JP2924197B2 - アイロンの包装装置 - Google Patents

アイロンの包装装置

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JP2924197B2
JP2924197B2 JP3007012A JP701291A JP2924197B2 JP 2924197 B2 JP2924197 B2 JP 2924197B2 JP 3007012 A JP3007012 A JP 3007012A JP 701291 A JP701291 A JP 701291A JP 2924197 B2 JP2924197 B2 JP 2924197B2
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iron
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靖治 高島
賢司 藤本
正宣 松田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2585/00Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials
    • B65D2585/68Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form
    • B65D2585/6802Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles
    • B65D2585/6845Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles other household devices
    • B65D2585/685Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles other household devices irons

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  • Cartons (AREA)
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等のしわ伸ばしを
行うアイロンを輸送するための包装装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロンの包装装置は、
例えば実公昭53−9591号公報に示されているよう
に、発泡スチロールなどの樹脂成型緩衝体でアイロン本
体の前後を保持して箱体に内装することにより、輸送中
における外的衝撃からアイロン本体を保護していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものでは、輸送後は不要となる廃棄物としての処理
が社会的問題化していることに加えて、個々の被包装品
の形状に対応した金型の製作が必要であるなど、コスト
高になるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、再利用可能な資材による
簡単で安価なアイロンの包装装置を得ることを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、上記の目的を達
成するために、本発明のアイロンの包装装置は、アイロ
ン本体のベース外周部と嵌合する穴を設けた底板の前部
を、上面側に折り曲げて形成した折返し部をアイロン本
体の前部に形成された凹部に嵌入するとともに、箱体の
上部に設けたフラップをアイロン本体の上面に向かって
下方へ折り曲げて垂直部と水平部を形成し、前記垂直部
をアイロン本体に当接するとともに、前記水平部に穴部
を設けて把手の上面に突設した釦を嵌合させ、前記フラ
ップを蓋体で押圧したものである。
【0006】
【作用】本発明のアイロンの包装装置は、上記構成によ
り、アイロン本体が輸送中に受ける水平方向、すなわ
ち、前後左右方向の振動および衝撃に対しては、アイロ
ン本体のベース外周部と嵌合する底板に設けた穴によっ
て、その全方向に対して保持緩衝することができる。
【0007】特に、アイロン特有形状の先端部の尖った
部分は、底板を上面側に折り曲げて形成した折返し部を
アイロン本体の前部に形成された凹部に嵌入することに
よって、アイロン本体の前方への移動が確実に規制でき
るようになる。つまり、前記ベース外周部と嵌合した底
板と、アイロン本体の前部に嵌入した折り返し部で保持
して二重に保護することができるようになるのである。
【0008】また、上下方向の振動および衝撃に対して
も、箱体のフラップを折り曲げた垂直部で押圧すること
により閉じられた蓋体で保持されるとともに、水平部に
設けた穴部を釦を嵌合させているため、衝撃によって垂
直部の位置がずれることなく、垂直部をアイロン本体に
当接した状態を維持し、確実にアイロン本体に加わる衝
撃を緩衝することができるようになるのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図3において、1は例えば段ボー
ルもしくは厚紙などの再利用可能な紙材で構成された箱
体で、その上部には内方へ折り込むフラップ2が一体に
形成されるとともに、開放された上面は蓋体3によって
開閉できるようになっている。
【0010】4はこの箱体に内装されるアイロン本体
で、ベース5と、このベース5の上面側に設置したカバ
ー6、上面に釦7を突設した把手8、およびこの把手8
の後部に取り付けた把手裏板9を有している。
【0011】10は前記箱体の底部に敷設された底板
で、前記箱体1と同様に例えば段ボールもしくは厚紙な
どの再利用可能な紙材で構成するとともに、前記ベース
5の外周形状にくり抜いた穴11を設けて前記ベース5
に嵌合させている。
【0012】12は前記底板9の前部を上面側へ折り曲
げた折り返し部で、前記アイロン本体4のベース5とカ
バー6の間に形成された凹部13に切欠部14を嵌入す
る。15は底板9の後部に設けた上方への折り曲げ部
で、前記把手裏板5を後方からの衝撃から保護するよう
になっている。
【0013】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。まず、アイロン本体4に底板10を装着す
る。すなわち、折り返し部12の切欠部14をベース5
とカバー6の間に形成された凹部13に嵌入させた後、
ベース5を穴11に嵌合させるとともに、底板10の後
部を上方へ折り曲げてアイロン本体4とともに箱体1に
内装し、この底板10を箱体1の底部に配置する。
【0014】このとき、折り返し部12は穴11の先端
部より後方へ延設させて寸法差Aを設けているため、ア
イロン本体4単独では容易に上方へ持ち上がらないよう
になっている。
【0015】そして、その後箱体1のフラップ2を内方
へ折り曲げてアイロン本体4の上面に向かって下方へ折
り曲げた垂直部16、および水平部17を形成し、この
水平部17に設けた穴部18を釦7に嵌合させて蓋体3
を閉じる。
【0016】したがって、前記垂直部16および水平部
17は釦7により前後左右方向の変位を防止することが
できるとともに、蓋体3によって上方から押圧され、ア
イロン本体4の上方への移動が規制されて、ベース5が
浮き上がって穴11から外れることもない。
【0017】このように、アイロン本体4の前方から加
わる衝撃に対しては、ベース5の外周部と嵌合した底板
10の穴11と、アイロン本体4の前部に嵌入した折り
返し部12で保持して二重に保護し、衝撃に対する緩衝
効果を高めることができるとともに、上下方向の衝撃に
対しても、箱体1のフラップ2を折り曲げた垂直部16
でアイロン本体4を上方から押圧することにより、閉じ
られた蓋体3で保持されアイロン本体に加わる衝撃を確
実に緩衝することができる。
【0018】
【0019】図4は本発明の他の実施例を示したもの
で、アイロン本体のコード21をアイロン本体4の上
面に配置したものである。これにより、上方からの衝撃
に対して一層緩衝効果を高めることができるものであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、上面に開閉自在
な蓋体を設けてアイロン本体を内装する箱体と、この箱
体の底部に配置され、かつ、前記アイロン本体のベース
外周部と嵌合する穴を設けた底板と、前記箱体の上部に
設けたフラップとを具備し、前記底板の前部を上面側に
折り曲げて形成した折返し部をアイロン本体の前部に形
成された凹部に嵌入するとともに、前記フラップは、前
記アイロン本体の上面に向かって下方へ折り曲げて垂直
部と水平部を形成し、前記垂直部をアイロン本体に当接
するとともに、前記水平部に穴部を設けて把手の上面に
突設した釦を嵌合させ、前記フラップを蓋体で押圧した
から、アイロン本体が輸送中に受けるあらゆる方向から
の振動および衝撃に対して、簡単な緩衝構成によって安
全に、かつ安価に製品を保護することができる。
【0021】特に、アイロン特有形状の先端部の尖った
部分も、ベース外周部と嵌合した底板と、アイロン本体
の前部に嵌入した折り返し部で保持して二重に保護する
ことができるため、衝撃によって箱体を突き破り、ベー
スの先端部を傷つけることがなく、また、箱体の上部に
設けたフラップに垂直部と水平部を形成し、前記垂直部
をアイロン本体に当接するとともに、前記水平部に設け
た穴部を釦に嵌合させているため、衝撃によって垂直部
の位置がずれることなく、垂直部をアイロン本体に当接
した状態を維持して、確実にアイロン本体に加わる衝撃
を緩衝することができる。加えて、輸送後は不要となり
廃棄される箱体および底板も、再利用できる効果があ
り、社会的にも有益なアイロンの包装装置が得られるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したアイロンの包装装置
の要部断面図
【図2】同底板の斜視図
【図3】同フラップの斜視図
【図4】本発明の他の実施例を示した要部断面図
【符号の説明】
1 箱体 2 フラップ 3 蓋体 4 アイロン本体 5 ベース 10 穴 12 折返し部 13 凹部 16 垂直部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−25171(JP,U) 実開 昭63−114972(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 81/02 B65D 5/50 101 B65D 5/50 B65D 85/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開閉自在な蓋体を設けてアイロン
    本体を内装する箱体と、この箱体の底部に配置され、か
    つ、前記アイロン本体のベース外周部と嵌合する穴を設
    けた底板と、前記箱体の上部に設けたフラップとを具備
    し、前記底板の前部を上面側に折り曲げて形成した折返
    し部をアイロン本体の前部に形成された凹部に嵌入する
    とともに、前記フラップは、前記アイロン本体の上面に
    向かって下方へ折り曲げて垂直部と水平部を形成し、前
    記垂直部をアイロン本体に当接するとともに、前記水平
    部に穴部を設けて把手の上面に突設した釦を嵌合させ、
    前記フラップを蓋体で押圧したアイロンの包装装置。
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