JPH06153511A - コンバータ装置 - Google Patents

コンバータ装置

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JPH06153511A
JPH06153511A JP30092792A JP30092792A JPH06153511A JP H06153511 A JPH06153511 A JP H06153511A JP 30092792 A JP30092792 A JP 30092792A JP 30092792 A JP30092792 A JP 30092792A JP H06153511 A JPH06153511 A JP H06153511A
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JP
Japan
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frequency
converter
phase
power supply
power
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Application number
JP30092792A
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English (en)
Inventor
Osamu Yokoi
修 横井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバータ装置の運転中に瞬時停電が発生し
た場合において、復電した後に運転を継続して行うこと
ができるようにする。 【構成】 三相交流電源2からの交流をリアクトル3を
介して入力して直流に変換するコンバータ装置におい
て、三相交流電源2の周波数を検出する周波数検出回路
10を設けると共に、この周波数検出回路10により検
出した検出周波数信号が基準周波数信号よりも大きいと
きに三相交流電源2が停電したと判断して異常検出信号
を出力する周波数異常検出回路11を設け、そして、こ
の周波数異常検出回路11からの異常検出信号を受けて
コンバータ1の変換運転を停止する運転制御回路7を設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源からの交流電
力を直流電力に変換するコンバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンバータ装置は、GTOサイ
リスタやトランジスタ等の自己消弧形素子と、この素子
に逆並列に設けられたダイオードとを有して構成されて
いる。上記コンバータ装置では、電力の順変換及び逆変
換が可能なPWM制御方式がよく用いられている。この
ようなPWM制御方式のコンバータ装置の一例を、図3
に示す。
【0003】この図3において、コンバータ1は、三相
交流電源2からの交流電力をリアクトル3を介して入力
して直流電力に変換するものであり、トランジスタ及び
これに逆並列に設けられたダイオードを有して成る。上
記コンバータ1の直流出力端子間には、平滑コンデンサ
4と負荷5とが並列に接続されている。
【0004】また、コンバータ1をドライブ回路6を介
して駆動制御する制御回路7は、三相交流電源2の位相
検出する位相検出回路8からの検出信号、コンバータ1
への入力電流を検出する電流検出器9からの検出信号、
及び、平滑コンデンサ4の端子間電圧VDCを検出してそ
の検出信号を受けるようになっている。
【0005】上記構成の場合、制御回路7は、平滑コン
デンサ4の端子間電圧VDCを検出し、位相検出回路8か
らの三相交流電源2に同期した相電圧信号VR 、VS 、
VTに基づいて各相の電流指令を得て、この電流指令と
電流検出器9からの電流検出信号とからPWM制御信号
を得る。そして、制御回路7は、上記PWM制御信号を
ドライブ回路6を介して増幅してコンバータ1へ与える
ことにより、コンバータ1をPWM制御して駆動するよ
うにしている。尚、制御回路7の制御ブロックの具体的
な構成は、周知であり、例えば特開平2−51360号
公報に記載されている。これにより、コンバータ1は、
リアクトル3を介して三相交流電源2と電力の送給電を
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、制
御回路7の電源を、コンバータ1の電源である三相交流
電源2からとっている。そして、コンバータ1の運転
(動作)中に三相交流電源2に瞬時停電が起こると、コ
ンバータ1は平滑コンデンサ4に蓄積されたエネルギー
で逆に電源として動作して制御回路7へ電源を供給する
ようになることから、瞬時停電が起こっても制御回路7
は動作する。
【0007】このとき、位相検出回路8は、コンバータ
1から出力される電流の位相即ちPWM制御の電圧波形
を検出する。従って、運転制御回路7は、PWM制御の
電圧波形に対応する相電圧信号VR 、VS 、VT に基づ
いてコンバータ1をPWM制御するようになり、誤った
制御を行うようになる。
【0008】そして、このような制御状態で、三相交流
電源2が復電すると、三相交流電源2からコンバータ1
へ供給される交流の位相と、PWM制御されるコンバー
タ1の位相とが相違するようになるので、過電流が流れ
て過電流保護装置(図示しない)が動作して、コンバー
タ装置の運転が停止される。このため、図3に示す従来
構成のコンバータ装置では、瞬時停電が発生した後、復
電しても、過電流が流れてコンバータ装置の運転が停止
されるので、復電後に運転を継続することができないと
いう問題点があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、コンバータ装置
の運転中に瞬時停電が発生した場合において、復電した
後に運転を継続して行うことができるコンバータ装置を
提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンバータ装置
は、交流電源からの交流をリアクトルを介して入力して
直流に変換するコンバータ装置において、前記交流電源
と前記リアクトルとの間に設けられ前記交流電源の周波
数を検出する周波数検出手段を備えると共に、この周波
数検出手段により検出された検出周波数が交流電源周波
数よりも大きいときに前記交流電源が停電したと判断し
て変換運転を停止する運転制御手段を備えたところに特
徴を有する。
【0011】
【作用】上記手段によれば、コンバータ装置の運転中に
交流電源に瞬時停電が起こると、コンバータが逆に電源
として動作するようになる。このとき、コンバータから
出力される電流はPWM制御された電流であるから、そ
の周波数はPWM制御のキャリア周波数となり、交流電
源の周波数よりもかなり大きいものである。従って、周
波数検出手段が上記コンバータから出力される電流の周
波数即ちPWM制御のキャリア周波数を検出する。これ
により、運転制御手段は、上記周波数検出手段により検
出された検出周波数即ちキャリア周波数が交流電源周波
数よりも大きいことから、交流電源が停電したと判断し
て変換運転を停止する。
【0012】そして、この後、交流電源が復電すると、
運転停止状態で復電して運転が再開されることから、従
来構成とは異なり、交流電源からコンバータへ供給され
る交流の位相とPWM制御されるコンバータの位相とが
一致するようになり、再開後の運転は継続する。つま
り、瞬時停電が発生した場合、復電後に運転を継続する
ことができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1及び図
2を参照しながら説明する。まず、電気的構成を示す図
1において、従来構成を示す図3と同一部分には同一符
号を付している。即ち、コンバータ1は、三相交流電源
2からの交流をリアクトル3を介して入力して直流に変
換する。コンバータ1の直流出力端子間には、平滑コン
デンサ4と負荷5とが並列に接続されている。上記コン
バータ1は、ドライブ回路6を介して制御回路7により
駆動制御される。そして、制御回路7は、位相検出回路
8及び電流検出器9からの各検出信号を受けると共に、
平滑コンデンサ4の端子間電圧VDCを検出して、その検
出信号を受ける構成となっている。
【0014】さて、三相交流電源2とリアクトル3との
間の中間接続点には、周波数検出手段である周波数検出
回路10が接続されており、もって、周波数検出回路1
0が三相交流電源2とリアクトル3との間に設けられて
いる。この周波数検出回路10は、三相交流電源2から
出力される交流(三相交流電源2とリアクトル3との間
に流れる交流)の周波数を検出して、周波数の大きさに
対応するレベルの周波数検出信号を出力するように構成
されている。
【0015】上記周波数検出回路10から出力される周
波数検出信号は、周波数異常検出回路11へ与えられ
る。この周波数異常検出回路11は、周波数検出回路1
0により検出した検出周波数が三相交流電源2の周波数
よりも大きいか否かを判断するものである。具体的に
は、周波数異常検出回路11は、周波数検出回路10に
より検出した周波数検出信号と、予め設定された基準周
波数信号とを比較し、周波数検出信号のレベルが基準周
波数信号のレベルよりも大きいときに周波数異常である
と(即ち三相交流電源2が停電したと)判断し、異常検
出信号(即ち停電検出信号)を出力するようになってい
る。ここで、上記基準周波数信号は、三相交流電源2の
周波数よりも大きいものであってコンバータ1のPWM
制御のキャリヤ周波数よりも小さい周波数の大きさに対
応するレベルの信号である。
【0016】また、上記周波数異常検出回路11から出
力される異常検出信号は、制御回路7へ与えられるよう
になっている。この制御回路7は、上記異常検出信号を
受けてコンバータ1の変換運転を停止するようになって
いる。そして、制御回路7は、三相交流電源2が復電す
ると、運転停止状態で復電することから、周波数異常検
出回路11から異常検出信号が出力されなくなり、位相
検出回路8から出力される検出信号に基づいてコンバー
タ1の変換運転を再開する構成となっている。この場
合、周波数異常検出回路11と制御回路7とから、運転
制御手段12が構成されている。
【0017】次に、上記構成の作用を図2も参照して説
明する。三相交流電源2が正常な場合(停電していない
場合)には、制御回路7は、平滑コンデンサ4の端子間
電圧VDCを検出し、位相検出回路8から出力される検出
信号即ち三相交流電源2に同期した相電圧信号VR 、V
S 、VT に基づいて各相の電流指令を得て、この電流指
令と電流検出器9からの電流検出信号とからPWM制御
信号を得る。そして、制御回路7は、上記PWM制御信
号をドライブ回路6を介して増幅してコンバータ1へ与
えることにより、コンバータ1をPWM制御して駆動制
御している。これにより、コンバータ1は、三相交流電
源2からの交流を直流に変換して、該直流電力を負荷5
へ供給している。
【0018】尚、上記したように三相交流電源2が正常
な場合は、周波数検出回路10が三相交流電源2の周波
数を検出することから、該周波数検出回路10から出力
される周波数検出信号は、基準周波数信号よりもレベル
が小さい。このため、周波数異常検出回路11は、異常
検出信号を出力しない。
【0019】さて、図2(a)に示すように、時刻t1
において例えば瞬時停電が発生したとすると、コンバー
タ1は平滑コンデンサ4に蓄積されたエネルギーで逆に
電源として動作して制御回路7へ電源を供給するように
なり、瞬時停電が起こっても制御回路7は動作する。こ
の場合、コンバータ1から出力されて三相交流電源2側
への電源ラインに供給される電流は、PWM制御された
電流であり、その周波数はPWM制御のキャリア周波数
となる。尚、図2(a)に、上記電流の電圧波形即ちP
WM電圧波形を示す。
【0020】従って、周波数検出回路10が上記コンバ
ータ1から出力される電流の周波数即ちPWM制御のキ
ャリア周波数を検出する。これにより、運転制御手段1
2の周波数異常検出回路11は、図2(b)に示すよう
に、上記周波数検出回路10により検出した検出周波数
即ちキャリア周波数が基準周波数信号よりも大きい(交
流電源周波数よりも大きい)ことから、異常検出信号を
運転制御手段12の制御回路7へ与える。この制御回路
7は、上記異常検出信号を受けて、三相交流電源2が停
電したと判断し、図2(a)に示すように、時刻t2で
コンバータ1の変換運転を停止する。
【0021】そして、この後、図2(a)に示すよう
に、時刻t3において三相交流電源2が復電すると、制
御回路7によりコンバータ1の運転が再開される。この
場合、運転停止状態で復電して運転が再開されることか
ら、従来構成(図3参照)とは異なり、三相交流電源2
からコンバータ1へ供給される交流の位相とPWM制御
されるコンバータ1の位相とが正確に一致するようにな
り、再開後の運転は継続するようになる。つまり、瞬時
停電が発生した場合には、復電後に運転を継続すること
ができるようになる。
【0022】尚、上記実施例では、運転制御手段12を
周波数異常検出回路11と制御回路7とから構成した
が、これに限られるものではなく、例えばワンチップ形
のマイクロコンピュータにより構成しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、交流電源の周波数を検出する周波数検出手段を備え
ると共に、この周波数検出手段により検出された検出周
波数が交流電源周波数よりも大きいときに交流電源が停
電したと判断して変換運転を停止する運転制御手段を備
える構成としたので、瞬時停電が発生した場合、直ちに
運転が停止され、そして、復電後に運転を継続すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】タイムチャート
【図3】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
1はコンバータ、2は三相交流電源、3はリアクトル、
4は平滑コンデンサ、5は負荷、7は制御回路、8は位
相検出回路、10は周波数検出回路(周波数検出手
段)、11は周波数異常検出回路、12は運転制御手段
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの交流をリアクトルを介し
    て入力して直流に変換するコンバータ装置において、 前記交流電源と前記リアクトルとの間に設けられ前記交
    流電源の周波数を検出する周波数検出手段と、 この周波数検出手段により検出された検出周波数が交流
    電源周波数よりも大きいときに、前記交流電源が停電し
    たと判断して変換運転を停止する運転制御手段とを備え
    たことを特徴とするコンバータ装置。
JP30092792A 1992-11-11 1992-11-11 コンバータ装置 Pending JPH06153511A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009065999A1 (en) * 2007-11-20 2009-05-28 Kone Corporation Limitation of the loading of a power source

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EA020868B1 (ru) * 2007-11-20 2015-02-27 Коне Корпорейшн Ограничение нагрузки на источник питания

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