JPH0740942A - 物品包装機 - Google Patents
物品包装機Info
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- JPH0740942A JPH0740942A JP17945993A JP17945993A JPH0740942A JP H0740942 A JPH0740942 A JP H0740942A JP 17945993 A JP17945993 A JP 17945993A JP 17945993 A JP17945993 A JP 17945993A JP H0740942 A JPH0740942 A JP H0740942A
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- packaging bag
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軟性物品を効率良く圧縮し、且つ連続的に包
装袋に充填することにより、軟性物品の包装の高速化を
することのできる物品包装機を提供すること。 【構成】 本発明の物品包装機は、収縮可能な物品を連
続的に供給移送する物品の供給ユニットと、上記物品の
包装袋を保持する袋ホルダーユニットとを具備し、上記
供給ユニットは、上記物品を間に保持して移送すると共
に、該移送方向に沿った方向から物品の圧縮ができる一
対の挟持プレートを複数有し、また上記ホルダーユニッ
トは、上記挟持プレート間の物品と略同速度で上記包装
袋をその開口端で開放保持しながら移送する一対のアー
ムを複数有し、上記挟持プレート及び上記アームを、上
記包装袋に物品を充填する際の案内材とし、該物品を移
送させながら一対の挟持プレートの間から上記一対のア
ームの間を通過させて上記包装袋に充填することを特徴
とする。
装袋に充填することにより、軟性物品の包装の高速化を
することのできる物品包装機を提供すること。 【構成】 本発明の物品包装機は、収縮可能な物品を連
続的に供給移送する物品の供給ユニットと、上記物品の
包装袋を保持する袋ホルダーユニットとを具備し、上記
供給ユニットは、上記物品を間に保持して移送すると共
に、該移送方向に沿った方向から物品の圧縮ができる一
対の挟持プレートを複数有し、また上記ホルダーユニッ
トは、上記挟持プレート間の物品と略同速度で上記包装
袋をその開口端で開放保持しながら移送する一対のアー
ムを複数有し、上記挟持プレート及び上記アームを、上
記包装袋に物品を充填する際の案内材とし、該物品を移
送させながら一対の挟持プレートの間から上記一対のア
ームの間を通過させて上記包装袋に充填することを特徴
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、物品包装機に関するも
のであり、より詳細には、使い捨てオムツ、ナプキン等
の収縮可能な物品を収縮させて包装する物品包装機に関
するものである。
のであり、より詳細には、使い捨てオムツ、ナプキン等
の収縮可能な物品を収縮させて包装する物品包装機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に使い捨てオムツ、生理用ナプキン
等のいわゆる軟性物品（収縮可能な物品）においては、
樹脂フィルム製の包装袋に、これらを一体包装（集積包
装）して製品としている。この場合、通常コンパクト包
装が行われ、軟性物品を圧縮後、充填プッシャー等にて
包装袋の開口端から充填する。この種の物品の包装機
は、物品の移送路に回転盤式のホルダ機構を設け、ホル
ダ機構は回転盤からなり、その回転盤には、物品の移送
路に合わせて物品の挿通孔が複数形成され、その回転盤
の裏側に包装袋の開口端を拡開させた状態で保持するバ
ッケトを備えている。従って、回転盤を回転させながら
物品の充填位置に包装袋が回転により順次供給されるよ
うになっている（特公昭５５−２０９３９号）。また、
物品を圧縮する一対のナイフベルト（無端状のベルトを
有したアーム等）を開口させた包装袋に直接挿入して、
物品を充填するもの（特開平３−６６９号公報）等が提
案されている。
等のいわゆる軟性物品（収縮可能な物品）においては、
樹脂フィルム製の包装袋に、これらを一体包装（集積包
装）して製品としている。この場合、通常コンパクト包
装が行われ、軟性物品を圧縮後、充填プッシャー等にて
包装袋の開口端から充填する。この種の物品の包装機
は、物品の移送路に回転盤式のホルダ機構を設け、ホル
ダ機構は回転盤からなり、その回転盤には、物品の移送
路に合わせて物品の挿通孔が複数形成され、その回転盤
の裏側に包装袋の開口端を拡開させた状態で保持するバ
ッケトを備えている。従って、回転盤を回転させながら
物品の充填位置に包装袋が回転により順次供給されるよ
うになっている（特公昭５５−２０９３９号）。また、
物品を圧縮する一対のナイフベルト（無端状のベルトを
有したアーム等）を開口させた包装袋に直接挿入して、
物品を充填するもの（特開平３−６６９号公報）等が提
案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物品包装機では、物品の充填時に包装袋の開放開口端を
一旦静止させ、その後圧縮された状態の物品を充填す
る。この場合、物品の充填時に物品と包装袋のセットタ
イミングを採る必要があるため、包装の高速化が容易に
できないという問題があった。また、物品を圧縮する状
態を維持する機構は複雑な構造となっていた。従って、
本発明の目的は、軟性物品を効率良く圧縮し、且つ連続
的に包装袋に充填することにより、軟性物品の包装の高
速化をすることのできる物品包装機を提供することにあ
る。
物品包装機では、物品の充填時に包装袋の開放開口端を
一旦静止させ、その後圧縮された状態の物品を充填す
る。この場合、物品の充填時に物品と包装袋のセットタ
イミングを採る必要があるため、包装の高速化が容易に
できないという問題があった。また、物品を圧縮する状
態を維持する機構は複雑な構造となっていた。従って、
本発明の目的は、軟性物品を効率良く圧縮し、且つ連続
的に包装袋に充填することにより、軟性物品の包装の高
速化をすることのできる物品包装機を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、収縮可能な物
品を連続的に供給移送する物品の供給ユニットと、上記
物品の包装袋を保持する袋ホルダーユニットとを具備
し、上記供給ユニットは、上記物品を間に保持して移送
すると共に、該移送方向に沿った方向から物品の圧縮が
できる一対の挟持プレートを複数有し、また上記ホルダ
ーユニットは、上記挟持プレート間の物品と略同速度で
上記包装袋をその開口端で開放保持しながら移送する一
対のアームを複数有し、上記挟持プレート及び上記アー
ムを、上記包装袋に物品を充填する際の案内材とし、該
物品を移送させながら一対の挟持プレートの間から上記
一対のアームの間を通過させて上記包装袋に充填するこ
とを特徴とする物品包装機を提供することにより、上記
目的を達成したものである。
品を連続的に供給移送する物品の供給ユニットと、上記
物品の包装袋を保持する袋ホルダーユニットとを具備
し、上記供給ユニットは、上記物品を間に保持して移送
すると共に、該移送方向に沿った方向から物品の圧縮が
できる一対の挟持プレートを複数有し、また上記ホルダ
ーユニットは、上記挟持プレート間の物品と略同速度で
上記包装袋をその開口端で開放保持しながら移送する一
対のアームを複数有し、上記挟持プレート及び上記アー
ムを、上記包装袋に物品を充填する際の案内材とし、該
物品を移送させながら一対の挟持プレートの間から上記
一対のアームの間を通過させて上記包装袋に充填するこ
とを特徴とする物品包装機を提供することにより、上記
目的を達成したものである。
【０００５】
【作用】上記収縮可能な物品は、供給ユニットの一対の
挟持プレート間に前段で整列させた状態で供給される。
そして、物品は、挟持プレートの移動と共に順次移送さ
れる。一方、ホルダーユニットの一対のアームに包装袋
がその開口端を開放させた状態で保持され、アームの移
動と共に順次移送される。また、挟持プレートとアーム
は物品を包装袋の充填の際の案内材となることより、挟
持プレートとアームは同速度で移動する。従って、物品
は移送状態で一対の挟持プレートに圧縮された後、移送
方向と略直角方向から充填部材等で物品を押し出すこと
により、物品を挟持プレート間から上記アームの間を通
過させて上記包装袋に充填することができる。この場
合、包装袋を移送させながら、しかも物品を充填するま
で物品の圧縮状態を維持しながら行うことができる。
挟持プレート間に前段で整列させた状態で供給される。
そして、物品は、挟持プレートの移動と共に順次移送さ
れる。一方、ホルダーユニットの一対のアームに包装袋
がその開口端を開放させた状態で保持され、アームの移
動と共に順次移送される。また、挟持プレートとアーム
は物品を包装袋の充填の際の案内材となることより、挟
持プレートとアームは同速度で移動する。従って、物品
は移送状態で一対の挟持プレートに圧縮された後、移送
方向と略直角方向から充填部材等で物品を押し出すこと
により、物品を挟持プレート間から上記アームの間を通
過させて上記包装袋に充填することができる。この場
合、包装袋を移送させながら、しかも物品を充填するま
で物品の圧縮状態を維持しながら行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る物品包装機の実施例を添
付図面に従って説明する。尚、図１は、本実施例の物品
包装機の物品の包装工程を示す説明図である。図２は、
図１の物品包装機の物品のホルダーユニットの一部を示
す斜視図である。図３は、図２のホルダーユニットのア
ームの回動機構を示す斜視図である。図４は、図１の物
品包装機の物品の供給ユニットの一部を示す斜視図であ
る。
付図面に従って説明する。尚、図１は、本実施例の物品
包装機の物品の包装工程を示す説明図である。図２は、
図１の物品包装機の物品のホルダーユニットの一部を示
す斜視図である。図３は、図２のホルダーユニットのア
ームの回動機構を示す斜視図である。図４は、図１の物
品包装機の物品の供給ユニットの一部を示す斜視図であ
る。
【０００７】図１に示す如く、本実施例の物品包装機１
は、収縮可能な軟性物品４を連続的に供給移送する物品
の供給ユニット７と、軟性物品４の包装袋３を保持する
袋ホルダーユニット６とを具備する。供給ユニット７
は、軟性物品４を間に保持して移送すると共に、該移送
方向に沿った方向から軟性物品４の圧縮ができる一対の
挟持プレート７３、７４を複数有し、またホルダーユニ
ット６は、挟持プレート７３、７４間の軟性物品４と略
同速度で包装袋３をその開口端３Ａで開放保持しながら
移送する一対のアーム６０、６１を複数有し、挟持プレ
ート７３、７４及びアーム６０、６１を、包装袋３に物
品を充填する際の案内材とし、軟性物品４を移送させな
がら一対の挟持プレート７３、７４の間から一対のアー
ム６０、６１の間を通過させて包装袋３に充填するもの
である。
は、収縮可能な軟性物品４を連続的に供給移送する物品
の供給ユニット７と、軟性物品４の包装袋３を保持する
袋ホルダーユニット６とを具備する。供給ユニット７
は、軟性物品４を間に保持して移送すると共に、該移送
方向に沿った方向から軟性物品４の圧縮ができる一対の
挟持プレート７３、７４を複数有し、またホルダーユニ
ット６は、挟持プレート７３、７４間の軟性物品４と略
同速度で包装袋３をその開口端３Ａで開放保持しながら
移送する一対のアーム６０、６１を複数有し、挟持プレ
ート７３、７４及びアーム６０、６１を、包装袋３に物
品を充填する際の案内材とし、軟性物品４を移送させな
がら一対の挟持プレート７３、７４の間から一対のアー
ム６０、６１の間を通過させて包装袋３に充填するもの
である。
【０００８】本実施例の物品包装機１を更に説明する
と、図１に示す如く、物品包装機１は、製品２の搬送ユ
ニット（機構）５を含む包装袋３のホルダーユニット
６、ホルダーユニット６に並設する軟性物品４の供給ユ
ニット７、及び複数の充填プッシャー部材９０、９０・
・からなる充填ユニット８からなる。ホルダーユニット
６は複数の一対の回動アーム６０、６１からなり、一対
の回動アーム６０、６１は、包装袋３及び軟性物品４と
共に移動する。図２及び図３に示す如く、一対の回動ア
ーム６０、６１は周回チェーン６３に一定間隔をおいて
取り付けられ周回する。また、一対の回動アーム６０、
６１は周回チェーン６３により包装開口装置９及び包装
袋シール装置１０の間を周回する。
と、図１に示す如く、物品包装機１は、製品２の搬送ユ
ニット（機構）５を含む包装袋３のホルダーユニット
６、ホルダーユニット６に並設する軟性物品４の供給ユ
ニット７、及び複数の充填プッシャー部材９０、９０・
・からなる充填ユニット８からなる。ホルダーユニット
６は複数の一対の回動アーム６０、６１からなり、一対
の回動アーム６０、６１は、包装袋３及び軟性物品４と
共に移動する。図２及び図３に示す如く、一対の回動ア
ーム６０、６１は周回チェーン６３に一定間隔をおいて
取り付けられ周回する。また、一対の回動アーム６０、
６１は周回チェーン６３により包装開口装置９及び包装
袋シール装置１０の間を周回する。
【０００９】一対の回動アーム６０、６１の間隔は包装
袋３の開口幅となっており、回動アーム６０、６１は周
回チェーン６３から所定位置で包装袋３の供給側に回動
される。図３に示す如く、回動アーム６０、６１のそれ
ぞれはシャフト６４に取り付けられ、シャフト６４は周
回チェーン６３の取付プレート６５に枢支される。シャ
フト６４の下端にはカムレバー６６が取り付けられ、カ
ムレバー６６にはカムフォロアー６７が回転可能に取り
付けられる。また、カムフォロアー６７は回動アーム６
０、６１の移動方向に沿って設けられた固定カム（レー
ル）６８に当接される。従って、カムフォロアー６７の
軌跡が変更されると、それに対応してカムレバー６６が
回動し、各回動アーム６０、６１が包装袋３の供給側に
向けて略直角に回動する。
袋３の開口幅となっており、回動アーム６０、６１は周
回チェーン６３から所定位置で包装袋３の供給側に回動
される。図３に示す如く、回動アーム６０、６１のそれ
ぞれはシャフト６４に取り付けられ、シャフト６４は周
回チェーン６３の取付プレート６５に枢支される。シャ
フト６４の下端にはカムレバー６６が取り付けられ、カ
ムレバー６６にはカムフォロアー６７が回転可能に取り
付けられる。また、カムフォロアー６７は回動アーム６
０、６１の移動方向に沿って設けられた固定カム（レー
ル）６８に当接される。従って、カムフォロアー６７の
軌跡が変更されると、それに対応してカムレバー６６が
回動し、各回動アーム６０、６１が包装袋３の供給側に
向けて略直角に回動する。
【００１０】図２に示す如く、回動アーム６０、６１が
包装袋３の供給側に向けて回動する位置には包装開口９
が配され、包装開口装置９は一対のバキュームベルト９
１、９２から成る。包装袋３はバキュームベルト９１、
９２の間から供給され、バキュームベルト９１、９２の
それぞれの吸引により包装袋３の開口３Ａが開放され
る。この開放された状態の包装袋３の開口３Ａに回動ア
ーム６０、６１が挿入され、包装袋３の開口３Ａ端は回
動アーム６０、６１により保持され連続的に移送させら
れる。
包装袋３の供給側に向けて回動する位置には包装開口９
が配され、包装開口装置９は一対のバキュームベルト９
１、９２から成る。包装袋３はバキュームベルト９１、
９２の間から供給され、バキュームベルト９１、９２の
それぞれの吸引により包装袋３の開口３Ａが開放され
る。この開放された状態の包装袋３の開口３Ａに回動ア
ーム６０、６１が挿入され、包装袋３の開口３Ａ端は回
動アーム６０、６１により保持され連続的に移送させら
れる。
【００１１】図４に示す如く、供給ユニット７は複数の
搬送プレート７０、７０・・を継合した搬送ベルト７１
からなり、搬送ベルト７１は駆動チェーン７２によって
上記周回チェーン６３と平行に同速度で周回される。搬
送プレート７０上にはその移動方向（図４に示す矢印
Ａ）と略直角に沿って一対の挟持プレート７３、７４が
立設され、一対の挟持プレート７３、７４間には整列さ
れた軟性物品４が供給される。挟持プレート７３は固定
され、挟持プレート７４は対向する挟持プレート７３と
の間を拡縮できるように可動可能に設けられる。また、
一対の挟持プレート７３、７４は上記一対の回動アーム
６０、６１に対応して設けられる。
搬送プレート７０、７０・・を継合した搬送ベルト７１
からなり、搬送ベルト７１は駆動チェーン７２によって
上記周回チェーン６３と平行に同速度で周回される。搬
送プレート７０上にはその移動方向（図４に示す矢印
Ａ）と略直角に沿って一対の挟持プレート７３、７４が
立設され、一対の挟持プレート７３、７４間には整列さ
れた軟性物品４が供給される。挟持プレート７３は固定
され、挟持プレート７４は対向する挟持プレート７３と
の間を拡縮できるように可動可能に設けられる。また、
一対の挟持プレート７３、７４は上記一対の回動アーム
６０、６１に対応して設けられる。
【００１２】挟持プレート７４には凹条部を有した一対
のバー７５、７５が略直角に取り付けられ、各バー７５
はその凹条部に嵌合する案内レール７６により搬送プレ
ート７０の移動方向に沿って摺動するように規制されて
いる。両バー７５、７５間には駆動用伝達プレート７７
が設けられ、伝達プレート７７上には伝達軸７８が立設
される。伝達軸７８は回動レバー７９の先端の切れ込み
に係合され、回動レバー７９は回動軸８０に取り付けら
れる。回動軸８０は搬送プレート７０の挿通孔８１で枢
支され、搬送プレート７０を挿通する回動軸８０の下端
にはカムレバー８２が取り付けられ、カムレバー８２に
はカムフォロアー８３が回転可能に取り付けられる。ま
た、カムフォロアー８３は駆動チェーン７２の移動方向
に沿って設けられた固定カム（レール）８４に当接され
る。従って、カムフォロアー８３の軌跡が変更される
と、カムレバー８２、回動軸８０を介して回動レバー７
９が回動する。回動レバー７９が回動すると、回動レバ
ー７９の先端が伝達軸７８を押圧し、伝達軸７８、伝達
プレート７７、及びバー７５、７５を介して挟持プレー
ト７４を稼動する。また、搬送プレート７０上にはバネ
取付軸８５が立設され、バネ取付軸８５と伝達軸７８と
の間にはバネ８６が取り付けられる。バネ８６はその付
勢力により伝達軸７８を引き付け、回動レバー７９が作
動しないときに挟持プレート７２、７３間を離間させる
ように作用している。この場合、軟性物品４の圧縮量は
回動レバー７９の回動量の調整により決定されるが、軟
性物品４が生理用ナプキン等であればその圧縮量は５〜
３０％であることが望ましい。
のバー７５、７５が略直角に取り付けられ、各バー７５
はその凹条部に嵌合する案内レール７６により搬送プレ
ート７０の移動方向に沿って摺動するように規制されて
いる。両バー７５、７５間には駆動用伝達プレート７７
が設けられ、伝達プレート７７上には伝達軸７８が立設
される。伝達軸７８は回動レバー７９の先端の切れ込み
に係合され、回動レバー７９は回動軸８０に取り付けら
れる。回動軸８０は搬送プレート７０の挿通孔８１で枢
支され、搬送プレート７０を挿通する回動軸８０の下端
にはカムレバー８２が取り付けられ、カムレバー８２に
はカムフォロアー８３が回転可能に取り付けられる。ま
た、カムフォロアー８３は駆動チェーン７２の移動方向
に沿って設けられた固定カム（レール）８４に当接され
る。従って、カムフォロアー８３の軌跡が変更される
と、カムレバー８２、回動軸８０を介して回動レバー７
９が回動する。回動レバー７９が回動すると、回動レバ
ー７９の先端が伝達軸７８を押圧し、伝達軸７８、伝達
プレート７７、及びバー７５、７５を介して挟持プレー
ト７４を稼動する。また、搬送プレート７０上にはバネ
取付軸８５が立設され、バネ取付軸８５と伝達軸７８と
の間にはバネ８６が取り付けられる。バネ８６はその付
勢力により伝達軸７８を引き付け、回動レバー７９が作
動しないときに挟持プレート７２、７３間を離間させる
ように作用している。この場合、軟性物品４の圧縮量は
回動レバー７９の回動量の調整により決定されるが、軟
性物品４が生理用ナプキン等であればその圧縮量は５〜
３０％であることが望ましい。
【００１３】充填ユニット８は、充填プッシャー９０、
９０・・からなり、充填プッシャー９０は一対の挟持プ
レート７３、７４に対応して複数設けられる。また、充
填プッシャー９０は図示しない移送手段により挟持プレ
ート７３、７４と同速度で移送され、所定のタイミング
で一対の挟持プレート７３、７４間の軟性物品４を包装
袋３の開口３Ａに向けて押出している。
９０・・からなり、充填プッシャー９０は一対の挟持プ
レート７３、７４に対応して複数設けられる。また、充
填プッシャー９０は図示しない移送手段により挟持プレ
ート７３、７４と同速度で移送され、所定のタイミング
で一対の挟持プレート７３、７４間の軟性物品４を包装
袋３の開口３Ａに向けて押出している。
【００１４】このような物品包装機１の構成において
は、先ず、図１のＡの領域で軟性物品４は既に一対の挟
持プレート７３、７４間に供給されて移送され、それと
同時に包装袋３は包装開口装置９のバキュウームベルト
９１、９２間に移送される。次に、回動アーム６０、６
１が回動されると同時に、図１のＢの領域において包装
袋３はバキュウームベルト９１、９２によりその開口３
Ａが開放される。そして、その開放開口３Ａに回動アー
ム６０、６１の各先端が挿入される。これにより、包装
袋３はその開口３Ａが開放された状態で回動アーム６
０、６１に保持され移送される。
は、先ず、図１のＡの領域で軟性物品４は既に一対の挟
持プレート７３、７４間に供給されて移送され、それと
同時に包装袋３は包装開口装置９のバキュウームベルト
９１、９２間に移送される。次に、回動アーム６０、６
１が回動されると同時に、図１のＢの領域において包装
袋３はバキュウームベルト９１、９２によりその開口３
Ａが開放される。そして、その開放開口３Ａに回動アー
ム６０、６１の各先端が挿入される。これにより、包装
袋３はその開口３Ａが開放された状態で回動アーム６
０、６１に保持され移送される。
【００１５】図１のＣの領域において、供給ユニット７
の回動レバー７９が作動し、軟性物品４は一対の挟持ブ
レート７３、７４によって圧縮される。また、充填ユニ
ット８の充填プッシャー９０が作動される。そして、図
１のＤの領域において、圧縮状態の軟性物品４が充填プ
ッシャー９０に押され、軟性物品４は圧縮状態で挟持プ
レート７３、７４及び回動アーム６０、６１に案内され
て包装袋３内に充填される。この場合、包装袋３を移送
させながら、しかも軟性物品４を充填するまでその物品
４の圧縮状態を維持しながら包装袋３に充填することが
できる。図１のＥの領域において、回動アーム６０、６
１は元の位置に回動され、また挟持プレート７３、７４
が拡開され、更に充填プッシャー９０が元の位置に戻さ
れる。包装袋３に充填された軟性物品４は更に移送さ
れ、図１のＧの領域において、製品の搬送ユニット５に
おいて包装袋３の開口３Ａのシールが包装袋シール装置
１０によってされる。
の回動レバー７９が作動し、軟性物品４は一対の挟持ブ
レート７３、７４によって圧縮される。また、充填ユニ
ット８の充填プッシャー９０が作動される。そして、図
１のＤの領域において、圧縮状態の軟性物品４が充填プ
ッシャー９０に押され、軟性物品４は圧縮状態で挟持プ
レート７３、７４及び回動アーム６０、６１に案内され
て包装袋３内に充填される。この場合、包装袋３を移送
させながら、しかも軟性物品４を充填するまでその物品
４の圧縮状態を維持しながら包装袋３に充填することが
できる。図１のＥの領域において、回動アーム６０、６
１は元の位置に回動され、また挟持プレート７３、７４
が拡開され、更に充填プッシャー９０が元の位置に戻さ
れる。包装袋３に充填された軟性物品４は更に移送さ
れ、図１のＧの領域において、製品の搬送ユニット５に
おいて包装袋３の開口３Ａのシールが包装袋シール装置
１０によってされる。
【００１６】上記実施例では、一対の挟持プレート７
３、７４の一方のプレート７４のみを可動可能とした
が、双方を可動可能な構造としてもよい。
３、７４の一方のプレート７４のみを可動可能とした
が、双方を可動可能な構造としてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明に係る物品包装機によれば、軟性
物品を効率良く圧縮し、且つ連続的に包装袋に充填する
ことにより、軟性物品の包装の高速化をすることのでき
る。
物品を効率良く圧縮し、且つ連続的に包装袋に充填する
ことにより、軟性物品の包装の高速化をすることのでき
る。
【図１】本実施例の物品包装機の物品の包装工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図２】図１の物品包装機の物品のホルダーユニットの
一部を示す斜視図である。
一部を示す斜視図である。
【図３】図２のホルダーユニットのアームの回動機構を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図４】図１の物品包装機の物品の供給ユニットの一部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
１ 物品包装機 ２ 製品 ３ 包装袋 ４ 軟性物品 ５ 製品の搬送ユニット ６ ホルダーユニット ７ 供給ユニット ８ 充填ユニット ９ 包装開口装置 ６０、６１回動アーム ７３、７４挟持プレート ９０ 充填プッシャー ９１、９２バキュームベルト
Claims (1)
- 【請求項１】 収縮可能な物品を連続的に供給移送する
物品の供給ユニットと、上記物品の包装袋を保持する袋
ホルダーユニットと、を具備し、 上記供給ユニットは、上記物品を間に保持して移送する
と共に、該移送方向に沿った方向から物品の圧縮ができ
る一対の挟持プレートを複数有し、また上記ホルダーユ
ニットは、上記挟持プレート間の物品と略同速度で上記
包装袋をその開口端で開放保持しながら移送する一対の
アームを複数有し、 上記挟持プレート及び上記アームを、上記包装袋に物品
を充填する際の案内材とし、該物品を移送させながら一
対の挟持プレートの間から上記一対のアームの間を通過
させて上記包装袋に充填することを特徴とする物品包装
機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP17945993A JP3316037B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 物品包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17945993A JP3316037B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 物品包装機 |
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ID=16066227
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP17945993A Expired - Fee Related JP3316037B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 物品包装機 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3316037B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-07-20 JP JP17945993A patent/JP3316037B2/ja not_active Expired - Fee Related
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