JPH0739902B2 - 冷蔵庫の扉体 - Google Patents

冷蔵庫の扉体

Info

Publication number
JPH0739902B2
JPH0739902B2 JP6238389A JP6238389A JPH0739902B2 JP H0739902 B2 JPH0739902 B2 JP H0739902B2 JP 6238389 A JP6238389 A JP 6238389A JP 6238389 A JP6238389 A JP 6238389A JP H0739902 B2 JPH0739902 B2 JP H0739902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
inner plate
urethane foam
refrigerator
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6238389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02242077A (ja
Inventor
孝明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6238389A priority Critical patent/JPH0739902B2/ja
Publication of JPH02242077A publication Critical patent/JPH02242077A/ja
Publication of JPH0739902B2 publication Critical patent/JPH0739902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷蔵庫の扉体に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば実開昭58−78491号に示された従来例の
冷蔵庫の扉体の斜視図であり、第5図は第4図に示した
A−A断面の部分図である。図面第5図において、1aは
扉サッシ本体、1bは扉サッシ本体と一体成形の扉パネル
止めのフランジ部、1dは扉サッシ本体1a内に形成される
ガスケット取付溝、2は扉パネルであり、前記の扉パネ
ル止めのフランジ部1bに挿入され嵌合固定される。3aは
扉内板、3bは扉内板3aのフランジ部、4は扉パネル2の
上下に嵌合装着されるドアキャップ、5は扉内に充填さ
れる発泡断熱材を構成する発泡ウレタンである。
次に、この実施例の動作および組立方法について第5図
を用いて説明する。
先ず、扉パネル2の上下端部にドアキャップ4が嵌合装
着され、扉パネル2の裏側にまわり込んだ端部は、扉サ
ッシ本体1aの扉パネル止めのフランジ部1bに挿入嵌合し
て装着される。
以上のように仮組立てされた後、扉パネル2の裏側空間
部に発泡ウレタン5が充填される。この時、扉全体は専
用の発泡用治具(1部図示1g)により固定されており、
発泡ウレタン5の発泡が完全に終了した後には、各部品
とも発泡圧により完全固定され、冷蔵庫の扉として必要
な剛性が得られる。その後、扉内板3aの扉内板フランジ
部3bと、該フランジ部3bに当接する扉サッシ本体1aの当
接片1fをネジ6で螺接することにより扉内板3aを扉サッ
シ本体1aに固定し完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来例においては、冷蔵庫の扉体の組立
の場合、発泡断熱材を構成する発泡ウレタン充填終了後
に、扉サッシ本体に合せて扉内板3aを扉サッシに螺着し
固定するという面倒な作業があり、また、これらの面倒
な作業を避けるために扉体と扉内板を一体化して発泡す
る発泡形式により組み立てる方法を採用した場合は、扉
内板3aの左右いづれか一方を上方に持ち上げて発泡ウレ
タンを注入しなければならない為、注入発泡ウレタンの
高い注入圧により、発泡ウレタンの漏洩、特に扉内板の
フランジ部と扉サッシ本体の当接片の間隙より漏洩する
という問題点があった。また、扉内板3aが扉サッシ本体
よりはずれ易いなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、扉体と扉内板を一体化し発泡する形式によ
り組み立てる場合、扉内板を90゜以上持ち上げて発泡ウ
レタンを充填できるとともに、扉内板外周からの発泡ウ
レタンの漏れを防止できる冷蔵庫の扉体を得ることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明においては、扉内板と、該扉内板の
フランジ部内側に当接する当接片を有する扉サッシ本体
と、扉パネルと、前記扉内板、扉サッシ本体および扉パ
ネルを一体化して、注入発泡させた発泡断熱材とで構成
される冷蔵庫の扉体であって、前記発泡断熱材注入時、
前記扉サッシ本体の当接片の延長部分に前記発泡断熱材
の流入圧力を減圧する流入圧減衰手段を設けて成ること
により、前記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
この発明における冷蔵庫の扉体は、扉内板,扉サッシ本
体,扉パネルを一体化して、発泡断熱材を注入発泡させ
る場合、扉サッシ本体の当接片の延長部分に形成した流
入圧減衰手段により、発泡断熱材の流入圧力を減圧でき
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例である冷蔵庫の扉体を示す
横断面図、第2図は第1図の冷蔵庫の扉体に発泡ウレタ
ンを注入する状態を示す斜視図、第3図は第2図に示す
斜視図のB−B断面図である。
図面第1図において、Yは扉体、1aは扉サッシ本体、1b
は扉サッシ本体1aのフランジ、Sは流入圧減衰手段であ
り、扉サッシ本体1aの当接片1fの延長部分1hに扉サッシ
本体1aと一体に形成され、扉内板3aのフランジ部3bの湾
曲部分3cに接する断面逆V字形状の凸部で構成され、発
泡断熱材を注入時、該発泡断熱材の流入圧を減圧する手
段である。また、1bは扉サッシ本体1aのフランジ部、1d
はガスケット取付溝、1eは扉内板3aのフランジ部3b端部
分に対向する扉サッシ本体1aの当接片部分1fに形成され
た断面逆台形形状の凹部、2は扉パネル、3bは扉内板3a
と一体に形成され、扉サッシ本体1aの当接片1fと内側で
当接するフランジ部、4は扉パネル2の上下に嵌合装着
されるドアキャップ、5は扉内板3a,扉サッシ本体1aお
よび扉パネル2を一体化して、注入発泡させた発泡断熱
材を構成する発泡ウレタンである。
次に、この実施例の動作及び組み立て方法について第1
図,第2図および第3図を用いて説明する。
先ず、第1図において、扉サッシ本体1aと扉パネル2を
仮組立てした後にドアキャップ4を扉体Yの上下それぞ
れに装着し、扉体Yの外かく構造を形成する。次にこれ
を扉パネル2の表意匠面イが下方になるようにセット
し、上方から扉内板3aを載置する。このとき、扉サッシ
本体1aの当接片1fは一部分が扉内板3aのフランジ部3b内
側に当接し、また前記当接片の延長部分に形成した凸部
1cは前記フランジ部3bの湾曲部分3cに接し、また扉サッ
シ本体1aの当接片1f部分に設けた凹部は扉内板3aのフラ
ンジ部3bの端部分に対向している。
次に第2図,第3図に示すように、自動扉内板引き起こ
し機(図示せず)により、内の左右いずれかを上方に引
き起こす(第2図矢印)ことで発泡ウレタンを注入する
ための間隙を確保し、ウレタン注入器のノズル3fより発
泡ウレタン5を注入する。この時、引き起こし側と反対
側の扉内板3aのフランジ部3b(第3図)は扉サッシ本体
1aの断面逆台形形状の凹部1eに滑落した状態となり、扉
内板3aが扉サッシ本体1aからはずれるのを防止する。ま
た、扉内板3aを扉サッシ本体1aから外れることなく90゜
以上持ち上げて発泡ウレタンを充填できる。また、フラ
ンジ部3bはヒンジとしても作動する。
前述のウレタン注入器のノズル3fより注入された発泡ウ
レタン5は上記構造の扉体Y内部で発泡を開始し、扉体
Yの内部上方へ向かって膨張していく、やがて発泡ウレ
タン5は扉サッシ本体1aの流入圧減衰手段Sである断面
逆V字形状の凸部1cに達する。この高い圧力で進んでい
く発泡ウレタン5は、進行途中にある扉サッシ本体1aの
凸部1cにぶつかり、減圧されて、扉内板3aのフランジ部
3bと扉サッシ本体1aとの間隙から漏洩するのを防止され
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、扉体と扉内板
を一体化し発泡する形式による組立てる場合、扉内板を
90゜以上持ち上げて発泡ウレタンを充填できるとともに
扉内板外周からの発泡ウレタンの漏洩を防止できる冷蔵
庫の扉体が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である冷蔵庫の扉体を示す
横断面部分図、第2図は第1図の冷蔵庫の扉体に発泡ウ
レタンを注入する状態を示す斜視図、第3図は第2図に
示す斜視図のB−B断面図、第4図は従来例の冷蔵庫の
扉体の斜視図、第5図は第4図に示したA−A断面の部
分図である。 Y……扉体 S……流入圧減衰手段 1a……扉サッシ本体 1c……凸部 1e……凹部 1f……当接片 1h……延長部分 2……扉パネル 3a……扉内板 3b……フランジ部 3c……湾曲部分 5……発泡ウレタン なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉内板と、該扉内板のフランジ部内側に当
    接する当接片を有する扉サッシ本体と、扉パネルと、前
    記扉内板,扉サッシ本体および扉パネルを一体化して、
    注入発泡させる発泡断熱材とで構成される冷蔵庫の扉体
    であって、前記発泡断熱材を注入時、前記扉サッシ本体
    の当接片の延長部分に、前記発泡断熱材の流入圧力を減
    圧する流入圧減衰手段を設けて成ることを特徴とする冷
    蔵庫の扉体。
JP6238389A 1989-03-15 1989-03-15 冷蔵庫の扉体 Expired - Fee Related JPH0739902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238389A JPH0739902B2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15 冷蔵庫の扉体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238389A JPH0739902B2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15 冷蔵庫の扉体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02242077A JPH02242077A (ja) 1990-09-26
JPH0739902B2 true JPH0739902B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=13198546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238389A Expired - Fee Related JPH0739902B2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15 冷蔵庫の扉体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739902B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6212322B2 (ja) * 2013-08-02 2017-10-11 ホシザキ株式会社 断熱パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02242077A (ja) 1990-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6238208Y2 (ja)
JP3394524B2 (ja) 冷蔵庫の扉及び冷蔵庫の扉の製造方法
JPH0739902B2 (ja) 冷蔵庫の扉体
JPS5913582Y2 (ja) 冷蔵庫の断熱扉
JPH08219634A (ja) 引出し用レール装置
JPS6314304Y2 (ja)
JP2510866Y2 (ja) 断熱扉
JP2001124465A (ja) トップテーブル付き冷蔵庫箱体
JP3193624B2 (ja) 断熱壁
JPH0796990B2 (ja) 断熱箱体
JPS6117331Y2 (ja)
JPH02143077A (ja) 冷蔵庫扉
KR200168014Y1 (ko) 냉동 캐비넷용 냉동 패널
JPS6215334B2 (ja)
JPH04262192A (ja) 断熱箱体
JPH0796992B2 (ja) 断熱箱体の製造方法
JP3193625B2 (ja) 断熱壁の製造方法
JPH0332955Y2 (ja)
KR950007297Y1 (ko) 냉장고
KR100458372B1 (ko) 냉장고 캐비넷 제조방법
JPH0314611B2 (ja)
JPS61164980U (ja)
JPS60620Y2 (ja)
JPS6244304Y2 (ja)
KR19980013805U (ko) 냉장고 도어의 비드변형 방지지

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees