JPH0629170Y2 - バスのスペアタイヤ格納装置 - Google Patents

バスのスペアタイヤ格納装置

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Publication number
JPH0629170Y2
JPH0629170Y2 JP9007889U JP9007889U JPH0629170Y2 JP H0629170 Y2 JPH0629170 Y2 JP H0629170Y2 JP 9007889 U JP9007889 U JP 9007889U JP 9007889 U JP9007889 U JP 9007889U JP H0629170 Y2 JPH0629170 Y2 JP H0629170Y2
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JP
Japan
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tire
lifter
trunk
spare tire
pedestal
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Expired - Lifetime
Application number
JP9007889U
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JPH0328984U (ja
Inventor
道夫 丸谷
賢一 奥村
Original Assignee
アイ・ケイ・コーチ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体の側方へ開口するトランクを客室の床下
に設けたバスのスペアタイヤ格納装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、バスのスペアタイヤ格納装置としては、スペアタ
イヤ(予備タイヤ)を床下に水平に取付ける、いわゆる
スペアタイヤハンガーが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、最近のバスにおいては、客室の床下に車
体の側方へ開口するトランク(荷物室)を設けることが
多くなり、車両と路面との間隙が小さくなってスペアタ
イヤを床下に取付けることが困難となっている。
このため、スペアタイヤをトランク内に格納することが
考えられているが、トランク内に水平に取付けると荷物
の収容が少なくなる一方、重量が大きい(大型バスのも
のでは、100kg程度)ためにトランクに対する出入れが
困難となる不都合がある。
そこで、本考案は、トランクへの荷物の収容を低減する
ことがなく、かつトランクに対するスペアタイヤの出入
れを容易にし得るバスのスペアタイヤ格納装置の提供を
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本考案のバスのスペアタイヤ
格納装置は、車体の側方へ開口するトランクを客室の床
下に設けたバスにおいて、トランクの床上に車幅方向へ
取付けられ、垂直なスペアタイヤの下部を収容するチャ
ンネル状のタイヤ受台と、タイヤ受台の外端部に連ねて
トランク開口部の床上に一端部を枢着され、スペアタイ
ヤをトランク開口縁と協働して載置して昇降するタイヤ
リフターと、タイヤリフターの他端部に取外し可能に連
設される補助レバーと、タイヤ受台上に収容されたスペ
アタイヤを固定するためにタイヤ受台の内端とこれに近
づけられたタイヤリフターの他端部との間に張設される
引張棒とを備えたものである。
〔作用〕
上記手段においては、タイヤ受台の内端部とこれに近づ
けられたタイヤリフターの他端部との間に引張棒を張設
することにより、スペアタイヤがタイヤ受台上において
車幅方向を向いて垂直に固定される。
又、タイヤリフターの他端部に連設した補助レバーを昇
降することにより、トランク開口縁とタイヤリフターと
に跨がって載置されたスペアタイヤが挺子の原理で昇降
する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1図、第2図はバスのスペアタイヤ格納装置の正面
図、平面図である。
図中1はバスの車体2の側方へ開口するトランクで、客
室3の床4下に設けられ、平行リンク機構によって側面
と平行に昇降するトランク扉(共に図示せず)によって
開口部5を閉鎖可能に設けられている。トランク1の床
6上には、垂直な状態のスペアタイヤ7の下部を収容す
るチャンネル状のタイヤ受台8が車幅方向(両図におい
ては左右方向)に配置して取付けられている。
又、トランク1の開口部5の床6上には、スペアタイヤ
7をトランク1の開口縁と協働して載置して昇降するタ
イヤリフター9の一端部(両図においては左端部)が、
タイヤ受台8の外端部に連ねて枢着されている。タイヤ
リフター9は、タイヤ受台8の溝幅と同程度に離隔して
トランク1の開口部5の床6に取付けた1対の取付金具
10と、パイプ材によりスペアタイヤ7の直径より適宜に
短い底辺を有する2等辺三角形状に形成され、底辺の一
端部側に設けられたブラケット11により各取付金具10に
ピン12を介して枢着された1対の枠体13と、各枠体13の
底辺の他端部側に設けられたブラケット14間に介装した
ローラ15と、各枠体13の底辺の他端部を延長して設けた
補助レバー連結部16と、後述する引張棒の端部を係止す
るため、各枠体13の底辺の他端部側に設けられた係止片
17とから構成されている。
上記タイヤリフター9の補助レバー連結部16には、スペ
アタイヤ7を昇降する際のタイヤリフター9の回動を容
易とする補助レバー18が取外し可能に連設されている。
補助レバー18は、第3図に詳記するように、タイヤリフ
ター9のパイプ材に挿入可能なパイプ材をU字状に屈曲
し、かつ両端部付近を連結した矩形状に設けられてお
り、その両端部には、これらの部分のタイヤリフター9
の補助レバー連結部16に対する差込みの位置決めをする
ストッパリング19が嵌着されている。又、補助レバー18
の両端部付近を連結する連結杆には、タイヤリフター9
の補助レバー連結部16と連結した際に挿着される抜止め
ピン20がチェーン21によって取付けられている。
一方、タイヤ受台8の内端部(第1図、第2図において
は左端部)の両側には、V字状の受材22がそれぞれ両端
部を介して固着されており、各受材22には、引張棒23が
一端部に設けたリング部23aを介して連結されている。
引張棒23は、タイヤ受台8上に収容されたスペアタイヤ
7を固定するために、タイヤ受台8の内端部とこれに近
づけられたタイヤリフター9の他端部との間に張設され
るもので、その他端部は、タイヤリフター9の係止片17
に設けた切欠き17aに係合可能に設けられ、かつこの部
分を上記係止片17に係止する蝶ナット24が螺合可能な螺
子部23bに形成されている。
なお、第1図において25は客室3の中央に設けられた通
路、26は通路25の床下に設けられる配管(図示せず)の
カバーで、27はカバー26の切欠き部を覆う切欠きカバー
である。
上記構成のスペアタイヤ格納装置によりスペアタイヤ7
をトランク1に格納するには、まず、第1図、第2図に
示すように、ピン12を中心としタイヤリフター9を右回
りに回動し、そのローラ15を接地する。ついで、スペア
タイヤ7を転がし、車体2と直角な状態でタイヤリフタ
ー9のローラ15を乗り越えさせてトランク1の開口縁と
ローラ15との上にスペアタイヤ7を載置する。
次に、タイヤリフター9を補助レバー連結部16に補助レ
バー18の端部を挿入し、かつ抜止めピン20を挿着してタ
イヤリフター9と補助レバー18とを連結した後、補助レ
バー18を押し上げてスペアタイヤ7を自重によってタイ
ヤ受台8内に移動する。補助レバー18をタイヤリフター
9と共に一旦下ろしてタイヤリフター9から取り去った
後、タイヤリフター9をピン12を中心として再度押し上
げてそのローラ15をスペアタイヤ7に当接する。
最後に、第4図、第5図に示すように、引張棒23の螺子
部23bをタイヤリフター9の係止片17の切欠き17aに係合
させ、かつ螺子部23bに蝶ナット24を螺合させて引張棒2
3をタイヤ受台8の内端部とタイヤリフター9の他端部
との間に張設する。
格納されたスペアタイヤ7を車外に取出すには、上述し
た操作手順を逆に行う。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、タイヤ受台の内端部とこ
れに近づけられたタイヤリフターの他端部との間に引張
棒を張設することにより、スペアタイヤがタイヤ受台上
において車幅方向を向いて垂直に固定されるので、トラ
ンクに対する荷物の収容を低減することがなく、かつそ
の出入れも容易に行うことができる。
又、タイヤリフターの他端部に連設した補助レバーを昇
降することにより、トランク開口縁とタイヤリフターと
に跨がって載置されたスペアタイヤが挺子の原理で昇降
するので、トランクに対するスペアタイヤの出入れを容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図、第2図は
バスのスペアタイヤ格納装置の正面図、平面図、第3図
は補助レバーの平面図、第4図、第5図はそれぞれ第1
図におけるIV−IV線矢視図、V−V線矢視図である。 1……トランク、2……車体 3……客室、4……床 5……開口部、6……床 7……スペアタイヤ、9……タイヤリフター 12……ピン、15……ローラ 17……係止片、18……補助レバー 23……引張棒、24……蝶ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の側方へ開口するトランクを客室の床
    下に設けたバスにおいて、トランクの床上に車幅方向へ
    取付けられ、垂直なスペアタイヤの下部を収容するチャ
    ンネル状のタイヤ受台と、タイヤ受台の外端部に連ねて
    トランク開口部の床上に一端部を枢着され、スペアタイ
    ヤをトランク開口縁と協働して載置して昇降するタイヤ
    リフターと、タイヤリフターの他端部に取外し可能に連
    設される補助レバーと、タイヤ受台上に収容されたスペ
    アタイヤを固定するためにタイヤ受台の内端部とこれに
    近づけられたタイヤリフターの他端部との間に張設され
    る引張棒とを備えたことを特徴とするバスのスペアタイ
    ヤ格納装置。
JP9007889U 1989-07-31 1989-07-31 バスのスペアタイヤ格納装置 Expired - Lifetime JPH0629170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007889U JPH0629170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 バスのスペアタイヤ格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007889U JPH0629170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 バスのスペアタイヤ格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0328984U JPH0328984U (ja) 1991-03-22
JPH0629170Y2 true JPH0629170Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31639621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9007889U Expired - Lifetime JPH0629170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 バスのスペアタイヤ格納装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3039126B1 (fr) * 2015-07-21 2019-05-31 Renault S.A.S. Structure de support d'une roue de secours embarquee dans un vehicule automobile

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JPH0328984U (ja) 1991-03-22

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