JPH073984U - ツールボックスの構造 - Google Patents
ツールボックスの構造Info
- Publication number
- JPH073984U JPH073984U JP3865093U JP3865093U JPH073984U JP H073984 U JPH073984 U JP H073984U JP 3865093 U JP3865093 U JP 3865093U JP 3865093 U JP3865093 U JP 3865093U JP H073984 U JPH073984 U JP H073984U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- box body
- tool box
- slip
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 油圧ショベルの修理、点検などメンテナンス
をするとき、ボンネットやカウンタウエイトの上で行う
ことが多い。ところが、従来技術のツ−ルボックスに
は、滑り止めが施していないため、過って滑落させるこ
とがあった。この問題点を解決する。 [構成] ボックス本体の底板の外面部に、板状のマグ
ネットを取付け、さらに、ボックス本体の開口部を除い
て、マグネットを含む外表面のほぼ全体、または下面部
及び立面部の一部を覆うように、軟性材料にて形成した
滑り止め付カバ−を設けた。
をするとき、ボンネットやカウンタウエイトの上で行う
ことが多い。ところが、従来技術のツ−ルボックスに
は、滑り止めが施していないため、過って滑落させるこ
とがあった。この問題点を解決する。 [構成] ボックス本体の底板の外面部に、板状のマグ
ネットを取付け、さらに、ボックス本体の開口部を除い
て、マグネットを含む外表面のほぼ全体、または下面部
及び立面部の一部を覆うように、軟性材料にて形成した
滑り止め付カバ−を設けた。
Description
【0001】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設機械、作業車両にそなえているツ− ルボックスの構造に関する。
【0002】
図4は、ツ−ルボックスを装備した油圧ショベル上部旋回体の斜視図である。 図において、1は上部旋回体、2はカウンタウエイト、3はボンネット、4はエ ンジン室、5は従来技術のツ−ルボックスである。図5は、ツ−ルボックス5の 斜視外観図である。図において、6はボックス本体、7はカバ−、8はヒンジ、 9はハンガ、10はロックである。図4及び図5に示すように、従来技術のツ− ルボックス5は、ボックス本体6にヒンジ8を介して開閉できるようにカバ−7 を取付け、カバ−7とボックス本体6との間にロック10を設け、カバ−7上面 の中央部に手提げ用のハンガ9を取付けている。また、ツ−ルボックス5は上部 旋回体1に設けたエンジン室3の左端付近に収納している。
【0003】
油圧ショベルにおいて、エンジン、油圧機器(図示しない)などのメンテナン スをするとき、機械の停止場所は平坦地とは限らず、また、カウンタウエイトや ボンネット上で行うことが多い。ところが、従来技術のツ−ルボックスは、ほと んどが鋼板製で滑りやすく、また、滑り止めも施されていないため、過って滑落 させることがある。また機械が稼働しているとき、振動によってツ−ルボックス が動き、エンジン室の壁面に衝突して騒音を発生する。本考案は、上記の問題点 を解決することを目的とする。
【0004】
本考案のツ−ルボックスは、第1の手段として、ボックス本体の底板の下面部 に、板状のマグネットを取付けた。第2の手段として、ボックス本体の開口部を 除いて、マグネットを含む外表面のほぼ全体を覆うように、軟性材料にて形成し た滑り止め付カバ−を設けた。あるいはまた、第3の手段として、ボックス本体 の開口部を除いて、下面部及び立面部の一部を覆うように、軟性材料にて形成し た滑り止め付カバ−を設けた。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案のツ −ルボックス11の斜視外観図である。図において、12はボックス本体、13 はカバ−、14は軟性材料たとえばゴム、樹脂などで形成した滑り止め付カバ− である。図2は、図1のボックス本体12の一部切欠き正面図である。図におい て、15はボックス本体12の底板、16は板状のマグネットである。図3は、 図2のA−Aより見た一部切欠き下面図である。図において、17は滑り止め付 カバ−14の接地面部に一体成形した突起部である。
【0006】 次に、本考案のツ−ルボックス11の構成を図1〜図3について述べる。本考 案のツ−ルボックス11は、ボックス本体12及びカバ−13より構成され、ボ ックス本体12の底板15下面の左右両側端部にそれぞれ板状のマグネット16 を取付け、さらに、ボックス本体12の下面、正面、側面及び裏面のそれぞれ一 部を含む左右の角部一帯を、上記マグネット16を含めて包み込むように形成し た滑り止め付カバ−14を取付けている。また、滑り止め付カバ−14の接地部 には、全面にわたって滑り止めの突起部17を配して一体成形している。
【0007】 次に、本考案のツ−ルボックス11の作用について述べる。本考案では、ボッ クス本体12の底板15の下面部で、その両側端部にそれぞれマグネット16を 取付け、さらに滑り止め付カバ−14を設けた。これにより、カウンタウエイト 2、ボンネット3などの上でメンテナンスを行うとき、ツ−ルボックス11はマ グネット16の磁力によって固定され、滑落する心配がなくなる。また、ボンネ ット3が非磁性材料、例えば樹脂製などの場合には、滑り止め付カバ−14に形 成している突起部17の働きによって、ツ−ルボックス11の滑落を防止できる 。また、機械が稼働しているときの振動に対しても、マグネット16及び突起部 17の働きによってツ−ルボックス11は固定され、また過大な振動衝撃を受け て動き、エンジン室4の壁面に衝突しても、軟性材料で成形した滑り止め付カバ −14で緩衝材される。
【0008】
従来技術のツ−ルボックスでは、滑り止めの手段を講じていなかったので、メ ンテナンス中に過って滑落させたり、機械の稼働中の振動によって動き、騒音を 発することがあった。しかし本考案では、ボックス本体の接地部にマグネットを 取付け、更に滑り止め付カバ−を設けたので、例えばボンネットが鋼製であって も、樹脂製であっても、ツ−ルボックスの滑落を防止できる。また、稼働中の振 動による動きも少なくなり、壁面との衝突音も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のツ−ルボックスの斜視外観図である。
【図2】ボックス本体の一部切欠き正面図である。
【図3】図2のA−Aより見た一部切欠き下面図であ
る。
る。
【図4】ツ−ルボックスをそなえた油圧ショベルの上部
旋回体の斜視図である。
旋回体の斜視図である。
【図5】従来技術のツ−ルボックスの斜視外観図であ
る。
る。
1 上部旋回体 5,11 ツ−ルボックス 6,12 ボックス本体 7,13 カバ− 14 滑り止め付カバ− 16 マグネット 17 突起部
Claims (3)
- 【請求項1】 上部の一面が開口しているボックス本体
と、そのカバ−からなるツ−ルボックスにおいて、ボッ
クス本体の底板の下面部に、板状のマグネットを取付け
たことを特徴とするツ−ルボックスの構造。 - 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1記載の
ツ−ルボックスにおいて、ボックス本体の開口部を除い
て、マグネットを含む外表面のほぼ全体を覆うように、
軟性材料にて形成した滑り止め付カバ−を設けたことを
特徴とするツ−ルボックスの構造。 - 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲請求項1記載の
ツ−ルボックスにおいて、ボックス本体の開口部を除い
て、下面部及び立面部の一部を覆うように、軟性材料に
て形成した滑り止め付カバ−を設けたことを特徴とする
ツ−ルボックスの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3865093U JPH073984U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | ツールボックスの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3865093U JPH073984U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | ツールボックスの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073984U true JPH073984U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12531137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3865093U Pending JPH073984U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | ツールボックスの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073984U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051050A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Disco Corp | 雄螺子管理治具 |
KR101687134B1 (ko) * | 2016-05-04 | 2016-12-16 | (주)동신 | 엔드밀 케이스 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP3865093U patent/JPH073984U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051050A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Disco Corp | 雄螺子管理治具 |
KR101687134B1 (ko) * | 2016-05-04 | 2016-12-16 | (주)동신 | 엔드밀 케이스 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1758095A1 (en) | Noise suppressing structure of cabin | |
US6003921A (en) | Luggage room structure of a vehicle and a connecting member used for the structure | |
JPH073984U (ja) | ツールボックスの構造 | |
US5211436A (en) | Handle device for use on trunk lids of automobiles | |
JPH08100444A (ja) | 建設機械の工具箱装置 | |
JP2000045332A (ja) | 上部旋回体の車体カバー構造 | |
JP3669568B2 (ja) | 建設機械のドア用振れ止め装置 | |
JP4213929B2 (ja) | 建設機械の収納箱 | |
JP2583657Y2 (ja) | サイドカバーの防振装置 | |
JP2872934B2 (ja) | 車輌の運転室 | |
JP2571989Y2 (ja) | 建設機械におけるカウンタウエイト点検用窓 | |
JP3475814B2 (ja) | 収納装置 | |
CN216066830U (zh) | 一种具有防护结构的加工中心 | |
JP2580984Y2 (ja) | 内機取付レールの構造 | |
JP2593645Y2 (ja) | カウンタウエイトの工具箱構造 | |
JP2510287Y2 (ja) | 車両用フロア | |
JPS5834023Y2 (ja) | 着脱自在の蓋を有する箱 | |
JP2521438Y2 (ja) | 戸用心金具 | |
JPS61259696A (ja) | 洗濯機用開閉蓋 | |
JPH0545573Y2 (ja) | ||
JPH0634434Y2 (ja) | 作業車の運転キャビン構造 | |
JP2004068262A (ja) | 作業機械の開閉カバー構造 | |
JP2924197B2 (ja) | アイロンの包装装置 | |
JPH0657961U (ja) | 油圧ショベルのカウンタウエイト | |
JP3043732U (ja) | 側溝用吸振防音具 |