JPH0533581U - 折り畳み回転装置 - Google Patents

折り畳み回転装置

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JPH0533581U
JPH0533581U JP081343U JP8134391U JPH0533581U JP H0533581 U JPH0533581 U JP H0533581U JP 081343 U JP081343 U JP 081343U JP 8134391 U JP8134391 U JP 8134391U JP H0533581 U JPH0533581 U JP H0533581U
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JP
Japan
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cover
case body
hinge
shaft fixing
shaft
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林 正 夫 小
井 織 雄 吉
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話装置等における折り畳み回転装置の
ヒンジ部の径を小さくし、装置全体の薄型化、小型化を
図ること。 【構成】 一端部を開閉可能にヒンジ結合されるケース
本体1とカバー2とを備え、カバー2の一端部両側に軸
固定部3,4を設け、それぞれの軸固定部3,4の外側
にヒンジ軸5,6を挿入固定するとともに、それぞれの
軸固定部3,4の内側にケース本体1とカバー2との開
閉を補助する捩りコイルばね7およびケース本体1とカ
バー2のそれぞれの電気回路を接続する配線材料8を配
設し、ケース本体1の一端部両側には、カバー2のヒン
ジ軸5,6に回動可能に嵌合するヒンジ軸受け10,1
1を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯電話装置等に使用される折り畳み回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の折り畳み回転装置の構成を示している。図2において、21は本 体ケース、22はカバーである。23はカバー22の一端部に設けられたパイプ 状の軸固定部であり、その両側にパイプ状のヒンジ軸24,25の一端部が挿入 固定される。26は捩りコイルばねであり、一方のヒンジ軸24の内部に収容さ れ、それぞれの端部が本体ケース21とカバー22とに係止されて両者の開閉動 作を補助する。27,28はケース本体21の一端部両側に設けられたヒンジ軸 受けであり、それぞれヒンジ軸24,25に回動可能に嵌合する。29はカバー 22内部から軸固定部23および他方のヒンジ軸25の内部を通ってケース本体 21側に引き出される配線材料であり、ケース本体21およびカバー22に設け られたそれぞれの電気回路を接続する。
【0003】 次に上記従来例の動作について説明する。ケース本体21とカバー22との開 閉動作は、ケース本体21のヒンジ軸受け27,28とカバー22のヒンジ軸2 4,25との嵌合により行なわれる。ケース本体21とカバー22とを閉じると 、捩りコイルばね26が巻き締められ、この状態でケース本体21とカバー22 との開閉がロックされる。このロックを解除すると、巻き締められた捩りコイル ばね26の復原力によりケース本体21とカバー22とが開く。この開閉動作の 間、ケース本体21とカバー22とにおける電気回路を接続する配線材料29は 、カバー22のヒンジ軸受23および他方のヒンジ軸25の内部を通されている ので、屈曲等による応力を受けることがない。
【0004】 このように、上記従来の折り畳み回転装置でも、ケース本体とカバーのそれぞ れの電気回路を接続する配線材料の引き回しをうまく行ないながら、ケース本体 とカバーとをヒンジ結合することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の折り畳み回転装置では、ヒンジ軸24,25を中空 にし、その内部に捩りコイルばね26や配線材料29を通すため、必然的にヒン ジ軸ないしはヒンジ部の径が大きくなってしまい、装置全体を薄型化、小型化す るのが難しいという問題があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題を解決するものであり、ヒンジ部の径を小さ くすることができる優れた折り畳み回転装置を提供することを目的とするもので ある。
【0007】
【改題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、カバーに設けるヒンジ軸を固定するた めの軸固定部を、カバーの一端部両側に設けてその間の部分を空間とし、その空 間部分に捩りコイルばねおよび配線材料を配設するようにしたものである。
【0008】
【作用】
本考案は、上記構成により、ヒンジ軸と捩りコイルばねおよび配線材料とが重 ならないので、ヒンジ軸および軸固定部の径を小さくすることができ、装置全体 の薄型化、小型化を図ることができる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の構成を示すものである。図1において、1はケース 本体、2はカバーであり、互いに一端部を開閉可能にヒンジ結合される。3,4 はカバー2の一端部両側に設けられた軸固定部である。5,6はそれぞれ軸固定 部3,4の外側に挿入固定されるヒンジ軸である。7はケース本体1とカバー2 との開閉を補助する捩りコイルばねであり、一方の軸固定部3の内側に配設され ている。8はケース本体1とカバー2の電気回路を接続する配線材料であり、カ バー2の一端部の周壁に形成された穴9から引き出され、他方の軸固定部4の内 側からケース本体1に向けて配設される。10,11はケース本体1の一端部の 両外側に設けられたヒンジ軸受けであり、ヒンジ軸5,6に回動可能に嵌合する 。12は捩りコイルばね7および配線材料8を収容し、ヒンジ軸受け10,11 および軸固定部3,4と一体感を出すための飾り部材である。
【0010】 次に上記実施例の動作について説明する。ケース本体1とカバー2との開閉動 作は、ケース本体1のヒンジ軸受け10,11とカバー2のヒンジ軸5,6との 嵌合により行なわれる。ケース本体1とカバー2とを閉じると、捩りコイルばね 7が巻き締められ、この状態でケース本体1とカバー2との開閉がロックされる 。このロックを解除すると、巻き締められた捩りコイルばね7の復原力によりケ ース本体1とカバー2とが開く。この開閉動作の間、ケース本体1とカバー2と における電気回路を接続する配線材料8は、軸固定部3と4の間に配設されてい るので、屈曲等による応力を受けることがない。
【0011】 このように、上記実施例によれば、捩りコイルばね7と配線材料8とを軸固定 部3,4の内側に配設したので、軸固定部3,4およびヒンジ軸5,6の径を小 さくすることができ、装置全体を薄型化、小型化することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上記実施例から明らかなように、一端部を開閉可能にヒンジ結合さ れるケース本体とカバーとを備え、カバーの一端部両側に軸固定部を設け、それ ぞれの軸固定部の外側にヒンジ軸を挿入固定するとともに、それぞれの軸固定部 の内側にケース本体とカバーとの開閉を補助する捩りコイルばねおよびケース本 体とカバーのそれぞれの電気回路を接続する配線材料を配設し、ケース本体の一 端部両側には、カバーのヒンジ軸に回動可能に嵌合するヒンジ軸受けを設けたの で、ヒンジ軸と捩りコイルばねおよび配線材料とが重なることがなく、したがっ てヒンジ軸と軸固定部との径を小さくすることができ、装置全体を薄型化、小型 化することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す折り畳み回転装置の分
解斜視図
【図2】従来の折り畳み回転装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 ケース本体 2 カバー 3,4 軸固定部 5,6 ヒンジ軸 7 捩りコイルばね 8 配線材料 9 穴 10,11 ヒンジ軸受け 12 飾り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/02 C 9077−5K H05K 7/00 T 7819−4E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を開閉可能にヒンジ結合されるケ
    ース本体とカバーとを備え、前記カバーの一端部両側に
    軸固定部を設け、それぞれの軸固定部の外側にヒンジ軸
    を挿入固定するとともに、それぞれの軸固定部の内側に
    ケース本体とカバーとの開閉を補助する捩りコイルばね
    およびケース本体とカバーのそれぞれの電気回路を接続
    する配線材料を配設し、前記ケース本体の一端部両側に
    は、前記カバーのヒンジ軸に回動可能に嵌合するヒンジ
    軸受けを設けたことを特徴とする折り畳み回転装置。
JP1991081343U 1991-10-07 1991-10-07 折り畳み回転装置 Expired - Fee Related JPH0741188Y2 (ja)

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JPH0533581U true JPH0533581U (ja) 1993-04-30
JPH0741188Y2 JPH0741188Y2 (ja) 1995-09-20

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ID=13743725

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004109849A1 (ja) * 2003-06-03 2004-12-16 Sanyo Electric Co., Ltd. 折り畳み可能なアンテナ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4708092B2 (ja) * 2005-05-30 2011-06-22 京セラ株式会社 電子機器

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JPS58169931A (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法
JPS6265775A (ja) * 1985-09-14 1987-03-25 Toyota Motor Corp 金属部材の合成樹脂粉末コ−テイング方法
JPS63299399A (ja) * 1987-05-29 1988-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転支持装置

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