ひげ23を挿入溝
33の手前側へ反転させても、弾性ひげ23による所定
の接触摩擦力を確保することができる。そして、弾性ひ
げ23による所定の接触摩擦力が確保できることによ
り、メモシートSの間、メモシートSと平面32aとの
間にも摩擦力が確保できる。
【0028】したがって、挿入溝33内に複数のメモシ
ートSが保持されている場合、1枚のメモシートSを取
り出すためにメモシートSを挿入溝33の手前側へ引き
出しても、メモシートSを1枚ずつ取り出すことができ
る。そして、メモシートを取り出した後、弾性ひげ23
は元の位置に素速く復帰するので、次のメモシートSを
スムーズに挿入し、保持させることができる。
【0029】また、基部28と挟持部32とを一体成形
して本体27とし、この本体27に取付基台収容凹部2
9を設け、この取付基台収容凹部29の底29aと保持
片31の係合爪31aとで取付基台25を、取付基台収
容凹部29内に挟持固定する構成としたので、ひげ基板
21の取り付けられた取付基台25を本体27にワンタ
ッチで簡単に組み付けることができ、組立を容易にする
ことができる。
【0030】上記した実施形態では、取付基台29を磁
性体で構成し、メモクリップを磁性体で構成されたもの
に取り付けるためのマグネットヨークとして機能させた
が、取付基台29は磁性体で構成しなくてもよく、ま
た、磁石26でなく、両面接着テープなどで取り付ける
ものであってもよい。また、取付基台29を、側面形状
をコ字状としたが、取付基台は単なる平板であってもよ
い。
【0031】さらに、保持片31に係合爪31aを設
け、この係合爪31aを天板部29aの後ろ面29bの
一部に係合させる構成としたが、天板部29aの左右に
突出部分を設け、この左右の突出部分に保持片31自体
の可動端部を係合部とし係合させる構成としてもよい。
また、取付基台29を、金属板を折り曲げて構成し、天
板部29aの後ろ面29bの一部を被係合部としたが、
取付基台を直方体とし、係合爪31aに対応する部分に
被係合部として係合凹部を設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、弾性
ひげが挿入溝の手前側へ湾曲して倒れ込むのを阻止す
る、弾性ひげよりも背の低い湾曲阻止部を基板に設けた
ので、メモシートを挿入溝の手前側へ引き出して弾性ひ
げを挿入溝の手前側へ反転させても、弾性ひげによる所
定の接触摩擦力を確保することができる。そして、弾性
ひげによる所定の接触摩擦力が確保できることにより、
メモシートの間、メモシートと挟持部の平面との間にも
摩擦力が確保できる。
【0033】したがって、挿入溝内に複数のメモシート
が保持されている場合、1枚のメモシートを取り出すた
めにメモシートを挿入溝の手前側へ引き出しても、メモ
シートを1枚ずつ取り出すことができる。そして、メモ
シートを取り出した後、弾性ひげは元の位置に素速く復
帰するので、次のメモシートをスムーズに挿入し、保持
させることができる。
【0034】また、基部と挟持部とを一体成形して本体
とし、この本体に取付基台収容凹部を設け、この取付基
台収容凹部の底と保持片の係合爪とで取付基台を、取付
基台収容凹部内に挟持固定する構成としたので、ひげ基
板の取り付けられた取付基台を本体にワンタッチで簡単
に組み付けることができ、組立を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるメモクリップの分
解斜視図である。
【図2】図1に示した本体のX−X線による断面図であ
る。
【図3】図1に示した本体のY−Y線による断面図であ
る。
【図4】図1に示したひげ基板のZ−Z線による断面図
である。
【図5】図1に示したメモクリップを組み立てる過程の
説明図である。
【図6】図1も示したメモクリップを組み立てた状態に
おける本体のX−X線に相当する縦断面図である。
【図7】図1も示したメモクリップを組み立てた状態に
おける本体のY−Y線に相当する横断面図である。
【図8】図1、図5、図6および図7に示したメモクリ
ップの動作説明図である。
【図9】図1、図5、図6および図7に示したメモクリ
ップの動作説明図である。
【図10】従来のメモクリップの一例の構成を示す分解
図である。
【図11】図10に示したメモクリップを組み立てた状
態の縦断面図である。
【図12】図10、図11に示したメモクリップの動作
説明図である。
【図13】図10、図11に示したメモクリップの動作
説明図である。
【図14】図10、図11に示したメモクリップの動作
説明図である。
【図15】図10、図11に示したメモクリップの動作
説明図である。
【符号の説明】
1,21 ひげ基板 2,22 基板 3,23 弾性ひげ 4,27 本体 5,28 基部 6 接合凹部 7 ひげ基板収容凹部 8,32 挟持部 8a,32a 平面 9 接合突起 10,33 挿入溝 24 湾曲阻止部 25 取付基台 25a 天板部 25b 後ろ面 26 磁石 29 取付基台収容凹部 29a 底 30 開口 31 保持片 31a 係合爪 S メモシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に多数の弾性ひげが設けられ、この
    弾性ひげが湾曲した状態から直立状態へ復帰する弾性力
    で、この弾性ひげと対峙する挟持部に圧接することによ
    り、メモシートを挟持するメモクリップにおいて、 前記弾性ひげが前記メモシートを保持する挿入溝の手前
    側へ湾曲して倒れ込むのを阻止する、前記弾性ひげより
    も背の低い湾曲阻止部を前記基板に設けた、 ことを特徴とするメモクリップ。
  2. 【請求項2】 基板の一面に多数の弾性ひげが設けられ
    たひげ基板と、 このひげ基板が他面で取り付けられ、対向する外周部分
    に被係合部が設けられた取付基台と、 挿入溝を形成するように基部と挟持部とが一体成形さ
    れ、前記挿入溝を挟んで前記挟持部と対峙する前記基部
    の前記挟持部と反対側の部分に前記取付基台を収容する
    取付基台収容凹部が設けられ、前記挿入溝を挟んで前記
    挟持部と対峙する前記基部の部分に前記取付基台収容凹
    部よりも小さく、前記取付基台収容凹部に連通して前記
    弾性ひげが前記挟持部に圧接する状態で前記ひげ基板が
    挿入される開口が設けられるとともに、前記取付基台収
    容凹部の周壁の対向する一部を、前記被係合部に係合す
    る係合部を有する保持片とした本体とからなり、 前記ひげ基板を取り付けた前記取付基台を前記基台収容
    凹部へ押圧して収容させることにより、前記被係合部に
    前記係合部が係合し、前記取付基台収容凹部の底と前記
    係合部とで前記取付基台を挟持固定する、 ことを特徴とするメモクリップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002085643A1 (en) * 2001-04-25 2002-10-31 Technology Tree Co., Ltd. Paper holder
KR100949289B1 (ko) * 2009-11-11 2010-03-26 주식회사 맥스코리아 시트형 게시물의 게시장치 및 그를 이용한 벽보 게시판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002085643A1 (en) * 2001-04-25 2002-10-31 Technology Tree Co., Ltd. Paper holder
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