JPH0741163A - 回転式炉内コンベア - Google Patents

回転式炉内コンベア

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JPH0741163A
JPH0741163A JP6116018A JP11601894A JPH0741163A JP H0741163 A JPH0741163 A JP H0741163A JP 6116018 A JP6116018 A JP 6116018A JP 11601894 A JP11601894 A JP 11601894A JP H0741163 A JPH0741163 A JP H0741163A
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JP
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conveyor
article
ring
shaped structure
carry
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JP6116018A
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English (en)
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Andrew E Mojden
エリック モイデン アンドリュー
Miroslav W Vejchoda
ウイリアム ヴェイチョダ ミロスラフ
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Fleetwood Systems Inc
Original Assignee
Fleetwood Systems Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B15/00Machines or apparatus for drying objects with progressive movement; Machines or apparatus with progressive movement for drying batches of material in compact form
    • F26B15/02Machines or apparatus for drying objects with progressive movement; Machines or apparatus with progressive movement for drying batches of material in compact form with movement in the whole or part of a circle
    • F26B15/08Machines or apparatus for drying objects with progressive movement; Machines or apparatus with progressive movement for drying batches of material in compact form with movement in the whole or part of a circle in a vertical plane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/2009Magnetic retaining means
    • B65G21/2018Magnetic retaining means for retaining the load on the load-carrying surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G29/00Rotary conveyors, e.g. rotating discs, arms, star-wheels or cones
    • B65G29/02Rotary conveyors, e.g. rotating discs, arms, star-wheels or cones for inclined or vertical transit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 床面積を減少し、エネルギ消費量を減少させ
る小型炉12の使用を可能にしながら、高速で缶エンド
の硬化処理を行う回転式炉内コンベアを提供する。 【構成】 物品15の連続した流れを受け、物品を起立
して相互に離間した状態で、選択可能な所定時間搬送し
て、物品に塗布されたコーティングの炉内硬化処理を容
易とする回転式炉内コンベアであって、軸線を規定する
とともに、物品の断面径に対して大きい径を有する輪状
構造10と、軸線を中心に回転可能に取り付けるフレー
ムと、軸線を中心に回転駆動する駆動手段と、輪状構造
の外周に物品の一部を包囲するように収容する物品収容
部を規定する物品受け入れ手段と、物品収容部に隣接し
て取り付けられ、物品収容部内の物品を起立状態で、相
互に離間し、輪状構造の外周より放射方向外向きに突出
させて保持する磁石手段とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的には物品取扱
技術に関し、より詳述すれば、新規で、改良された回転
式炉内コンベアに関する。本発明の回転コンベアは、他
の用途にも使用可能であると考えられるが、以下の説明
は、缶エンドに予め塗布されるコーティングを所定時
間、加熱空気にさらすことにより硬化させる炉内処理等
の処理工程において、複数の缶エンド等の物品を搬送す
る特定の用途に関して詳述する。
【0002】
【従来の技術】近年の缶エンド製造作業においては、大
量の缶エンドが、比較的高速で、処理され、製造され
る。大量生産による経済性を得るためには、缶エンド
を、正確で、かつ効率的に取り扱うことが重要である。
この点に関して、缶エンドは、製造作業中に、しばしば
一つの作業位置から次の作業位置に、面方向に整列され
た状態で、ほぼ連続した流れとして搬送される。ある場
合には、缶エンドを平坦に並べた状態で取り扱うことが
必要となる。これは、例えば、ある要領で缶エンドの操
作または処理される表面を露出するために必要となる。
缶エンドを、面を対向させて整列した状態から、周縁を
突き合わせて平坦に並列された状態に並べ替えるため
に、種々のコンベア装置が用いられており、並列された
缶エンドは、コンベアベルト等によって、他の処理作業
位置を通って搬送される。
【0003】特に、適当なアルミニウム又は他の金属材
料またはブランクから缶エンドを形成する初期の打ち抜
き工程のあとに、しばしば破断開口部を缶エンドに形成
する作業が行われ、この作業は、しばしば所望の形状の
開口に沿ってスコーリングすることにより行われ、次い
でプルリングやプルタブ等の把持部の取付が行われる。
後者の把持部は、多くの場合把持部と缶エンドの双方に
貫通するリベットにより行われる。
【0004】このスコーリング及びタブ又はリングの取
付に続いて、缶エンドの製品側を「補修」するために適
当な材料のコーティングを施すことがしばしば行われ
る。これは、例えば、缶エンドによる密封を確実とし、
スコーリングやリング又はタブの取付によって生じる僅
かな通気やシール不全を補修するために行われる。ま
た、最終エンドユーザーにおける必要に応じて、例えば
食品や飲料もしくは他の特定のコーティングを必要とす
る内容物等に使用する等の種々の用途において缶の内面
をライニングすることが適当である場合等に、種々のコ
ーティングが施される。
【0005】こうしたコーティングは、粉末状または液
状のスプレにより塗布することができ、缶エンドに他の
処理を行う前に、塗布後の熱硬化期間がしばしば必要と
なる。次いで、缶エンドは、コーティング又はスプレす
る作業に続いて比較的大きなクッキー(cookie)型の炉を
通って平坦に並列された状態で搬送される。炉を通過す
るコンベアの速度、炉の全長及び炉内の温度は、缶エン
ドが炉内を移動中に適正な硬化が確実に行われ、単位時
間当たりに処理される缶エンドの数が所望の数となるよ
うに選択される。
【0006】
【発明の解決しようとする問題点】しかしながら、こう
した形式の炉を使用することにより種々の問題や欠点が
生じる。例えば、比較的長い「クッキー」型炉は、大量
の熱エネルギを消費するため、缶エンドの処理作業は多
大なエネルギ生成費用を要するものとなる。さらに、こ
の種の炉は、比較的大きく、比較的長く(例えば20フ
ィート程度またはそれ以上)、従って、処理プラント内
において比較的大きな床面積を占有する結果となる。床
面積は、こうした作業においては、重要であり、床面積
の増加は設備費用を大幅に増加させ、処理作業全体のコ
ストを上昇させる結果となる。さらに、缶エンドのコー
ティングを硬化させるために製品側面を露出させた状態
で、長時間にわたり、信頼性があり、かつ制御可能な速
度で炉を通って確実に缶エンドを搬送するコンベアを構
成することは、困難なものとなっている。多くのゴムや
ゴムに類するベルトまたはコンベア材料は、硬化炉の温
度での長時間の連続運転に耐えることが出来ない。この
点に関して、コーティングを施した面を十分に曝露する
ために、缶エンドを平坦に並列された状態で搬送するこ
とが必要であると考えられている。
【0007】さらに、缶を直立または周縁で立った状態
で、かつ相互に離間した状態で搬送するコンベアを構成
することも困難である。例えば、缶エンドをコンベアに
対して直立または周縁で立った状態で搬送するために
は、缶エンドの周縁の二点で支持することが必要であ
る。しかしながら、硬化炉の長さが比較的長いため、二
つの支持ベルト間を正確に対称位置に保持することが困
難なものとなっており、缶エンドが傾斜したり、整列不
良を引き起こしたり、ベルトから離脱する可能性があ
り、炉から脱出する際に面同士を対向させた整列状態に
再スタックし得ない場合がある。比較的高速で行われる
取扱中に、一又は複数の缶エンドが逸脱すると、多大な
悪影響を生じる結果となる。例えば、缶エンドが逸脱す
ると、装置の詰まりを生じたり、装置に故障が発生する
原因となる可能性がある。僅かな数の缶エンドが逸脱し
た場合、大量の缶エンドに同様の逸脱を生じる可能性が
ある。ダウン時間に続く、清掃、補修等の作業には、多
大な費用がかかり、所望の効率を大きく低下させて、大
量、高速処理の経済性を悪化させる結果となる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記の従来技術
における問題及び欠点を解消することが出来る新規で、
改良された回転式炉内コンベアを提供することにある。
【0009】本発明のもう一つの目的は、所要の床面積
を大幅に減少し、従来使用されていた炉に比べてエネル
ギ消費量を大幅に減少させる比較的小型の炉の使用を可
能にしながら、缶エンドの硬化処理を比較的高速で確実
に行うことが出来る回転式炉内コンベアを提供すること
にある。
【0010】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、缶エンド等の物品の連続した流れを受
け、該物品を起立して相互に離間した状態で、選択可能
な所定時間搬送して、前記物品に予め塗布されたコーテ
ィングの炉内硬化等の処理を容易とする回転式炉内コン
ベアであって、軸線を規定するとともに、物品の断面径
に対して大幅に大きい径を有する輪状構造と、前記輪状
構造を前記軸線を中心に回転可能に取り付ける取付手段
と、前記輪状構造を前記軸線を中心に回転駆動する駆動
手段と、前記輪状構造に取り付けられ、該輪状構造の外
周に物品の一部を包囲するように収容する物品収容部を
規定する物品受け入れ手段と、前記輪状構造の前記物品
収容部に隣接して取り付けられ、前記物品収容部内の物
品を起立状態で、相互に離間し、輪状構造の外周より放
射方向外向きに突出させて保持する磁石手段とにより構
成される。
【0011】なお、好ましくは、前記物品の流れを、ぎ
っしり詰めた状態で前記輪状構造に供給する搬入コンベ
ア手段を付設すること、また、物品を前記輪状構造から
回収し、面方向に整列した状態で積層する搬出コンベア
手段を付設することも可能である。
【0012】前記搬入コンベア手段及び前記搬出コンベ
ア手段が、前記輪状構造に関して、輪状構造の回転方向
に実質的に270度離間して設けられること、また、前
記物品受け入れ手段が、前記輪状構造の外周に取り付け
られかつ前記物品収容部を規定する相互に離間した内向
き面を持った一対の環状保持部材で構成されること、さ
らに、前記磁石手段が、輪状構造の外周に配置されかつ
実質的に連続した環状の磁石構造を形成する複数の磁石
要素で構成されること、またさらに、前記複数の磁石要
素が、前記輪状構造の軸に対して軸方向の列として配置
され、前記輪状構造の外周を一列に並んだグループの状
態で横断し、それによって、前記輪状構造の外周に関し
て延びた磁石要素の軸方向に延びる多数の列を定めるよ
うに構成されることも可能である。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。まず、図1乃至図3について説明すれば、
本発明による回転式炉内コンベア10は、硬化炉12内
に配置される。コンベアには、搬入コンベア14と搬出
コンベア16が設けられ、搬入コンベア14は、缶エン
ドに適当な粉末状又は液状のコーティング剤を塗布する
コーティング又はスプレ装置から缶エンド15を受ける
一方、搬出コンベア16は、炉12内で熱処理され、硬
化した缶エンド15を受け取り、それを他の処理のため
に他の装置(図示せず)に送出する。作業員18は、搬
入コンベア14と搬出コンベア16を、オペレータ作業
位置又は作業台19から監視する。さらに、搬入コンベ
ア14と搬出コンベア16に沿った適当な位置にジャム
センサ21を設けて、コンベアによる搬送中に生じた缶
エンドの詰まりやジャムを検出することも可能である。
【0014】図2に最も良く示されているように、搬入
コンベア14は、缶エンド15が面方向に整列された状
態で搬送される第一のコンベア部14aを有している。
回転ドラム式ユニット20は、各個の缶エンドを第一の
コンベア部14aの出口から取り出して、缶エンド15
を適当なベルト等により平坦に並列した状態にして第二
の搬入コンベア部14bに送る。ドラムユニット20
は、複数の選択的に磁化されたヘッド22を有してお
り、このヘッドは、コンベア部14aの出口から缶エン
ドを取り出すために励起され、缶エンドをコンベア部1
4bに投入するために消磁される。負圧型ヘッド等の他
の手段をヘッド22として用いることが可能であり、適
当な負圧または吸引により同様に付勢、去勢することが
出来る。缶エンド15の流れを、コンベア部14aにお
ける面方向に整列された状態からコンベア部14bにお
ける平坦に並列された状態に変換するために、本発明の
範囲を逸脱することなく他の手段を用いることが出来
る。
【0015】搬出コンベア16は、回転コンベア10の
出口又は排出端から缶エンド15を受け取り、再スタッ
ク及び搬出機構又は装置24によりこの缶エンドを面方
向に整列した状態に再スタックする。この装置24は、
一対の平行な回転コンベア26、27で構成することが
可能であり、缶エンド15はこれらのコンベア26、2
7間に係合し、矢印で示された方向に前進させられる。
【0016】取付手段又はフレーム28には、回転コン
ベア10が回転可能に取り付けられる。これと協動する
ように、モータ31と駆動リンク32を有する駆動手段
又は駆動装置30が、シャフト34に結合され、一方こ
のシャフト34は、回転コンベア10のハブ部36に回
転不能にキー結合されている。この回転コンベア10
は、拡大された輪または輪状構造として示されている。
【0017】なお、拡大された輪構造の回転コンベア1
0は、缶エンドの横断径または直径よりもはるかに大き
い径を有している。回転輪構造の回転コンベア10の径
と、モータ30及び駆動リンクの回転速度は、缶エンド
15が搬入コンベア部14bの出口部と搬出コンベア1
6の入口部間で搬送される間に、缶エンド15に塗布さ
れたコーティング材が硬化するのに十分な所定の時間の
間、缶エンドが確実に炉内に滞在するように選定され
る。これに関して、回転コンベアは、図2に矢印で示す
ように反時計回り方向に回転する。従って、回転コンベ
アの径は、処理時間の間保持するように選定される。
【0018】図4乃至図7に関して説明すれば、輪状構
造の回転コンベア10は、缶エンドを、搬入コンベア1
4と搬出コンベア16の間において、放射方向外向きに
直立し、又は「周縁で立った」状態で、相互に離間した
状態で保持するような形状に構成される。好ましくは、
搬入コンベア14b及び搬出コンベア16は、回転方向
に270度以上離間した位置で、回転コンベア10に連
絡するように配置される。これは、缶エンド15が、回
転コンベア10上で、放射方向外向きで、かつ相互に離
間して保持されて炉12内を移動する時間を最大とする
ことを意図するものであり、所定の時間内に、出来る限
り多くの数の缶エンドを収容するように構成される。他
の方法としては、搬入コンベア14bと搬出コンベア1
6は、輪状構造の回転コンベア10の径をなるべく小と
するとともに、搬入コンベア14bと搬出コンベア16
との間に収容される缶エンドの数を最大とするために、
出来る限り近接して配置される。これにより、選択され
た炉の温度とモータ31による選択された回転コンベア
10の回転速度において、缶エンドを循環する高温空気
に曝露する時間を最大として、コーティングの硬化時間
を最大とすることが出来る。すなわち、これら後者の二
つの要素、温度及び回転速度は、回転コンベア10の選
択された径において、最適となるように選択される。
【0019】図示の実施例において、回転コンベア10
は、好ましくは、4フィート程度の外径を有している。
従って、炉12は、駆動装置30を含んで約6フィート
の長さ、高さ及び幅を必要とするものとなる。なお、本
発明の範囲を逸脱することなく、他の径を用いることが
可能である。これらの径の炉を用いることによりエネル
ギに対するコストを、従来技術において使用されている
クッキー型炉(20フィート程度の長さ)に比較して大
幅に削減することが出来る。また、この炉を用いること
により、本発明の回転コンベアの新規な形状により工場
内における作業面積を大幅に削減することが出来る。例
えば、1インチの空間において、4フィートの径の輪状
の回転コンベアは約110の缶エンドを収容することが
出来、搬入コンベアと搬出コンベア間の角度を約270
度離間させることが出来る。一枚ずつ平坦に並列した場
合には、2ー1/2インチ径の缶エンドを110枚収容
するために23フィートの長さが必要となる。
【0020】図5乃至図7には、本発明の回転式炉内コ
ンベアの詳細が示されている。図5にもっとも良く示さ
れているように、物品受け取り手段40が、回転コンベ
ア10に取り付けられており、缶エンドの一部を包囲し
て受け取る形状に形成された物品収容部42が、回転コ
ンベア10の外周に形成される。磁石手段又は装置44
4も、回転コンベア10の外周に物品収容部42に隣接
して取り付けられ、磁気により缶エンドを物品収容部4
2内に吸引し、回転コンベアの外周から放射方向外向き
に突出した状態で、缶エンドを直立または周縁で立った
状態で、相互に離間して保持する。物品受け取り手段4
0は、一対の管状保持部材40a及び40bで構成する
ことができ、これらの保持部材は、回転コンベア10の
外周に取り付けられ、相互に離間して内向きの面46、
48を持ち、この内向き面46、48により物品保持部
42が規定される。
【0021】磁石手段または装置44は、複数の磁石要
素50で構成され、回転コンベア10の外周に取り付け
られ、その周囲に実質的に連続した管状の磁石構造を形
成する。複数の同様の磁石要素50は、軸線方向(回転
コンベア10の回転軸に関して)の列として取付、配置
され、図5及び図7にもっとも良く示されているよう
に、回転コンベアの外周を横切って、並列のグループと
して整列される。各グループは、図6に最も良く示され
ているように、端部同士を対向させて、回転コンベアの
外周に沿って延びている。図6にもっとも良く示されて
いるように、図示の実施例において、磁石要素50は、
弓形に形成されている。
【0022】これらの磁石手段又は装置44は、一対の
ほぼ管状の外側磁極片又は磁石保持部材52、54を有
しており、これらは、回転コンベアの周囲に取り付けら
れ、磁石要素50を包囲するように延びている。これら
の磁極片52、54は、管状保持部材40a及び40b
を相互に衝合する形状に形成されている。 また、磁極
片52、54は、構造的に回転コンベア10に対して、
磁石要素50を所定位置に保持する保持手段として機能
する形状に形成される。これに関して、付加的な、ほぼ
管状の保持リング56が設けられ、適当なボルトまたは
他の適当な係止具58により回転コンベア10及び磁極
部材又は磁石保持手段54に固定されている。
【0023】磁石手段または装置44は、図示の実施例
においては、環状の内側極片60、62を有している。
これらの磁極片60、62は、磁石部材のそれぞれの間
に配置される。図示の実施例において、各軸線方向の列
の磁石部材は、中央の磁石50cの両側に位置する2対
の磁石部材50a及び50bに対して5つ設けられてい
る。磁石部材50a及び50bは、すべて同一の相対南
北磁極又は方向に配置されており、中央磁石部材50c
は、磁石部材50a及び50bの磁極の向きと逆の向き
に配置されている。
【0024】保持部材40a及び40bは、図5及び図
7に最も良く示されているように、好ましくはフェライ
ト磁性材料で形成され、これらの緊密に係合する磁極片
52及び54のそれぞれと同一の磁極を有している。従
って、それぞれの磁極及び磁束線は、図7に示されたよ
うになり、缶エンド15を励起してほぼ直立または周縁
で立った状態で、相互に離間して回転コンベアの外周部
に保持する。この直立状態または周縁で立った状態と、
缶エンド間を離間させることにより、缶エンドが回転コ
ンベア10により炉12内で搬入コンベア14bから搬
出コンベア16まで搬送される間における硬化を容易と
する。
【0025】さらに、軸線方向に延びるタイロッドまた
はボルト手段又は要素64が、磁石手段または装置を組
み立て状態に保持するために、回転コンベア10の外周
の離間した位置に設けられる。これらのタイロッド64
は、磁石部材50間に形成される、補完形状で、整列さ
れた貫通孔を通って、外側及び内側磁極片52、54及
び60、62に延びており、これらの要素を組み立て状
態に保持する。
【0026】上記の説明した回転式炉内コンベアは、缶
エンド等の物品を、缶エンドまたは他の物品を平坦に並
列した状態で搬送する第一または搬入側コンベアから受
け取る。炉内コンベアは、硬化炉内で回転するように取
り付けられ、物品を直立状態または周縁で立った状態
で、離間して保持して、硬化のための缶エンドの炉内の
加熱空気への曝露を容易とする。炉内コンベアは、物品
を搬出装置まで搬送し、物品を面方向に整列させて再ス
タックする。好ましくは、搬出コンベアは、搬入コンベ
アから回転式炉内コンベアの回転方向に、少なくと27
0度離間して配置される。回転式炉内コンベアの回転速
度は、所望の硬化を確実に得るために十分な時間物品を
硬化炉内に保持するように選択される。
【0027】上記に本発明の特定の実施例を詳細に説明
したが、本発明は、種々の点において本発明の広義な範
囲を逸脱することなく種々に変更、変形可能であること
は自明である。従って、本発明の範囲は、実施例や特定
の構成に限定されるものではなく特許請求の範囲の記載
に従って規定されるべきものである。従って、特許請求
の範囲は、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけるすべ
ての変更、変形を包含するものである。
【0028】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、所要の床
面積を大幅に減少し、従来使用されていた炉に比べてエ
ネルギ消費量を大幅に減少させる比較的小型の炉の使用
を可能にしながら、比較的高速での缶エンドの硬化処理
を確実に行うことが出来る回転式炉内コンベアを提供す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転式炉内コンベアを用いる硬化
炉、及び、それとともに使用する搬入及び搬出装置を示
す平面図、
【図2】図1の2ー2線に沿った一部破断側面図、
【図3】図1の3ー3線からみた端面図、
【図4】本発明における回転コンベアの一部を搬入及び
搬出コンベアの一部とともに示す拡大斜視図、
【図5】図2の5ー5線に沿った断面図、
【図6】図5に示す構造をさらに詳細に示すために、一
部を取り除いた状態で示す側面図、
【図7】図5の一部分をさらに詳細に示す部分拡大図、
【符号の説明】
10 回転転式炉内コンベア 12 硬化炉 14 搬入コンベア 15 物品(缶エンド) 16 搬出コンベア 18 作業員 19 作業台 20 ドラムユニット 21 ジャムセンサー 22 磁化ヘッド 24 再スタック装置 26、27 一対のコンベヤ 28 フレーム 30 駆動装置 31 モータ 32 リンク 34 シャフト 36 ハブ部 40 物品受け入れ手段 42 物品収容部 50 磁石要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミロスラフ ウイリアム ヴェイチョダ アメリカ合衆国 60515 イリノイ州ダウ ナーズ クローヴ ワシントン ストリー ト 8022

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶エンド等の物品の連続した流れを受
    け、該物品を起立して相互に離間した状態で、選択可能
    な所定時間搬送して、前記物品に予め塗布されたコーテ
    ィングの炉内硬化等の処理を容易とする回転式炉内コン
    ベアであって、 軸線を規定するとともに、物品の断面径に対して大幅に
    大きい径を有する輪状構造と、 前記輪状構造を前記軸線を中心に回転可能に取り付ける
    取付手段と、 前記輪状構造を前記軸線を中心に回転駆動する駆動手段
    と、 前記輪状構造に取り付けられ、該輪状構造の外周に物品
    の一部を包囲するように収容する物品収容部を規定する
    物品受け入れ手段と、 前記輪状構造の前記物品収容部に隣接して取り付けら
    れ、前記物品収容部内の物品を起立状態で、相互に離間
    し、輪状構造の外周より放射方向外向きに突出させて保
    持する磁石手段と、 からなる回転式炉内コンベア。
  2. 【請求項2】 前記物品の流れを、ぎっしり詰めた状態
    で前記輪状構造に供給する搬入コンベア手段を付設した
    請求項1に記載のコンベア。
  3. 【請求項3】 前記物品を前記輪状構造から回収し、面
    方向に整列した状態で積層する搬出コンベア手段を付設
    した請求項1または2に記載のコンベア。
  4. 【請求項4】 前記搬入コンベア手段及び前記搬出コン
    ベア手段が、前記輪状構造に関して、輪状構造の回転方
    向に実質的に270度離間して設けられた請求項1に記
    載のコンベア。
  5. 【請求項5】 前記物品受け入れ手段が、前記輪状構造
    の外周に取り付けられかつ前記物品収容部を規定する相
    互に離間した内向き面を持った一対の環状保持部材で構
    成された請求項1に記載のコンベア。
  6. 【請求項6】 前記磁石手段が、輪状構造の外周に配置
    されかつ実質的に連続した環状の磁石構造を形成する複
    数の磁石要素で構成された請求項1に記載のコンベア。
  7. 【請求項7】 前記複数の磁石要素が、前記輪状構造の
    軸に対して軸方向の列として配置され、前記輪状構造の
    外周を一列に並んだグループの状態で横断し、それによ
    って、前記輪状構造の外周に関して延びた磁石要素の軸
    方向に延びる多数の列を定める請求項6に記載のコンベ
    ア。
JP6116018A 1993-05-06 1994-05-02 回転式炉内コンベア Pending JPH0741163A (ja)

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