JPH0740602A - 表形式データの印刷処理方法 - Google Patents

表形式データの印刷処理方法

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JPH0740602A
JPH0740602A JP5189508A JP18950893A JPH0740602A JP H0740602 A JPH0740602 A JP H0740602A JP 5189508 A JP5189508 A JP 5189508A JP 18950893 A JP18950893 A JP 18950893A JP H0740602 A JPH0740602 A JP H0740602A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷データ中にあらかじめ明細データ番号を
付与しておく必要なしに生成付与可能にし、また集計表
がページ切れで複数ページにまたがる場合に見やすい形
で印刷可能にすることを目的とする。 【構成】 伝票タイプの帳票では、指定により、伝票に
記入される各明細データの番号を伝票ごとにクリアして
生成するか、あるいは制御単位ごとにクリアして、伝票
が複数枚にわたっても全体での通し番号を生成するかを
選択可能にする。また集計表タイプの帳票では、指定に
より、1つの帳票で制御切れになる前に改ページが発生
した場合には現ページの終わりに特殊な脚書きを印刷
し、そして次ページの始めに項目名などの特殊な頭書き
を印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票印刷機能をもつ処
理装置における表形式データの表示処理方法に関し、特
に得意先別の売上伝票や営業所別の売上集計表などのよ
うな、キー項目別の明細データを含む表形式データの帳
票を印刷出力する際に、明細データが複数の伝票やペー
ジに分割される場合の表示を見やすくする印刷処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に伝票形式の帳票を印刷する場合、
各明細データに一連の明細データ番号を付与することが
望まれる。しかし複数の明細データを1レコードで持つ
場合には、ある繰り返し数の何番目かを示す変数は存在
しているが、その繰り返し数は固定であり、それを超え
る値は処理できていない。また1明細データが1レコー
ドでできている場合には、明細データ番号という概念は
成立しない。従って、従来の伝票形式の帳票を印刷する
プログラムでは、明細データ番号を付与することが容易
ではなかった。
【0003】またデータベースをリレーショナル型で設
計する場合、リレーショナルデータベースにはデータの
配列形式がなく、繰り返しの概念がないため、通常1明
細データを1レコードで設計をしなければならないが、
ここでレコード中に明細データ番号を持たせた場合、印
刷するプログラム側は簡単になるが、たとえば複数レコ
ードを併合して帳票を作成する場合、重複番号が発生す
る可能性があり、データベースの用途が番号によって狭
められてしまうことになって、現実的ではなかった。
【0004】また予め帳票の用紙に連続番号が印刷され
ている場合、常に1つの帳票内だけでの明細データの順
序性が要求されるが、複数の帳票に同一番号が印刷され
ているような場合には、明細データの制御単位で明細デ
ータ番号を付与し、1つの制御単位の明細データが複数
の帳票にまたがって印刷されても、帳票間で明細データ
の順序性を保存できるようにすることが望まれる。しか
し従来は、このような明細データ番号の付与方法を任意
に変更させることはできなかった。
【0005】さらに従来技術では、集計表形式の印刷に
おいて、帳票定義体にはページ切れの最終に印刷を行う
ためのページ脚書き項目群、改ページの先頭に印刷を行
うためのページ頭書き項目群、制御切れの最終に印刷を
行うための制御脚書き項目群及び、新たな制御の先頭に
印刷するための制御頭書き項目群しか存在しなかったた
め、集計表形式の印刷において、改ページ時に制御切れ
が発生しなかった場合、何も処理されず、ページの切れ
目で明細部の罫線が途切れた形で印刷されていた。
【0006】このような場合改ページ時に罫線が途切れ
ないようにCOBOL等のプログラムで処理を行った場
合、そのための複雑な手続きが必要であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、伝票
タイプの帳票を印刷する処理において、印刷対象の明細
データの番号をデータベース上で管理する必要をなく
し、また1つの制御単位内の1群の明細データが複数の
伝票に分割して印刷される場合でも各明細データの順序
性を識別可能にすることにある。
【0008】本発明の他の目的は、集計表タイプの帳票
を印刷する処理において、1つの制御単位内の1群の明
細データを印刷する過程で制御切れとなる前にページ切
れが発生し、1つの帳票が複数ページにまたがる場合
に、ページの切れ目で表を見やすくすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、伝票タイプの帳票の印刷処理におい
ては、指定により、伝票に記入される各明細データの番
号を伝票ごとにクリアして生成し付加するか、あるいは
得意先などのキー項目の制御単位ごとにクリアして、制
御切れになるまでは伝票が複数枚にわたってもそれらの
中の各明細データには全体での通し番号を付加するかを
選択可能にする。また集計表タイプの帳票の印刷処理に
おいては、指定により、1つの帳票で制御切れになる前
に改ページが発生した場合には現ページの終わりに表を
閉じる横罫線などの特殊な脚書きを印刷し、そして次ペ
ージの始めにタイトルや項目名などの特殊な頭書きを印
刷することを可能にする。
【0010】図1に本発明の原理構成を示す。図1にお
いて、1は処理装置であり、伝票や集計表のような表形
式データの作成処理を行うことができるものである。
【0011】2はキーボード/ディスプレイであり、ユ
ーザが処理装置1と対話形式で処理を実行するための入
力/表示手段となる。3はプリンタであり、帳票の印刷
に用いられる。
【0012】11はデータファイルであり、たとえば売
上データなどの帳票印刷対象の入力データが格納されて
いる。12は記述ファイルであり、帳票印刷の処理環
境、入力データのフォーマットなどを指定する記述情報
が格納されている。
【0013】13は帳票定義体ファイルであり、印刷出
力する帳票のイメージにしたがって各入力データ項目の
文字属性、桁数、位置、固定の文字データなどを定義す
る帳票定義体が格納されている。
【0014】14は帳票印刷機能であり、データファイ
ル11から読み出した入力データを記述ファイル12の
記述情報にしたがって解釈し、帳票定義体ファイル13
の帳票定義体に基づいて印刷出力形式に変換し、プリン
タ3によって印刷させる。
【0015】記述ファイル12の記述情報中で、伝票印
刷時の明細データ番号を、伝票単位でクリアして1から
順に生成し付加するか、伝票のキー項目(たとえば得意
先別売上伝票の場合の得意先名)に基づく制御単位でク
リアして通し番号で付加するかの方法の指定、および集
計表印刷時の制御単位の制御切れ前にページ切れが発生
したときの改ページの際、現ページの終わりに特殊脚書
きを印刷し、次ページの始めに特殊頭書きを印刷するか
どうかの指定を行わせることができる。
【0016】帳票印刷機能14は、上記した記述情報中
の指定内容を解釈して、伝票への対応する方法での明細
データ番号の生成付加、あるいは集計表において特殊脚
書き、特殊頭書きを印刷したり印刷しなかったりの処理
を行う。
【0017】
【作用】図1にしたがって、本発明の作用を説明する。
帳票印刷機能14は、伝票印刷時に記述ファイル12の
記述情報を読み出し、明細データ番号を制御切れのみで
クリアして生成することが指定されている場合には、制
御単位内の入力データをデータファイル11から入力デ
ータを読み出すごとにカウンタを1からカウントアップ
し、そのカウント値を入力データに対応する明細データ
番号として付加し、印刷する。このカウンタは、制御単
位の終わりにクリアする。一方、伝票単位で明細データ
番号を生成することが指定されている場合には、データ
ファイル11から入力データを読み出すごとにカウンタ
を1からカウントアップし、そのカウント値を入力デー
タに対応する明細データ番号として同様に付加し、印刷
するが、カウンタは伝票単位でクリアされる。したがっ
て、1つの制御単位内の1群の入力データが伝票のサイ
ズによる制限等で複数の伝票に分割されて印刷される場
合に、各データに対して一連の通し番号を付加できる。
【0018】また帳票印刷機能14は、集計表印刷時に
記述情報中で特殊脚書きおよび特殊頭書きの指定が行わ
れていることを識別すると、データファイル11から1
つの制御単位の入力データを順次読み出して印刷処理を
行っている過程で、制御切れとなる前にページ切れが発
生した場合には、指定に基づき帳票定義体ファイル13
の帳票定義体から対応する特殊脚書きと特殊頭書きのデ
ータを読み出し、それぞれ現ページの終わりと次ページ
の始めに印刷する。これにより1つの集計表が複数のペ
ージにまたがる場合も、ページの切れ目を見やすくする
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の詳細な実施例を説明する。図
2は、本発明実施例による帳票印刷機能をもつデータ処
理装置の基本ブロック図である。
【0020】図2において処理装置1は、任意のデータ
形態をとる帳票印刷対象データを管理するデータファイ
ル30と、ユーザと対話することで帳票定義体を作成す
る帳票定義体作成ツール31と、帳票定義体作成ツール
31の作成した帳票定義体を格納する帳票定義体ファイ
ル32と、帳票定義体ファイル32に格納されている帳
票定義体を解析することで出力様式定義を抽出する出力
様式定義抽出ルーチン33と、出力様式定義抽出ルーチ
ン33の抽出した出力様式定義を格納する出力様式定義
ファイル34と、ユーザと対話することで帳票印刷対象
データの処理環境やデータフォーマット制御情報に関し
ての記述情報を入手する記述情報入手プログラム35
と、記述情報入手プログラム35の入手した記述情報を
管理する記述ファイル36と、帳票印刷の制御処理を司
る印刷制御プログラム37と、帳票印刷の実行処理を司
る印刷実行プログラム38とを備える。本実施例におい
ては、記述情報中で明細データ番号の生成方法の指定お
よび特殊脚書き/特殊頭書きの有無の指定を行い、印刷
制御プログラム37がその指定された処理を行う。
【0021】データファイル30に格納される帳票印刷
対象データは、処理装置1がオープン市場に提供されて
いることから、帳票定義体ファイル32に格納されてい
る帳票定義体の出力様式とは関係なく任意のデータ形態
をとるものである。例えば、図3に示すように、郵便番
号、住所、得意先名、伝票日付、伝票番号、担当者コー
ド、商品コード、商品名、数量、単価というようなデー
タ項目の並びを持つこともある。
【0022】次に、帳票定義体作成ツール31、出力様
式定義抽出ルーチン33、記述情報入手プログラム35
について更に詳細に説明する。帳票定義体作成ツール3
1は、ユーザと対話することで、図4に示すような帳票
の実イメージを規定する帳票定義体を作成するものであ
って、データの型や長さや印刷位置等についても各デー
タ項目毎に設定する。このようにして作成された帳票定
義体は、バイナリーコードでもって帳票定義体ファイル
32に登録される。
【0023】一方、出力様式定義抽出ルーチン33は、
例えば印刷制御プログラム37の起動開始時に起動さ
れ、帳票定義体ファイル32の帳票定義体を解析するこ
とで、たとえば「商品名」というデータ項目は、型が
「日本語」で、長さが「10桁」で、帳票位置が
「(a,b)」であるという図5に示すような出力様式
定義を抽出して、出力様式定義ファイル34に登録して
いく処理を実行する。
【0024】一方、記述情報入手プログラム35は、ユ
ーザと対話することで、図6に示すような伝票タイプの
帳票印刷対象データに関しての記述情報を入手して記述
ファイル36に登録する。この記述情報は、データファ
イル30に格納されている帳票印刷対象データのデータ
項目の並び順が如何なるものであるのかを表示するもの
である。すなわち、ユーザは、記述情報入手プログラム
35に従って、印刷を希望する帳票印刷対象データの持
つデータ項目の並び情報を記述ファイル36に登録する
のである。
【0025】ここで、図6に示す伝票タイプのデータの
記述情報において、先頭部分は、環境情報を記述するも
のであり、後の部分はデータフォーマットを指定するも
のである。図中のBRBAKは、改ページするデータ項
目名を指示(その指示のデータ項目名のデータ値が変化
するときに改ページ処理が行われることになる)するも
のであり、BODYは帳票ごとにクリアされる明細デー
タ番号の生成を指示する。また、MUL,SUMは、印
刷制御プログラム37の持つ計算機能の起動を指示する
ものである。
【0026】図7に、印刷制御プログラム37の実行す
る処理の基本的フローを図示する。次に、この処理フロ
ーに従って、本発明の帳票印刷処理について詳細に説明
する。
【0027】印刷制御プログラム37は、ユーザから帳
票印刷の実行指示があると、図7の処理フローに示すよ
うに、先ず最初に、ステップ1で、データファイル30
から帳票印刷対象のデータを読み込む。次に、ステップ
2で、記述ファイル36の管理する記述情報を参照する
ことで、読み込んだ帳票印刷対象データのデータ項目順
序情報を入手する。例えば、帳票印刷対象データのデー
タ項目が、「商品コード」、「商品名」、「単価」とい
う順序であるという情報を入手するのである。
【0028】続いて、ステップ3で、入手したデータ項
目順序情報のデータ項目順に出力様式定義ファイル34
を参照することで、帳票印刷対象データの帳票印刷位置
及び印刷形態を特定する。例えば、「商品コード」とい
うデータ項目は、型が「数字」で、長さが「6桁」で、
帳票位置が「(e,f)」であり、「商品名」というデ
ータ項目は、型が「日本語」で、長さが「10桁」で、
帳票位置が「(a,b)」であり、「単価」というデー
タ項目は、型が「数字」で、長さが「8桁」で、帳票位
置が「(c,d)」であると特定することで、帳票印刷
対象データの帳票印刷位置及び印刷形態を特定するので
ある。
【0029】続いて、ステップ4で、特定した印刷形態
となるように帳票印刷対象データを加工する。例えば、
図8に示すように、「商品コード」、「商品名」、「単
価」という順序で並ぶ帳票印刷対象データ「10:電
球:250」については、例えば、「10」は「000
010」と、「電球」は、「電球 」と、
「250」は「00000250」と加工するのであ
る。
【0030】続いて、ステップ5で、印刷実行プログラ
ム38に対して、特定した帳票印刷位置と、加工した帳
票印刷対象データとを通知して帳票印刷を指示すること
で、帳票印刷対象データの印刷処理を実行する。
【0031】このようにして、印刷制御プログラム37
の実行する処理により、データファイル30に格納され
る図3の帳票印刷対象データは、記述ファイル36に格
納される図6の記述情報に従い帳票定義体ファイル32
の管理する帳票定義体の出力様式に適合するように自動
加工されて、図9に示すように帳票印刷されることにな
る(なお図9の帳票の例は、図8に示したデータ加工例
のものとは関連がない)。
【0032】図9において、伝票内の各行の商品コード
の左側に付加されている番号は明細データ番号であり、
印刷制御プログラム37によって生成される。図10は
伝票印刷時の明細データ番号生成処理のフローである。
明細データ番号は、伝票ごとにクリアして明細データを
カウントするBODY変数と、制御切れが生じるまでは
クリアせずに明細データをカウントするBODYT変数
のいずれか一方を記述情報中で指定することによって、
指示された変数で生成される。
【0033】図10のフローにおいて、最初の入力デー
タがデータファイル30からREADされると、BOD
YT変数とBODY変数を1にクリアする。データファ
イル30から次の入力データをREADし、データファ
イル30内で入力データが終了となっていなければ、B
ODY変数とBODYT変数とを+1更新する。そして
そのときの対応する入力データに、予め指定されている
方の変数の値を明細データ番号として付加する。ここで
制御切れが発生していない場合、たとえば現在印刷処理
を行っている得意先名の伝票について、その売上データ
が最後のものでない場合、さらにBODY変数の値が1
つの伝票内で許される最大のボディ(明細データ)繰り
返し数以内かどうかを判定し、最大繰り返し数以内であ
る限り、各変数をクリアすることなく入力データのRE
ADから後の処理を繰り返す。そしてそこで制御切れが
発生した場合には、そこまでのデータで伝票印刷を行
い、次にBODYT変数とBODY変数とをそれぞれ1
にクリアして次の制御単位の入力データをREADし、
同様な処理を繰り返す。また制御切れが発生する前にB
ODY変数がボディ繰り返し数を超えた場合には、そこ
までのデータで伝票を印刷し、その後BODY変数のみ
を1にクリアして、次の伝票のために入力データのRE
AD以下の処理を繰り返す。そして最後に、BODY変
数がボディ繰り返し数以内のままでデータファイル30
内の入力データが終了した場合には、そこまでのデータ
で伝票印刷を行い、処理を終了する。
【0034】この結果、BODY変数が指定されている
場合には、図11の(a)に例示されるように、伝票ご
とにその中の各明細データには1から始まる明細データ
番号が付加され、またBODY変数が指定されている場
合には、図11の(b)に例示されているように、同じ
制御単位内の複数の伝票の明細データには通しの明細デ
ータ番号が付加される。
【0035】次に集計表タイプの帳票の印刷処理の実施
例を説明する。印刷制御プログラム37は、記述ファイ
ル36に特殊脚書きおよび特殊頭書きの指定があるかど
うかを識別し、指定がある場合には、制御切れなしでペ
ージ切れが発生すると、図12の(b)に例示されてい
るように現ページの末尾に特殊脚書きを印刷し、そし
て改ページした後のページの始めに特殊頭書きを印刷
する処理を実行する。特殊脚書きおよび特殊頭書きの指
定がない場合には、従来のように、図12の(a)に例
示されるように何も印刷せずに改ページが実行される。
【0036】図13は、特殊脚書き/特殊頭書きの指定
なしの場合の集計表タイプのデータの記述情報の一例を
示し、図14は、特殊脚書き/特殊頭書き指定ありの場
合の図12と同様な集計表タイプのデータの記述情報の
一例を示す。
【0037】図14において、EXTRA−HEADで
特殊頭書きを指定し、EXTRA−FOOTで特殊脚書
きを指定しているものである。また図示省略されている
が、帳票定義体ファイル32の帳票定義体には、予め特
殊頭書きで指定される特殊頭書きデータと、特殊脚書き
で指定される特殊脚書きデータとが定義されている。
【0038】図14に示されるように特殊脚書きと特殊
頭書きの指定がある場合の印刷制御プログラム37の処
理のフローを、図15に示す。図15のフローにおい
て、データファイル30から入力データをREADし、
まずページ頭書き、たとえばタイトルや日付け、を印刷
出力用のバッファにWRITEする。次に制御頭書き、
たとえば得意先コードや得意先名、をバッファにWRI
TEする。次に改ページの要/不要を判定し、最初のペ
ージではこの時点での改ページが不要なのですぐに明細
データをバッファにWRITEする。その後再びデータ
ファイル30から入力データをREADする。このとき
入力データが終了していれば制御脚書き、たとえば表を
閉じる横罫線を、バッファにWRITEし、さらにペー
ジ脚書き、たとえばページ番号、をバッファにWRIT
Eして終了する。他方、入力データに残りがあれば、さ
らに制御切れとなっているかどうかを判定し、制御切れ
でなければ改ページの要/不要の判定以後の処理を繰り
返し、制御切れになっていれば制御脚書き、たとえば得
意先合計をバッファにWRITEし、先の制御頭書きW
RITEの処理に戻り、以後の処理を繰り返す。
【0039】また先の改ページの要/不要の判定におい
て改ページが不要であった場合には、現ページの終わり
に特殊脚書き、たとえば表を閉じる横罫線、をバッファ
にWRITEし、改ページする。次に改ページしたペー
ジの始めにタイトル、日付けなどのページ頭書きをWR
ITEし、さらに明細データの項目名などの特殊頭書き
をWRITEして、先の明細データのWRITE処理に
戻る。
【0040】図16ないし図19に、集計表タイプの帳
票印刷の具体例として得意先別の売上日計表を示す。図
16および図17は、特殊脚書きおよび特殊頭書きの指
定しない場合の帳票例で、図16は1ページ目、図17
は2ページ目のものである。図16では、最初の得意先
名:前田電気商会の売上データの印刷処理ページ切れと
なる前に制御切れとなり、同じ1ページ内で2つ目の得
意先名:北斗電気商会の売上データの帳票印刷処理が開
始される。しかしこの2つ目の得意先の売上データの印
刷処理では、制御切れとなる前にページ切れとなり、横
罫線の特殊脚書きを行うことなく改ページされ、図17
の2ページ目で項目名の特殊頭書きを行うことなく帳票
印刷が継続される。そしてページ切れとなる前に制御切
れとなり、処理が終了される。同様にして他の得意先名
について売上データがあればそれらの帳票印刷処理が継
続される。
【0041】図18および図19は、特殊脚書きおよび
特殊頭書きを指定する場合の帳票の例であり、それぞれ
図16および図17に示されている例に対応する。しか
し図18の1ページ目において、得意先名:北斗電気商
会の帳票印刷処理では、制御切れの前にページ切れとな
ったとき特殊脚書きの横罫線が印刷され、続く図19の
改ページされた2ページ目で特殊頭書きのタイトル、日
付、項目名が印刷されて見易くされている点が相違して
いる。特殊頭書き、特殊脚書きが帳票に定義されている
場合はスクリプト中に項目群名の指定はいらないが、特
殊頭書き特殊脚書きの代行として制御頭書き1〜16又
は制御脚書き1〜16のいづれかの項目群名を指定する
こともできる。
【0042】
【発明の効果】本発明による明細データ番号の自動生成
と付与を行うことにより、印刷データは行番号なしで与
えることができるため、データベース上に行番号として
格納しておく必要がなくなる。また、番号は自動カウン
トされるため、ユーザ側のプログラムで計算する必要が
なくなる。
【0043】またあらかじめ帳票の用紙に番号が印刷さ
れていたりするような場合には、常に、その帳票内だけ
の順序性が要求されるため、帳票単位でクリアされる変
数(BODY)を使用し、同一番号の帳票が印刷される
ような可能性がある場合には、制御切れ単位でクリアさ
れる変数(BODYT)を使用するなどの番号の使い分
けを容易に行うことができるので、帳票の利用上の便益
が向上する。
【0044】さらに本発明による特殊脚書きおよび特殊
頭書きの使用指定を行うことにより、ユーザはわずらわ
しい手続きを必要とすることなしに、制御切れ前の改ペ
ージ発生時の帳票印刷において、罫線の途切れのない綺
麗で見やすい帳票を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の基本構成図である。
【図3】帳票印刷対象データの一例の説明図である。
【図4】帳票定義体の説明図である。
【図5】出力様式定義情報の一例である。
【図6】伝票タイプのデータの記述情報の一例を示す説
明図である。
【図7】印刷制御プログラムの実行する処理の基本的フ
ロー図である。
【図8】帳票印刷対象データの加工例の説明図である。
【図9】印刷される帳票の一例を示す説明図である。
【図10】伝票印刷時の明細データ番号生成処理のフロ
ー図である。
【図11】BODY変数およびBODYT変数を用いた
帳票印刷例の説明図である。
【図12】特殊頭書き/脚書きの有無による帳票印刷例
の説明図である。
【図13】特殊脚書き/特殊頭書きを指定しない集計表
タイプのデータの記述情報の一例の説明図である。
【図14】特殊脚書き/特殊頭書きを指定した集計表タ
イプのデータの記述情報の一例の説明図である。
【図15】特殊脚書き/特殊頭書きを指定した場合の印
刷制御プログラムの処理のフロー図である。
【図16】特殊脚書き/特殊頭書きを指定しない場合の
集計表タイプの帳票印刷例の1ページ目の説明図であ
る。
【図17】特殊脚書き/特殊頭書きを指定しない場合の
集計表タイプの帳票印刷例の2ページ目の説明図であ
る。
【図18】特殊脚書き/特殊頭書きを指定した場合の集
計表タイプの帳票印刷例の1ページ目の説明図である。
【図19】特殊脚書き/特殊頭書きを指定した場合の集
計表タイプの帳票印刷例の2ページ目の説明図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 キーボード/ディスプレイ 3 プリンタ 11 データファイル 12 記述ファイル 13 帳票定義体ファイル 14 帳票印刷機能

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のキー項目に基づいて作成される1
    群の明細データを1つの制御単位とし、当該1つの制御
    単位の明細データを伝票形式で印刷する帳票印刷機能を
    有する処理装置において、 上記帳票印刷機能を用いて1つの制御単位の明細データ
    を印刷処理する際、指定により明細データを帳票単位で
    カウントする手段と制御単位でカウントする手段とを設
    け、指定によりいずれか一方の手段を選択し、そのカウ
    ントされた値を対応する明細データに付加して帳票印刷
    することを特徴とする表形式データの印刷処理方法。
  2. 【請求項2】 所定のキー項目に基づいて作成される1
    群の明細データを1つの制御単位とし、当該明細データ
    に頭書きおよび脚書きを付加した表形式の帳票を連続的
    に印刷する帳票印刷機能を有する処理装置において、 上記帳票印刷機能により制御単位内の1群の明細データ
    を印刷している途中でページ切れが発生した場合に、現
    ページ内に印刷されている明細データの末尾に付加する
    特殊な脚書きと、次ページに続けて印刷する続きの明細
    データの始めに付加する特殊な頭書きとを予め帳票定義
    体中に定義しておき、 上記制御単位内の1群の明細データを印刷している途中
    で上記ページ切れが発生した場合に、現ページ内に印刷
    されている明細データの末尾と次ページに印刷する続き
    の明細データの始めとに、上記帳票定義体中の特殊な脚
    書きと頭書きとをそれぞれ付加して印刷するかどうかを
    指定させ、 上記帳票印刷機能により制御単位内の1群の明細データ
    を印刷している途中でページ切れが発生した場合に、上
    記特殊な脚書きと頭書きとを付加して印刷することが指
    定されている場合には、現ページの末尾と次ページの始
    めとに上記特殊な脚書きと頭書きとを付加して改ページ
    を実行し、他方、上記指定がされていない場合には、上
    記特殊な脚書きと頭書きとを付加せずに改ページを実行
    することを特徴とする表形式データの印刷処理方法。
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