JPH0742355A - 幕板取付構造 - Google Patents
幕板取付構造Info
- Publication number
- JPH0742355A JPH0742355A JP18988793A JP18988793A JPH0742355A JP H0742355 A JPH0742355 A JP H0742355A JP 18988793 A JP18988793 A JP 18988793A JP 18988793 A JP18988793 A JP 18988793A JP H0742355 A JPH0742355 A JP H0742355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- curtain plate
- horizontal member
- piece
- nuts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工が容易な幕板取付構造を提供する。
【構成】 横架材１の上部フランジ１ａの下面に、ボル
ト３ａおよびナット３ｂによりＬ形金具５の横片５ａを
固定する。Ｌ形金具５の縦片５ｂに幕板４の上端部を固
定する。 【効果】 横架材１に壁パネル２を固定するためのボル
ト３ａおよびナット３ｂを利用してＬ形金具５を横架材
１に固定し、このＬ形金具５を介して幕板４を横架材１
に取付けられるので、下地材等を横架材１の溝内に圧入
する必要がなく、容易に施工することができる。
ト３ａおよびナット３ｂによりＬ形金具５の横片５ａを
固定する。Ｌ形金具５の縦片５ｂに幕板４の上端部を固
定する。 【効果】 横架材１に壁パネル２を固定するためのボル
ト３ａおよびナット３ｂを利用してＬ形金具５を横架材
１に固定し、このＬ形金具５を介して幕板４を横架材１
に取付けられるので、下地材等を横架材１の溝内に圧入
する必要がなく、容易に施工することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物等の横架材に
幕板を取付ける幕板取付構造に関するものである。
幕板を取付ける幕板取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来例の幕板取付構造は、図３に示すよ
うに、バルコニー等の片持梁であり屋外側に開口した溝
形の横架材１と、横架材１の上部フランジの上面にパネ
ル枠２ａをボルト３ａおよびナット３ｂにより固定した
袖壁である壁パネル２と、横架材１の屋外面を覆った幕
板４とからなるものであった。
うに、バルコニー等の片持梁であり屋外側に開口した溝
形の横架材１と、横架材１の上部フランジの上面にパネ
ル枠２ａをボルト３ａおよびナット３ｂにより固定した
袖壁である壁パネル２と、横架材１の屋外面を覆った幕
板４とからなるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、幕板４
の横架材１への固定は、横架材１の溝内に等間隔をあけ
て複数本の縦桟状の下地材８を圧入し、各下地材８に幕
板４の屋外側から貫通したタッピングビス（図示せず）
をねじ込むことにより行っていたので、工数が多く施工
が煩雑であった。
の横架材１への固定は、横架材１の溝内に等間隔をあけ
て複数本の縦桟状の下地材８を圧入し、各下地材８に幕
板４の屋外側から貫通したタッピングビス（図示せず）
をねじ込むことにより行っていたので、工数が多く施工
が煩雑であった。
【０００４】この発明の目的は、施工が容易な幕板取付
構造を提供することである。
構造を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の幕板取付
構造は、横架材の上部フランジの下面に、ボルト・ナッ
トによりＬ形金具の横片を固定し、Ｌ形金具の縦片に幕
板の上端部を固定したものである。請求項２記載の幕板
取付構造は、幕板の上端部に蝶番の一片を固定し、蝶番
の他片を横架材の上部フランジの下面にボルト・ナット
により固定したものである。
構造は、横架材の上部フランジの下面に、ボルト・ナッ
トによりＬ形金具の横片を固定し、Ｌ形金具の縦片に幕
板の上端部を固定したものである。請求項２記載の幕板
取付構造は、幕板の上端部に蝶番の一片を固定し、蝶番
の他片を横架材の上部フランジの下面にボルト・ナット
により固定したものである。
【０００６】
【作用】請求項１記載の幕板取付構造によると、横架材
の上部フランジの下面に、ボルト・ナットによりＬ形金
具の横片を固定するとともに、Ｌ形金具の縦片に幕板の
上端部を固定しているので、横架材に壁パネルを固定す
るためのボルト・ナットを利用してＬ形金具を横架材に
固定し、このＬ形金具を介して幕板を横架材に取付ける
ことができる。
の上部フランジの下面に、ボルト・ナットによりＬ形金
具の横片を固定するとともに、Ｌ形金具の縦片に幕板の
上端部を固定しているので、横架材に壁パネルを固定す
るためのボルト・ナットを利用してＬ形金具を横架材に
固定し、このＬ形金具を介して幕板を横架材に取付ける
ことができる。
【０００７】請求項２記載の幕板取付構造は、幕板の上
端部に蝶番の一片を固定するとともに、蝶番の他片を横
架材の上部フランジの下面にボルト・ナットにより固定
しているので、蝶番を回動することにより幕板を傾斜姿
勢にすることができる。このため、工場等において予め
幕板の上端部に蝶番の一片を固定しておいて、建築現場
ではボルト・ナットを緩めるだけで蝶番の他片を横架材
の上部フランジの下面に締結することができる。
端部に蝶番の一片を固定するとともに、蝶番の他片を横
架材の上部フランジの下面にボルト・ナットにより固定
しているので、蝶番を回動することにより幕板を傾斜姿
勢にすることができる。このため、工場等において予め
幕板の上端部に蝶番の一片を固定しておいて、建築現場
ではボルト・ナットを緩めるだけで蝶番の他片を横架材
の上部フランジの下面に締結することができる。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例の幕板取付構造は、図１
に示すように、屋外側に開口した溝形の横架材１と、横
架材１の上部フランジ１ａの上面にパネル枠２ａをボル
ト３ａおよびナット３ｂにより固定した壁パネル２と、
横架材１の屋外側を覆った幕板４とを備えている。横架
材１の上部フランジ１ａの下面に、ボルト３ａおよびナ
ット３ｂによりＬ形金具５の横片５ａを固定するととも
に、Ｌ形金具５の縦片５ｂに幕板４の上端部を固定した
ものである。
に示すように、屋外側に開口した溝形の横架材１と、横
架材１の上部フランジ１ａの上面にパネル枠２ａをボル
ト３ａおよびナット３ｂにより固定した壁パネル２と、
横架材１の屋外側を覆った幕板４とを備えている。横架
材１の上部フランジ１ａの下面に、ボルト３ａおよびナ
ット３ｂによりＬ形金具５の横片５ａを固定するととも
に、Ｌ形金具５の縦片５ｂに幕板４の上端部を固定した
ものである。
【０００９】横架材１は、溝形鋼からなるバルコニーの
片持梁であり下部フランジ１ｂの下面に軒天井下地材で
ある下地桟６を固定している。壁パネル２は、溝形鋼を
方形に枠組したパネル枠２ａの両面に面材２ｂを貼設し
たものである。幕板４は、屋外側に化粧仕上げを施した
化粧板である。Ｌ形金具５は、山形鋼からなり横片のボ
ルト３ａおよびナット３ｂとの対応位置に切欠５ｃを形
成している。
片持梁であり下部フランジ１ｂの下面に軒天井下地材で
ある下地桟６を固定している。壁パネル２は、溝形鋼を
方形に枠組したパネル枠２ａの両面に面材２ｂを貼設し
たものである。幕板４は、屋外側に化粧仕上げを施した
化粧板である。Ｌ形金具５は、山形鋼からなり横片のボ
ルト３ａおよびナット３ｂとの対応位置に切欠５ｃを形
成している。
【００１０】施工する際には、まず横架材１の上部フラ
ンジ１ａの上面に壁パネル２のパネル枠２ａを載置し、
ボルト３ａおよびナット３ｂを緩く螺合する。Ｌ形金具
５を矢印Ａ方向へ押付け、横片５ａの切欠５ｃ内へボル
ト３ａを進入させる。ボルト３ａおよびナット３ｂを強
く締結することにより、ボルト３ａの頭部と横架材１の
上部フランジ１ａの下面との間に、Ｌ形金具５の横片５
ａの切欠５ｃ付近を挟着する。ついで、幕板４の上下端
部をタッピングビス（図示せず）によりＬ形金具５の縦
片５ｂおよび下地桟６に固定する。
ンジ１ａの上面に壁パネル２のパネル枠２ａを載置し、
ボルト３ａおよびナット３ｂを緩く螺合する。Ｌ形金具
５を矢印Ａ方向へ押付け、横片５ａの切欠５ｃ内へボル
ト３ａを進入させる。ボルト３ａおよびナット３ｂを強
く締結することにより、ボルト３ａの頭部と横架材１の
上部フランジ１ａの下面との間に、Ｌ形金具５の横片５
ａの切欠５ｃ付近を挟着する。ついで、幕板４の上下端
部をタッピングビス（図示せず）によりＬ形金具５の縦
片５ｂおよび下地桟６に固定する。
【００１１】このように、横架材１に壁パネル２を固定
するためのボルト３ａおよびナット３ｂを利用してＬ形
金具５を横架材１に固定し、このＬ形金具５を介して幕
板４を横架材１に取付けることができるので、従来例の
ように下地材を横架材１の溝内に圧入する必要がなく、
容易に施工することができる。なお、この他の構成につ
いては従来例と同様である。
するためのボルト３ａおよびナット３ｂを利用してＬ形
金具５を横架材１に固定し、このＬ形金具５を介して幕
板４を横架材１に取付けることができるので、従来例の
ように下地材を横架材１の溝内に圧入する必要がなく、
容易に施工することができる。なお、この他の構成につ
いては従来例と同様である。
【００１２】つぎに、この発明の第２の実施例の幕板取
付構造は、図２に示すように、幕板４の上端部に蝶番７
の一片７ｂを固定するとともに、蝶番７の他片７ａを横
架材１の上部フランジ１ａの下面にボルト３ａおよびナ
ット３ｂにより固定したものである。このように構成し
た幕板取付構造によると、幕板４を矢印Ｂ方向に回動す
ることができるので、工場等において予め幕板４の上端
部と蝶番７の一片７ｂとを固定しておいて、建築現場で
はボルト３ａを緩めるだけで他片７ａを締結することが
できる。したがって、幕板４の下端部のみをタッピング
ビスにより下地桟６に固定すればよく、工数が少なく一
層容易に施工することができる。なお、この他の構成お
よび効果については第１の実施例と同様である。
付構造は、図２に示すように、幕板４の上端部に蝶番７
の一片７ｂを固定するとともに、蝶番７の他片７ａを横
架材１の上部フランジ１ａの下面にボルト３ａおよびナ
ット３ｂにより固定したものである。このように構成し
た幕板取付構造によると、幕板４を矢印Ｂ方向に回動す
ることができるので、工場等において予め幕板４の上端
部と蝶番７の一片７ｂとを固定しておいて、建築現場で
はボルト３ａを緩めるだけで他片７ａを締結することが
できる。したがって、幕板４の下端部のみをタッピング
ビスにより下地桟６に固定すればよく、工数が少なく一
層容易に施工することができる。なお、この他の構成お
よび効果については第１の実施例と同様である。
【００１３】
【発明の効果】請求項１記載の幕板取付構造によると、
横架材の上部フランジの下面に、ボルト・ナットにより
Ｌ形金具の横片を固定するとともに、Ｌ形金具の縦片に
幕板の上端部を固定しているので、横架材に壁パネルを
固定するためのボルト・ナットを利用してＬ形金具を横
架材に固定し、このＬ形金具を介して幕板を横架材に取
付けることができる。したがって、従来例のように下地
材を横架材の溝内に圧入する必要がなく、容易に施工す
ることができる。
横架材の上部フランジの下面に、ボルト・ナットにより
Ｌ形金具の横片を固定するとともに、Ｌ形金具の縦片に
幕板の上端部を固定しているので、横架材に壁パネルを
固定するためのボルト・ナットを利用してＬ形金具を横
架材に固定し、このＬ形金具を介して幕板を横架材に取
付けることができる。したがって、従来例のように下地
材を横架材の溝内に圧入する必要がなく、容易に施工す
ることができる。
【００１４】請求項２記載の幕板取付構造は、幕板の上
端部に蝶番の一片を固定するとともに、蝶番の他片を横
架材の上部フランジの下面にボルト・ナットにより固定
しているので、幕板の上端部に蝶番の一片を固定すると
ともに、蝶番の他片を横架材の上部フランジの下面にボ
ルト・ナットにより固定しているので、蝶番を回動する
ことにより幕板を傾斜姿勢にすることができる。このた
め、工場等において予め幕板の上端部に蝶番の一片を固
定しておいて、建築現場ではボルト・ナットを緩めるだ
けで蝶番の他片を横架材の上部フランジの下面に締結す
ることができる。したがって、幕板の下端部のみをタッ
ピングビスにより下地桟に固定すればよく、工数が少な
く一層容易に施工することができる。
端部に蝶番の一片を固定するとともに、蝶番の他片を横
架材の上部フランジの下面にボルト・ナットにより固定
しているので、幕板の上端部に蝶番の一片を固定すると
ともに、蝶番の他片を横架材の上部フランジの下面にボ
ルト・ナットにより固定しているので、蝶番を回動する
ことにより幕板を傾斜姿勢にすることができる。このた
め、工場等において予め幕板の上端部に蝶番の一片を固
定しておいて、建築現場ではボルト・ナットを緩めるだ
けで蝶番の他片を横架材の上部フランジの下面に締結す
ることができる。したがって、幕板の下端部のみをタッ
ピングビスにより下地桟に固定すればよく、工数が少な
く一層容易に施工することができる。
【図１】（ａ）はこの発明の第１の実施例の幕板取付構
造の断面図、（ｂ）はその要部を示す分解斜視図。
造の断面図、（ｂ）はその要部を示す分解斜視図。
【図２】（ａ）はこの発明の第２の実施例の幕板取付構
造の断面図、（ｂ）はその要部を示す分解斜視図。
造の断面図、（ｂ）はその要部を示す分解斜視図。
【図３】従来例の幕板取付構造の断面図。
１ 横架材 １ａ 上部フランジ ２ 壁パネル ２ａ パネル枠 ３ａ ボルト ３ｂ ナット ４ 幕板 ５ Ｌ形金具 ５ａ 横片 ５ｂ 縦片
Claims (2)
- 【請求項１】 屋外側に開口した溝形の横架材と、この
横架材の上部フランジの上面にパネル枠をボルト・ナッ
トにより固定した壁パネルと、前記横架材の屋外側を覆
った幕板とを備えた幕板取付構造において、前記横架材
の上部フランジの下面に、前記ボルト・ナットによりＬ
形金具の横片を固定するとともに縦片に前記幕板の上端
部を固定した幕板取付構造。 - 【請求項２】 屋外側に開口した溝形の横架材と、この
横架材の上部フランジの上面にパネル枠をボルト・ナッ
トにより固定した壁パネルと、前記横架材の屋外側を覆
った幕板とを備えた幕板取付構造において、前記幕板の
上端部に蝶番の一片を固定するとともに他片を前記横架
材の上部フランジの下面に前記ボルト・ナットにより固
定した幕板取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18988793A JPH0742355A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 幕板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18988793A JPH0742355A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 幕板取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742355A true JPH0742355A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16248847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18988793A Withdrawn JPH0742355A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 幕板取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742355A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007395A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Daiwa House Industry Co Ltd | ボード取付金物及びボード取付金物設置方法 |
| JP2020051152A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | ケイミュー株式会社 | 施工部材、及び施工部材の固定方法 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP18988793A patent/JPH0742355A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007395A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Daiwa House Industry Co Ltd | ボード取付金物及びボード取付金物設置方法 |
| JP2020051152A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | ケイミュー株式会社 | 施工部材、及び施工部材の固定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |