JPH0739797U - 物干しハンガー - Google Patents

物干しハンガー

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JPH0739797U
JPH0739797U JP7571093U JP7571093U JPH0739797U JP H0739797 U JPH0739797 U JP H0739797U JP 7571093 U JP7571093 U JP 7571093U JP 7571093 U JP7571093 U JP 7571093U JP H0739797 U JPH0739797 U JP H0739797U
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JP
Japan
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frame
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parts
hook portion
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Application number
JP7571093U
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English (en)
Inventor
敏 中島
武二雄 佐々木
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Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物干しハンガーを室内外の高所へ引っ掛ける
作業を容易にする。 【構成】 フレーム1の両分割フレーム部9,10の連
結部11,12,13に、一対の支持部材4,4をフレ
ーム1の内側中心線方向へ傾斜状に立設するとともに、
両支持部材4,4の上端にフック部6を設ける。把持部
17a,17aを下方から片手で把持してフレーム1全
体を持ち上げ、そのままフック部6を物干し竿等に掛け
ることができる。また、両第2補強フレーム17,17
の対向する先端側に、両連結部11,12,13を結ぶ
直線Xに平行でかつ該直線Xより下方に位置する一対の
把持部17a,17aを設ける。把持部17a,17a
片手で把持するだけで、フレーム1の展開状態が確実に
維持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗濯物等を物干し竿等に吊す物干しハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、周知のように、家庭用の物干しハンガーとしては種々のものが提供され ている。一般的な物干しハンガーは、略長方形状に折曲形成されたフレームの内 周部に複数の洗濯ばさみが揺動自在に取り付けられていると共に、該フレームの 所定の4ケ所位置に基端が連結された4本のチェーンの各先端にフック部が取り 付けられている。このフック部は、各チェーンの張力を介してフレームの略中心 上方位置に配置されて、物干し等に吊された際にフレームを常時水平姿勢に維持 させるようになっている。これによって、各洗濯ばさみに挾持された洗濯物が風 等に煽られても該洗濯物が互いにからまったり重なったりせずに常に垂直方向に 吊下させることが可能になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の物干しハンガーにあっては、フック部が、直 線性を保持し得ない折曲げ自在なチェーンによって取り付けられているため、該 物干しハンガーを高所に掛けるには、フック部を持ちながら踏み台等を利用して 掛けなければならなかった。
【0004】 さらに、フック部がフレームに対して立設されているものであっても、フレー ムの内側中心を保持する手段を有しなかったため、物干し竿等に引っ掛ける場合 には該フレーム全体を両手で持ち上げなければならない。この結果、物干しハン ガーの引っ掛け作業が極めて困難となり、場合によっては危険性を伴うものであ った。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、高所へ掛ける 作業を容易に行うことができる物干しハンガーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案にあっては、所定形状に形成された無端状のフ レームの周縁に複数のはさみを取り付けてなる物干しハンガーにおいて、前記フ レームの周縁上部に、上端側がフレームの内側中心線方向へ傾斜した支持部材を 立設するとともに、該支持部材の上端部にフック部を設けかつ前記フレームの内 側中心位置に、該フレームを一体に持ち上げ可能な把持部を設けたことを特徴と している。
【0007】 また、前記フレームを径方向から2分割形成するとともに、分割した両分割フ レーム部を対向する各分割端部から上方へ略垂直状態に折曲自在に形成し、かつ 、前記両分割フレーム部の内側略対称位置に一対の補強フレームを設けるととも に、前記一対の補強フレームの対向する各先端側に、前記両分割端部を結ぶ直線 に平行でかつ該直線よりも下方に位置する前記把持部を形成することが望ましい 。
【0008】
【作用】
前記構成においては、フック部が支持部材によってフレーム上で立ち上がり姿 勢が維持されているとともに、フレームの内側中心位置に把持部が形成されてい るため、高所に物干しハンガーを引っ掛ける際には、把持部を下方から片手で把 持してフレーム全体を持ち上げることができ、また、立設されたフック部をその まま利用して掛けることができる。
【0009】 また、前記フレームを径方向から2分割形成したものにあっては、水平な一方 側の分割フレーム部に対して他方側の分割フレーム部を垂直に折り曲げれば、前 記立設されたフック部を介して室内の壁面に沿ったカーテンレール等にも引っ掛 けることができる。しかも、2分割形成したフレームが展開した状態で使用ばあ いには、把持部を下方から片手で把持するだけで、展開した状態を確実に維持す ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。すなわち、図1に示すよ うに本考案にかかる物干しハンガーにあっては、全体が略長方形状の無端状のフ レーム1と、該フレーム1の内周縁に吊下片2を介して垂設された複数の洗濯ば さみ3と、フレーム1の内側中央上方位置に支持部材4,4及び4本のチェーン 5を介して配置されたフック部6とから主として構成されている。
【0011】 前記フレーム1は、軽量化を図るため合成樹脂材で成形され、横断面略逆U字 形状を呈しているとともに、前後端の対向する短辺部7,7と両側の対向する長 辺部8,8とを備えている。また、このフレーム1は、両長辺部8,8の中央位 置から2分割に形成され、該両分割フレーム部9,10の対向する各分割端部9 a,9b、10a,10b上面に円形状の連結部11,12,13がそれぞれ一 体に設けられている。
【0012】 すなわち、一方側の分割フレーム部9の各分割端部9a,9bには、両側に一 定の隙間を介して一対の連結部11,12が一体に設けられているのに対し、他 方側フレーム部10の各分割端部10a,10bには、長手方向の中央に前記両 連結部11,12間に挟み込まれつつ摺動する一つの連結部13が一体に設けら れている。この連結部11,12,13は、中央の枢支孔14,15内に挿通す る支持部材4,4の下端部4a,4aを中心に相対的に回転自在に連結され、こ れによって各分割フレーム部9,10が互いに垂直方向へ回動自在に形成されて いる。
【0013】 また、各分割端部9a,9b、10a,10bの間には、パイプ状の第1補強 フレーム16,16が巾方向に沿って並行に架設されている。さらに、短辺部7 ,7の内周部には、先端側の把持部17a,17aが前記各第1補強フレーム1 6,16に一体に連結された略U字形状のパイプ状の第2補強フレーム17,1 7が、長手方向に沿ってそれぞれ設けられている。この第2補強フレーム17, 17は、短辺部7,7に連結された基端部17b,17b側が略八字形状に拡開 形成されて、補強力を向上させており、その八字形の各折曲部間に短尺なサブフ レーム18,18がそれぞれ架設されている。
【0014】 また、第2補強フレーム17,17の各把持部17a,17aは、略コ字形状 に形成され、その位置がフレーム全体の重心位置付近に配置されている。すなわ ち、前記両長辺部8,8の各連結部11,12,13を結ぶ直線Xを中心とした 対称位置に並行に配置され、かつ両短辺部7,7の各中心点を結ぶ直線Yにその 中心が位置するように配置されている。また、両把持部17a,17a間の距離 Zは、大人の手で両方を一緒に把持できる程度の長さに設定されている。
【0015】 前記洗濯ばさみ3は、フレーム1の全周に亙って周方向へ等間隔に設けられて いおり、前記第2補強フレーム17,17の略中央位置にも設けられている。ま た、各分割端部9a,9b、10a,10bに設けられた洗濯ばさみ3a,3a 、3a,3aは、分割端縁19,19から若干外方へ離れた位置に配置されてい る。
【0016】 前記両支持部材4,4は、合成樹脂材で略八字形状に折曲形成され、下端部4 a,4aから上方へ互いに傾斜状に立設されており、対向する上端部4b,4b が連結部材20を介して連結されて、起立状態に保持されている。また、前記下 端部4a,4aは、前述のように水平部位が前記各連結部11,12,13の中 央に有する枢支孔14,15内に挿通して該各連結部11,12,13を連結か つ回転自在に支持している。
【0017】 前記各チェーン5は、合成樹脂で成形され、それぞれが4つの接続部材5aに よって形成され、該接続部材5aが両端のフック状係止部を介して接続されて1 本状に形成されている。また、それぞれの下端部が長辺部8,8の短辺部7,7 側内周部に連結されており、上端部が前記連結部材20に支持部材4,4ととも に連結されている。
【0018】 前記フック部6は、下端部6aが連結部材20の中央に回転自在に支持される 一方、上端部6bがセルフロック方式の構造になっている。すなわち、オーム形 状の上端部6bは、自由端6c側が内部のばね部材によって基端6d側に付勢さ れ、通常はばね力で閉状態に保持されているが、物干し竿等に引っ掛ける際には 、基端6dと自由端6cとの間に物干し竿を挾んでそのまま引き下すと、自由端 6cがばね力に抗して開き、そのまま物干し竿に係止するようになっている。ま た、フック部6は、両支持部材4,4及び連結部材20によって、起立姿勢状態 に保持されている。さらに、フック部6の背部つまり基端6dには、上下方向に 沿って切欠された係止用孔21が形成されている。
【0019】 以上の構成からなる本実施例においては、まず、予め洗濯物を洗濯ばさみ3で 挾持して垂直に吊した物干しハンガーを、室外の物干し竿等に引っ掛ける場合は 、図1のように両分割フレーム部9,10を水平に展開した状態でフック部6の セルフロック方式を利用して引っ掛ければ簡単に吊り下げることができる。
【0020】 一方、高所に掛ける際には、図2に示すように把持部17a,17aを下方か ら片手Hで把持してフレーム1全体をバランス良く持ち上げることができる。ま た、支持部材4,4を介して起立したフック部6をそのまま所定の係止部材に引 っ掛けることができる。したがって、高所への引っ掛け作業も従来のように踏み 台等を用いずに行うことが可能となり、この結果、該作業を極めて容易かつ安全 に行うことができる。
【0021】 さらに、フレーム1の展開時においては、両把持部17a,17aを把持する と、第2補強フレーム17,17を介して該フレーム1の展開方向に力が作用す るため、該フレーム1の展開状態が安定化し、引っ掛け作業が一層良好となる。 他方、室内のカーテンレール等に引っ掛ける場合は、図3に示すように、壁側 に位置する他方側の分割フレーム部10を支持部材4,4の下端部4a,4aを 中心に各連結部11,12,13を介して上方へ折り曲げて垂直姿勢に保持する 。この状態では、フック部6も支持部材4,4によって起立姿勢が維持されてい るため、他方側の分割フレーム部10と並行状態になる。そして、把持部17a ,17aを図3のように片手Hで把持しながら他方側分割フレーム部10の底面 (背面)を壁面側に向けつつ持ち上げる。このとき、壁面とフック部6との間の 長さが壁面からカーテンレールまでの長さよりも略同じか若干短くなるため、該 フック部6をカーテンレールに簡単に引っ掛けることが可能になり、この時点で 把持部17a,17aから手を離すと他方側分割フレーム部10の背面が壁面側 に倒れながら当接するとともに、一方側の分割フレーム部9が水平状態になり、 洗濯物を垂直状態で吊り下げることが可能になる。
【0022】 したがって、単に他方の側分割フレーム部10を垂直に折り曲げるだけで、一 方側の分割フレーム部9を水平状態に維持することができるため、物干しハンガ ーの室内への吊り下げ作業が極めて容易になる。また、フック部6をセルフロッ ク方式としたため、カーテンレール等へ確実かつ簡単に引っ掛けることができる 。
【0023】 また、分割端部9a,9b、10a,10b側の先端ばさみ3aは、分割端縁 19,19から若干離間した位置に配置されているため、前述のように室内の壁 付近に引っ掛けたとしても、洗濯物が壁面に接触することがなくなり、汚れが防 止されるとともに、乾燥性が良好になる。また、フック部6の背部に係止用孔2 1を設けたため、フック部6では引っ掛かることのできない例えば柱等に固定さ れた小さな釘等に係止用孔21を係止して引っ掛けることができるため、極めて 実用的である。さらに、洗濯ばさみ3がフレーム1に全周に設けられているため 、各分割フレーム部9,10が展開された通常の室外等の場合はフレーム1全部 の洗濯ばさみ3を利用して洗濯物を干すことが可能になる。
【0024】 なお、使用後は物干しハンガーの支持部材4,4を中心に両分割フレーム部9 ,10を互いに立ち上がる方向へ折り畳めば全体にコンパクトになり、押し入れ 内等への収納性が向上する。また、各分割フレーム部9,10の短辺部7,7に 、折り曲げ時に連結部材20等に係止する係止部を設ければ分割フレーム部9, 10の垂直姿勢を確実に維持することが可能になる。
【0025】 一方、本実施例においては、フレーム1を2分割形成し、室内のカーテンレー ル等に引っ掛けて使用する場合の使い勝手を向上させたものを示したが、かかる 構成にしなくとも構わない。さらに、フック部6がセルフフロック方式のものを 示したが、これに限定されるものではなく、他のものであってもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明したように本考案に係る物干しハンガーによれば、立設したフック 部と把持部とによって高所への引っ掛け作業を極めて容易にかつ安全に行うこと ができる。
【0027】 また、支持部材を介してフック部を立設し、かつフレームの2分割化及びいず れか一方の分割フレーム部を垂直方向へ折り曲げ可能な構成とすれば、壁面に沿 った高所位置にも容易に掛けることが可能となる。しかも、把持部を下方から片 手で把持するだけで、2分割形成したフレームの展開状態を確実に維持すること ができるため、2分割形成したフレームを展開させた状態でも、高所への引っ掛 作業を極めて容易にかつ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す物干しハンガーの斜視
図である。
【図2】同実施例の把持部を把持した状態を示す説明図
である。
【図3】同実施例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 3 洗濯ばさみ 4 支持部材 6 フック部 9 一方側のフレーム部 10 他方側のフレーム部 17 第2補強フレーム 17a 把持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に形成された無端状のフレーム
    の周縁に複数のはさみを取り付けてなる物干しハンガー
    において、 前記フレームの周縁上部に、上端側がフレームの内側中
    心線方向へ傾斜した支持部材を立設するとともに、該支
    持部材の上端部にフック部を設けかつ前記フレームの内
    側中心位置に、該フレームを一体に持ち上げ可能な把持
    部を設けたことを特徴とする物干しハンガー。
  2. 【請求項2】 前記フレームを径方向から2分割形成す
    るとともに、分割した両分割フレーム部を対向する各分
    割端部から上方へ略垂直状態に折曲自在に形成し、か
    つ、前記両分割フレーム部の内側略対称位置に一対の補
    強フレームを設けるとともに、前記一対の補強フレーム
    の対向する各先端側に、前記両分割端部を結ぶ直線に平
    行でかつ該直線よりも下方に位置する前記把持部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の物干しハンガー。
JP7571093U 1993-12-30 1993-12-30 物干しハンガー Pending JPH0739797U (ja)

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