JPH0743238A - リム組付けタイヤの重量アンバランス修正方法 - Google Patents

リム組付けタイヤの重量アンバランス修正方法

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JPH0743238A
JPH0743238A JP5184662A JP18466293A JPH0743238A JP H0743238 A JPH0743238 A JP H0743238A JP 5184662 A JP5184662 A JP 5184662A JP 18466293 A JP18466293 A JP 18466293A JP H0743238 A JPH0743238 A JP H0743238A
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rim
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static
weight
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浩 川邉
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    • G01M1/30Compensating imbalance
    • G01M1/32Compensating imbalance by adding material to the body to be tested, e.g. by correcting-weights
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニフォーミテイ以外の重量アンバランスを
原因とする車の上下振動やハンドルの異常振動等を防止
したリム組付けタイヤを簡便な方法で提供する。 【構成】 同時アンバランス計測機で、リム組付けタイ
ヤのリムの軸方向両端面におけるアンバランス修正量の
大きさ及びリム端面周上の位置を計測する。計測したア
ンバランス修正量の大きさ及びリム端面周上の位置に基
づいて、静アンバランス修正量の大きさC、残留動アン
バランス修正量の大きさを最小とする静アンバランス修
正量のリム周上の位置(γ,L1 )、残留動アンバラン
ス修正量の大きさMmin 及び残留動アンバランス修正量
のリム端面周上の位置θmin を演算する。演算されたリ
ム周上の位置に静アンバランス修正量の大きさCに相当
する重さの錘を固定したときと等価の分割された静アン
バランス修正量の大きさF、Gを求める。リム両端面に
分割された静アンバランス修正量の大きさに相当する重
さの錘を固定すると共に、残留動アンバランス修正量の
大きさに相当する重さの錘を固定することによってリム
組付けタイヤの重量アンバランスを修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイールバランサーを
用いてリム組付けタイヤの重量アンバランスを修正する
方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】重量的
にアンバランスの状態でのリム組付けタイヤを回転させ
た場合、振動が生じることは周知である。そしてこのア
ンバランスにはリム組付けタイヤを回転させなくても存
在するどこが重いかという静的アンバランス(静アンバ
ランス)と、タイヤを回転させて初めて発生する動的ア
ンバランス(動アンバランス)とがある。
【0003】このようなアンバランスを修正する方法と
しては、現在では主としてリム組付けタイヤをホイール
バランサーにより回転させ、修正に必要なアンバランス
量を計測し、これに基づいてリムの軸方向両端面、通常
表裏リムフランジの一個所に各々一個づつ錘を固定する
という方法をもって静アンバランスと動アンバランスと
を同時に修正することが行われている。
【0004】即ち、この修正方法は2面バランス法と呼
ばれ、アンバランスがリムの両側端面に各々一つずつあ
ると仮定し、各々の面に存在するアンバランスの180
度反対の位置にアンバランス量と同量の修正錘を固定す
ることにより修正を行なうものである。
【0005】静アンバランスと動アンバランスは、その
どちらが存在しても車両の振動源となり得るし、各々の
アンバランスが車両に別々の影響を与えることもよく知
られている。即ち、静アンバランスは車の上下振動を引
き起こし、動アンバランスはハンドルの異常振動、シミ
ー等を引き起こす。
【0006】ところで、車の上下振動やハンドルの異常
振動等は、重量のアンバランスによるものの他に、タイ
ヤのユニフォーミテイ(ラジアルフォースバリエーショ
ン及びラテラルフォースバリエーション)が原因となっ
ている場合もあるが、バランスを完全に修正した後、実
際にそれらの振動を調べてみると、ユニフォーミテイ以
外の重量アンバランスによるものと思われる成分が含ま
れている。修正が必要なアンバランスの量、特に動アン
バランスの成分が大きいときにこの傾向が強い。
【0007】特願平3−114123号公報には、タイ
ヤが現実に使用されている状況下で、タイヤの振動源で
ある縦揺れ及び横揺れをできるだけ小さくしたリム組付
けタイヤの重量アンバランス修正方法が開示されてい
る。この方法では、静アンバランス修正量と動アンバラ
ンス修正量とを同時に計測する静動同時アンバランス計
測機で計測されたアンバランス修正量の大きさ及びリム
端面周上の位置に基づいて静アンバランスと動アンバラ
ンスとを別々に修正する。このとき、静アンバランス修
正量のリム周上の位置は、残留動アンバランス修正量の
大きさが最小となるように演算される。そして、演算さ
れたリム周上の位置に演算された静アンバランス修正量
の大きさに相当する重さの錘を固定すると共に、演算さ
れたリム端面周上の位置に演算された残留動アンバラン
ス修正量の大きさに相当する重さの錘を固定することに
よって、アンバランスを修正する。
【0008】しかしながら、上記従来のリム組付けタイ
ヤの重量アンバランス修正方法では、リム周上の位置に
静アンバランス修正量の大きさに相当する重さの錘を固
定する場合に、周方向だけでなく軸方向にも高精度に位
置決めする必要があり、位置決めが非常に難しい、とい
う問題がある。
【0009】本発明は上記問題点を解消すべくなされた
もので、タイヤが現実に使用されている状況下で、タイ
ヤの振動源である縦揺れ及び横揺れをできるだけ小さく
したリム組付けタイヤの重量アンバランスを簡便な方法
で実現できるリム組付けタイヤの重量アンバランス修正
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、静アンバランス修正量と動アンバランス修
正量とを同時に計測する静動同時アンバランス計測機
で、リム組付けタイヤのリムの軸方向両端面におけるア
ンバランス修正量の大きさ及びアンバランス修正量のリ
ム端面周上の位置を計測し、前記アンバランス修正量の
大きさ及びアンバランス修正量のリム端面周上の位置に
基づいて、静アンバランス修正量の大きさ、残留動アン
バランス修正量の大きさを最小とする静アンバランス修
正量のリム周上の位置、残留動アンバランス修正量の大
きさ及び残留動アンバランス修正量のリム端面周上の位
置を演算すると共に、前記静アンバランス修正量のリム
周上の位置に前記静アンバランス修正量の大きさに相当
する重さの錘を固定したときと等価の分割された静アン
バランス修正量のリム両端面周上の大きさ及び位置を演
算し、前記分割された静アンバランス修正量のリム両端
面周上の位置に前記分割された静アンバランス修正量の
大きさに相当する重さの錘を各々固定すると共に、前記
残留動アンバランス修正量のリム端面周上の位置に前記
残留動アンバランス修正量の大きさに相当する重さの錘
を固定するものである。
【0011】
【作用】本発明では、静アンバランス修正量と動アンバ
ランス修正量とを同時に計測する静動同時アンバランス
計測機で計測されたアンバランス修正量の大きさ及びリ
ム端面周上の位置に基づいて静アンバランスと動アンバ
ランスとを別々に修正する。このとき、静アンバランス
修正量のリム周上の位置は、残留動アンバランス修正量
の大きさが最小となるように演算される。また、静アン
バランス修正量を分割し、静アンバランス修正量のリム
周上の位置に静アンバランス修正量の大きさに相当する
重さの錘を固定したときと等価の分割された静アンバラ
ンス修正量のリム両端面周上の大きさ及び位置を演算す
る。そして、分割された静アンバランス修正量のリム両
端面周上の位置に分割された静アンバランス修正量の大
きさに相当する重さの錘を各々固定すると共に、残留動
アンバランス修正量のリム端面周上の位置に前記残留動
アンバランス修正量の大きさに相当する重さの錘を固定
することによって、アンバランスを修正する。このよう
に、静アンバランス修正量のリム周上位置を求めること
によって、静アンバランス修正量の大きさを大きくする
ことなく、残留動アンバランス修正量の大きさを最小に
しているため、ユニフォーミテイ以外の重量アンバラン
スを原因とする車の上下振動やハンドルの異常振動等を
防止した性能のよいリム組付けタイヤとすることができ
る。
【0012】また、残留動アンバランス修正量だけでな
く静アンバランス修正量もリム端面周上の位置に固定さ
れることになるため、リム周方向の位置決めだけを行え
ばよく、これによって位置決めが容易になり、簡便な方
法でリム組付けタイヤの重量アンバランスを修正するこ
とができる。
【0013】
【実施例】まず、本発明の原理を図1〜図3(1)、
(2)を参照して説明する。なお、以下の図では、リム
組付けタイヤのタイヤ部分の図示を省略してリムのみ示
した。
【0014】図1に示すように、リム組み付けタイヤの
リムの両端面を各々第1面(外側面)P1 、第2面(内
側面)P2 とし、第1面P1 と第2面P2 とに平行でか
つリムの中心Oを通る面をリム中心面P0 とする。ま
た、リム幅(第1面P1 と第2面P2 との距離)をLo
とし第1面P1 に第1面P1 の中心を原点とする直交座
標を設定する。更に、静アンバランスと動アンバランス
とを同時に修正するために通常広く使用されている静動
同時修正用のアンバランス測定機を用いて測定した結
果、第1面P1 の円周上(リム端面周上)にベクトル量
であるアンバランス修正量10を必要とし、第2面P2
の円周上にベクトル量であるアンバランス修正量12を
必要としたものと仮定する。そして、このアンバランス
修正量10、12をベクトルU1 、ベクトルU2 で表
す。
【0015】アンバランス修正量10、12には、静ア
ンバランス修正量と動アンバランス修正量とが含まれて
いるため、静アンバランス修正量と動アンバランス修正
量とを分離して、まず静アンバランス修正量のみ求め
る。静アンバランスは、リム組み付けタイヤの重心がタ
イヤの回転軸上に存在しない場合に発生するものであ
り、この静アンバランスを修正するためには、アンバラ
ンスが生じている部位と反対側(180度反対側)の部
位にアンバランスと同量の修正量、すなわち錘を固定す
ればよい。図1の場合において1つの静アンバランス修
正量で静アンバランスを修正する場合について考える
と、アンバランス修正量10、12のベクトルを合成
し、リム中心面P0 上で合成ベクトルUsで表される円
周上の部位に合成ベクトルUsの大きさと同じ大きさの
静アンバランス修正量14を固定すればよい。ベクトル
U1 の大きさをA、x軸と成す角をα、ベクトルU2 の
大きさをB、x軸と成す角をβ、合成ベクトルUsの大
きさをC、x軸と成す角、すなわちリム中心面周上の位
置をγとすると、C及びγは次の(1)、(2)式で表
わされる。 C= {(Acosα+Bcosβ)2 +(Asinα+Bsinβ)2 } ・・・(1) γ=tan-1{(Asinα+Bsinβ)/(Acosα+Bcosβ)} ・・・(2) 次に、動アンバランスは、静バランスがとれている状態
でタイヤを回転させた時に生じるモーメントによるアン
バランスであり、第1面P1 と第2面P2 とに各々18
0度ずれた位置に同量(静アンバランスがないため)の
アンバランスが存在する場合である。このアンバランス
を修正するためには、第1面P1 および第2面P2 のア
ンバランスが生じている部位と反対側(180度反対
側)の部位にアンバランスと同量の修正量を各々固定す
ればよい。
【0016】動アンバランスはモーメントに起因し、図
1の第2面P2 のアンバランス修正量12を第1面P1
の180度反対側の部位に移動させてアンバランス修正
量12’としても右回りのモーメントに変化はないので
図1と図2の動アンバランスは等価である。図2におい
て2つの動アンバランス修正量で動アンバランスを修正
する場合について考えると、アンバランス修正量10、
12’のベクトルを合成し、第1面P1 の合成ベクトル
で表される円周上の部位に合成ベクトルの大きさの1/
2の大きさの動アンバランス修正量20を固定し、第2
面P2 の動アンバランス修正量20固定部位と180度
反対側の部位に動アンバランス修正量20と同じ大きさ
の動アンバランス修正量22を固定すればよい。合成ベ
クトルの1/2のベクトルをUc1 としてベクトルUc
1 の大きさをD、x軸と成す角、すなわちリム端面周上
の位置をδとすると、合成ベクトル=ベクトルU1 −ベ
クトルU2 であるから、D及びδは次の(3)、(4)
式で表わされる。 D= {(Acosα−Bcosβ)2 +(Asinα−Bsinβ)2 }/2 ・・・(3) δ=tan-1{(Asinα−Bsinβ)/(Acosα−Bcosβ)} ・・・(4) 上記の(2)式で表されるリム中心面の位置に(1)式
で表される大きさに相当する重さの錘を固定し、上記
(4)式で表されるリム両端面の位置に(3)式で表さ
れる大きさに相当する重さの錘を各々固定すれば、一
応、アンバランスは修正されたことになる。本発明では
更に以下のように動アンバランス修正量を最小にする。
【0017】次に、動アンバランス修正量を最小とする
ために、図3(1)に示すように、静アンバランス修正
量14をリム中心面P0 より第2面P2 方向へ回転軸に
沿って距離L1 離れた位置に移動する。ただし、距離L
1 は、第2面P2 から第1面Pへ向かう方向を正とす
る。このように、静アンバランス修正量14を距離L1
離れた位置に移動することによって、新たに動アンバラ
ンスが発生する。この動アンバランスを修正するために
必要な動アンバランス修正量をベクトルUcs1 とし、タ
イヤの中心O回りのモーメントの釣り合いを考えるとベ
クトルUcs1 の大きさEは次のように表され、距離L1
に比例して変化する。
【0018】 E・Lo=C・L1 E=C・L1 /Lo ・・・(5) 一方、上記ベクトルUcs1 の位置(位相)は、静アンバ
ランス修正量14を負の方向に移動させると、第1面P
1 については静アンバランス修正位置と同相、第2面P
2 については静アンバランス修正位置の180度反対側
になり、静アンバランス修正量14を正の方向に移動さ
せると、第1面P1 については静アンバランス修正位置
の180度反対側、第2面P2 については静アンバラン
ス修正位置と同相になる。静アンバランス修正量を正方
向に移動させたとすると、第1面のベクトルUcs1 の位
相εは、 ε=γ+180 ・・・(6) となる。
【0019】このベクトルUcs1 によってベクトルUc
1 のベクトルUcs1 方向の成分が打ち消されるように距
離L1 の大きさを定めれば静アンバランス修正量を移動
させた後の動アンバランス修正量、すなわち残留動アン
バランス修正量は最小になる。
【0020】ベクトルUc1 のベクトルUcs1 方向の成
分の大きさはD・cos(δ−γ)になるから、残留動
アンバランス修正量を最小とするベクトルUcs1 の大き
さEは次のように表せる。
【0021】 E=D・cos(δ−γ) ・・・(7) 従って、上記(5)式、(7)式より、距離L1 は、次
のようになる。
【0022】 L1 =D・Lo・cos(δ−γ)/C ・・・(8) すなわち、(8)式で表される位置に静アンバランス修
正量が存在する状態で、第1面P1 及び第2面P2 に残
留する動アンバランス修正量の大きさは最小になる。
【0023】しかしながら、リム幅はLoであるから距
離L1 の取り得る範囲は無限ではなく、−Lo/2≦L
1 ≦Lo/2に制限されることは勿論である。
【0024】次に、−Lo/2<L1 <Lo/2のとき
の残留動アンバランス修正量の大きさと位置とを求め
る。第1面P1 の残留動アンバランス修正量をベクトル
cmin、その大きさをMmin 、位相(位置)をθmin
するとベクトルUcminはベクトルUc1 とベクトルU
cs1 との合成ベクトルで表せるから、大きさMmin は次
のようになる。 Mmin = {(Dcosδ+Ecosε)2 +(Dsinδ+Esinε)2 } ・・・(9) 上記(6)式のεとγとの関係、(7)式を用いて
(9)式を整理すると次の(10)式のようになる。 Mmin = {(Dcosδ−D・cos(δ−γ)cosγ)2 +(Dsinδ −D・cos(δ−γ)sinγ)2 } = {D2 −D2 cos2 (δ−γ)} =|Dsin(δ−γ)| ・・・(10) また、位相θmin は、次の(11)式のようになる。 θmin =tan-1{(Dsinδ+Esinε)/(Dcosδ +Ecosε)} =tan-1{(sinδ−cos(δ−γ)sinγ)/cosδ −cos(δ−γ)cosγ)}・・・(11) L1 =±Lo/2のときは、静アンバランス修正量14
の1/2ずつが第1面と第2面に存在することになり、
第1面についてはL1 =Lo/2の位置に大きさが静ア
ンバランス修正量14の1/2の修正量が存在すること
になるから、ベクトルUcmin=ベクトルUc1 −1/2
ベクトルUsの関係がある。従って、ベクトルUcmin
大きさMmin 、位相θmin は、次のようになる。 Mmin = {(Dcosδ−Ccosγ/2)2 +(Dsinδ −Csinγ/2)2 } ・・・(12) θmin =tan-1{(Dsinδ−Ccosγ/2)/(Dcosδ −Csinγ/2)} ・・・(13) 同様に、第2面については、動アンバランス修正量の大
きさは第1面の動アンバランス修正量と同じ大きさM
min になり、動アンバランス修正量のリム端面周上の位
置は−θmin になる。
【0025】次に、リム中心面周上の位置γとリム軸方
向の位置L1 とで表されるリム周上の位置に固定する大
きさCの静アンバランス修正量に相当する重さの錘を分
割してリム両端面に固定する場合と、静アンバランス修
正量のリム周上の位置に静アンバランス修正量の大きさ
に相当する重さの錘を固定した場合とが等価となるため
の条件を求める。
【0026】リム両端面周上の位置に固定する錘の重さ
を図3(2)に示すようにF、Gとすると、重さとモー
メントとの各々が等価になればよいから、以下の(1
4)、(15)式を満足すればよい。
【0027】C=F+G ・・・(14) L1 ・C=Lo・G/2−Lo・F/2 ・・・(15) 上記(14)、(15)式より錘の重さF、Gを求める
と次の(16)、(17)式のようになる。
【0028】 F=(0.5+L1 /Lo)C ・・・(16) G=(0.5−L1 /Lo)C ・・・(17) 従って、一方のリム端面周上の位置γに重さEの錘、位
置θmin に重さMminの錘を固定し、他方のリム端面周
上の位置γに重さFの錘、位置−θmin に重さMmin
錘を固定することによりリム組付けタイヤのアンバラン
スが修正できる。 (実施例1)以下、実際にタイヤをホイールに装着した
組付け体をもって実施した例で更に詳細に説明する。
【0029】使用したタイヤサイズは195/60R1
4であり、ホイールは6J−14、ホイールリム幅L0
は15cmである。
【0030】アンバランス測定機によって第1面(P1
面)及び第2面P2 面でのアンバランス修正量を測定し
た。尚、位相(角度)はバルブの位置から時計回りに測
定した。
【0031】 P1 面・・・A=40g、α=355度(位置R5 ) P2 面・・・B=50g、β= 20度(位置R6 ) 図4及び図5は、アンバランス測定機によって測定した
修正量の錘W1 、W2をそのまま固着したリムRを示し
たもので、図4はそのリムRの側面図であり、図5は図
4におけるリムRの正面図である。
【0032】さて、静アンバランス修正量Cを、式
(1)に基づいて算出するとCは87.9gであった。
また、この時の位相γを式(2)に基づいて算出する
と、γは8.9度であった。
【0033】尚、動アンバランス成分の修正ベクトルの
量D及び位相δは各々式(3)、式(4)から、Dは1
0.9g、δは70.7度と求められる。
【0034】ここで静アンバランス修正量87.9g
を、位相8.9度を保ってリム幅方向に移動し、動アン
バランス量の最小値を求める。
【0035】その距離L1 は、式(8)より、0.88
cmと算出される。このL1 の値は、ホイールのリム幅
(15cm)内に納まるため、動アンバランス修正量の
最小値Mmin は式(10)から得られ、Mmin は9.6
gとなる。また、その位相θmin も式(11)より、θ
min は−81.2度(278.8度)となる(位置
8 )。
【0036】従って、このことから、もう一方のP2
における修正量は9.6gであり、角度は98.8度の
位置となる(位置R9 )。
【0037】このように、L1 がホイールのリム幅内に
納まる場合には、静アンバランス修正量の位置γと動ア
ンバランス修正量の位相θmin との関係は、各々直角の
位置関係となる。
【0038】また、上記(16)、(17)式より重さ
F、Gを求めると、L1 =0.88cm、Lo=15c
m、C=87.9gであるから、F=49.11g、G
=38.8gとなる。
【0039】図6及び図7は、本発明の修正方法によっ
て決定された実施例1における修正量に相当する錘W4
(重さMmin )、W5 (重さMmin )、WF (重さ
F)、W G (重さG)を固着したリムRを示すものであ
って、図6はそのリムRの側面図であり、図7は図6に
おけるリムRの正面図である。
【0040】本実施例にあっては、ホイールに固着する
錘の合計は従来の測定機によって測定される錘合計より
もやや重くなるが、動アンバランス修正量は最小値とな
っており、後述するようにタイヤの振動は著しく低減さ
れたものとなった。 (実施例2)使用したタイヤサイズ及びホイールは実施
例1と同種のものであり、タイヤサイズは195/60
R14、ホイールは6J−14を用いた。
【0041】ホイールリム幅L0 は15cmである。実
施例1と同様にして、アンバランス測定機によってP1
面及びP2 面でのアンバランス修正量を測定した。
【0042】 P1 面・・・A=45g、α= 25度(位置R10) P2 面・・・B=40g、β=200度(位置R11) 図8及び図9は、アンバランス測定機によって測定した
修正量の錘W6 、W7をそのまま固着したリムRを示し
たもので、図8はそのリムRの側面図であり、図9は図
8におけるリムRの正面図である。
【0043】実施例1と同様に、静アンバランス修正量
Cは式(1)より6.2gと求められ、位相γは式
(2)より58.9度となった。
【0044】又、動アンバランス修正量Dは式(3)よ
り42.5g、位相δは式(4)より22.6度とな
る。
【0045】さて、ここで静アンバランス修正量6.2
gを、位相58.9度を保ってリム幅方向に移動し、動
アンバランスの最小値を求める。
【0046】その距離L1 は、式(8)より82.9c
mとなる。しかるに、リム幅は前記したように15cm
であるので、動アンバランスの最小値を取るL1 の値は
82.9cmに最も近いリム幅端となる。従って、L1
が7.5cmの条件下で定められる修正量及び位相(位
置R12)が、動アンバランスの最小値Mmin 及びθmin
となる。
【0047】即ち、P1 面におけるMmin は式(12)
より40g、θmin は式(13)より19.9度となる
(位置R13)。
【0048】このことから、P2 面におけるMmin は4
0g、θmin は199.9度の位置に設定される(位置
14)。
【0049】付言すれば、かかるθmin は、考え方とし
てリム幅が82.9cmよりも大きい場合は、静アンバ
ランス修正量の位相58.9度±90度の位置にくるこ
とになり、その量Mmin も式(9)から得られることに
なるが、現実のリム幅内で対処するためにこれらの値と
異なってくるのである。また、上記(16)、(17)
式より、E=6.2g、F=0gとなる。
【0050】図10及び図11は、本発明の修正方法に
よって決定された実施例2における静動アンバランス修
正量の錘W8 (重さE)、W9 、W10を固着したリムR
を示すものであって、図14はそのリムRの側面図であ
り、図15は図14における矢視方向からのリムRの正
面図である。 (タイヤ振動試験)試験車輛は、乗用車、タイヤサイズ
は195/60R14、ホイールは6J−14、タイヤ
をホイールに組付け、本発明の修正方法によってアンバ
ランスの修正を行った。
【0051】そして、シャーシダイナモ上に後輪2輪を
載せて、時速100km/hで走行した時の、右後輪の
バネ下左右方向の加速度を測定した。
【0052】図12は縦軸に加速度を、横軸にタイヤ組
付け体の回転を表示したものである。図14は同じタイ
ヤを用いて従来の2面アンバランス修正法によって修正
したタイヤ組付け体による加速度の波形を示し、その最
大幅を100としたとき本実施例における波形の最大振
幅は40であった。
【0053】参考に図13に静アンバランスの修正をホ
イールのセンター(L1 =0)にて行った場合の同様の
例を示す。この場合、従来の方法に比較して65と低減
していることがわかる。
【0054】これらの各図を比較すれば、従来のアンバ
ランス修正法による左右方向のバネ下加速度の変化(図
14)に比較して、本発明の修正方法によった加速度の
変化は小さいものとなり、特に図12によるものは、加
速度の変化は小さくかつ著しく均一化されていることが
分かる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、動
アンバランス修正量を最小にして静動アンバランス修正
量に相当する重さの錘をリム両端面周上に固定している
ため、車の上下振動やハンドルの異常振動等を防止した
性能のよいリム組付けタイヤを簡単な方法で提供するこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バランサーで計測したアンバランス修正量と静
アンバランス修正量との関係を示すリムの斜視図であ
る。
【図2】バランサーで計測したアンバランス修正量と動
アンバランス修正量との関係を示すリムの斜視図であ
る。
【図3】(1)は静アンバランス修正量、動アンバラン
ス修正量及び残留動アンバランス修正量の関係を示すリ
ムの斜視図である。(2)は静アンバランス修正量の分
割の仕方を説明するための(1)に示したリムの正面図
である。
【図4】実施例1と同一のリム組付けタイヤに従来の2
面バランス方式によって求めた錘を固定した状態を示す
リムの側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】実施例1における錘を固定した状態を示すリム
の側面図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】実施例2と同一のリム組付けタイヤに従来の2
面バランス方式によって求めた錘を固定した状態を示す
リムの側面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】実施例2における錘を固定した状態を示すリ
ムの側面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】本発明の修正方法によるタイヤ組付け体の実
車による後輪のばね下左右方向の加速度を示す線図であ
る。
【図13】本発明の簡易修正方法によるタイヤ組付け体
の実車による後輪のばね下左右方向の加速度を示す線図
である。
【図14】従来の2面バランス方式によるタイヤ組付け
体の実車による後輪のばね下左右方向の加速度を示す線
図である。
【符号の説明】
10、12 アンバランス修正量 14 静アンバランス修正量 20 動アンバランス修正量
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】特願平3−114123号には、タイヤが
現実に使用されている状況下で、タイヤの振動源である
縦揺れ及び横揺れをできるだけ小さくしたリム組付けタ
イヤの重量アンバランス修正方法が開示されている。こ
の方法では、静アンバランス修正量と動アンバランス修
正量とを同時に計測する静動同時アンバランス計測機で
計測されたアンバランス修正量の大きさ及びリム端面周
上の位置に基づいて静アンバランスと動アンバランスと
を別々に修正する。このとき、静アンバランス修正量の
リム周上の位置は、残留動アンバランス修正量の大きさ
が最小となるように演算される。そして、演算されたリ
ム周上の位置に演算された静アンバランス修正量の大き
さに相当する重さの錘を固定すると共に、演算されたリ
ム端面周上の位置に演算された残留動アンバランス修正
量の大きさに相当する重さの錘を固定することによっ
て、アンバランスを修正する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】アンバランス修正量10、12には、静ア
ンバランス修正量と動アンバランス修正量とが含まれて
いるため、静アンバランス修正量と動アンバランス修正
量とを分離して、まず静アンバランス修正量のみ求め
る。静アンバランスは、リム組み付けタイヤの重心がタ
イヤの回転軸上に存在しない場合に発生するものであ
り、この静アンバランスを修正するためには、アンバラ
ンスが生じている部位と反対側(180度反対側)の部
位にアンバランスと同量の修正量、すなわち錘を固定す
ればよい。図1の場合において1つの静アンバランス修
正量で静アンバランスを修正する場合について考える
と、アンバランス修正量10、12のベクトルを合成
し、リム中心面P0 上で合成ベクトルUsで表される円
周上の部位に合成ベクトルUsの大きさと同じ大きさの
静アンバランス修正量14を固定すればよい。ベクトル
U1 の大きさをA、x軸と成す角をα、ベクトルU2 の
大きさをB、x軸と成す角をβ、合成ベクトルUsの大
きさをC、x軸と成す角、すなわちリム中心面周上の位
置をγとすると、C及びγは次の(1)、(2)式で表
わされる。 C={(Acosα+Bcosβ)2 +(Asinα+Bsinβ)2 } ・・・(1) γ=tan-1{(Asinα+Bsinβ)/(Acosα+Bcosβ)} ・・・(2) 次に、動アンバランスは、静バランスがとれている状態
でタイヤを回転させた時に生じるモーメントによるアン
バランスであり、第1面P1 と第2面P2 とに各々18
0度ずれた位置に同量(静アンバランスがないため)の
アンバランスが存在する場合である。このアンバランス
を修正するためには、第1面P1 および第2面P2 のア
ンバランスが生じている部位と反対側(180度反対
側)の部位にアンバランスと同量の修正量を各々固定す
ればよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】動アンバランスはモーメントに起因し、図
1の第2面P2 のアンバランス修正量12を第1面P1
の180度反対側の部位に移動させてアンバランス修正
量12’としても右回りのモーメントに変化はないので
図1と図2の動アンバランスは等価である。図2におい
て2つの動アンバランス修正量で動アンバランスを修正
する場合について考えると、アンバランス修正量10、
12’のベクトルを合成し、第1面P1 の合成ベクトル
で表される円周上の部位に合成ベクトルの大きさの1/
2の大きさの動アンバランス修正量20を固定し、第2
面P2 の動アンバランス修正量20固定部位と180度
反対側の部位に動アンバランス修正量20と同じ大きさ
の動アンバランス修正量22を固定すればよい。合成ベ
クトルの1/2のベクトルをUc1 としてベクトルUc
1 の大きさをD、x軸と成す角、すなわちリム端面周上
の位置をδとすると、合成ベクトル=ベクトルU1 −ベ
クトルU2 であるから、D及びδは次の(3)、(4)
式で表わされる。 D={(Acosα−Bcosβ)2 +(Asinα−Bsinβ)2 }/2 ・・・(3) δ=tan-1{(Asinα−Bsinβ)/(Acosα−Bcosβ)} ・・・(4) 上記の(2)式で表されるリム中心面の位置に(1)式
で表される大きさに相当する重さの錘を固定し、上記
(4)式で表されるリム両端面の位置に(3)式で表さ
れる大きさに相当する重さの錘を各々固定すれば、一
応、アンバランスは修正されたことになる。本発明では
更に以下のように動アンバランス修正量を最小にする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に、−Lo/2<L1 <Lo/2のとき
の残留動アンバランス修正量の大きさと位置とを求め
る。第1面P1 の残留動アンバランス修正量をベクトル
cmin、その大きさをMmin 、位相(位置)をθmin
するとベクトルUcminはベクトルUc1 とベクトルU
cs1 との合成ベクトルで表せるから、大きさMmin は次
のようになる。 Mmin {(Dcosδ+Ecosε)2 +(Dsinδ+Esinε)2 } ・・・(9) 上記(6)式のεとγとの関係、(7)式を用いて
(9)式を整理すると次の(10)式のようになる。 Mmin {(Dcosδ−D・cos(δ−γ)cosγ)2 +(Dsinδ −D・cos(δ−γ)sinγ)2 } ={D2 −D2 cos2 (δ−γ)} =|Dsin(δ−γ)| ・・・(10) また、位相θmin は、次の(11)式のようになる。 θmin =tan-1{(Dsinδ+Esinε)/(Dcosδ +Ecosε)} =tan-1{(sinδ−cos(δ−γ)sinγ)/cosδ −cos(δ−γ)cosγ)}・・・(11) L1 =±Lo/2のときは、静アンバランス修正量14
の1/2ずつが第1面と第2面に存在することになり、
第1面についてはL1 =Lo/2の位置に大きさが静ア
ンバランス修正量14の1/2の修正量が存在すること
になるから、ベクトルUcmin=ベクトルUc1 −1/2
ベクトルUsの関係がある。従って、ベクトルUcmin
大きさMmin 、位相θmin は、次のようになる。 Mmin {(Dcosδ−Ccosγ/2)2 +(Dsinδ −Csinγ/2)2 } ・・・(12) θmin =tan-1{(Dsinδ−Ccosγ/2)/(Dcosδ −Csinγ/2)} ・・・(13) 同様に、第2面については、動アンバランス修正量の大
きさは第1面の動アンバランス修正量と同じ大きさM
min になり、動アンバランス修正量のリム端面周上の位
置はθmin +180°になる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 F=(0.5+L1 /Lo)C ・・・(16) G=(0.5−L1 /Lo)C ・・・(17) 従って、一方のリム端面周上の位置γに重さの錘、位
置θmin に重さMminの錘を固定し、他方のリム端面周
上の位置γに重さの錘、位置θmin +180°に重さ
min の錘を固定することによりリム組付けタイヤのア
ンバランスが修正できる。 (実施例1)以下、実際にタイヤをホイールに装着した
組付け体をもって実施した例で更に詳細に説明する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静アンバランス修正量と動アンバランス
    修正量とを同時に計測する静動同時アンバランス計測機
    で、リム組付けタイヤのリムの軸方向両端面におけるア
    ンバランス修正量の大きさ及びアンバランス修正量のリ
    ム端面周上の位置を計測し、 前記アンバランス修正量の大きさ及びアンバランス修正
    量のリム端面周上の位置に基づいて、静アンバランス修
    正量の大きさ、残留動アンバランス修正量の大きさを最
    小とする静アンバランス修正量のリム周上の位置、残留
    動アンバランス修正量の大きさ及び残留動アンバランス
    修正量のリム端面周上の位置を演算すると共に、前記静
    アンバランス修正量のリム周上の位置に前記静アンバラ
    ンス修正量の大きさに相当する重さの錘を固定したとき
    と等価の分割された静アンバランス修正量のリム両端面
    周上の大きさ及び位置を演算し、 前記分割された静アンバランス修正量のリム両端面周上
    の位置に前記分割された静アンバランス修正量の大きさ
    に相当する重さの錘を各々固定すると共に、前記残留動
    アンバランス修正量のリム端面周上の位置に前記残留動
    アンバランス修正量の大きさに相当する重さの錘を固定
    する、 リム組付けタイヤの重量アンバランス修正方法。
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