JPH0739160A - Pwmコンバータ制御方式 - Google Patents

Pwmコンバータ制御方式

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Publication number
JPH0739160A
JPH0739160A JP6064268A JP6426894A JPH0739160A JP H0739160 A JPH0739160 A JP H0739160A JP 6064268 A JP6064268 A JP 6064268A JP 6426894 A JP6426894 A JP 6426894A JP H0739160 A JPH0739160 A JP H0739160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
voltage
inverter
pwm
sine wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP6064268A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Nara
秀隆 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Publication of JPH0739160A publication Critical patent/JPH0739160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PWMコンバータの入力電流を入力電圧の歪
みに関係なく正弦波に制御する。 【構成】 基準電圧Vsdet波形に追従して入力電流
Iを制御するPWMコンバータ10に入力電圧Vsと同
期して運転するPWMインバータ20が接続された装置
において、インバータ20の同期運転中は該インバータ
の制御部21の基準正弦波発生器22からの基準正弦波
電圧VsINを切替器S1を介してコンバータ10の制御
部11に入力し、コンバータの入力電流をインバータか
らの基準正弦波電圧波形に追従して制御し、入力電圧V
sの歪みに影響されることなく正弦波とする。インバー
タ20が非同期となった場合は切替器S1を切替えて入
力電圧検出信号Vsdetをコンバータの制御部21に
入れてUPS等装置の運転を続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、UPS,CVCF等
におけるPWMコンバータの入力電流波形を入力電圧波
形の歪に影響されることなく制御するPWMコンバータ
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPWMコンバータの制御回路を図
4に示す。10は半導体素子をフルブリッジ回路に接続
したPWMコンバータの主回路で入力側はリアクトルL
1を介して電源esに接続され出力側には直流コンデンサ
C1が接続されている。
【0003】11は12〜19からなるコンバータの制
御部で、コンバータ10の出力電圧検出器(図示省略)
からの直流電圧検出信号Vdcdetと直流電圧指令Vdc
set及び始動信号でスタートするソフトスタート回路
12からのソフトスタート信号Vss(定常状態でVss=
0になる)とをつき合せ器13で比較し、リミッタ付誤
差アンプ14で増幅し、その誤差増幅信号に電圧検出器
信号PT1で検出した入力電圧検出信号Vsdetを乗算
器15で掛け合わせて電流指令Isetを作る。
【0004】この電流指令に入力電流検出器CT1で検
出した入力電流検出信号Idetをつき合わせ器16で
つき合わせてその誤差をアンプ17で増幅し、その誤差
増幅信号を比較器19で三角波発生器18からの搬送波
と比較してPWMゲート信号を作り、PWMコンバータ
10の半導体素子を制御している。従って、PWMコン
バータの入力電流Iは入力電圧Vsの波形に追従して制
御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来PWMコンバ
ータの入力電流波形制御は入力電圧波形を基準としてい
るため、例えばコンバータと並列に整流器負荷などが接
続されていて入力電圧波形が歪んでいるような場合、入
力電流波形はこの歪んだ電圧波形に追従制御され、正弦
波とならないので、入力高調波電流が増加する欠点があ
った。
【0006】この発明は、従来のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、入
力電圧の波形の歪などの影響を受けることなく入力電流
波形を制御できるPWMコンバータの制御方式を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明のPW
Mコンバータ制御方式は、上記目的を達成するために、
第1発明は基準電圧波形に追従して入力電流を制御する
PWMコンバータに該コンバータの入力電源と同期して
運転する基準正弦波電圧発生器を有するPWMインバー
タが接続された装置において、前記PWMインバータの
同期運転中は該PWMインバータの基準正弦波発生器か
らの基準正弦波電圧を前記PWMコンバータの制御部に
入力し、PWMコンバータの入力電流をインバータから
の基準正弦波電圧波形に追従して制御することにより、
入力電源電圧が歪んでいてもこれに拘りなくPWMコン
バータの入力電流を正弦波に制御する。
【0008】第2発明は入力電圧検出信号とインバータ
からの基準正弦波電圧を切替える切替器を設け、PWM
インバータが非同期運転となった場合PWMコンバータ
の制御部に入力電圧検出信号を入力し、該コンバータの
入力電流を入力電圧波形に追従して制御することを特徴
としたものである。
【0009】第3発明はインバ−タからの基準正弦波電
圧と入力電圧検出信号とから入力電圧歪みを補正する入
力電圧歪み補正検出部と、この補正検出部の出力と入力
電圧検出信号とからPWMコンバ−タ基準正弦波作成部
とを設け、PWMインバ−タが同期運転中の場合、入力
電圧検出信号が歪んだ時でも、前記基準正弦波作成部の
出力信号をPWMコンバ−タ制御部に入力して入力電流
の正弦波制御を行うことを特徴とするものである。
【0010】第4発明は前記入力電圧歪み補正検出部に
歪み補正アンプを設け、入力電源とPWMインバ−タが
非同期運転となった場合、歪み補正アンプをショ−トし
て入力電圧歪み補正検出部の出力を零にしたことを特徴
とするものである。
【0011】
【実施例】この発明の第1実施例を図1を参照して説明
する。図1はこの発明方式のUPS適用例を示す。10
及び20はUPSを構成するPWMコンバータ及びPW
Mインバータ。コンバータ10はリアクトルL1を介し
て入力電源esに接続され、出力側に直流コンデンサC1
が接続されている。11はコンバータ10の制御部で、
従来図4に示したものと同様に構成されている。
【0012】インバータ20の出力はリアクトルL2,
コンデンサC2からなる交流フィルタを介して正弦波を
出力する。21はインバータ20の制御部、22はこの
制御部に設けられている基準正弦波発生器、23は電圧
検出器PT1,PT2で検出したUPSの入力電圧検出信
号Vindet及び出力電圧検出信号Voutdetか
らUPSの入出力電圧の同期を検出する同期検出器で、
基準正弦波発生器22の同期を取ると共に、同期中検出
信号を出力する。
【0013】S1はコンバータ入力波形切替器で、同期
検出器23から同期中検出信号が入力すると、コンバー
タ制御部11の乗算器15(図4参照)に入力する電圧
信号Vsdetを電圧検出器PT1からの電圧検出信号V
indetからインバータ制御部21からの同期基準正
弦波電圧VsINに切替える。
【0014】即ち、入力電圧Vsと同期して運転してい
るPWMインバータの基準正弦波電圧VsINをPWM
コンバータ10の波形制御の基準正弦波として用いる。
PWMインバータの基準正弦波電圧VsINは制御部2
1内の基準正弦波発生部22で作成しているため、正弦
波電圧に歪みはなく、かつ入力電圧Vsと同期してい
る。
【0015】しかして、このインバータ20の基準正弦
波電圧VsINをコンバータ10の制御部11における
基準電圧波形として使用することにより、入力電圧Vs
が歪んでいるような場合でも、コンバータ10の入力電
流はこの基準正弦波VsINの波形に追従制御されるた
め歪のない電流となる。
【0016】通常UPSは入力電圧Vsと同期して運転
しており非同期となるのは異常時であるが、非同期とな
った場合は同期検出器23からの同期中検出信号がなく
なり切替器S1は接点b側に切替りコンバータの制御部
11には入力電圧検出信号Vindetが入力するの
で、UPSが停止することはない。
【0017】上記実施例はUPSに適用した例である
が、PWMインバータを入力電源と同期して運転する装
置であれば同様に実施しうることはいうまでもない。
【0018】図2はこの発明の第2実施例を示す構成説
明図で、第1実施例と同一部分は同一符号を付して示
す。図2において、24は入力電圧歪み補正検出部で、
この検出部24はつき合わせ器24a,アンプ24bと
アンプ24bの入出力間に設けられたスイッチ24cか
ら構成される。つき合わせ器24aのマイナス端には入
力電圧検出信号Vindetが供給され、プラス端には
同期基準正弦波Vsinが供給される。スイッチ24c
は同期検出器23からの同期中検出信号で動作され、入
力電源電圧と非同期時に歪み補正部24のアンプ24b
の入出力間をショ−トして歪み補正部出力を零とするも
のである。この入力電圧歪み補正検出部24の出力はP
WMコンバ−タ基準正弦波作成部25に供給される。こ
の基準正弦波作成部25は加算器25aとアンプ25b
から構成され、加算器24aには入力電圧歪み補正検出
部24の出力と入力電圧検出信号Vindetが供給さ
れる。加算器25aの出力はアンプ25bで増幅され
て、コンバータ制御部11の乗算器15(図4参照)に
入力される電圧信号Vsdetとなる。
【0019】図3AからDは上記第2実施例の動作波形
図で、図3Aは入力電圧検出信号Vindetで、この
信号の頭部が図示のように歪んでいるとき、つき合わせ
器24aで図3Bの同期基準正弦波Vsinとの誤差が
とられる。この誤差が図3Cの入力電圧歪み補正検出信
号ΔVである。この検出信号は基準正弦波作成部25で
図3Aの信号と加算されて図3DのPWMコンバ−タ基
準正弦波が得られる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
【0021】(1)PWMコンバータの入力電流波形を
入力電源電圧波形の歪に影響されることなく制御でき
る。
【0022】(2)UPS,CVCFなど入力電源と同
期して運転するPWMインバータの基準正弦波をPWM
コンバータの基準正弦波として用いているので、構成が
簡単で低コストで実施できる。
【0023】(3)PWMコンバ−タの入力電圧波形が
歪んだ場合でも、入力電流の波形が正弦波となるように
制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかるUPSの構成説
明図。
【図2】この発明の第2実施例にかかるUPSの構成説
明図。
【図3】第2実施例の動作波形図。
【図4】従来例にかかるコンバータを示すブロック回路
図。
【符号の説明】
10…PWMコンバータ 11…コンバータ制御部 20…PWMインバータ 21…インバータ制御部 22…インバータ基準正弦波発生器 23…同期検出器 S1…コンバータ入力電圧波形切替器 S2…バイパス切替スイッチ 24…入力電圧歪み補正検出部 25…PWMコンバ−タ基準正弦波作成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧波形に追従して入力電流を制御
    するPWMコンバータに入力電源と同期して運転する基
    準正弦波電圧発生器を有するPWMインバータが接続さ
    れた装置において、 前記PWMインバータの同期運転中は該PWMインバー
    タの基準正弦波発生器からの基準正弦波電圧を前記PW
    Mコンバータの制御部に入力し、PWMコンバータの入
    力電流をインバータからの基準正弦波電圧波形に追従し
    て制御することを特徴としたPWMコンバータ制御方
    式。
  2. 【請求項2】 入力電圧検出信号とインバータからの基
    準正弦波電圧を切替える切替器を設け、PWMインバー
    タが非同期運転となった場合PWMコンバータの制御部
    に入力電圧検出信号を入力し、該コンバータの入力電流
    を入力電圧波形に追従して制御することを特徴とした請
    求項1記載のPWMコンバータ制御方式。
  3. 【請求項3】 インバ−タからの基準正弦波電圧と入力
    電圧検出信号とから入力電圧歪みを補正する入力電圧歪
    み補正検出部と、この補正検出部の出力と入力電圧検出
    信号とからPWMコンバ−タ基準正弦波作成部とを設
    け、PWMインバ−タが同期運転中の場合、入力電圧検
    出信号が歪んだ時でも、前記基準正弦波作成部の出力信
    号をPWMコンバ−タ制御部に入力して入力電流の正弦
    波制御を行うことを特徴とする請求項1記載のPWMコ
    ンバ−タ制御方式。
  4. 【請求項4】 前記入力電圧歪み補正検出部に歪み補正
    アンプを設け、入力電源とPWMインバ−タが非同期運
    転となった場合、歪み補正アンプをショ−トして入力電
    圧歪み補正検出部の出力を零にしたことを特徴とする請
    求項3記載のPWMコンバ−タ制御方式。
JP6064268A 1993-05-17 1994-04-01 Pwmコンバータ制御方式 Pending JPH0739160A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP11348793 1993-05-17
JP5-113487 1993-05-17

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JPH0739160A true JPH0739160A (ja) 1995-02-07

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JP6064268A Pending JPH0739160A (ja) 1993-05-17 1994-04-01 Pwmコンバータ制御方式

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JP (1) JPH0739160A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH104682A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Mitsubishi Electric Corp 基準信号発生回路
JP2006174633A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Sanken Electric Co Ltd 3相電力変換装置
CN100411293C (zh) * 2004-12-30 2008-08-13 山东大学 抛物线法电流跟踪脉宽调制控制器

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