JP3061464B2 - コンバータ装置 - Google Patents
コンバータ装置Info
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Description
力を直流電力に交換するコンバータ装置に関する。
自己消弧形素子と、これに逆並列のダイオードを有して
交流電力を直流電力に変換するコンバータ装置では、電
力の順変換,逆変換が可能なPWM制御方式がよく用い
られている。
タ装置の従来例を示したもので、1三相交流電源、2は
交流電力を直流電力に変換するコンバータで、リアクト
ル3を介して三相交流電源1に接続されている。4はコ
ンバータ2の直流出力側に接続されている平滑用コンデ
ンサ、5は負荷、6は三相交流電源1の位相を検出する
位相検出回路、7は電流検出器、8はコンバータ2を制
御する制御回路、9は制御回路8からの信号を増幅する
ドライブ回路である。
は、平滑用コンデンサ4の電圧VDCを検出し、位相検出
回路6からの三相交流電源1に同期した相電圧信号
VR ,VS ,VT から、各相の電流指令を得、電流検出
器からの電流検出信号とから、PWM信号を得、ドライ
ブ回路9を介して、コンバータ2を制御している。制御
回路8の制御ブロックは、特開平2−51360号公報
等に示されている。これにより、コンバータ2はリアク
トル3を介して三相交流電源1と電力の送給電を行う。
ータ装置では、リアクトルは、コンバータ装置とは別置
きにされることが多く、また、電流検出器はコンバータ
装置内に設けられている。さらに、リアクトルとコンバ
ータ装置の間での電源の位相検出では、コンバータが動
作開始した場合、スイッチングによる方形波電圧が出る
ので、電源の位相は検出できない。従って、電源の位相
検出は、交流電源とリアクトルの間より検出しなければ
ならない。
とコンバータ2との接続を誤って、位相検出回路6の位
相R、S、Tとは異なる位相R、T、Sと接続した場
合、制御回路8では、位相検出回路6の相電圧信号より
各相の電流指令を作るため、三相交流電源1の位相とコ
ンバータ2の位相とは異なり、正しく制御することはで
きなくなるという問題点があった。
続が何らかの原因(断線、未接続など)で接続されてい
ない時も同様、正しく制御できなくなるという問題点が
あった。
解決するためになされたもので、リアクトルとコンバー
タ間の接続を誤っても、正しくコンバータを制御できる
コンバータ装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、交流電源からの交流電力をリアクトルを
介して入力し、この入力した交流電力を直流電力に変換
するコンバータ装置において、前記交流電源とリアクト
ルの間に設け、交流電源の位相を検出する第1の位相検
出手段と、前記リアクトルと前記コンバータの間に設
け、交流電圧位相を検出する第2の位相検出手段を設
け、前記第1及び第2の位相検出手段の出力信号を基に
相順を比較検査し、前記コンバータ装置がスイッチング
動作を開始する前に、第2の位相検出手段による相順を
基準とし、第1の位相検出手段の相順と相違している場
合、第1の位相検出手段の相違している相の位相信号を
入れ替え、制御回路に出力するようにし、これを保持し
ておき、第1の位相検出手段と第2の位相検出手段間に
誤接続があっても、前記交流電源の各相と、前記交流電
源の位相を検出する第1の位相検出手段の位相出力信号
により制御回路によって作られる電流指令によって制御
されるコンバータの各相が一致するように動作する位相
検査修正手段とを具備したことを特徴とするコンバータ
装置を提供する。
置においては、リアクトルとコンバータ間に位相を検出
する第2の位相検出手段を設け、交流電源と、リアクト
ル間の位相を検出する第1の位相検出手段より出力され
る位相信号と、第2の位相検出手段より出力される位相
信号とを比較検査するので、接続を誤っても交流電源の
各相と第1の位相検出手段の位相出力信号により制御回
路によって作られる電流指令によって制御されるコンバ
ータの各相がすべて一致するように、位相信号を制御回
路に出力するので、正しくコンバータ装置を制御するこ
とができる。
する。
装置は、三相交流電源1からの交流電力をリアクトル3
を介して直流電力に交換するコンバータ2と、コンバー
タ2の直流出力側に接続され、コンバータ2からの直流
電力を平滑する平滑用コンデンサ4と、三相交流電源1
の位相を検出する第1の位相検出回路6と、三相交流電
源1からの交流電流を検出する電流検出器7と、リアク
トル3とコンバータ2との間に設けられ、その間の電圧
位相を検出する第2の位相検出回路10と、第1及び第
2の位相検出回路6,10から各々出力される位相信号
を比較・検査し、異常の場合は修正する位相検出回路1
1と、上記電流検出器7及び位相検出回路11とからの
各出力信号を基に、PWM信号を生成する制御回路8と
この制御回路8からの制御信号を基に、コンバータ2を
構成するスイッチング素子(図示せず)にドライブ信号
を与えるドライブ回路9とから構成される。このように
構成された本実施例のコンバータ装置の動作について説
明する。
正しく行なわれた場合、コンバータ2を制御する前の第
1及び第2の位相検出回路6,10から出力される位相
信号は同位相なので、位相検査回路11は位相信号を何
らの修正をする必要もなく、位相検出回路6の位相信号
を制御回路8に出力する。次に、接続が正しく行なわれ
なかった場合について図3に示す接続例を用いて説明す
る。
バータ2がスイッチング動作を開始する前、第1及び第
2の位相検出回路6、10から出力される位相信号は、
R相は同位相であるが第1の位相検出回路6のS、T相
がそれぞれ第2の位相検出回路10のT、S相と同位相
となる。そこで、位相検査回路11では、第1の位相検
出回路6のS、T相の出力信号は、T、S相と修正して
制御回路8に出力するようにし、これを保持しておく。
これにより、コンバータ2が動作を開始した後も、コン
バータ2を正しく制御することができる。なお、位相検
査回路11の機能をマイクロコンピュータ等のソフトウ
ェアで行っても同等の効果がある。
流電源とリアクトル間、リアクトルとコンバータ間のそ
れぞれの位相検出を行い、コンバータ装置がスイッチン
グ動作を開始する前に、その検出結果を基に位相比較・
修正を行い交流電源の各相と第1の位相検出手段の位相
出力信号により制御回路によって作られる電流指令によ
って制御されるコンバータの各相がすべて一致するよう
に、位相信号を制御回路に出力するようにしたので、誤
接続しても正しくコンバータを制御することができる。
図。
クトル、6…第1の位相検出回路、 8…制御回路、
10…第2の位相検出回路、 11…位相検査回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源からの交流電力をリアクトルを
介して入力し、この入力した交流電力を直流電力に変換
するコンバータ装置において、前記交流電源とリアクト
ルの間に設け、交流電源の位相を検出する第1の位相検
出手段と、前記リアクトルと前記コンバータの間に設
け、交流電圧位相を検出する第2の位相検出手段を設
け、前記第1及び第2の位相検出手段の出力信号を基に
相順を比較検査し、前記コンバータ装置がスイッチング
動作を開始する前に、第2の位相検出手段による相順を
基準とし、第1の位相検出手段の相順と相違している場
合、第1の位相検出手段の相違している相の位相信号を
入れ替え、制御回路に出力するようにし、これを保持し
ておき、第1の位相検出手段と第2の位相検出手段間に
誤接続があっても、前記交流電源の各相と、前記交流電
源の位相を検出する第1の位相検出手段の位相出力信号
により制御回路によって作られる電流指令によって制御
されるコンバータの各相が一致するように動作する位相
検査修正手段とを具備したことを特徴とするコンバータ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305910A JP3061464B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | コンバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305910A JP3061464B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | コンバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146157A JPH05146157A (ja) | 1993-06-11 |
JP3061464B2 true JP3061464B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17950774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3305910A Expired - Lifetime JP3061464B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | コンバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061464B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014093850A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Hitachi Ltd | 同期機の励磁制御装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3305910A patent/JP3061464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05146157A (ja) | 1993-06-11 |
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