JPH074250U - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
- Publication number
- JPH074250U JPH074250U JP3822893U JP3822893U JPH074250U JP H074250 U JPH074250 U JP H074250U JP 3822893 U JP3822893 U JP 3822893U JP 3822893 U JP3822893 U JP 3822893U JP H074250 U JPH074250 U JP H074250U
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- Japan
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- shock absorber
- pad
- contact
- steering wheel
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- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衝撃吸収体と、パッドと、ホーンスイッチと
を備えたステアリングホイールであって、ホーン接点を
種々のパッド形状に適応できるようにすること。 【構成】 衝撃吸収体12の上面部17に、所定面積の
別体の取付具31が位置決め固定されているため、取付
具31の大きさを自由に設定できる。そのため、取付具
31上の接点38を所定の位置に配位できることにな
り、ホーン接点を種々のパッド形状に適応するように自
由に設計できる。
を備えたステアリングホイールであって、ホーン接点を
種々のパッド形状に適応できるようにすること。 【構成】 衝撃吸収体12の上面部17に、所定面積の
別体の取付具31が位置決め固定されているため、取付
具31の大きさを自由に設定できる。そのため、取付具
31上の接点38を所定の位置に配位できることにな
り、ホーン接点を種々のパッド形状に適応するように自
由に設計できる。
Description
【0001】
本考案は、自動車などに用いられるステアリングホイール、特に、衝撃吸収体 と、パッドと、ホーンスイッチとを備えたステアリングホイールに関する。
【0002】
従来、衝撃吸収体と、パッドと、ホーンスイッチとを備えたステアリングホイ ールとしては、例えば、特開平4ー300753号公報に記載のものが知られて いる。
【0003】 上記従来公報には、左右に開口部を有する衝撃吸収体の上面部にスイッチ取付 溝及び接点取付溝を形成し、このスイッチ取付溝にグロメットを係合し、このグ ロメットにホーンスイッチの可動接片を取付け、前記接点取付溝にコンタクトプ レートを係合し、これら可動接片及びコンタクトプレートによりホーンスイッチ を構成したものが示されている。
【0004】
しかしながら、上記従来の技術にあっては、衝撃吸収体の上面部にねじ孔等の 孔部を設ける必要がないため、衝撃吸収体の強度を適正に保持し、また、ホーン スイッチを衝撃吸収体に容易に配設でき、生産効率を高めることができるものの 、ホーンスイッチを構成する可動接片及びコンタクトプレートの取付位置が衝撃 吸収体の上面部のみに限定される。すなわち、パッド上のホーン操作位置が衝撃 吸収体上面部分だけに一義的に決まるため、種々の形状のパッドに、所定大きさ の衝撃吸収体を使用した場合、パッドのホーン押圧範囲が適正に追従しないとい った問題が発生する。
【0005】 本考案は、上記のような問題に着目してなされたもので、衝撃吸収体と、パッ ドと、ホーンスイッチとを備えたステアリングホイールであって、ホーン接点を 、種々のパッド形状に適応できるようにすることを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するため本考案のステアリングホイールでは、衝撃吸収体と、 パッドと、ホーンスイッチとを備えたステアリングホイールであって、前記衝撃 吸収体の上面部に所定面積の取付具を位置決め固定するとともに、該取付具には 前記パッドを押動可能に取付け、パッド側接点と取付具側接点とによりホーンス イッチを構成したことを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、衝撃吸収体の上面部に、所定面積の別体の取付具が位置決め 固定されているため、ホーン接点をパッド形状に適応するように自由に設計でき る。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1において、1は自動車等のステアリングホイールであり、このステアリン グホイール1は、環状のリム部2と、その中心に位置したボス部3と、これらの リム部2及びボス部3を連結した複数のスポーク部4から成るステアリングホイ ール本体5及びボス部3の上部に設けられたパッド6とで構成されている。
【0010】 図2は、図1のAーA視断面図であり、ボス部3は、図示しないステアリング シャフトに接続される金属製のボス7を有し、このボス7の上部にはスポーク芯 金8とボスプレート9が熔接されている。ボス7の下部には合成樹脂製のカバー 10が固定されており、このカバー10の下面には上記ボス7と電気的に絶縁さ れているスリップリング11が固定されている。
【0011】 12は衝撃吸収体であって、図2及び図3に示すように、この衝撃吸収体12 は、例えばアルミニウム等の金属を押し出し、あるいは鋳造し、または合成樹脂 を押し出し、あるいは射出して一体成形されており、左右に開口部13を有して いる。すなわち、この衝撃吸収体には、フランジ部14を有する下面部15、断 面略コ字形状の段部16a,16bを有する上面部17、及び前後の側面部18 を円弧状にした略筒形状であり、上方から衝撃が加わった状態で、主に側面部1 8が変形して衝撃を吸収するように形成されている。この衝撃吸収体12の下面 部15には両端に凹部19,20が形成されており、フランジ部14の上部には 左右方向に伸びる取付孔21が一体に形成されている。
【0012】 22はクランプスプリングであって、このクランプスプリング22の一端は衝 撃吸収体12の下面部15に形成された一方の凹部19に係合可能で、その他端 はボスプレート9の挿通孔23に嵌合され、ボスプレート9端部にねじ24にて 固定されている。
【0013】 25は衝撃吸収体12をボスプレート9に取付けるための略L字形状の取付片 であって、この取付片25にはボスプレート9に係合する垂直部26、フランジ 部14の下面溝29に嵌合する水平部27、及び取付孔21に対応し、ねじ30 を螺合できる取付孔28が設けられている。そして、この衝撃吸収体12はクラ ンプスプリング22、取付片25によってボスプレート9に取付けられている。
【0014】 31は衝撃吸収体12の上面部17より幅広の所定面積を有する平面状の取付 具であって、この取付具31には断面略コ字形状の段部16a,16bに係合す る係合穴部32,33が形成され、係合穴部32にはその両側に取付孔36を有 する折曲片37が形成されている。この取付孔36は衝撃吸収体12の取付孔3 4に対応し、ここにねじ35を螺合することにより衝撃吸収体12に取付具31 を固定できるようになっている。また、この取付具31の上面には適宜位置に複 数の取付具側接点38が設けられている。
【0015】 また、取付具31には、パッド6の裏面に形成された突部40の孔部41に対 応する位置にバーリング39が形成されており、このバーリング39と突部40 の周囲にはパッド6を常時上方に付勢するスプリング43が介装され、ねじ42 止めされ、これによりパッド6が取付具31に対して押動可能に構成されている 。
【0016】 44は可動のパッド側接点である金属製のコンタクトプレートであって、この コンタクトプレート44はねじ45によりパッド6の裏面に形成された突部46 の孔部47に固定されている。コンタクトプレート44にはホーンコード48が 取付けられており、このホーンコード48はスリップリング11に電気的に接続 されている。そしてパッド6の裏面にはコンタクトプレート44に当接する突部 49が複数突設されている。
【0017】 したがって、パッド6を押圧すると、パッド6の裏面の突部49にて押圧され たコンタクトプレート44が下方に揺動し、取付具側接点38がコンタクトプレ ート44に接触するようになっている。
【0018】 衝撃吸収体12の上面部17に形成された断面略コ字形状の段部16a,16 bには、上面部17より幅広の所定面積の取付具31の係合穴部32,33が係 合され、ねじ35が取付孔36,34に螺合されることにより、取付具31は衝 撃吸収体12の上面部17に位置決め固定される。
【0019】 その際、衝撃吸収体12とは別体の取付具31の上面には、複数の取付具側接 点38が設けられるため、これら接点38は衝撃吸収体12の上面部17の面積 に左右されることなく、自由な位置に、かつ広範囲に設置することができる。そ のため、パッド6の内面、すなわち衝撃吸収体12側に、広範囲にわたってコン タクトプレート44の設置が可能となり、接点位置を自由に設計できる。
【0020】 これにより、取付具側接点38と可動のパッド側接点であるコンタクトプレー ト44とで形成されるホーンスイッチの位置は、衝撃吸収体12の上面部17の 一定範囲に限定されることなく、変更が可能となり、例えば、パッド6の隅部を 押圧しても、ホーンが吹鳴するように自由度の高い設計が可能になる。
【0021】 本実施例では、ホーンスイッチ用の接点38や、スプリング43を介装してパ ッド6をねじ42にて固定する為のバーリング39、さらには衝撃吸収体12と の固定用の取付孔36等の後加工が必要な部分は全て取付具31に設定し、衝撃 吸収体12は、押し出し鋳造、射出等の適宜成形手段により、成形するのみで、 取付用の孔等を後加工しなくても済み、例えば取付具16固定用の段部16a、 16bおよび取付孔34も成形時に一体に形成でき、したがって、生産性にすぐ れ、衝撃吸収特性も安定する。
【0022】 以上、実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成は実施例に限られる ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっても 本考案に含まれる。
【0023】 例えば、実施例では、段部を断面略コ字形状16a,16bに形成したが、上 面部17に凹設した溝形状に形成しても良く、その際取付具31の下面にはこの 溝に係合する突部を形成するようにすれば良い。
【0024】
以上説明してきたように本考案にあっては、衝撃吸収体と、パッドと、ホーン スイッチとを備えたステアリングホイールであって、前記衝撃吸収体の上面部に 所定面積の取付具を位置決め固定するとともに、該取付具には前記パッドを押動 可能に取付け、パッド側接点と取付具側接点とによりホーンスイッチを構成した ため、ホーン接点を自由に設計できる。すなわち、パッド形状に適応するように ホーンスイッチの位置を変更できるので、種々のパッドに対してホーン操作を確 実に行わせることができるという効果が得られる。
【0025】
【図1】本考案実施例のステアリングホイールを示す平
面図である。
面図である。
【図2】本考案実施例のステアリングホイールを示す図
1のAーA視断面図である。
1のAーA視断面図である。
【図3】本考案実施例のステアリングホイールの衝撃吸
収体に取付具を取付ける工程を示す分解斜視図である。
収体に取付具を取付ける工程を示す分解斜視図である。
1 ステアリングホイール 2 リム部 3 ボス部 4 スポーク部 5 ステアリングホイール本体 6 パッド 7 ボス 8 スポーク芯金 9 ボスプレート 10 カバー 11 スナップリング 12 衝撃吸収体 13 開口部 14 フランジ部 15 下面部 16a,16b 段
部 17 上面部 18 側面部 19,20 凹部 21 取付孔 22 クランプスプリング 23 挿通孔 24 ねじ 25 取付片 26 垂直部 27 水平部 28 取付孔 29 下面溝 30 ねじ 31 取付具 32,33 係合穴部 34 取付孔 35 ねじ 36 取付孔 37 折曲片 38 接点(取付具
側接点) 39 スプリング取付用バーリング 40 突部 41 孔部 42 ねじ 43 スプリング 44 コンタクトプレート(パッド側接点) 45 ねじ 46 突部 47 孔部 48 ホーンコード 49 突部
部 17 上面部 18 側面部 19,20 凹部 21 取付孔 22 クランプスプリング 23 挿通孔 24 ねじ 25 取付片 26 垂直部 27 水平部 28 取付孔 29 下面溝 30 ねじ 31 取付具 32,33 係合穴部 34 取付孔 35 ねじ 36 取付孔 37 折曲片 38 接点(取付具
側接点) 39 スプリング取付用バーリング 40 突部 41 孔部 42 ねじ 43 スプリング 44 コンタクトプレート(パッド側接点) 45 ねじ 46 突部 47 孔部 48 ホーンコード 49 突部
Claims (1)
- 【請求項1】 衝撃吸収体と、パッドと、ホーンスイッ
チとを備えたステアリングホイールであって、前記衝撃
吸収体の上面部に所定面積の取付具を位置決め固定する
とともに、該取付具には前記パッドを押動可能に取付
け、パッド側接点と取付具側接点とによりホーンスイッ
チを構成したことを特徴とするステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822893U JPH074250U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822893U JPH074250U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074250U true JPH074250U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12519457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3822893U Pending JPH074250U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074250U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815566U (ja) * | 1971-06-30 | 1973-02-21 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP3822893U patent/JPH074250U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815566U (ja) * | 1971-06-30 | 1973-02-21 | ||
JPS5126528Y2 (ja) * | 1971-06-30 | 1976-07-06 |
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