JPH0741647Y2 - フードチェンジャ - Google Patents

フードチェンジャ

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JPH0741647Y2
JPH0741647Y2 JP1114891U JP1114891U JPH0741647Y2 JP H0741647 Y2 JPH0741647 Y2 JP H0741647Y2 JP 1114891 U JP1114891 U JP 1114891U JP 1114891 U JP1114891 U JP 1114891U JP H0741647 Y2 JPH0741647 Y2 JP H0741647Y2
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昭七 須賀
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昭七 須賀
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のボンネットの
フードの取替えを行う場合、その他に用いられるフード
チェンジャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来自動車はフロント部の物損事故をお
こすとフードの取替え、又は着脱を行う作業が多くな
る。この場合その作業は普通二人以上の作業員が協同し
て行う。上記フードは重量も大きく、かつ固定箇所が自
動車の両側になっているため、一人で着脱することは困
難なためである。そして二人で作業すると、その二人の
行動が対応しない場合があり、このためフロントガラ
ス、或はフエンダー等に傷を付けたりする場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記のよう
な問題を解決しようとするもので、その目的は一人で、
きわめて容易に、かつ短時間で脱着作業ができ、又、フ
ロントガラス或はフエンダー等に傷を付ける恐れの少な
い、自動車のボンネットのフードの取替えを行う、フー
ドチェンジャを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の考案について述べると、それは、二つの柱1、1の各
上部に亙る梁部2を有し、移動自在に形成されたフレー
ム3;前記両柱1、1間の幅4が、ボンネットタイプの
自動車の幅5より大きく形成されている前記フレーム
3:前記柱1、1にそれぞれ上下方向に形成されたガ
イド6、6:該両ガイド6、6のうちの一方に、上下
自在に、かつ回動不能に係合させられた、弧状の係合部
20及び後記昇降部材10を軸支する軸支部19を有す
角度設定装置7;一端部8を、他方のガイド6に、掛
合部16aにより上下動自在に掛合させ、かつ該掛合部
16aに対し回動自在に軸支させ、他端部9を、前記角
度設定装置7の軸支部19に回動自在に軸支させた昇降
部材10;前記角度設定装置7の弧状の係合部20に、
被係合部21a及び固定部材22により移動及び固定自
在に設けられた、前記昇降部材10のハンドル21;前
昇降部材10に、前記昇降部材10の軸方向と交わる
方向に移動及び固定自在に設けられた、自動車のフード
に係止する係止部12を有するアーム11:前記フレー
ム3に設けられた、前記昇降部材10を上下に移動させ
る上下動装置13:から成ることを特徴とするフードチ
ェンジャである。
【0005】
【作用】フレーム3を移動して、目的とする自動車のボ
ンネット部をフレーム3の、柱1、1の間に位置させ、
その自動車のフードを開き、この開いたフードの内側に
前記昇降部材10を位置させ、前記アーム11を上下方
向に移動させ、該アーム11の係止部12により前記フ
ードの内側端部に設けられている留め金に係止し、次に
前記角度設定装置7を用いて前記昇降部材10及びこれ
に固定された前記アーム11の角度を、前記フードの開
き角に合わせ、次に前記アーム11を前記昇降部材10
に固定する。又昇降部材10を前記角度設定装置7に固
定する。そして、そのフードをシャシから外し、その状
態で、前記上下動装置13により前記昇降部材10を上
昇させ、こうして前記フードを持ち上げ、その状態で前
記フレーム3を移動させて外すのである。次にフードの
装着の場合はまずアーム11の係止部12をそのフード
に設けられている掛止部に係止させ、上下動装置13を
用いてそのフードの高さを自動車の取付部の高さに合わ
せ、かつ取付位置へ移動させ、次に前記ハンドル21を
一方の手で持ち、他方の手でその固定部22を緩めるの
である。そして前記フードに予め設けられているヒンジ
を、その自動車のシャシに、ボルトにより固定する。そ
して前記アーム11の係止部12を外し、前記フレーム
3をその自動車から離すのである。このように、この装
置によればフードを開いた適正な角度の状態において、
前記昇降部材10に保持させ、その状態でシャシから取
外し、又は取付けができるから、一人で、容易に作業す
ることができる。
【0006】
【実施例】図1において、3はフレームであり、このフ
レーム3は二つの柱1、1とその上部に設けられた梁部
2から成っており、かつ車輪15により移動自在に形成
されている。4は前記両柱1、1間の幅を示し、この柱
1、1間の幅4は、ボンネットタイプの自動車の幅5よ
り大きく形成される。6、6は前記両柱1、1のそれぞ
れに、かつ軸方向に蟻溝状に形成されたガイドである。
次に7は角度設定装置であり、その係合部16が前記ガ
イド6に摺動自在にかつ回動不能に係合させられてい
る。そして同装置7は滑車17を有し、上下動装置13
により、ワイヤ18によって巻き上げ、巻き下げされる
ようになっている。そして同装置7には昇降部材10が
回動自在に軸着19されており、かつ弧状の係合部20
が穴状に形成されている。そして前記昇降部材10には
ハンドル21が設けられ、このハンドル21の被係合部
21aが前記穴状の係合部20に係合させられており、
又、該被係合部21aの先端にはナットが固定部材22
として螺合させられてあり、このナットを緩め、又は繁
締することにより、前記ハンドル21はこれを動かして
前記係合部20の任意の点で固定できるようになってい
る。
【0007】そして前記昇降部材10の一端部8は前記
柱1に対し、移動及び回動自在に形成されている。これ
について述べると16aは合部、22aは滑車、18
aはワイヤ、23は軸受けを示す。又24は昇降部材1
0に設けた軸である。なお8は昇降部材10の他端部を
示す。
【0008】次に11はアームであり、同アーム11は
図4に示すように前記昇降部材10に移動及び固定自在
に設けられている。図4において25は長穴、26は昇
降部材10に溶接されている保持部、27は固定部を示
す。そしてこの固定部27を回動することにより前記保
持部26によってアーム11を固く保持したり、又は釈
放して移動できるようになっている。又、図5に示すよ
うに同アーム11の先端部28は係止部12が形成さ
れ、同係止部12はアーム11に移動自在に軸支29さ
れ、かつ鍔30を有し、ばね31により常時前記先端部
28方向に付勢させられている。32はつまみを示す。
なお同図において33は自動車のフードであり、通常フ
ードの先端部の内側には留め金34が設けられている。
そしてアーム11は同図において矢印A11方向に回動
させられ、又係止部12はつまみ32によりばね31に
抗して矢印A12方向に引かれ、その先端部35を前記
留め金34に挿入して離し、ばね31により復元させ、
留め金34を、そのままでは外れずに保持するようにな
っている。
【0009】次に前記ワイヤ18、18aはほぼ図3に
示すように形成されており、前記滑車22、22a及び
上滑車35、35aに図示のように装架されている。3
6、36aはそれぞれワイヤ18、18aの端部を固定
した固定部である。そしてワイヤ18、18aは二本の
ままで差支えはないが、適宜の点37において結ばれ、
その先を一本となって上下動装置13に設けた巻取軸3
8に巻き付けられている。これにより前記上下動装置1
3を作動させることにより、前記昇降部材10は上下に
平行移動ができるようになっている。次に前記上下動装
置13は一例としてチェンブロックが用いられ、これが
前記フレーム3の上部に設けられている。そしてこのチ
ェンブロックに前記巻取軸38が設けられているのであ
る。この実施例の作用については、この考案の作用にお
ける記載とほぼ同様なので省略する。
【0010】
【考案の効果】この考案は前記のように構成されたこと
により、自動車のフードを開いた角度のままこの装置に
固定でき、かつそのまま上下動できるから、自動車のフ
ードの脱着を一人で、きわめて容易にかつフロントガラ
ス等に傷をつける恐れをごく少なくして行うことができ
る。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示しフードチェンジャの操
作の態用を示す斜視図である。
【図2】同じくフードチェンジャの一部断面図である。
【図3】同じくフードチェンジャの部分の説明図であ
る。
【図4】同じくフードチェンジャの部分の斜視図であ
る。
【図5】同じくフードチェンジャの部分の作用を説明す
る図である。
【0012】
【符号の説明】
1 柱 2 梁部 3 フレーム 4 柱1、1間の幅 5 自動車の幅 6 ガイド 7 角度設定装置 8 一端部 9 他端部 10 昇降部材 11 アーム 12 係止部 13 上下動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの柱1、1の各上部に亙る梁部2を
    有し、移動自在に形成されたフレーム3:前記両柱1、
    1間の幅4が、ボンネットタイプの自動車の幅5より大
    きく形成されている前記フレーム3:前記各柱1、1に
    それぞれ上下方向に形成されたガイド6、6;該両ガイ
    ド6、6のうちの一方に、上下動自在に、かつ回動不能
    係合させられた、弧状の係合部20及び後記昇降部材
    10を軸支する軸支部19を有する角度設定装置7:
    端部8を、他方のガイド6に、掛合部16aにより上下
    動自在に掛合させ、かつ該掛合部16aに対し回動自在
    に軸支させ、他端部9を、前記角度設定装置7の軸支部
    19に回動自在に軸支させた昇降部材10:前記角度設
    定装置7の弧状の係合部20に、被係合部21a及び固
    定部材22により移動及び固定自在に設けられた、前記
    昇降部材10のハンドル21:前記昇降部材10に、
    記昇降部材10の軸方向と交わる方向に移動及び固定自
    在に設けられた、自動車のフードに係止する係止部12
    を有するアーム11;前記フレーム3に設けられた、前
    記昇降部材10を上下に移動させる上下動装置13;か
    ら成ることを特徴とするフードチェンジャ。
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