JPH074268U - 車輌用タイヤ収納ケース - Google Patents

車輌用タイヤ収納ケース

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JPH074268U
JPH074268U JP3810593U JP3810593U JPH074268U JP H074268 U JPH074268 U JP H074268U JP 3810593 U JP3810593 U JP 3810593U JP 3810593 U JP3810593 U JP 3810593U JP H074268 U JPH074268 U JP H074268U
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JP
Japan
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case
vehicle
tire
support member
tire storage
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Application number
JP3810593U
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English (en)
Inventor
渋谷正次
Original Assignee
株式会社ジャパンプロダクト
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車の部品や付属品など所望する物品を入
れることができと共に、、スペアタイヤを十分に保護す
ることができること。 【構成】 車輌の後部に固設された支持部材1と、この
支持部材に着脱可能に取付けられ、かつ、タイヤ収納部
を有するケース本体6と、このケース本体と係合手段1
7を介して固定的に嵌り合う蓋体16とから成り、前記
ケース本体のタイヤ収納部8の外壁には自動車の部品や
付属品など所望する物品を入れることができる物品収納
部13が一体に形成されていること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の後部あるいは後部扉にスペアタイヤを装着することができる 車輌用タイヤ収納ケースに関する。
【0002】 従来、車輌の後部扉にスペアタイヤを装着する場合、一般的に断面ハット形綱 の支持片を固着手段を介して車輌の後部扉に固設し、この支持片にスペアタイヤ を当てがい、締付けボルトをスペアタイヤのホイールの貫通孔に挿入すると共に 、支持片に形成されたメス部に螺着させていた。
【0003】 しかしながら、上記構成に於いては、スペアタイヤは露出状態なので、汚れる 、劣化するなどの欠点があった。
【0004】 そこで、上記欠点を解消するため、例えば実開平4−127086号公報にス ペアタイヤをカバーする車輌のタイヤカバー装置が提案されている。
【0005】 しかして、この一実施例は、図11で示すように車輌31の後部扉31aの中 央部に固設され、かつ、外壁面に複数本のボルト32を有する断面コ字型の支持 部材33と、この支持部材33の後端面と後部扉31aの壁面とに固定的に挟持 され、かつ、図示しないスペアタイヤを収納する布製のケース本体34と、この ケース本体34にフアスナー35を介して開閉する布製の蓋体36とから構成さ れている。
【0006】 しかしながら、この実施例に於いては、スペアタイヤをカバーすると言うもの の、ケース本体、蓋体等が損傷し易すく、またスペアタイヤ以外の他の物品を収 納することができないと言う欠点があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、ケース本体、蓋体等が耐久性に優れ 、またスペアタイヤ以外の他の物品を収納することができると共に、簡単にスペ アタイヤの脱着並びにケース本体の取り外しも容易にできる車輌用タイヤ収納ケ ースを得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の車輌用タイヤ収納ケースは、車輌の後部に固設された支持部材と、こ の支持部材に着脱可能に取付けられ、かつ、タイヤ収納部を有するケース本体と 、このケース本体と係合手段を介して固定的に嵌り合う蓋体とから成り、前記ケ ース本体のタイヤ収納部の外壁には自動車の部品や付属品など所望する物品を入 れることができる物品収納部が一体に形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
まず車輌の後部扉に支持部材を固定し、該支持部材にケース本体の筒状嵌合部 を嵌合する。次に取付けボルトを筒状嵌合部の貫通孔に挿入し、支持部材のメネ ジ孔に螺合させ、ケース本体を支持部材に固定的に支持させる。
【0010】 スペアタイヤをケース本体に固定的に装着する場合は、筒状嵌合部のオネジボ ルトをスペアタイヤ側の貫通孔に貫通させ、ナットを筒状嵌合部のオネジボルト に螺合させる。そこで、物品収納部に所望する物品を収納して蓋体を閉じる。蓋 体は係合手段でケース本体に係止される。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1ないし図5において、1は車輌2の後部扉に固設され、かつ、円柱あるい は角柱状の支持杆3を有する支持部材である。この支持部材1は車輌2の後部扉 2aに溶着あるいは固着具を介して固定される取付け板4と、中心部にメネジ孔 5を有する各柱状の前記支持杆3とから成る。
【0013】 6は支持部材1に前記支持杆3と嵌合する筒状嵌合部7並びに該嵌合部7の貫 通孔7aを貫通する取付けボルト9を介して着脱可能に取付けられ、かつ、中心 部に円形のタイヤ収納部8を有する硬質の合成樹脂製のケース本体である。
【0014】 前記筒状嵌合部7は中心部に支持杆3のメネジ孔5と符合する貫通孔7aを有 し、その突出端面にはスペアタイヤ10のホイールの前記貫通孔11を貫通する 複数本のオネジボルト12が突設されている。
【0015】 13はケース本体6のタイヤ収納部8の外側壁に連設形成され、かつ、自動車 の部品や付属品などの所望する物品14を入れることができる物品収納部である 。この物品収納部13は、本実施例ではタイヤ収納部8の左右にそれぞれ連設形 成され、内部に棚板15が横設されている。
【0016】 なお、物品収納部13は必ずしも左右に設ける必要はなく、左又は右側にだけ 形成しても良い。また棚板15はネットに変えても良い。
【0017】 16はケース本体6と係合手段17を介して固定的に嵌り合う硬質の合成樹脂 製蓋体である。
【0018】 この蓋体16の一側壁18は、図1で示すように蝶番19を介してケース本体 6の一側壁20に枢着されている。そして、蓋体16の他側壁21には前述した 係合手段17としてのバックルが取り付けられており、一方、ケース本体6の他 側壁22には前記バックル17の係合リング17aが係合する鉤状の係合片23 が設けられている。
【0019】 なお、12bはオネジボルト12と螺合し、スペアタイヤ10をタイヤ収納部 8の筒状嵌合部7に固定する複数個のナットである。
【0020】 上記構成に於いては、まず車輌2の後部扉2aに支持部材1を固定する。次に 支持部材1にケース本体6の筒状嵌合部7を嵌合する。そして、取付けボルト9 を筒状嵌合部7の貫通孔7aに挿入すると共に、支持部材1のメネジ孔5に取付 けボルト9を螺合させ、ケース本体6を支持部材1に支持させる。
【0021】 しかして、スペアタイヤ10をケース本体6に固定的に装着する場合は、筒状 嵌合部のオネジボルト12をスペアタイヤ10側の貫通孔11に貫通させ、ナッ ト12bをオネジボルト12に螺合させる。そこで、物品収納部13に所望する 物品を収納する時は棚板15等に載せ、蓋体16を閉じる。蓋体16は係合手段 17でケース本体6に係止される。
【0022】
【異なる実施例】
次に本考案の異なる実施例につき説明する。なお、これらの実施例の説明に当 って、前記本考案の実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を 省略する。
【0023】 まず図6に示す第2実施例に於いて、前記本考案の実施例と主に異なる点は、 ケース本体6Aと蓋体16Aとが分離している点である。
【0024】 したがって、この実施例では蓋体16Aの両側壁18A、21A及びケース本 体6Aの両側壁22A、20Aに左右一対の係合手段17A、17Aが設けられ ている。
【0025】 上記構成に於いては、蓋体16Aをケース本体6Aからそのまま引き離すこと ができるので、車輌の後方にスペースの余裕が少ない場合でも、蓋体16Aをケ ース本体6Aから取外すことができる。
【0026】 次に図7及び図8に示す第3実施例に於いて、前記本考案の実施例と主に異な る点は、支持部材1Bと、ケース本体6Bである。
【0027】 すなわち、1Bは車輌2Bの後部扉2aに固設された断面ハット形綱の支持部 材である。この支持部材1Bは車輌2Bの後部扉2aに固定され、後端部に複数 個のメネジ孔5Bを有する。
【0028】 一方、6Bは支持部材1Bに嵌合する筒状嵌合部7Bを有するケース本体であ る。前記筒状嵌合部7Bにはメネジ孔5Bと符号する貫通孔7aが形成され、こ れらの貫通孔7aはスペアタイヤ10Bの貫通孔11Bと符号する。
【0029】 9Bはスペアタイヤ10Bの貫通孔11Bから筒状嵌合部7Bの貫通孔7aを 貫通し、かつ、支持部材1Bのメネジ孔5Bに螺合する取付けボルトである。
【0030】 上記構成に於いては、取付けボルト9Bでスペアタイヤ10B及びケース本体 6Bを支持部材1Bに固定することができる。
【0031】 次に図9及び図10に示す第4実施例に於いて、前記本考案の実施例と主に異 なる点は、ケース本体6Cである。
【0032】 しかして、ケース本体6Cは一端開口の比較的奥行きがある円筒状である。即 ち、ケース本体6Cのタイヤ収納部8Cはスペアタイヤ10C以外の物品14C を収納することができるように奥行きがあるように形成されている。換言すれば タイヤ収納部8Cは軸芯方向に長く形成されている。
【0033】 なお、19Cはケース本体6Cの外周壁20Cの開口端部並びに蓋体16Cの 周端部18Cにそれぞれ取り付けられた蝶番、17Cはケース本体6C及び蓋体 16Cのそれぞれ適宜箇所に取付けられた係合手段、17aは係合手段のバック ル、23Cはバックル17aのリングが係合する係合手段の鉤状のフックである 。
【0034】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に於いては、次に列挙するような効果が ある。 (1)ケース本体のタイヤ収納部の外壁には物品収納部が一体に形成されている ので、自動車の部品や付属品など所望する物品を入れることができる。 (2)ケース本体及び蓋体は硬質の合成樹脂製で形成されているので、損傷し難 い。したがって、スペアタイヤを十分に保護することができる。 (3)取付けボルト9を使用している実施例の場合は、蓋体を開け、スペアタイ ヤをケース本体から取外した時でも、ケース本体は支持部材に固定的に支持され ている。一方、取付けボルト9を取外すだけでケース本体を支持部材から容易離 すことができる。 (4)ケース本体と蓋体とが分離可能な実施例の場合は、車輌の後方にスペース の余裕が少ない場合でも、蓋体をケース本体から取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1乃至図5】本考案の第1実施例を示す各説明図。
【図6】本考案の第2実施例を示す説明図。
【図7及び図8】本考案の第3実施例を示す各説明図。
【図9及び図10】本考案の第4実施例を示す各説明
図。
【図11】従来の一実施例を示す概略説明図。
【符号の説明】
1、1B…支持部材、 2、2A…車輌、 3…支持杆、 4…取付け板、 5、5B…メネジ孔、 6、6A、6B、6C…ケース本体、 7、7B…筒状嵌合部、 8、8C…タイヤ収納部、 10、10B、10C…スペアタイヤ、 12…オネジボルト、 13…物品収納部、 16、16A、16C…蓋体、 17、17A…係合手段、 23…係合片。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌の後部に固設された支持部材と、こ
    の支持部材に着脱可能に取付けられ、かつ、タイヤ収納
    部を有するケース本体と、このケース本体と係合手段を
    介して固定的に嵌り合う蓋体とから成り、前記ケース本
    体のタイヤ収納部の外壁には自動車の部品や付属品など
    所望する物品を入れることができる物品収納部が一体に
    形成されていることを特徴とする車輌用タイヤ収納ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 車輌の後部に固設され、かつ、支持杆を
    有する支持部材と、この支持部材に前記支持杆と嵌合す
    る筒状嵌合部を介して着脱可能に取付けられ、かつ、タ
    イヤ収納部を有するケース本体と、このケース本体と係
    合手段を介して固定的に嵌り合う蓋体とから成り、前記
    ケース本体のタイヤ収納部の外壁には自動車の部品や付
    属品など所望する物品を入れることができる物品収納部
    が一体に形成されていることを特徴とする車輌用タイヤ
    収納ケース。
  3. 【請求項3】 車輌の後部に固設された断面ハット形綱
    の支持部材と、この支持部材に着脱可能に取付けられ、
    かつ、タイヤ収納部を有するケース本体と、このケース
    本体と係合手段を介して固定的に嵌り合う蓋体とから成
    り、前記ケース本体のタイヤ収納部の外壁には自動車の
    部品や付属品など所望する物品を入れることができる物
    品収納部が一体に形成されていることを特徴とする車輌
    用タイヤ収納ケース。
  4. 【請求項4】 車輌の後部に固設された支持部材と、こ
    の支持部材に着脱可能に取付けられ、かつ、タイヤ収納
    部を有するケース本体と、このケース本体と係合手段を
    介して固定的に嵌り合う蓋体とから成り、前記ケース本
    体のタイヤ収納部はスペアタイヤ以外の物品を収納する
    ことができるように奥行きがあるように形成されている
    ことを特徴とする車輌用タイヤ収納ケース。
JP3810593U 1993-06-18 1993-06-18 車輌用タイヤ収納ケース Pending JPH074268U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083906A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Mitsubishi Motors Corp スペアタイヤカバーの取り付け構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083906A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Mitsubishi Motors Corp スペアタイヤカバーの取り付け構造
JP4677866B2 (ja) * 2005-09-22 2011-04-27 三菱自動車工業株式会社 スペアタイヤカバーの取り付け構造

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