JPH0739199B2 - 熱転写カラーリボン、その製造法および単一の耐引掻性相を形成する方法 - Google Patents

熱転写カラーリボン、その製造法および単一の耐引掻性相を形成する方法

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JPH0739199B2
JPH0739199B2 JP2022339A JP2233990A JPH0739199B2 JP H0739199 B2 JPH0739199 B2 JP H0739199B2 JP 2022339 A JP2022339 A JP 2022339A JP 2233990 A JP2233990 A JP 2233990A JP H0739199 B2 JPH0739199 B2 JP H0739199B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、常用の支持体と、この支持体の片側上に形成
された、事後の熱処理によって耐引掻性の熱安定性のマ
ークを発生させるための蝋結合および/またはプラスチ
ック結合した溶融カラーインキ層とを有する熱転写カラ
ーリボン、殊に熱転写カーボンリボン、この熱転写カー
ボンリボンを製造するための特に適用な方法、ならびに
熱安定性の耐引掻性のマークを形成する方法に関する。
従来の技術 熱転写カラーリボンは、久しく公知である。この熱転写
カラーリボンは、紙、プラスチック等からなることがで
きるシート状支持体上に、殊にプラスチック結合および
/または蝋結合した着色剤層または顔料層の形の溶融カ
ラーインキ、殊にプラスチック結合および/または蝋結
合したカーボンブラック層を有する。溶融カラーインキ
は、前記の転写材料の場合には熱転写ヘッドを用いて溶
融され、かつ記録紙もしくは印刷紙上に転写される。前
記過程に使用される熱転写プリンターもしくは熱転写ヘ
ッドは、一般に公知である。この場合、詳細には次のよ
うに行なうことができる:プリンターの熱転写ヘッド上
には、加熱される個所からなる、枚葉紙上に印刷すべき
文字が形成される。熱転写ヘッドは、熱転写カラーリボ
ンを記録すべき紙上に押圧する。溶融カラーインキは、
加熱された個所で溶融し、かつ枚葉紙上に転写される。
熱転写カラーリボンの利用される部分は、リールに供給
される。
熱転写カラーリボンは、種々の溶融カラーインキを並列
的に有することができる。従って、青、黄、赤および黒
のカラーインキの組合せにより、カラーの印刷画像を得
ることができる。熱転写プリンターは、高い速度(DIN
−A4判は、約10秒間で印刷することができる)で支障の
ある二次的騒音なしに駆動させることができる。
上記の熱転写カラーリボンの他に、熱による符号化が熱
転写ヘッドによって行なわれずに、特殊に形成されたシ
ート状の支持体の抵抗加熱によって行なわれるものもあ
る。印刷過程の場合の固有の“機能層”である溶融カラ
ーインキは、同様に既に上記の材料を含有する。これ
は、“ETR"熱転写カラーリボンと云われる(“エレクト
ロサーマルリボン(Electro Thermal Ribbon)”)。こ
の種の熱転写系も一般に公知である。
前記の熱転写カラーリボンを用いて、例えば紙上に達成
された印刷は、それが耐引掻性ではないという欠点を有
する。しかし、耐引掻性は種々の工業的範囲内で重要な
ことであり、すなわち例えば強い機械的作用を受ける、
ラベルを貼られた工作部材の場合には、重要なことであ
る。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、首記した熱転写カーボンリボ
ンを、この熱転写カーボンリボンがそれによって印刷さ
れる符号の望ましい耐引掻性を種々の工業的範囲内で可
能にするような程度に後形成することである。
課題を解決するための手段 この課題は、本発明によれば、溶融カラーインキ中に熱
転写印刷過程の際に非溶融性の着色剤含有の重合体小球
が含有されており、この粒子が熱転写過程に続く熱処理
過程の際に溶融することによって解決される。
従って、本発明による熱転写カラーリボンの溶融カラー
インキ中に含有されている最少成分は、印刷過程の際に
溶融可能な任意の結合剤である。これは、蝋であっても
蝋類似の物質であってもよく、ならびに印刷温度で溶解
するプラスチックであってもよい。すなわち、例えば次
のものが適当である:パラフィン、天然蝋、例えばカル
ナバ蝋、密蝋、地蝋およびパラフィン蝋、合成蝋、例え
ば合成蝋、エステルワックス、部分鹸化されたエステル
ワックス、ポリエチレンワックスならびにポリグリコー
ル。これらの記載は、剰す処なく記載したものではな
い。蝋または蝋との混合物の代わりに当てはまるプラス
チック結合剤としては、殊にエチレン基/酢酸ビニル共
重合体、ポリビニルエーテル、ポリエチレンおよび炭化
水素樹脂を記載することができる。本発明を実際に実施
する場合には、蝋を前記プラスチックとの混合物の形で
使用することは有利であることが判明した。この場合に
は、特にプラスチック1重量部に対して蝋約2重量部で
ある。
特に好ましい結果は、重合体小球約30〜80重量部に対し
て上記種類の結合剤約20〜70重量%である場合に得られ
る。
本発明を実現させる場合に特に良好な結果を得るために
は、重合体小球は約0.3〜30μm、殊に約1〜10μmの
直径を有するのが好ましい。この小球中に入れられてい
る着色剤の種類は、本質的なことではなく、通常の定義
による顔料および/または着色剤が重要である。特に、
重合体小球中の着色剤の含量は、約10〜30重量%の間、
殊に約15〜20重量%の間にあり、この場合には、着色剤
として顔料、殊にカーボンブラックが好ましい。
着色剤含有の重合体小球の高分子量プラスチックは、ポ
リスチロールおよびスチロール共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアミド、マレイン酸樹脂、スチロール炭化水素
樹脂、(メタ)アクリレート、ポリ塩化ビニル、フェノ
ール樹脂、ポリビニルエーテルおよび/またはエポキシ
樹脂からなることができる。本発明の重要な要件は、前
記物質が溶融カラーインキの他の成分である結合剤の融
点もしくは軟化点との関連で区別されることにある。こ
のことは、熱転写過程の場合には蝋結合および/または
プラスチック結合を生じる溶融カラーインキの一部は溶
融するけれども、熱転写過程の場合に重合体小球もしく
はトナー粒子が溶融しないかまたは非本質的にのみ溶融
するということを意味する。この要件は、重合体小球の
プラスチックに対して融点または軟化点が約80℃〜200
℃の間、殊に約100℃〜150℃の間にある場合に維持され
る。
従って、本発明による熱転写カラーリボンの場合に溶融
カラーインキ中に含有されている重合体小球は、常用の
複写装置で使用されている溶融可能なトナー粒子と比較
可能であることが判明した。
本発明による熱転写カーボンリボンの溶融カラーインキ
層の厚さは、本発明の目的にとっては非本質的なことで
ある。実際の使用の場合には、溶融カラーインキ層の厚
さは、約3〜20μm、殊に4〜10μmである。
また、支持体の種類は、本発明で努力して得ようとする
効果にとっては重要なことではない。このためには、例
えばポリエステル、殊にポリエチレンテレフタレート、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリビニル化合物、殊
にポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ
ールおよびポリビニルプロピオネート、ポリエチレン、
ポリプロピレンおよびポリスチロールが当てはまる。ま
た、例えばコンデンサー紙も適当である。この場合、支
持体シートは、一般に例えば約3〜12μmの厚さを有す
る。勿論、この範囲は、多少とも不足していてもよい
し、上廻っていてもよい。また、上記重合体小球中に含
有されている着色剤の種類は、前記課題の解決にとって
重要なものではない。これは、それぞれ天然の形または
合成された形の無機着色剤であっても、有機着色剤であ
ってもよい。無機着色剤は、顔料、例えばカーボンブラ
ック、酸化鉄および磁気顔料である。有機顔料もしくは
着色剤は、記載されたトナー技術において公知であるも
の、すなわち例えばニグロシン、フタロシアニンブルー
である。本発明による熱転写カーボンリボン中に含有さ
れている顔料小球の製造は、トナー技術においても使用
される技術に相応して行なわれる。すなわち、この製造
は、例えば着色剤およびプラスチック材料の溶融および
押出しならびに引続く造粒および粉砕によって行なうこ
とができる。
本発明による熱転写カラーリボンの製造の場合には、次
のようにして行うのが好ましい:殊に蝋と、熱転写過程
の際に溶融するプラスチックとの混合物の形の結合剤の
市販の水性分散液中に着色剤含有の重合体粒子を分散さ
せる。使用される市販の分散液は、約30〜50重量%、殊
に約40重量%である。得られた水性分散液は、常用の塗
布技術により支持体上に塗布される。この場合、塗布量
(乾燥物質に対して)は、支持体面積1m2あたり約3〜2
0gである。塗布のために、例えばドクターナイフを採用
することができる。塗布は、室温で行なうことができ
る。引続き、被覆された支持体は、乾燥トンネル炉に導
通され、この炉中で塗布された水性分散液の水相は、蒸
発される。この塗布方法とともに、さらに溶融可能な蝋
もしくは溶融可能なプラスチック/着色剤含有重合体粒
子の系を溶融液の形で、例えばスクリーン印刷法のよう
な常用の技術により塗布する方法も存在する。しかし、
この場合には、重合体小球の融点と、そのつど選択され
る結合剤の融点とが十分に離れていること、および前記
塗布法の際に重合体小球それ自体が未だ溶融していない
ことが重要である。
ところで、前記方法に記載の熱転写カラーリボンを用い
て任意の支持体上に符号を印刷する場合には、このリボ
ンは、最初望ましい耐引掻性を有していない。しかし、
耐引掻性は、この符号それ自体が溶融しかつ閉鎖された
相を形成するという結果をもって符号にさらに熱を供給
することにより得ることができ、この場合蝋もしくは熱
転写過程の際に溶融可能なプラスチックは、今や部分的
または完全に重合体小球によって吸収される。こうし
て、印刷された符号の新しい構造が生じる。この構造的
な差異は、図面に基づく次の記載により明示される。
第1図には、熱転写リボン1が示されている。この場
合、約6μmのポリエチレンテレフタレートからなる支
持体2上には約8μmの厚さの溶融カラーインキ3存在
する。溶融カラーインキ3中には、着色剤含有の重合体
小球4が含まれており、それらの間にはパラフィンワッ
クスとエチレン/酢酸ビニル共重合体との混合物の形の
結合剤5が存在する。このことは、重合体小球4が記載
の結合剤5中に埋設されていることを意味する。
常用の熱転写による熱転写過程によって、例えば紙の形
の支持体上に印刷された符号6が生じ、この符号は、結
合剤5および重合体小球4を含有し、さらに第1図に示
した構造を有する。それと同時に、さらに重合体小球4
は、結合剤5中に埋設されている。
第2図に示されているように紙上に印刷された符号6
を、第3図により例えば赤外加熱装置8を用いて十分な
熱発生下に、約200℃に加熱する場合には、重合体小球
は溶融し、この溶融過程のために結合剤5は多少とも十
分に吸収される。第4図に示されたような閉鎖された相
9が形成する。
従って、本発明により達成可能な利点は、ラベルおよび
別の記録支持体のような耐引掻性の印刷が必要とされる
個所に、印刷された符号に事後の熱処理を行ない、それ
によって印刷の適当な構造を生じることにより耐引掻性
の印刷を得ることができることに認めることができる。
従って、この場合熱転写の利点は、これまでそのために
なお考慮されなかった技術的分野にも利用されることに
ある。
次に、本発明を若干の実施例につきさらに詳説する。
実施例 例1 (トナーの製造) 融点約120℃のエポキシ樹脂(商品名:EUMPOX(Scherin
g))およびカーボンブラックを重量比90:1で加熱可能
な押出機中に装入した。エポキシ樹脂の融点を上廻る温
度の場合に、この混合物を均質化した。生じるストラン
ドを断片に切断し、ディスクミル中で約2〜8μmの粒
径に粉砕した。
例2 (重合体小球の製造) 例1を十分に変更して、融点約120℃のエポキシ樹脂の
代わりに融点90℃の市販のスチロール共重合体(商品
名:Radiant fusing Copolymer/Diamond Shamrock社)を
使用した。スチロール共重合体と、カーボンブラックと
の重合比は、約80:20であった。
例3 (溶融カラーインキの製造) 例1により得られたトナー30重量部をエチレンビニルア
セテート20重量部(商品名:EVA(JCJ))およびパラフ
ィン50重量部と一緒に90℃で溶融し、かつ混合した。こ
うして得られた溶融カラーインキを90℃でフレキソ印刷
機を用いて厚さ6μmのポリエステルシート上に約8μ
mの厚さで塗布した。
例4 (溶融カラーインキの製造) 例2で得られたトナー30重量部を35重量%の水性ポリ酢
酸ビニル分散液35重量部(商品名:MowilithDC/Hoechst
社)および40重量%の水性エラストマー組成物パラフィ
ン分散液50重量部(商品名:Vikonyl GL/Sddeutsch Em
usions−Chemie)と互いに混合した。こうして得られた
カラーインキをドクターナイフを用いて厚さ約8μmの
ポリエステルシート上に塗布した。水を約80℃の熱い空
気を移注することによって蒸発させた。乾燥したカラー
インキ層は、約10μmの厚さを有した。
例3および4により得られた熱転写カラーリボンを常用
の熱転写装置中で使用した。ラベル紙に記載した。引続
き、このラベル紙を赤外放熱器を用いて約200℃に交換
した。この場合、重合体小球は、さらに溶融カラーイン
キ中に含有されている粒子と一緒に溶融され、閉鎖され
た単一の耐引掻性層を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による熱転写カラーリボンを示す断面
図、 第2図は、印刷過程後の熱転写カラーリボンと支持体と
からなる印刷系を示す断面図、 第3図は、照射下での第2図による印刷された符号を有
する支持体を示す断面図、かつ 第4図は、溶融された符号を有する支持体を示す断面図
である。 1……熱転写リボン、2……支持体、3……溶融カラー
インキ、4……重合体小球、5……結合剤、6……印刷
された符号、7……支持体、8……赤外加熱装置、9…
…閉鎖された相

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常用の支持体と、この支持体の片側上に形
    成された、事後の熱処理によって耐引掻性の熱安定性の
    マークを発生させるためのロウ結合および/またはプラ
    スチック結合した溶融カラーインキ層とを有する熱転写
    カラーリボンにおいて、溶融カラーインキ(3)中に熱
    転写印刷過程の際に非溶融性の着色剤含有の重合体小球
    (4)が含有されており、この粒子が熱転写印刷過程に
    続く熱処理過程の際に溶融することを特徴とする、熱転
    写カラーリボン。
  2. 【請求項2】重合体小球(4)が溶融可能なトナー粒子
    である、請求項1記載の熱転写カラーリボン。
  3. 【請求項3】トナー材料の高分子量プラスチックがポリ
    スチロール、スチロール共重合体、ポリビニルアセテー
    ト、ポリアミド、マレイン酸樹脂、スチロール炭化水素
    樹脂、(メタ)アルリレート、ポリ塩化ビニル、フェノ
    ール樹脂、ポリビニルエーテルおよび/またはエポキシ
    樹脂である、請求項2記載の熱転写カラーリボン。
  4. 【請求項4】溶融カラーインキ(3)の結合剤(5)が
    炭化水素 および/またはエステルと、エチレン基/ビ
    ニルアセテート共重合体および/または炭化水素樹脂と
    の混合物からなる、請求項1から3までのいずれか1項
    に記載の熱転写カーボンリボン。
  5. 【請求項5】重合体小球(4)約30〜80重量部に対して
    結合剤約20〜70重量部である、請求項1から4までのい
    ずれか1項に記載の熱転写カーボンリボン。
  6. 【請求項6】重合体小球(4)が約0.3〜30μmの直径
    を有する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の
    熱転写カーボンリボン。
  7. 【請求項7】重合体小球(4)が約1〜10μmの直径を
    有する、請求項6記載の熱転写カーボンリボン。
  8. 【請求項8】重合体小球(4)が着色剤約10〜30重量%
    を含有する、請求項1から7までのいずれか1項に記載
    の熱転写カーボンリボン。
  9. 【請求項9】重合体小球(4)が着色剤約15〜20重量%
    を含有する、請求項8項に記載の熱転写カーボンリボ
    ン。
  10. 【請求項10】重合体小球(4)が着色剤として含量を
    有する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の熱
    転写カーボンリボン。
  11. 【請求項11】顔料がカーボンブラックである、請求項
    10記載の熱転写カーボンリボン。
  12. 【請求項12】重合体小球(4)中のプラスチックが約
    80〜200℃、殊に約100〜150℃の融点を有する、請求項
    1から11までのいずれか1項に記載の熱転写カーボンリ
    ボン。
  13. 【請求項13】請求項1から12までのいずれか1項に記
    載の熱転写カーボンリボンの製造法において、熱転写カ
    ーボンリボンの支持体(2)上に重合体小球(4)およ
    び結合剤の微細粒子を含有する水性分散液を施こし、分
    散液の水性含分を除去することを特徴とする、熱転写カ
    ーボンリボンの製造法。
  14. 【請求項14】単一の耐引掻性相を形成する方法におい
    て、請求項1から12までのいずれか1項に記載の熱転写
    カーボンリボンを使用し、引続きそれと共に熱転写によ
    って発生された符号を重合体小球(4)の溶融のためお
    よび単一の耐引掻性相(9)を形成させるために溶融す
    ることを特徴とする、単一の耐引掻性相を形成する方
    法。
JP2022339A 1989-02-03 1990-02-02 熱転写カラーリボン、その製造法および単一の耐引掻性相を形成する方法 Expired - Lifetime JPH0739199B2 (ja)

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DE3903259.0 1989-02-03
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