JPH0739780B2 - 自動車用透明開閉体のロック操作装置 - Google Patents
自動車用透明開閉体のロック操作装置Info
- Publication number
- JPH0739780B2 JPH0739780B2 JP1349288A JP1349288A JPH0739780B2 JP H0739780 B2 JPH0739780 B2 JP H0739780B2 JP 1349288 A JP1349288 A JP 1349288A JP 1349288 A JP1349288 A JP 1349288A JP H0739780 B2 JPH0739780 B2 JP H0739780B2
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- Japan
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- lever
- closing body
- transparent opening
- open lever
- locking
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用透明開閉体のロック操作装置に関す
る。
る。
尚、本明細書にて用いる「透明」の用語は完全な透明の
みでなく半透明をも含む概念で使用する。
みでなく半透明をも含む概念で使用する。
[従来の技術] 近年、ガラス強度の向上にともない自動車においてもガ
ラス等の透明体を直接被取付体に開閉可能に枢着し開閉
体として用いるようになってきた。
ラス等の透明体を直接被取付体に開閉可能に枢着し開閉
体として用いるようになってきた。
この例としては、例えば特開昭62-37487号公報に示され
るように自動車の後部ドアに穿設された窓孔を開閉する
ガラスハッチが知られている。このものは後部ドアに設
けられその閉扉状態で車体に対してロックする第1ロッ
クと、後部ドアに設けられガラスハッチの閉扉状態で後
部ドアに対してロックする第2ロックとを備え、両者ロ
ックのいずれか一方の解除操作のみを許容して、少なく
とも一方を開いているときは他方の開扉を不能としガラ
スハッチの破損を未然に防止しようとするものである。
るように自動車の後部ドアに穿設された窓孔を開閉する
ガラスハッチが知られている。このものは後部ドアに設
けられその閉扉状態で車体に対してロックする第1ロッ
クと、後部ドアに設けられガラスハッチの閉扉状態で後
部ドアに対してロックする第2ロックとを備え、両者ロ
ックのいずれか一方の解除操作のみを許容して、少なく
とも一方を開いているときは他方の開扉を不能としガラ
スハッチの破損を未然に防止しようとするものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の装置においてはガラスハッ
チには第2ロックのためのストライカのみしか取付けら
れておらず、ガラスハッチを開けようとするときは常に
その第2ロックを解除するためにキーシリンダを操作せ
ざるを得ず開扉操作が面倒であるという問題があった。
チには第2ロックのためのストライカのみしか取付けら
れておらず、ガラスハッチを開けようとするときは常に
その第2ロックを解除するためにキーシリンダを操作せ
ざるを得ず開扉操作が面倒であるという問題があった。
このような問題を解消するため、例えばロック装置をガ
ラスハッチ側に、ストライカを後部ドア側に設け、更に
ガラスハッチの外側にそのロック装置を解除操作できる
ハンドル等を設けることも考えられるが、このようにす
ると、ガラスハッチは透明であり、また薄物でロック装
置を収納できる空間もないことから、外観上の体裁が悪
いと共に取付上困難であるという問題がある。
ラスハッチ側に、ストライカを後部ドア側に設け、更に
ガラスハッチの外側にそのロック装置を解除操作できる
ハンドル等を設けることも考えられるが、このようにす
ると、ガラスハッチは透明であり、また薄物でロック装
置を収納できる空間もないことから、外観上の体裁が悪
いと共に取付上困難であるという問題がある。
本発明の目的は、上述の問題を解消しガラスハッチ等透
明開閉体の開閉動作におけるロック操作性を向上させる
ことのできる自動車用透明開閉体のロック操作装置を提
供することにある。
明開閉体の開閉動作におけるロック操作性を向上させる
ことのできる自動車用透明開閉体のロック操作装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の自動車用透明開閉体
のロック操作装置は、被取付体に開閉可能に枢着された
透明開閉体を備えた自動車において、該透明開閉体の内
側に、前記被取付体に固設したロック装置と係合可能な
ストライカを設けると共に該透明開閉体の外側へ貫通す
る操作部を設け、さらに、前記被取付体に設けられて、
該被取付体に設けられたキーシリンダに連動し前記操作
部と係合可能な解錠位置と係合不可能な施錠装置とに移
動可能であり、且つ前記ロック装置のロッキングレバー
と連係されたオープンレバーと、前記被取付体に設けら
れて、前記オープンレバーと連動し該オープンレバーを
前記施錠位置に移動操作可能なノブレバーとを有するこ
とを特徴とする。
のロック操作装置は、被取付体に開閉可能に枢着された
透明開閉体を備えた自動車において、該透明開閉体の内
側に、前記被取付体に固設したロック装置と係合可能な
ストライカを設けると共に該透明開閉体の外側へ貫通す
る操作部を設け、さらに、前記被取付体に設けられて、
該被取付体に設けられたキーシリンダに連動し前記操作
部と係合可能な解錠位置と係合不可能な施錠装置とに移
動可能であり、且つ前記ロック装置のロッキングレバー
と連係されたオープンレバーと、前記被取付体に設けら
れて、前記オープンレバーと連動し該オープンレバーを
前記施錠位置に移動操作可能なノブレバーとを有するこ
とを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、透明開閉体の閉成状態にあってはその
内側に設けたストライカが被取付体に固設したロック装
置と係合し、その状態を維持する。
内側に設けたストライカが被取付体に固設したロック装
置と係合し、その状態を維持する。
そして、キーによって被取付体に設けられたキーシリン
ダを操作し解錠状態とすると、キーシリンダに連動する
オープンレバーが施錠位置から解錠位置に移動し、透明
開閉体の操作部と係合可能状態となる。従って、この状
態で操作部を操作すると操作部とオープンレバーとが係
合し、ロッキングレバーを駆動するすることによりロッ
ク装置のラッチとストライカの係合を解除し透明開閉体
を開成することができる。
ダを操作し解錠状態とすると、キーシリンダに連動する
オープンレバーが施錠位置から解錠位置に移動し、透明
開閉体の操作部と係合可能状態となる。従って、この状
態で操作部を操作すると操作部とオープンレバーとが係
合し、ロッキングレバーを駆動するすることによりロッ
ク装置のラッチとストライカの係合を解除し透明開閉体
を開成することができる。
また、このキーシリンダの解錠状態のまま透明開閉体を
閉成するとストライカとロック装置のラッチとが係合し
ロック状態が得られる。
閉成するとストライカとロック装置のラッチとが係合し
ロック状態が得られる。
従って、上述の如くキーシリンダの解錠状態においては
キーシリンダの操作を伴なわず必要なときに透明開閉体
を開くことができる。
キーシリンダの操作を伴なわず必要なときに透明開閉体
を開くことができる。
さらに、透明開閉体を閉成するに際して、オープンレバ
ーと連動しこのオープンレバーを施錠位置に移動可能な
ノブレバーを操作し、オープンレバーを施錠位置に移動
させると、キーシリンダの操作を伴うことなく透明開閉
体は施錠される。
ーと連動しこのオープンレバーを施錠位置に移動可能な
ノブレバーを操作し、オープンレバーを施錠位置に移動
させると、キーシリンダの操作を伴うことなく透明開閉
体は施錠される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面に基づいて説明する。
第1図ないし第7図に本発明を自動車用後部ドアに適用
した実施例を示す。
した実施例を示す。
第1図および第2図において、1は自動車の車体、2は
後部ドアで、この後部ドア2は、上端部が車体1の後端
上部に左右一対のヒンジ3でもって枢着されたはね上げ
式ドアである。そして、このドア2に設けられた窓孔4
を開閉するように上端部がドア2の上部に左右一対のヒ
ンジ5でもって枢着された透明なガラス板等からなるい
わゆるガラスハッチ6が備えられている。
後部ドアで、この後部ドア2は、上端部が車体1の後端
上部に左右一対のヒンジ3でもって枢着されたはね上げ
式ドアである。そして、このドア2に設けられた窓孔4
を開閉するように上端部がドア2の上部に左右一対のヒ
ンジ5でもって枢着された透明なガラス板等からなるい
わゆるガラスハッチ6が備えられている。
7は車体1の床部後端部中央に固設されるストライカで
あり、8は後部ドア2の下端部中央に設けられ、ストラ
イカ7と係合することにより後部ドア2を車体1に対し
ロックするロック装置である。
あり、8は後部ドア2の下端部中央に設けられ、ストラ
イカ7と係合することにより後部ドア2を車体1に対し
ロックするロック装置である。
9はガラスハッチ6の内側下端部中央に外側に設けられ
る把手10と共に共締めされて設けられたストライカ、11
は把手10に摺動自在に設けた操作部としてのプッシュボ
タンである。
る把手10と共に共締めされて設けられたストライカ、11
は把手10に摺動自在に設けた操作部としてのプッシュボ
タンである。
また、12は後部ドア2の窓孔4の下縁中央に設けられス
トライカ9と係合することによりガラスハッチ6を閉扉
状態でロックするロック装置である。
トライカ9と係合することによりガラスハッチ6を閉扉
状態でロックするロック装置である。
さらに、13は後部ドア2の開成用のハンドル、14は上述
したロック装置8および12の解錠および施錠を行うため
のキーシリンダである。
したロック装置8および12の解錠および施錠を行うため
のキーシリンダである。
次に、第3図ないし第5図に基づいてロック装置12に対
する解錠および施錠機構およびその他各部の詳細を説明
する。
する解錠および施錠機構およびその他各部の詳細を説明
する。
図において、15はベースプレートであり長孔15Aが穿設
された主平面部15Bとこの主平面部15Bから直角に折曲げ
られた第1ないし第3の折曲部15C,15Dおよび15Eが形成
されている。第1折曲部15Cには2個の取付孔15Fが設け
られ、この取付孔15Fを介してベースプレート15は後部
ドア2のアウターパネル2Aおよびインナーパネル2Bで形
成される空間内に固着される。
された主平面部15Bとこの主平面部15Bから直角に折曲げ
られた第1ないし第3の折曲部15C,15Dおよび15Eが形成
されている。第1折曲部15Cには2個の取付孔15Fが設け
られ、この取付孔15Fを介してベースプレート15は後部
ドア2のアウターパネル2Aおよびインナーパネル2Bで形
成される空間内に固着される。
16は第1オープンレバー、17はノブレバーであり、両者
はベースプレート15を挟んで対峙しベースプレート15の
長孔15Aに挿通されるピン18でもって長孔15Aに沿って連
動すべく連結されている。そして、第1オープンレバー
16はピン18回りに回動自在とされている。
はベースプレート15を挟んで対峙しベースプレート15の
長孔15Aに挿通されるピン18でもって長孔15Aに沿って連
動すべく連結されている。そして、第1オープンレバー
16はピン18回りに回動自在とされている。
第1オープンレバー16は、その先端が直角に折曲げられ
前述したプッシュボタン11との係合部16Aが形成される
と共にその中腹部にピン18に巻回されたばね19の一端を
係止する係止部16Bが折曲げ形成される。ばね19の他端
はベースプレート15の主平面部15Bの側方に設けた第1
および第2切欠き15Gおよび15Hのいずれか1つに係止さ
れ、第1オープンレバー16をベースプレート15の第3折
曲部15Eに当接すべく付勢し直立状態に維持している。
前述したプッシュボタン11との係合部16Aが形成される
と共にその中腹部にピン18に巻回されたばね19の一端を
係止する係止部16Bが折曲げ形成される。ばね19の他端
はベースプレート15の主平面部15Bの側方に設けた第1
および第2切欠き15Gおよび15Hのいずれか1つに係止さ
れ、第1オープンレバー16をベースプレート15の第3折
曲部15Eに当接すべく付勢し直立状態に維持している。
ノブレバー17は、その上端部がクランク状に折曲げられ
その先端に樹脂等の緩衝体17Aが設けられている。ま
た、下端部もクランク状に折曲げられ透孔17Bが穿設さ
れている。そして、この透孔17Bとキーシリンダ14の作
動腕14Aに穿設した透孔14Bとの間に作動ロッド20が設け
られ作動腕14Aおよびノブレバー17の操作力が夫々伝達
される(第3図参照)。
その先端に樹脂等の緩衝体17Aが設けられている。ま
た、下端部もクランク状に折曲げられ透孔17Bが穿設さ
れている。そして、この透孔17Bとキーシリンダ14の作
動腕14Aに穿設した透孔14Bとの間に作動ロッド20が設け
られ作動腕14Aおよびノブレバー17の操作力が夫々伝達
される(第3図参照)。
尚、ノブレバー17の側腹部はベースプレート15の第1折
曲部15Cと摺接し、ノブレバー17の傾きが阻止される。
曲部15Cと摺接し、ノブレバー17の傾きが阻止される。
21はベースプレート15の第2折曲部15D上にピン22でも
って回動自在に枢支された第2オープンレバーであり、
その一端は第1オープンレバー16の中腹部と当接し、他
端はロック装置12のロッキングレバーと当接している。
って回動自在に枢支された第2オープンレバーであり、
その一端は第1オープンレバー16の中腹部と当接し、他
端はロック装置12のロッキングレバーと当接している。
さらに、このロック装置12は周知の如くボックス形状の
外匣12Aと、この外匣12Aにピン12Bで回動自在に枢支さ
れるラッチ12Cおよびピン12Dで同じく回動自在に枢支さ
れるロッキングレバー12E、およびラッチ12Cとロッキン
グレバー12Eとを係合可能に付勢する不図示のばねとを
備えている。
外匣12Aと、この外匣12Aにピン12Bで回動自在に枢支さ
れるラッチ12Cおよびピン12Dで同じく回動自在に枢支さ
れるロッキングレバー12E、およびラッチ12Cとロッキン
グレバー12Eとを係合可能に付勢する不図示のばねとを
備えている。
そして、このロック装置12はボルト12Fでもって後部ド
ア2の窓孔4の下縁中央のインナパネル2B上面に固定さ
れる。次に、把手10はガラスハッチ6の外側にストライ
カ9と共締めで取付けられ、側方に筒状部10Aが一体に
成形されている。筒状部10Aにはプッシュボタン11がば
ね11Aにより外方に突出するよう付勢されつつ収容さ
れ、筒状部10Aの終端部には該プッシュボタン11の案内
孔11Aとばね受けを有する蓋体10Bが螺合されている。そ
して、この筒状部10Aをガラスハッチに穿設した透孔6A
に貫通させて把手10が取付けられる。
ア2の窓孔4の下縁中央のインナパネル2B上面に固定さ
れる。次に、把手10はガラスハッチ6の外側にストライ
カ9と共締めで取付けられ、側方に筒状部10Aが一体に
成形されている。筒状部10Aにはプッシュボタン11がば
ね11Aにより外方に突出するよう付勢されつつ収容さ
れ、筒状部10Aの終端部には該プッシュボタン11の案内
孔11Aとばね受けを有する蓋体10Bが螺合されている。そ
して、この筒状部10Aをガラスハッチに穿設した透孔6A
に貫通させて把手10が取付けられる。
次に、上記構成になる本実施例の作動を説明する。
[閉扉施錠状態] 第4図および第5図に示すガラスハッチ6を閉成した閉
扉解錠状態において、キーシリンダ14をキーにより回動
操作すると、作動腕14Aの回動は作動ロッド20を介して
ノブレバー17を引き下げる。すると、ノブレバー17とピ
ン18でもって連絡された第1オープンレバー16も同時に
長孔15Aに沿って下動し第6図示の閉扉施錠状態とな
る。
扉解錠状態において、キーシリンダ14をキーにより回動
操作すると、作動腕14Aの回動は作動ロッド20を介して
ノブレバー17を引き下げる。すると、ノブレバー17とピ
ン18でもって連絡された第1オープンレバー16も同時に
長孔15Aに沿って下動し第6図示の閉扉施錠状態とな
る。
このとき第1オープンレバー16を直立方向に付勢してい
るばね19の他端は、第1切欠き15Gから第2切欠き15Hに
移動して係止される。
るばね19の他端は、第1切欠き15Gから第2切欠き15Hに
移動して係止される。
かかる閉扉施錠状態にあっては、操作部たるプッシュボ
タン11を操作しても第1オープンレバー16は係合不可能
位置にあり、ロック装置12を作動させることができずガ
ラスハッチ6の開成は不可能である。
タン11を操作しても第1オープンレバー16は係合不可能
位置にあり、ロック装置12を作動させることができずガ
ラスハッチ6の開成は不可能である。
[閉扉解錠状態] 逆に、第6図示の閉扉施錠状態において、キーシリンダ
14をキーにより回動操作することにより作動ロッド20を
介して第1オープンレバー16およびノブレバー17を長孔
15Aに沿って上動させると第4図示の閉扉解錠状態が得
られる。
14をキーにより回動操作することにより作動ロッド20を
介して第1オープンレバー16およびノブレバー17を長孔
15Aに沿って上動させると第4図示の閉扉解錠状態が得
られる。
かかる状態で、第7図に示すようにプッシュボタン11を
押すと該ボタン11の先端は第1オープンレバー16の係合
部16Aと係合し該第1オープンレバー16をピン18回りに
回動する。
押すと該ボタン11の先端は第1オープンレバー16の係合
部16Aと係合し該第1オープンレバー16をピン18回りに
回動する。
すると、第1オープンレバー16の中腹部に一端が当接し
た第2オープンレバー21がピン22回りに回動し、ロッキ
ングレバー12Eを不図示のばねに抗じて回動させる。し
かして、周知の如くラッチ12Cによるストライカ9の拘
束を解除しガラスハッチ6の開成が可能となる。
た第2オープンレバー21がピン22回りに回動し、ロッキ
ングレバー12Eを不図示のばねに抗じて回動させる。し
かして、周知の如くラッチ12Cによるストライカ9の拘
束を解除しガラスハッチ6の開成が可能となる。
従って、把手10でもってガラスハッチ6をはね上げ開成
することができ、ガラスハッチ6が開成すると第1オー
プンレバー16はばね19の付勢力により直立状態に戻る。
することができ、ガラスハッチ6が開成すると第1オー
プンレバー16はばね19の付勢力により直立状態に戻る。
[解錠閉扉動作] 上述の如くキーシリンダ14による解錠状態のまま、ガラ
スハッチ6を閉成すると、ストライカ9とロック装置12
との係合によりガラスハッチ6はロック状態に保持され
る。
スハッチ6を閉成すると、ストライカ9とロック装置12
との係合によりガラスハッチ6はロック状態に保持され
る。
しかし、この状態では第1オープンレバー16の係合部16
Aがプッシュボタン11と係合可能な解錠位置にあること
から、プッシュボタン11の操作により前述の如くキーシ
リンダ14の操作を伴うことなくガラスハッチ6の開成が
可能である。
Aがプッシュボタン11と係合可能な解錠位置にあること
から、プッシュボタン11の操作により前述の如くキーシ
リンダ14の操作を伴うことなくガラスハッチ6の開成が
可能である。
[施錠閉扉動作] 上述の解錠閉扉操作に対し、ガラスハッチ6を開いた状
態でノブレバー17の緩衝体17Aを押しノブレバー17およ
び第1オープンレバー16を長孔15Aに沿って下動させた
後ガラスハッチ6を閉じると、ガラハッチ6は施錠閉扉
される。
態でノブレバー17の緩衝体17Aを押しノブレバー17およ
び第1オープンレバー16を長孔15Aに沿って下動させた
後ガラスハッチ6を閉じると、ガラハッチ6は施錠閉扉
される。
すなわち、ノブレバー17および第1オープンレバー16の
下動により作動ロッド20を介してキーシリンダ14の作動
腕14Aも回動し、第1オープンレバー16もプッシュボタ
ン11と係合不可能な施錠位置とし、さらにストライカ9
とロック装置12とは前述の如く係合しガラスハッチ6を
ロック状態に保持することから、ガラスハッチ6はキー
シリンダ14を操作することなく自動的に施錠されるので
ある。
下動により作動ロッド20を介してキーシリンダ14の作動
腕14Aも回動し、第1オープンレバー16もプッシュボタ
ン11と係合不可能な施錠位置とし、さらにストライカ9
とロック装置12とは前述の如く係合しガラスハッチ6を
ロック状態に保持することから、ガラスハッチ6はキー
シリンダ14を操作することなく自動的に施錠されるので
ある。
尚、上述した実施例は本発明を自動車の後部ドアのガラ
スハッチに適用した例につき説明したが、本発明は他の
ガラス,プラスチック等の透明開閉体にも適用できるこ
とはいうまでもない。
スハッチに適用した例につき説明したが、本発明は他の
ガラス,プラスチック等の透明開閉体にも適用できるこ
とはいうまでもない。
また、前記実施例は、ノブレバー17とオープンレバー16
とを別体で形成したが、この両者の部材を一体に形成し
ても同様な効果を得ることが出来る。
とを別体で形成したが、この両者の部材を一体に形成し
ても同様な効果を得ることが出来る。
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明によれば、キーに
よって解錠状態とすることにより、必要なときに透明開
閉体の操作部を操作して透明開閉体を開成することがで
きるので操作性が著しく向上する。しかも、ノブレバー
を操作することにより自動的に施錠でき便利である。
よって解錠状態とすることにより、必要なときに透明開
閉体の操作部を操作して透明開閉体を開成することがで
きるので操作性が著しく向上する。しかも、ノブレバー
を操作することにより自動的に施錠でき便利である。
さらには、ノブレバーの位置により施解錠状態の確認が
できる。
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す外観斜視図、 第2図は同じくその断面概略図、 第3図は本発明の一実施例にかかるロック操作部を示す
斜視図、 第4図は同じくその一部の解錠状態を示す縦断面図、 第5図は同じくその一部の解錠状態を示す横断面図、 第6図は同じくその一部の施錠状態を示す縦断面図、 第7図は同じくその一部のロック解除状態を示す縦断面
図である。 6……ガラスハッチ、9……ストライカ、10……把手、
11……プッシュボタン、12……ロック装置、12C……ラ
ッチ、12E……ロッキングレバー、14……キーシリン
ダ、15……ベースプレート、16……第1オープンレバ
ー、17……ノブレバー、21……第2オープンレバー。
斜視図、 第4図は同じくその一部の解錠状態を示す縦断面図、 第5図は同じくその一部の解錠状態を示す横断面図、 第6図は同じくその一部の施錠状態を示す縦断面図、 第7図は同じくその一部のロック解除状態を示す縦断面
図である。 6……ガラスハッチ、9……ストライカ、10……把手、
11……プッシュボタン、12……ロック装置、12C……ラ
ッチ、12E……ロッキングレバー、14……キーシリン
ダ、15……ベースプレート、16……第1オープンレバ
ー、17……ノブレバー、21……第2オープンレバー。
Claims (1)
- 【請求項1】被取付体に開閉可能に枢着された透明開閉
体を備えた自動車において、該透明開閉体の内側に、前
記被取付体に固設したロック装置と係合可能なストライ
カを設けると共に該透明開閉体の外側へ貫通する操作部
を設け、 さらに、前記被取付体に設けられて、該被取付体に設け
られたキーシリンダに連動し前記操作部と係合可能な解
錠位置と係合不可能な施錠位置とに移動可能であり、且
つ前記ロック装置のロッキングレバーと連係されたオー
プンレバーと、 前記被取付体に設けられて、前記オープンレバーと連動
し該オープンレバーを前記施錠位置に移動操作可能なノ
ブレバーと を有することを特徴とする自動車用透明開閉体のロック
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1349288A JPH0739780B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 自動車用透明開閉体のロック操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1349288A JPH0739780B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 自動車用透明開閉体のロック操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190886A JPH01190886A (ja) | 1989-07-31 |
JPH0739780B2 true JPH0739780B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=11834614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1349288A Expired - Lifetime JPH0739780B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 自動車用透明開閉体のロック操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739780B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5748197Y2 (ja) * | 1978-10-09 | 1982-10-22 | ||
JPS6237487A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-18 | 株式会社 大井製作所 | 自動車の後部ドア用のロツク装置 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1349288A patent/JPH0739780B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01190886A (ja) | 1989-07-31 |
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