JPH0742253Y2 - 野菜移植機における苗搬送装置 - Google Patents
野菜移植機における苗搬送装置Info
- Publication number
- JPH0742253Y2 JPH0742253Y2 JP17047788U JP17047788U JPH0742253Y2 JP H0742253 Y2 JPH0742253 Y2 JP H0742253Y2 JP 17047788 U JP17047788 U JP 17047788U JP 17047788 U JP17047788 U JP 17047788U JP H0742253 Y2 JPH0742253 Y2 JP H0742253Y2
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- Japan
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- seedling
- vegetable
- transplanter
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、野菜移植機における苗搬送装置に関するもの
である。
である。
(ロ)従来の技術 従来、野菜移植機の一実施例としては、自走可能な移植
機本体に野菜苗移植装置を設け、同野菜苗移植装置を、
野菜苗を搬送自在に載置する野菜苗搬送部と、同搬送部
より搬送されてくる野菜苗を取出す野菜苗取出し部と、
同取出し部より野菜苗を受取り同野菜苗を圃場の苗移植
用凹部まで案内する野菜苗案内部と、同案内部より野菜
苗が案内されてくる前に圃場に苗移植用凹部を形成する
苗移植用凹部形成部とから構成したものがある。
機本体に野菜苗移植装置を設け、同野菜苗移植装置を、
野菜苗を搬送自在に載置する野菜苗搬送部と、同搬送部
より搬送されてくる野菜苗を取出す野菜苗取出し部と、
同取出し部より野菜苗を受取り同野菜苗を圃場の苗移植
用凹部まで案内する野菜苗案内部と、同案内部より野菜
苗が案内されてくる前に圃場に苗移植用凹部を形成する
苗移植用凹部形成部とから構成したものがある。
そして、野菜苗を搬送する搬送部は、梯子状の搬送チェ
ン上に、苗収容ポットを載置して順次搬送するようにし
ているものが存在する。
ン上に、苗収容ポットを載置して順次搬送するようにし
ているものが存在する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記のような野菜苗搬送部では、各苗収容ポ
ットの断面が略V字状に形成され、かつ、各苗収容ポッ
トは適宜連結されて帯状に形成されているために、苗収
容ポットを梯子状搬送チェンで搬送する場合に、その搬
送が円滑にできなかった。また、特に、苗の残量が少な
くなった場合には苗収容ポットの供給が確実にできない
といった問題が発生していた。
ットの断面が略V字状に形成され、かつ、各苗収容ポッ
トは適宜連結されて帯状に形成されているために、苗収
容ポットを梯子状搬送チェンで搬送する場合に、その搬
送が円滑にできなかった。また、特に、苗の残量が少な
くなった場合には苗収容ポットの供給が確実にできない
といった問題が発生していた。
また、苗収容ポットの種類が変わった場合は、苗収容ポ
ットと搬送ベルトとの結合ができず、苗収容ポットの搬
送が困難であった。
ットと搬送ベルトとの結合ができず、苗収容ポットの搬
送が困難であった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、積載した野菜苗を順次圃場に移植可能とし
た野菜移植装置を、自走可能な移植機本体に装備してな
る野菜移植機において、野菜苗移送部の終端反転位置
に、中央に移送ベルトを巻掛けた駆動用平プーリーを配
して同平プーリーの左右両側にV溝付プーリーを設けて
前記移送ベルトの上部及び、左右のV溝付プーリーのV
溝部に跨って、複数個の苗収容ポットを広幅連続状に形
成した野菜苗収容体を載置して供給せしめ、かつ、前記
左右のV溝付プーリーのV溝部の形状を苗収容ポットの
下部形状と略同一とすると共に、左右のV溝付プーリー
の外周部には、円弧状ガイド板を設けて野菜苗収容体の
移送を案内する如く構成したことを特徴とする野菜移植
機における苗搬送装置を提供せんとするものである。
た野菜移植装置を、自走可能な移植機本体に装備してな
る野菜移植機において、野菜苗移送部の終端反転位置
に、中央に移送ベルトを巻掛けた駆動用平プーリーを配
して同平プーリーの左右両側にV溝付プーリーを設けて
前記移送ベルトの上部及び、左右のV溝付プーリーのV
溝部に跨って、複数個の苗収容ポットを広幅連続状に形
成した野菜苗収容体を載置して供給せしめ、かつ、前記
左右のV溝付プーリーのV溝部の形状を苗収容ポットの
下部形状と略同一とすると共に、左右のV溝付プーリー
の外周部には、円弧状ガイド板を設けて野菜苗収容体の
移送を案内する如く構成したことを特徴とする野菜移植
機における苗搬送装置を提供せんとするものである。
(ホ)作用 苗収容ポットを移送ベルト上に載置して野菜苗を移植す
る場合は、移送ベルトを後方に向けて間歇的に縦送りす
る。そして、移送ベルトの終端位置にて、野菜苗取出部
の苗取出杆により野菜苗を取り出して後方の野菜苗案内
部に搬出して落下させるものである。また、移送ベルト
上の苗収容ポットは、左右両側の苗収容ポットがV溝付
プーリーのV溝部に嵌った状態で順次移送され、同時
に、同苗収容ポットの上部両側位置は、円弧状ガイド板
により下方へ確実に移送されるものである。
る場合は、移送ベルトを後方に向けて間歇的に縦送りす
る。そして、移送ベルトの終端位置にて、野菜苗取出部
の苗取出杆により野菜苗を取り出して後方の野菜苗案内
部に搬出して落下させるものである。また、移送ベルト
上の苗収容ポットは、左右両側の苗収容ポットがV溝付
プーリーのV溝部に嵌った状態で順次移送され、同時
に、同苗収容ポットの上部両側位置は、円弧状ガイド板
により下方へ確実に移送されるものである。
(ヘ)効果 本考案によれば、野菜苗を載置して搬送移送する移送ベ
ルトの終端反転位置に、駆動用平プーリーを配して同平
プーリーの左右両側にV溝付プーリーを設け、これの溝
部を苗収容ポットの下部形状と略同一として、移送ベル
ト上及び左右のV溝付プーリーに跨って野菜苗収容体を
載置して供給するものであるから、円弧状ガイド板と相
俟って、供給苗の残量が少なくなっても野菜苗収容体を
確実に移送することができるものである。また、野菜苗
収容体が大形に形成されたものであっても、円弧状ガイ
ド板を適宜調節することにより野菜苗収容体を容易かつ
円滑に移送することができるものである。そして、全体
として、構造が簡単でありながら、苗の移植作業を能率
的に行うことができるものである。
ルトの終端反転位置に、駆動用平プーリーを配して同平
プーリーの左右両側にV溝付プーリーを設け、これの溝
部を苗収容ポットの下部形状と略同一として、移送ベル
ト上及び左右のV溝付プーリーに跨って野菜苗収容体を
載置して供給するものであるから、円弧状ガイド板と相
俟って、供給苗の残量が少なくなっても野菜苗収容体を
確実に移送することができるものである。また、野菜苗
収容体が大形に形成されたものであっても、円弧状ガイ
ド板を適宜調節することにより野菜苗収容体を容易かつ
円滑に移送することができるものである。そして、全体
として、構造が簡単でありながら、苗の移植作業を能率
的に行うことができるものである。
(ト)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図及
び第2図に示す(A)は、本考案に係る野菜苗移植機で
あり、自走可能な移植機本体(1)の前方に野菜苗移植
装置(2)を連結している。
び第2図に示す(A)は、本考案に係る野菜苗移植機で
あり、自走可能な移植機本体(1)の前方に野菜苗移植
装置(2)を連結している。
そして、移植機本体(1)は、上下方向に伸延するミッ
ションケース(3)の下部左右側に車輪(4)(4′)
を取付け、同ミッションケース(3)の上端に、後上方
へ伸延するハンドル(5)の前端を取付け、ミッション
ケース(3)の後面下部より後方へ突出させた原動機部
支持フレーム(6)上に原動機部(7)を搭載し、同原
動機部(7)とミッションケース(3)との間に伝動機
構(8)を介設している。
ションケース(3)の下部左右側に車輪(4)(4′)
を取付け、同ミッションケース(3)の上端に、後上方
へ伸延するハンドル(5)の前端を取付け、ミッション
ケース(3)の後面下部より後方へ突出させた原動機部
支持フレーム(6)上に原動機部(7)を搭載し、同原
動機部(7)とミッションケース(3)との間に伝動機
構(8)を介設している。
(8−1)は駆動プーリー、(4a)は車軸、(9)はバ
ッテリー、(10)は野菜苗移植装置(2)を着脱自在に
連結するための本体側連結部である。
ッテリー、(10)は野菜苗移植装置(2)を着脱自在に
連結するための本体側連結部である。
また、野菜苗移植装置(2)は、上記本体側連結部(1
0)に植装置側連結部(11)を着脱自在に連結し、同連
結部(11)の前方に縦フレーム(11-1)を連設して、同
縦フレーム(11-1)の前方に支持フレーム(12)を突設
していると共に、支持フレーム(12)の前端には、横フ
レーム(13)を横架し、同横フレーム(13)の左右側端
部に、それぞれ遊動輪(14)(14′)を取付けている。
0)に植装置側連結部(11)を着脱自在に連結し、同連
結部(11)の前方に縦フレーム(11-1)を連設して、同
縦フレーム(11-1)の前方に支持フレーム(12)を突設
していると共に、支持フレーム(12)の前端には、横フ
レーム(13)を横架し、同横フレーム(13)の左右側端
部に、それぞれ遊動輪(14)(14′)を取付けている。
また、支持フレーム(12)の上部には駆動ケース(15)
を載置して、前記駆動プーリー(8−1)と連動する従
動プーリー(16)を設けている。(16-1)は伝動ベルト
である。そして、駆動ケース(15)の上部には、後方へ
間歇的に移送する野菜苗移送部(20)を設け、同移送部
(20)の直後方には、同移送部(20)より移送されてく
る野菜苗(B)を一個づつ取出す野菜苗取出し部(30)
を設け、同取出し部(30)と野菜苗移送部(20)との間
の直下方に、同取出し部(30)より野菜苗(B)を受取
り、同野菜苗(B)を畦(G)の苗移植用凹部(G′)
まで案内する野菜苗案内部(40)を位置させている。
を載置して、前記駆動プーリー(8−1)と連動する従
動プーリー(16)を設けている。(16-1)は伝動ベルト
である。そして、駆動ケース(15)の上部には、後方へ
間歇的に移送する野菜苗移送部(20)を設け、同移送部
(20)の直後方には、同移送部(20)より移送されてく
る野菜苗(B)を一個づつ取出す野菜苗取出し部(30)
を設け、同取出し部(30)と野菜苗移送部(20)との間
の直下方に、同取出し部(30)より野菜苗(B)を受取
り、同野菜苗(B)を畦(G)の苗移植用凹部(G′)
まで案内する野菜苗案内部(40)を位置させている。
また、野菜苗移送部(20)は第2図に示す如く、縦フレ
ーム(11-1)の上部両側に前方に向けて苗移送枠(21)
を傾斜状に突設している。(22)は苗移送枠(21)の上
部に機体横方向に設ける従動プーリー、(23)は苗移送
枠(21)の基部(24)に機体横方向に設ける駆動用平プ
ーリーで、従動プーリー(22)と駆動用平プーリー(2
3)とには移送ベルト(25)が巻回している。
ーム(11-1)の上部両側に前方に向けて苗移送枠(21)
を傾斜状に突設している。(22)は苗移送枠(21)の上
部に機体横方向に設ける従動プーリー、(23)は苗移送
枠(21)の基部(24)に機体横方向に設ける駆動用平プ
ーリーで、従動プーリー(22)と駆動用平プーリー(2
3)とには移送ベルト(25)が巻回している。
(23-1)は駆動用平プーリー(23)を駆動する駆動装置
で、駆動モーター(23-2)、駆動プーリー(23-3)、従
動プーリー(23-4)、伝動ベルト(23-5)より構成され
ている。(26)は苗支持枠(21)の左右の両側板で、上
部中央部に広幅状の連結板(27)を掛け渡し状に位置さ
せている。(28)は野菜苗(B)を配置した野菜苗収容
体で、移送ベルト(25)上に載置されて苗移送枠(21)
の基部(24)に順次移送可能としている。そして、上記
野菜苗収容体(28)は、帯状体に形成されながら上端開
口部が広口で、四角錐台状の苗収容ポット(28-1)を前
後左右方向に整然と取付け、各ポット(28-1)中には野
菜苗(B)を収容している。
で、駆動モーター(23-2)、駆動プーリー(23-3)、従
動プーリー(23-4)、伝動ベルト(23-5)より構成され
ている。(26)は苗支持枠(21)の左右の両側板で、上
部中央部に広幅状の連結板(27)を掛け渡し状に位置さ
せている。(28)は野菜苗(B)を配置した野菜苗収容
体で、移送ベルト(25)上に載置されて苗移送枠(21)
の基部(24)に順次移送可能としている。そして、上記
野菜苗収容体(28)は、帯状体に形成されながら上端開
口部が広口で、四角錐台状の苗収容ポット(28-1)を前
後左右方向に整然と取付け、各ポット(28-1)中には野
菜苗(B)を収容している。
(29)は、前記駆動用平プーリー(23)の両側に固着す
るV溝付プーリーで、同プーリー(29)のV溝部(29-
1)に苗収容体(28)の左右両端部の苗収容ポット(28-
2)を嵌装して移送可能としている。
るV溝付プーリーで、同プーリー(29)のV溝部(29-
1)に苗収容体(28)の左右両端部の苗収容ポット(28-
2)を嵌装して移送可能としている。
また、(29-2)はV溝付プーリー(29)の外周部に設け
る円弧状ガイド板で、第11図に示す如く野菜苗収容体
(28)を下方に反転させるべく案内するものである。
(29-3)は上記ガイド板(29-2)を上下に調節して取付
ける取付金具、(29-4)は野菜苗(B)の上部を案内す
るガイド杆で移送ベルト(25)の終端部に位置して野菜
苗(B)の葉部が縦フレーム(11-1)側に当接してガイ
ドしている。
る円弧状ガイド板で、第11図に示す如く野菜苗収容体
(28)を下方に反転させるべく案内するものである。
(29-3)は上記ガイド板(29-2)を上下に調節して取付
ける取付金具、(29-4)は野菜苗(B)の上部を案内す
るガイド杆で移送ベルト(25)の終端部に位置して野菜
苗(B)の葉部が縦フレーム(11-1)側に当接してガイ
ドしている。
(31)は野菜苗取出部(30)に設ける苗取出杆で、鈎形
に形成されていると共に、間歇的に往復回転しながら苗
収容ポット(28-1)内の野菜苗(B)を取出して、縦方
向に設ける野菜苗案内部(40)に搬出するものである。
(32)は駆動モーター、(32-1)はクランク部、(33)
は連結杆、(34)は往復レバー、(35)は支持軸であっ
て、取出杆(31)を開閉せしめるカム機構(36)を連結
している。(37)は駆動モーターで送りネジ(38)と連
動して、野菜苗取出部(30)を左右方向に移動自在とし
ている。(39)は案内ガイドである。
に形成されていると共に、間歇的に往復回転しながら苗
収容ポット(28-1)内の野菜苗(B)を取出して、縦方
向に設ける野菜苗案内部(40)に搬出するものである。
(32)は駆動モーター、(32-1)はクランク部、(33)
は連結杆、(34)は往復レバー、(35)は支持軸であっ
て、取出杆(31)を開閉せしめるカム機構(36)を連結
している。(37)は駆動モーターで送りネジ(38)と連
動して、野菜苗取出部(30)を左右方向に移動自在とし
ている。(39)は案内ガイドである。
また、野菜苗案内部(40)は、第5図に示す如く、左右
の縦フレーム(11-1)の上部より、下部中央に向けて逆
八字状の左右搬送ベルト(41-1)(41-2)を回動自在に
設けている。(42-1)(42-2)はベルト支持枠であっ
て、下部中央部(43)には野菜苗(B)を通す隙間を設
けている。(44)は駆動プーリー、(45)は伝動ベルト
で、上記左右搬送ベルト(41-1)(41-2)の基部プーリ
ー(46-1)(46-2)に巻回している。(47-1)(47-2)
は上部プーリーである。また、(48)はテンションプー
リー、(49)は駆動モーター、(49-1)は出力軸であ
る。
の縦フレーム(11-1)の上部より、下部中央に向けて逆
八字状の左右搬送ベルト(41-1)(41-2)を回動自在に
設けている。(42-1)(42-2)はベルト支持枠であっ
て、下部中央部(43)には野菜苗(B)を通す隙間を設
けている。(44)は駆動プーリー、(45)は伝動ベルト
で、上記左右搬送ベルト(41-1)(41-2)の基部プーリ
ー(46-1)(46-2)に巻回している。(47-1)(47-2)
は上部プーリーである。また、(48)はテンションプー
リー、(49)は駆動モーター、(49-1)は出力軸であ
る。
また、(49-2)は左右搬送ベルト(41-1)(41-2)の後
側を一体的に塞ぐベルトカバー、(49-3)はベルトカバ
ー(49-2)の上部に設ける上部カバーで、後方に傾斜し
た状態に構成されている。
側を一体的に塞ぐベルトカバー、(49-3)はベルトカバ
ー(49-2)の上部に設ける上部カバーで、後方に傾斜し
た状態に構成されている。
また、(50)は野菜苗案内部(40)の下部に設ける野菜
苗移植部で、第6図乃至第8図に示す如く、入力軸(5
1)上に入力プーリー(52)を軸架してVベルト(53)
により伝達している。(50-1)は駆動部、(50-2)は駆
動モータ、(54)は伝動ケースで下部に従動軸(55)を
位置させて、チェン(56)により連動している。(57)
は入力軸側スプロケット、(58)は従動軸側スプロケッ
トである。
苗移植部で、第6図乃至第8図に示す如く、入力軸(5
1)上に入力プーリー(52)を軸架してVベルト(53)
により伝達している。(50-1)は駆動部、(50-2)は駆
動モータ、(54)は伝動ケースで下部に従動軸(55)を
位置させて、チェン(56)により連動している。(57)
は入力軸側スプロケット、(58)は従動軸側スプロケッ
トである。
そして、前記入力軸(51)の先端(59)と従動軸(55)
の先端(60)には上下部リンクレバー(61)(62)を連
結して、これらにより移植作動体(63)を上下動可能に
連結している。(64)は上部リンクレバー(61)に設け
る支軸、(65)は下部リンクレバー(62)に設ける支軸
で、同支軸(65)の先端部(66)にはカム機構(67)を
内装したカムケース(68)を装着している。(69)は、
カムケース(68)の上部左右位置に前後方向に設ける支
点軸で、各々開閉レバー(70)を垂下している。(71)
は開閉レバー(70)の下端に連結する開閉軸で、前側に
は回転カム(72)に当接する回転ローラー(73)を軸支
しながら、後側には開閉自在の移植器(74)を連結して
いる。
の先端(60)には上下部リンクレバー(61)(62)を連
結して、これらにより移植作動体(63)を上下動可能に
連結している。(64)は上部リンクレバー(61)に設け
る支軸、(65)は下部リンクレバー(62)に設ける支軸
で、同支軸(65)の先端部(66)にはカム機構(67)を
内装したカムケース(68)を装着している。(69)は、
カムケース(68)の上部左右位置に前後方向に設ける支
点軸で、各々開閉レバー(70)を垂下している。(71)
は開閉レバー(70)の下端に連結する開閉軸で、前側に
は回転カム(72)に当接する回転ローラー(73)を軸支
しながら、後側には開閉自在の移植器(74)を連結して
いる。
そして、同移植器(74)は、野菜苗案内部(40)の下部
中心に位置していると共に、逆三角錐に形成されて、上
部に開口部(75)を有しており、かつ、左右の移植器片
(76-1)(76-2)を組合わせて構成している。(77)は
左右の開閉軸(71)を互いに引張るバネである。また、
第9図乃至第10図は、苗取出杆(31)を作動させるカム
機構(36)の詳細図であって、前記支持軸(35)の先端
には、往復レバー(34)の基部を連結するカムケース
(36-1)を連結している。(36-2)は外周両側面に凹凸
状のカム(36-3)を形成するカム体で、内周部に一方ク
ラッチ(36-4)を設けながら支持軸(35)上に一体的に
軸支されている。(36-5)は、左右の苗取出杆(31)の
各基部(31-1)に連結する開閉レバーで、中間部には前
記カム(36-3)に当接するローラー(36-6)を設けてい
る。(36-7)は、左右開閉レバー(36-5)の下端に掛け
渡した引張りバネである。
中心に位置していると共に、逆三角錐に形成されて、上
部に開口部(75)を有しており、かつ、左右の移植器片
(76-1)(76-2)を組合わせて構成している。(77)は
左右の開閉軸(71)を互いに引張るバネである。また、
第9図乃至第10図は、苗取出杆(31)を作動させるカム
機構(36)の詳細図であって、前記支持軸(35)の先端
には、往復レバー(34)の基部を連結するカムケース
(36-1)を連結している。(36-2)は外周両側面に凹凸
状のカム(36-3)を形成するカム体で、内周部に一方ク
ラッチ(36-4)を設けながら支持軸(35)上に一体的に
軸支されている。(36-5)は、左右の苗取出杆(31)の
各基部(31-1)に連結する開閉レバーで、中間部には前
記カム(36-3)に当接するローラー(36-6)を設けてい
る。(36-7)は、左右開閉レバー(36-5)の下端に掛け
渡した引張りバネである。
また、第12図は前記苗取出杆(31)の横送り装置(30-
1)の詳細を示すものであって、同横送り装置(30-1)
は、横送りネジ(38)と案内ガイド(39)とに跨状に爪
ホルダー(30-2)を位置させて、第12A図、及び第12B図
に示す如く同爪ホルダー(30-2)内に3個のマイクロス
イッチ(S)(SL)(SR)を並設して設け、中央にはス
イッチ(S)を位置させている。そして、案内ガイド
(39)上に、苗収容ポット(28-1)のピッチに合致させ
て凹部(39-1)を設けると共に、両端部に傾斜部(39-
2)を各々設けて爪ホルダー(30-2)を摺動移動自在と
している。
1)の詳細を示すものであって、同横送り装置(30-1)
は、横送りネジ(38)と案内ガイド(39)とに跨状に爪
ホルダー(30-2)を位置させて、第12A図、及び第12B図
に示す如く同爪ホルダー(30-2)内に3個のマイクロス
イッチ(S)(SL)(SR)を並設して設け、中央にはス
イッチ(S)を位置させている。そして、案内ガイド
(39)上に、苗収容ポット(28-1)のピッチに合致させ
て凹部(39-1)を設けると共に、両端部に傾斜部(39-
2)を各々設けて爪ホルダー(30-2)を摺動移動自在と
している。
また、3個のマイクロスイッチ(S)(SL′)(LR′)
は第12C図の如く取付位置を変更してもよい。
は第12C図の如く取付位置を変更してもよい。
そして、中央のスイッチ(S)のみがONとなったときに
苗取出杆(31)を作動させ、さらに、順次左側に摺動し
させて、スイッチ(S)とスイッチ(SL)の両方がONと
なったら、爪ホルダー(30-2)を右方へ摺動すべく構成
している。
苗取出杆(31)を作動させ、さらに、順次左側に摺動し
させて、スイッチ(S)とスイッチ(SL)の両方がONと
なったら、爪ホルダー(30-2)を右方へ摺動すべく構成
している。
本考案は上記のように構成されており、したがって、苗
収容ポット(28-1)を移送ベルト(25)上に載置して野
菜苗(B)を移植する場合は、移送ベルト(25)を後方
に向けて間歇的に縦送りする。そして、移送ベルト(2
5)の終端位置にて、野菜苗取出部(30)の苗取出杆(3
1)により野菜苗(B)を取り出して後方の野菜苗案内
部(40)に搬出して落下させるものである。また、移送
ベルト(25)上の苗収容ポット(28-1)は、左右両側の
苗収容ポット(28-1)がV溝付プーリー(29)(29)の
V溝部に嵌った状態で順次移送され、同時に、同苗収容
ポット(28-1)の上部両側位置は、円弧状ガイド板(29
-2)により下方へ確実に移送されるものである。
収容ポット(28-1)を移送ベルト(25)上に載置して野
菜苗(B)を移植する場合は、移送ベルト(25)を後方
に向けて間歇的に縦送りする。そして、移送ベルト(2
5)の終端位置にて、野菜苗取出部(30)の苗取出杆(3
1)により野菜苗(B)を取り出して後方の野菜苗案内
部(40)に搬出して落下させるものである。また、移送
ベルト(25)上の苗収容ポット(28-1)は、左右両側の
苗収容ポット(28-1)がV溝付プーリー(29)(29)の
V溝部に嵌った状態で順次移送され、同時に、同苗収容
ポット(28-1)の上部両側位置は、円弧状ガイド板(29
-2)により下方へ確実に移送されるものである。
本考案によれば、野菜苗(B)を載置して搬送移送する
移送ベルト(25)の終端反転位置に、駆動用平プーリー
(23)を配して同平プーリー(23)の左右両側にV溝付
プーリー(29)(29)を設け、これの溝部(29-1)(29
-1)を苗収容ポット(28-1)の下部形状と略同一とし
て、移送ベルト(25)上及び左右のV溝付プーリー(2
9)(29)に跨って野菜苗収容体(28)を載置して供給
するものであるから、円弧状ガイド板(29-2)と相俟っ
て、供給苗の残量が少なくなっても野菜苗収容体(28)
を確実に移送することができるものである。また、野菜
苗収容体(28)が大形に形成されたものであっても、円
弧状ガイド板(29-2)を適宜調節することにより野菜苗
収容体(28)を容易かつ円滑に移送することができるも
のである。そして、全体として、構造が簡単でありなが
ら、苗の移植作業を能率的に行うことができるものであ
る。
移送ベルト(25)の終端反転位置に、駆動用平プーリー
(23)を配して同平プーリー(23)の左右両側にV溝付
プーリー(29)(29)を設け、これの溝部(29-1)(29
-1)を苗収容ポット(28-1)の下部形状と略同一とし
て、移送ベルト(25)上及び左右のV溝付プーリー(2
9)(29)に跨って野菜苗収容体(28)を載置して供給
するものであるから、円弧状ガイド板(29-2)と相俟っ
て、供給苗の残量が少なくなっても野菜苗収容体(28)
を確実に移送することができるものである。また、野菜
苗収容体(28)が大形に形成されたものであっても、円
弧状ガイド板(29-2)を適宜調節することにより野菜苗
収容体(28)を容易かつ円滑に移送することができるも
のである。そして、全体として、構造が簡単でありなが
ら、苗の移植作業を能率的に行うことができるものであ
る。
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案装置を装備する野菜苗移植機の全体側面図、第2
図は同一部省略背面図、第3図は本考案要部の側面図、
第4図は同一部断面平面図、第5図は同要部の背面図、
第6図は苗移植部の拡大側面図、第7図は同側断面図、
第8図は同平断面図、第9図は苗取出部の詳細側断面
図、第10図は同一部側断面図、第11図は苗移送部の斜視
図、第12図は苗取り爪の横送り装置の詳細断面図であ
る。 (B):野菜苗 (1):移植機本体 (2):野菜苗移植装置 (20):野菜苗移送部 (23):駆動用平プーリー (25):移送ベルト (28):野菜苗収容体 (28-1):苗収容ポット (29):V溝付プーリー (29-1):V溝部 (29-2):円弧状ガイド板
本考案装置を装備する野菜苗移植機の全体側面図、第2
図は同一部省略背面図、第3図は本考案要部の側面図、
第4図は同一部断面平面図、第5図は同要部の背面図、
第6図は苗移植部の拡大側面図、第7図は同側断面図、
第8図は同平断面図、第9図は苗取出部の詳細側断面
図、第10図は同一部側断面図、第11図は苗移送部の斜視
図、第12図は苗取り爪の横送り装置の詳細断面図であ
る。 (B):野菜苗 (1):移植機本体 (2):野菜苗移植装置 (20):野菜苗移送部 (23):駆動用平プーリー (25):移送ベルト (28):野菜苗収容体 (28-1):苗収容ポット (29):V溝付プーリー (29-1):V溝部 (29-2):円弧状ガイド板
Claims (1)
- 【請求項1】積載した野菜苗(B)を順次圃場に移植可
能とした野菜移植装置(2)を、自走可能な移植機本体
(1)に装備してなる野菜移植機において、 野菜苗移送部(20)の終端反転位置に、中央に移送ベル
ト(25)を巻掛けた駆動用平プーリー(23)を配して同
平プーリー(23)の左右両側にV溝付プーリー(29)
(29)を設けて前記移送ベルト(25)の上部及び、左右
のV溝付プーリー(29)(29)のV溝部(29-1)(29-
1)に跨って、複数個の苗収容ポット(28-1)を広幅連
続状に形成した野菜苗収容体(28)を載置して供給せし
め、かつ、前記左右のV溝付プーリー(29)のV溝部
(29-1)の形状を苗収容ポット(28-1)の下部形状と略
同一とすると共に、左右のV溝付プーリー(29)(29)
の外周部には、円弧状ガイド板(29-2)(29-2)を設け
て野菜苗収容体(28)の移送を案内する如く構成したこ
とを特徴とする野菜移植機における苗搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17047788U JPH0742253Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 野菜移植機における苗搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17047788U JPH0742253Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 野菜移植機における苗搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0290920U JPH0290920U (ja) | 1990-07-19 |
JPH0742253Y2 true JPH0742253Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31461460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17047788U Expired - Lifetime JPH0742253Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 野菜移植機における苗搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742253Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP17047788U patent/JPH0742253Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0290920U (ja) | 1990-07-19 |
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