JPH0741188Y2 - 折り畳み回転装置 - Google Patents

折り畳み回転装置

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JPH0741188Y2
JPH0741188Y2 JP1991081343U JP8134391U JPH0741188Y2 JP H0741188 Y2 JPH0741188 Y2 JP H0741188Y2 JP 1991081343 U JP1991081343 U JP 1991081343U JP 8134391 U JP8134391 U JP 8134391U JP H0741188 Y2 JPH0741188 Y2 JP H0741188Y2
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JP
Japan
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cover
case body
shaft fixing
hinge
fixing portion
Prior art date
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JP1991081343U
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JPH0533581U (ja
Inventor
林 正 夫 小
井 織 雄 吉
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯電話装置等に使用
される折り畳み回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の折り畳み回転装置の構成を
示している。図2において、21は本体ケース、22は
カバーである。23はカバー22の一端部に設けられた
パイプ状の軸固定部であり、その両側にパイプ状のヒン
ジ軸24,25の一端部が挿入固定される。26は捩り
コイルばねであり、一方のヒンジ軸24の内部に収容さ
れ、それぞれの端部が本体ケース21とカバー22とに
係止されて両者の開閉動作を補助する。27,28はケ
ース本体21の一端部両側に設けられたヒンジ軸受けで
あり、それぞれヒンジ軸24,25に回動可能に嵌合す
る。29はカバー22内部から軸固定部23および他方
のヒンジ軸25の内部を通ってケース本体21側に引き
出される配線材料であり、ケース本体21およびカバー
22に設けられたそれぞれの電気回路を接続する。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
ケース本体21とカバー22との開閉動作は、ケース本
体21のヒンジ軸受け27,28とカバー22のヒンジ
軸24,25との嵌合により行なわれる。ケース本体2
1とカバー22とを閉じると、捩りコイルばね26が巻
き締められ、この状態でケース本体21とカバー22と
の開閉がロックされる。このロックを解除すると、巻き
締められた捩りコイルばね26の復力によりケース本
体21とカバー22とが開く。この開閉動作の間、ケー
ス本体21とカバー22とにおける電気回路を接続する
配線材料29は、カバー22のヒンジ軸受23および他
方のヒンジ軸25の内部を通されているので、屈曲等に
よる応力を受けることがない。
【0004】このように、上記従来の折り畳み回転装置
でも、ケース本体とカバーのそれぞれの電気回路を接続
する配線材料の引き回しをうまく行ないながら、ケース
本体とカバーとをヒンジ結合することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の折り畳み回転装置では、ヒンジ軸24,25を中空
にし、その内部に捩りコイルばね26や配線材料29を
通すため、必然的にヒンジ軸ないしはヒンジ部の径が大
きくなってしまい、装置全体を薄型化、小型化するのが
難しいという問題があった。
【0006】本考案は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ヒンジ部の径を小さくすることができる
優れた折り畳み回転装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、カバーに設けるヒンジ軸を固定するため
の軸固定部を、カバーの一端部両側に設けてその間の部
分を空間とし、その空間部分に捩りコイルばねおよび配
線材料を軸固定部と一直線上に配設するようにしたもの
である。
【0008】
【作用】本考案は、上記構成により、ヒンジ軸と捩りコ
イルばねおよび配線材料とが重ならないので、ヒンジ軸
および軸固定部の径を小さくすることができ、装置全体
の薄型化、小型化を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、1はケース本体、2はカバーであ
り、互いに一端部を開閉可能にヒンジ結合される。3,
4はカバー2の一端部両側に設けられた軸固定部であ
る。5,6はそれぞれ軸固定部3,4の外側に挿入固定
されるヒンジ軸である。7はケース本体1とカバー2と
の開閉を補助する捩りコイルばねであり、一方の軸固定
部3の内側に配設されている。8はケース本体1とカバ
ー2の電気回路を接続する配線材料であり、カバー2の
一端部の周壁に形成された穴9から引き出され、他方の
軸固定部4の内側からケース本体1に向けて配設され
る。上記のようにヒンジ軸5、6と、捩りコイルばね7
と、配線材料8とがケース本体1へ取り付けられている
ため、捩りコイルばね7と配線材料8とは、軸固定部3
と軸固定部4との間において、これらの軸固定部3、4
と一直線上に配置されることになる。また、10,11
はケース本体1の一端部の両外側に設けられたヒンジ軸
受けであり、ヒンジ軸5,6に回動可能に嵌合する。1
2は捩りコイルばね7および配線材料8を収容し、ヒン
ジ軸受け10,11および軸固定部3,4と一体感を出
すための飾り部材である。
【0010】次に上記実施例の動作について説明する。
ケース本体1とカバー2との開閉動作は、ケース本体1
のヒンジ軸受け10,11とカバー2のヒンジ軸5,6
との嵌合により行なわれる。ケース本体1とカバー2と
を閉じると、捩りコイルばね7が巻き締められ、この状
態でケース本体1とカバー2との開閉がロックされる。
このロックを解除すると、巻き締められた捩りコイルば
ね7の復力によりケース本体1とカバー2とが開く。
この開閉動作の間、ケース本体1とカバー2とにおける
電気回路を接続する配線材料8は、軸固定部3と4の間
に配設されているので、屈曲等による応力を受けること
がない。
【0011】このように、上記実施例によれば、捩りコ
イルばね7と配線材料8とを軸固定部3,4の内側にお
いて、これらの軸固定部3,4と一直線上に配設したの
で、軸固定部3,4およびヒンジ軸5,6の径を小さく
することができ、装置全体を薄型化、小型化することが
できる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上記実施例から明らかなよう
に、一端部を開閉可能にヒンジ結合されるケース本体と
カバーとを備え、カバーの一端部両側に軸固定部を設
け、それぞれの軸固定部の外側にヒンジ軸を挿入固定す
るとともに、それぞれの軸固定部の内側にケース本体と
カバーとの開閉を補助する捩りコイルばねおよびケース
本体とカバーのそれぞれの電気回路を接続する配線材料
を、軸固定部3、4と一直線上に配設し、ケース本体の
一端部両側には、カバーのヒンジ軸に回動可能に嵌合す
るヒンジ軸受けを設けたので、ヒンジ軸と捩りコイルば
ねおよび配線材料とが重なることがなく、したがってヒ
ンジ軸と軸固定部との径を小さくすることができ、装置
全体を薄型化、小型化することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す折り畳み回転装置の分
解斜視図
【図2】従来の折り畳み回転装置の分解斜視図
【符号の説明】 1 ケース本体 2 カバー 3,4 軸固定部 5,6 ヒンジ軸 7 捩りコイルばね 8 配線材料 9 穴 10,11 ヒンジ軸受け 12 飾り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/02 C H04Q 7/32 H05K 7/00 T 9266−4E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を開閉可能にヒンジ結合されるケ
    ース本体とカバーとを備え、前記カバーの一端部両側に
    軸固定部を設け、それぞれの軸固定部の外側にヒンジ軸
    を挿入固定するとともに、それぞれの軸固定部の内側に
    ケース本体とカバーとの開閉を補助する捩りコイルばね
    およびケース本体とカバーのそれぞれの電気回路を接続
    する配線材料を軸固定部と一直線上に配設し、前記ケー
    ス本体の一端部両側には、前記カバーのヒンジ軸に回動
    可能に嵌合するヒンジ軸受けを設けたことを特徴とする
    折り畳み回転装置。
JP1991081343U 1991-10-07 1991-10-07 折り畳み回転装置 Expired - Fee Related JPH0741188Y2 (ja)

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JPH0533581U JPH0533581U (ja) 1993-04-30
JPH0741188Y2 true JPH0741188Y2 (ja) 1995-09-20

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JP2006329408A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Kyocera Corp 接続部材及び電子機器

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