JPH0947041A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH0947041A JPH0947041A JP7196908A JP19690895A JPH0947041A JP H0947041 A JPH0947041 A JP H0947041A JP 7196908 A JP7196908 A JP 7196908A JP 19690895 A JP19690895 A JP 19690895A JP H0947041 A JPH0947041 A JP H0947041A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力回生運転時の高調波電流を少なくする。
【解決手段】 3相整流ブリッジを構成する整流ダイオ
ードDU1〜DZ1と逆並列に回生電力用自己消弧素子
TRU1〜TRU2を接続したコンバータ1Aと、平滑
用コンデンサCDを有する直流中間回路2と、自己消弧
素子TRと帰還ダイオードDからなるインバータ3から
なる電力変換装置において、コンバータ1Aと同じ構成
のコンバータ1Bを設け、コンバータ1A,1Bを2
次,3次電圧位相差が30°のトランスTFに接続し、
2次,3次の相電圧A,Bを電圧検出回路5A,5Bで
検出し、検出した各相電圧A,Bを参照電圧と比較して
各々の各相電圧に位相同期したゲート信号を回路7で生
成し、ドライバ回路8を介してコンバータ1A,1Bの
自己消弧素子を各々30°の位相差でONする。回生運
転時にはコンバータ1A,1Bに30°位相差をもって
高調波を有する電流が流れるがトランスTFで相殺され
る。
ードDU1〜DZ1と逆並列に回生電力用自己消弧素子
TRU1〜TRU2を接続したコンバータ1Aと、平滑
用コンデンサCDを有する直流中間回路2と、自己消弧
素子TRと帰還ダイオードDからなるインバータ3から
なる電力変換装置において、コンバータ1Aと同じ構成
のコンバータ1Bを設け、コンバータ1A,1Bを2
次,3次電圧位相差が30°のトランスTFに接続し、
2次,3次の相電圧A,Bを電圧検出回路5A,5Bで
検出し、検出した各相電圧A,Bを参照電圧と比較して
各々の各相電圧に位相同期したゲート信号を回路7で生
成し、ドライバ回路8を介してコンバータ1A,1Bの
自己消弧素子を各々30°の位相差でONする。回生運
転時にはコンバータ1A,1Bに30°位相差をもって
高調波を有する電流が流れるがトランスTFで相殺され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力回生運転時の
高調波電流を少なくできる電力変換装置に関する。
高調波電流を少なくできる電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバータとインバータからなる
電力変換装置は、図5(a)に示すように、主回路がコ
ンバータ1と直流中間回路2及びインバータ3からな
り、コンバータ1は三相整流ブリッジを構成する整流ダ
イオードDU〜DZと、これらダイオードと逆並列に接
続された電力回生(吸収)用自己消弧素子TRU〜TR
Zで構成され、直流中間回路2は平滑用直流コンデンサ
CDを有し、インバータ3は自己消弧素子TRと帰還ダ
イオードDからなるアーム素子をブリッジ結線して構成
され、PWM制御される。
電力変換装置は、図5(a)に示すように、主回路がコ
ンバータ1と直流中間回路2及びインバータ3からな
り、コンバータ1は三相整流ブリッジを構成する整流ダ
イオードDU〜DZと、これらダイオードと逆並列に接
続された電力回生(吸収)用自己消弧素子TRU〜TR
Zで構成され、直流中間回路2は平滑用直流コンデンサ
CDを有し、インバータ3は自己消弧素子TRと帰還ダ
イオードDからなるアーム素子をブリッジ結線して構成
され、PWM制御される。
【0003】コンバータ1の制御回路は図5(b)に示
すように、コンバータの交流電源電圧を検出する電圧検
出回路5Aと、検出した電圧の大きさを設定電圧と比較
して交流電源電圧に位相同期した120°(30°〜1
50°)のドライブ信号を生成するドライブ信号生成回
路7Aとこのドライブ信号を増幅して自己消弧素子TR
U〜TRZのゲート(又はベース)を駆動するドライバ
ー回路8Aで構成されている。
すように、コンバータの交流電源電圧を検出する電圧検
出回路5Aと、検出した電圧の大きさを設定電圧と比較
して交流電源電圧に位相同期した120°(30°〜1
50°)のドライブ信号を生成するドライブ信号生成回
路7Aとこのドライブ信号を増幅して自己消弧素子TR
U〜TRZのゲート(又はベース)を駆動するドライバ
ー回路8Aで構成されている。
【0004】しかして、電源eからの交流入力はコンバ
ータ1で全波整流され、その直流はコンデンサCDによ
り平滑される。インバータ3はこの直流を電源としてP
WM制御されて誘導電動機IMを駆動する。回生運転時
に帰還ダイオードDを介して回生されるエネルギにより
コンデンサCDの電圧が上昇すると、コンバータ1の自
己消弧素子は順バイアス,ダイオードは逆バイアスされ
て、回生電流は自己消弧素子を流れ負荷電力が電源eに
回生される。駆動,吸収(回生)はスムーズに切り換わ
る。
ータ1で全波整流され、その直流はコンデンサCDによ
り平滑される。インバータ3はこの直流を電源としてP
WM制御されて誘導電動機IMを駆動する。回生運転時
に帰還ダイオードDを介して回生されるエネルギにより
コンデンサCDの電圧が上昇すると、コンバータ1の自
己消弧素子は順バイアス,ダイオードは逆バイアスされ
て、回生電流は自己消弧素子を流れ負荷電力が電源eに
回生される。駆動,吸収(回生)はスムーズに切り換わ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインバータ
装置で電力回生を行った場合の入力電流波形は図6のよ
うになる。これらの波形には高調波成分が多く含まれ、
場合によっては同一系統に接続されている他の周辺機器
を誤動作させる。
装置で電力回生を行った場合の入力電流波形は図6のよ
うになる。これらの波形には高調波成分が多く含まれ、
場合によっては同一系統に接続されている他の周辺機器
を誤動作させる。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、電力
回生時に発生する入力電流の高調波成分を減少させるこ
とができる電力回生装置を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、電力
回生時に発生する入力電流の高調波成分を減少させるこ
とができる電力回生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電力変換装置
は、2次,3次巻線から3相線間電圧が平衡し、かつ互
いに30°の位相差を持つ3相電圧を出力する入力トラ
ンスと、各々整流ダイオードとそれに逆並列に自己消弧
素子からなるアーム素子をブリッジ結線して入力トラン
スの2次及び3次巻線に接続した第1及び第2のコンバ
ータと、第1,第2のコンバータに接続された平滑コン
デンサを有する直流中間回路と、自己消弧素子とそれに
逆並列に接続された帰還ダイオードからなるアーム素子
をブリッジ結線して、直流中間回路に接続されたPWM
制御される1又は複数のインバータと、第1及び第2の
コンバータの交流電源電圧を検出する第1及び第2の電
圧検出回路と、この検出電圧の大きさをそれぞれ比較
し、各々の交流電源電圧に位相同期したゲート信号を生
成し、又は、第1又は第2のコンバータの一方の交流電
源電圧を検出回路と、この検出電圧の大きさの比較結果
と既知の入力トランスの2次及び3次の電圧位相差から
第1及び第2のコンバータの電源電圧に位相同期したゲ
ート信号を生成し、第1及び第2のコンバータの自己消
弧素子をドライブする回路からなるものである。
は、2次,3次巻線から3相線間電圧が平衡し、かつ互
いに30°の位相差を持つ3相電圧を出力する入力トラ
ンスと、各々整流ダイオードとそれに逆並列に自己消弧
素子からなるアーム素子をブリッジ結線して入力トラン
スの2次及び3次巻線に接続した第1及び第2のコンバ
ータと、第1,第2のコンバータに接続された平滑コン
デンサを有する直流中間回路と、自己消弧素子とそれに
逆並列に接続された帰還ダイオードからなるアーム素子
をブリッジ結線して、直流中間回路に接続されたPWM
制御される1又は複数のインバータと、第1及び第2の
コンバータの交流電源電圧を検出する第1及び第2の電
圧検出回路と、この検出電圧の大きさをそれぞれ比較
し、各々の交流電源電圧に位相同期したゲート信号を生
成し、又は、第1又は第2のコンバータの一方の交流電
源電圧を検出回路と、この検出電圧の大きさの比較結果
と既知の入力トランスの2次及び3次の電圧位相差から
第1及び第2のコンバータの電源電圧に位相同期したゲ
ート信号を生成し、第1及び第2のコンバータの自己消
弧素子をドライブする回路からなるものである。
【0008】
実施の形態1 図1(a)は電力変換装置の主回路構成を、(b)は順
変換器の制御回路構成を示す。同図において、TFは入
力トランスで、2次側に絶縁された3相の2次,3次巻
線S,Tを有し、各々平衡した3相電圧A,Bを出力
し、2次巻線Sから出力される線間電圧と3次巻線Tか
ら出力される線間電圧は30°の位相を持つように構成
されている。
変換器の制御回路構成を示す。同図において、TFは入
力トランスで、2次側に絶縁された3相の2次,3次巻
線S,Tを有し、各々平衡した3相電圧A,Bを出力
し、2次巻線Sから出力される線間電圧と3次巻線Tか
ら出力される線間電圧は30°の位相を持つように構成
されている。
【0009】1A及び1Bは入力トランスTFの2次及
び3次巻線S及びTに回路電流抑制用リアクトルL1及
びL2を介して接線された第1及び第2のコンバータ
で、各々整流ダイオードDU1〜DZ1及びDU2〜D
Z2とこれに逆並列に接続された自己消弧素子TRU1
〜TRZ1及びTRU2〜TRZ2からなるアーム素子
をブリッジ結線して構成されている。2は直流中間回路
で、コンバータ1A,1Bの出力電圧を平滑するコンデ
ンサCDを有する。
び3次巻線S及びTに回路電流抑制用リアクトルL1及
びL2を介して接線された第1及び第2のコンバータ
で、各々整流ダイオードDU1〜DZ1及びDU2〜D
Z2とこれに逆並列に接続された自己消弧素子TRU1
〜TRZ1及びTRU2〜TRZ2からなるアーム素子
をブリッジ結線して構成されている。2は直流中間回路
で、コンバータ1A,1Bの出力電圧を平滑するコンデ
ンサCDを有する。
【0010】3は直流中間回路2を直流電源としPWM
制御されて誘導電動機(負荷)を駆動するインバータ
で、自己消弧素子TRと帰還ダイオードDからなるアー
ム素子をブリッジ結線して構成されている。
制御されて誘導電動機(負荷)を駆動するインバータ
で、自己消弧素子TRと帰還ダイオードDからなるアー
ム素子をブリッジ結線して構成されている。
【0011】4はコンバータ1A,1Bを回生可能に制
御するコンバータの制御回路で、コンバータ1A及び1
Bの交流電源の相電圧A(eU2〜eW2)及びB(eU2〜
eW3)を検出する電圧検出回路5A及び5Bと、この検
出した各相電圧を参照電圧と比較して各交流電源電圧に
位相同期した信号を出力するドライブ信号生成回路7
と、この回路の信号を増幅してコンバータ1A,1Bの
自己消弧素子にゲート駆動信号を出力するドライバ回路
8で構成されている。
御するコンバータの制御回路で、コンバータ1A及び1
Bの交流電源の相電圧A(eU2〜eW2)及びB(eU2〜
eW3)を検出する電圧検出回路5A及び5Bと、この検
出した各相電圧を参照電圧と比較して各交流電源電圧に
位相同期した信号を出力するドライブ信号生成回路7
と、この回路の信号を増幅してコンバータ1A,1Bの
自己消弧素子にゲート駆動信号を出力するドライバ回路
8で構成されている。
【0012】このコンバータ1Aの制御回路(5A,
7,8)及びコンバータ1Bの制御回路(5B,7,
8)は従来図5(b)に示した制御回路と同等の構成と
なっているので、図2に示すように、コンバータ1Aの
電源電圧eU2〜eW2及びこの電圧と30°位相差を有す
るコンバータ1Bの電源電圧eU3〜eW3(図示省略)に
対し、コンバータ1A及び1Bの自己消弧素子TRU1
〜TRZ1及びTRU2〜TRZ2は図示のタイミング
でONする。
7,8)及びコンバータ1Bの制御回路(5B,7,
8)は従来図5(b)に示した制御回路と同等の構成と
なっているので、図2に示すように、コンバータ1Aの
電源電圧eU2〜eW2及びこの電圧と30°位相差を有す
るコンバータ1Bの電源電圧eU3〜eW3(図示省略)に
対し、コンバータ1A及び1Bの自己消弧素子TRU1
〜TRZ1及びTRU2〜TRZ2は図示のタイミング
でONする。
【0013】コンバータ1Aの電流とコンバータ1Bの
電流は30°位相を異にしているので、入力トランスT
Fの1次側にはその合成電流が流れ、高調波が相殺され
るので、回生運転時の入力電流に含まれる高調波が減少
する。
電流は30°位相を異にしているので、入力トランスT
Fの1次側にはその合成電流が流れ、高調波が相殺され
るので、回生運転時の入力電流に含まれる高調波が減少
する。
【0014】なお、コンバータ1A,1Bの入力側に接
続されているリアクトルL1,L2はコンバータの出力
側に接続することができる。
続されているリアクトルL1,L2はコンバータの出力
側に接続することができる。
【0015】実施の形態2 図3(a)は電力変換装置の主回路を示すもので、図1
(a)と同じく構成されている。図3(b)はそのコン
バータの制御回路構成を示すもので、この制御回路4は
コンバータ1Aの電源電圧の相電圧A(eU2〜eW2)を
検出する電圧検出回路5Aと、既知の入力トランスTF
の2次,3次の電圧位相差30°を生成する位相生成回
路6と、検出した相電圧Aを参照電圧と比較し、その比
較結果と2次,3次の電圧位相差からコンバータ1Aと
2Aの電源電圧に位相同期した信号を出力するドライブ
信号生成回路7と、この回路の信号を増幅してコンバー
タ1A,1Bの自己消弧素子にゲート駆動信号を出力す
るドライバ回路8で構成されている。
(a)と同じく構成されている。図3(b)はそのコン
バータの制御回路構成を示すもので、この制御回路4は
コンバータ1Aの電源電圧の相電圧A(eU2〜eW2)を
検出する電圧検出回路5Aと、既知の入力トランスTF
の2次,3次の電圧位相差30°を生成する位相生成回
路6と、検出した相電圧Aを参照電圧と比較し、その比
較結果と2次,3次の電圧位相差からコンバータ1Aと
2Aの電源電圧に位相同期した信号を出力するドライブ
信号生成回路7と、この回路の信号を増幅してコンバー
タ1A,1Bの自己消弧素子にゲート駆動信号を出力す
るドライバ回路8で構成されている。
【0016】この制御回路によれば、実施の形態1と同
様にコンバータ1A,1Bを動作させることができるの
で、高調波電流が減少する。
様にコンバータ1A,1Bを動作させることができるの
で、高調波電流が減少する。
【0017】実施の形態3 図4はインバータ装置の主回路構成を示すもので、図1
(a)の回路との相違はコンバータ1Bにインバータ2
Bを設け、インバータを複数とすると共に直流電圧平滑
用のコンデンサCDを追加した点にある。コンバータ1
A,1Bは図1(b)又は図3(b)の制御回路で制御
する。入力トランスTF及びコンバータ1A,1Bは図
1(a)と同様の構成となっているので、これを図1
(b)又は図3(b)の制御回路で制御すれば、図1,
図3の場合と同様に入力電流に含まれる高調波が減少す
る。
(a)の回路との相違はコンバータ1Bにインバータ2
Bを設け、インバータを複数とすると共に直流電圧平滑
用のコンデンサCDを追加した点にある。コンバータ1
A,1Bは図1(b)又は図3(b)の制御回路で制御
する。入力トランスTF及びコンバータ1A,1Bは図
1(a)と同様の構成となっているので、これを図1
(b)又は図3(b)の制御回路で制御すれば、図1,
図3の場合と同様に入力電流に含まれる高調波が減少す
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、入力トランスの位相差を有す
る電圧を出力する2次巻線及び3次巻線を電源として第
1及び第2のコンバータを接続し、この第1及び第2の
コンバータを各々電源位相差によりゲートをON制御し
ているので、回生運転時に入力トランスの1次側には第
1,第2インバータ電流の合成された電流が流れ、入力
電流に含まれる高調波が低減する。また、コンバータの
制御回路を電圧検出回路を1回路のみ設けて構成した場
合は、回路が簡素化できる。
る電圧を出力する2次巻線及び3次巻線を電源として第
1及び第2のコンバータを接続し、この第1及び第2の
コンバータを各々電源位相差によりゲートをON制御し
ているので、回生運転時に入力トランスの1次側には第
1,第2インバータ電流の合成された電流が流れ、入力
電流に含まれる高調波が低減する。また、コンバータの
制御回路を電圧検出回路を1回路のみ設けて構成した場
合は、回路が簡素化できる。
【図1】実施の形態1を示す回路構成図。
【図2】ゲートのタイミング図。
【図3】実施の形態2を示すブロック構成図。
【図4】実施の形態3を示すブロック構成図。
【図5】従来例を示す回路構成図。
【図6】従来入力を示す波形図。
1A,1B…コンバータ 2…直流中間回路 3A,3B…インバータ 4…コンバータの制御回路 5A,5B…電圧検出回路 6…位相生成回路 7…ドライブ信号生成回路 8…ドライバー回路 TF…2次、3次巻線から位相差のある電圧を出力する
入力トランス IM…誘導電動機(負荷)
入力トランス IM…誘導電動機(負荷)
Claims (4)
- 【請求項1】 2次側に絶縁された3相の2次巻線及び
3次巻線を有し、各々平衡した3相電圧を出力し、かつ
2次巻線から出力される線間電圧と3次巻線から出力さ
れる線間電圧に位相差を持つ入力トランスと、 各々整流ダイオードとそれに逆並列に接続された自己消
弧素子からなるアーム素子をブリッジ結線してなり、交
流端子が入力トランスの2次巻線及び3次巻線に接続さ
れた第1及び第2のコンバータと、 第1及び第2のコンバータの直流出力端子間に接続され
たコンデンサを有する直流中間回路と、 自己消弧素子とそれに逆並列に接続された帰還ダイオー
ドからなるアーム素子がブリッジ結線され、直流端子が
直流中間回路に接続され、交流端子が負荷電動機に接続
されたPWM制御されるインバータと、 第1及び第2のコンバータの自己消弧素子のゲートを各
々交流電源電圧に位相同期してON制御するコンバータ
制御回路と、 からなることを特徴とした電力変換装置。 - 【請求項2】 直流中間路に接続されるインバータを複
数台としたことを特徴とした請求項1記載の電力変換装
置。 - 【請求項3】 コンバータ制御回路を、 第1及び第2のコンバータの交流電源電圧を検出する第
1及び第2の電圧検出回路と、 検出した電圧の大きさを比較し各々の交流電源電圧に位
相同期したゲート信号を生成し第1及び第2のコンバー
タの自己消弧素子をドライブする回路と、で構成したこ
とを特徴とした請求項1又は2記載の電力変換装置。 - 【請求項4】 コンバータ制御回路を、 第1又は第2のコンバータの一方の交流電源電圧を検出
する電圧検出回路と、 この電圧検出回路によって検出された電圧の大きさの比
較結果と既知の入力トランスの2次及び3次の電圧位相
差から第1及び第2のコンバータの電源電圧に位相同期
したゲート信号を生成し、第1及び第2のコンバータの
自己消弧素子をドライブする回路と、 で構成したことを特徴とした請求項1又は2記載の電力
変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196908A JPH0947041A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196908A JPH0947041A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947041A true JPH0947041A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16365659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196908A Pending JPH0947041A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947041A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006174534A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 電力変換装置 |
CN100392974C (zh) * | 2004-09-21 | 2008-06-04 | 华北电力大学 | 一种自动识别相控整流器相序相位的方法及其相控整流器 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP7196908A patent/JPH0947041A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100392974C (zh) * | 2004-09-21 | 2008-06-04 | 华北电力大学 | 一种自动识别相控整流器相序相位的方法及其相控整流器 |
JP2006174534A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 電力変換装置 |
JP4639787B2 (ja) * | 2004-12-13 | 2011-02-23 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 電力変換装置 |
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