JPH0739101A - モータ用カバーの密閉構造 - Google Patents

モータ用カバーの密閉構造

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JPH0739101A
JPH0739101A JP5178699A JP17869993A JPH0739101A JP H0739101 A JPH0739101 A JP H0739101A JP 5178699 A JP5178699 A JP 5178699A JP 17869993 A JP17869993 A JP 17869993A JP H0739101 A JPH0739101 A JP H0739101A
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JP
Japan
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cover
motor
annular convex
convex portion
receiving surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP5178699A
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English (en)
Inventor
Hironaga Maki
浩永 槇
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Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oriental Motor Co Ltd filed Critical Oriental Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溝加工及びOリングを不要にし、コストを下
げる。 【構成】 カバー取付部1の平らな受面2に接合するカ
バー3側の接合部分の端面3aに環状凸部4を一体に設
け、該環状凸部を相手側の接合面2aに全周に亘って流
体密に圧接させ、上記環状凸部をボルト15の締付け力
により弾性変形させた状態にして密閉性を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ等を密閉し保護
するためのモータ用カバーの密閉構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータ用カバーの密閉構
造は、図6に示すように、モータケースに備えるカバー
取付部31の受面32に環状凸条33を一体に設け、該
環状凸条33の外周に形成した環状溝34にOリング3
5を入れ、円筒形のカバー36の端部内周を該Oリング
35の外周に嵌合させて密閉し、カバー取付部31に該
カバー36を取付けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカバーの密閉構造は、環状凸条33に環状溝34を
形成し、該環状溝34にOリング35を入れるので、溝
加工のための余分の工数を必要とし、Oリングのコスト
が高いという問題点があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、溝
加工及びOリングを必要とせず、カバーの取付けと同時
に密閉性が得られる低コストのモータ用カバーの密閉構
造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、モータケースに備える
カバー取付部に、外端を閉じた筒形のカバーを密閉して
取付けたモータ用カバーの密閉構造において、前記カバ
ー取付部と前記カバーとが相互に接合する接合部分の少
なくともいずれか一方に環状凸部を一体に設け、該環状
凸部を相手側の接合面に全周に亘って流体密に圧接させ
たことを特徴とし、請求項2に記載の本発明の要旨は、
上記環状凸部を相手側の接合面に圧接させ弾性変形させ
た状態にしたことを特徴とする請求項1に記載のモータ
用カバーの密閉構造にある。
【0006】
【作用】本発明に係るモータ用カバーの密閉構造は、モ
ータケースに備えるカバー取付部と筒形カバーとが相互
に接合する接合部分の少なくともいずれか一方に環状凸
部を一体に設け、該環状凸部を相手側の接合面に全周に
亘って流体密に圧接させたことにより、環状溝やOリン
グを不要とし、カバー取付部に筒形カバーを取付けるだ
けで、該筒形カバー内部を密閉状態にする。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例について、モータのセ
ンサ保護用カバーの密閉構造を例として、図面を参照し
ながら詳細に説明する。この実施例に係るカバーの密閉
構造は、図1〜図3に示すように、モータケースに備え
るカバー取付部1の受面2に接合する円筒形のカバー3
側の接合部分の端面3aに環状凸部4を一体に設け、後
述する取付け構造によって、該環状凸部4をカバー取付
部1側の接合面2aに全周に亘って流体密に圧接させ
て、円筒形のカバー3をカバー取付部1に密閉状態にて
取付けるようになっている。
【0008】カバー取付部1は、モータケースにこれと
同種の金属で一体に設け、上面を受面2として平らに形
成し、カバー3の接合部分の端面3aに対向する該受面
2の円環状部分が接合面2aになり、カバー3の筒本体
5の外側位置において周方向に間隔を空けて4箇所にね
じ穴1a(図2及び図3にそれぞれ1箇所のみ図示して
ある。)を明けてある。また、図示しない金具を介して
モータ軸6の端部近傍に、モータの回転速度検知用セン
サ7を取付けてある。
【0009】カバー3は、断面が円形の筒本体5と、こ
れと一体に形成された閉塞板8とを備え、筒本体5の下
端面3aの厚さ方向のほぼ中央に断面がほぼV字形の環
状凸部4を全周に亘って一体に形成してある。
【0010】また、カバー3の筒本体5下部には、ねじ
穴1aの位置に対応して外向きに突出した突片10を一
体に設け、取付け前の状態において、該突片10の下面
10aと平らな端面3aとをほぼ面一に形成し、各突片
10にボルト挿通用の透孔11を明けてある。さらに筒
本体5にはセンサ7に接続したケーブル12が通る貫通
孔13を明け、外側からシール剤14を付けることによ
り該貫通孔13の内周とケーブル12の外周との密閉性
を保持している。
【0011】そしてカバー3は、環状凸部4を受面2に
当接させ、突片10の透孔11に挿通したボルト15を
カバー取付部1のねじ穴1aに螺合させて、内部を密閉
した状態にてカバー取付部1に取付ける。このとき、ボ
ルト15の締付け力により、図3に示すように、突片1
0が弾性変位してその下面10aが平らな端面3aより
も若干下がって受面2に圧接するとともに、受面2に圧
接した環状凸部4が押圧力により弾性変形してこの箇所
における密閉性を保持している。
【0012】図4は本発明の第2の実施例に係るカバー
の密閉構造を示す一部破断側面図、図5はその部分拡大
断面図である。この実施例に係るカバーの密閉構造は、
カバー取付部1の受面2に樹脂製の円形密閉板20を固
着し、この円形密着板20の外周がカバー23の内周に
圧接しカバー23内を密閉する点が第1の実施例と異な
っている。そして第1の実施例と同一の部分には同一の
符号を付けて示し、その部分の重複説明を省略する。
【0013】密閉板20は、外周に両傾斜面21a,2
1aを有し断面がほぼV字形をなす環状凸部21を形成
し、該環状凸部21の外径をカバー23の内径よりも若
干大きくしてある。
【0014】カバー23は、密閉板20の外周に対向す
る内周部分が接合面23aになっており、受面2に対向
する端面23bを平らにしてあり、該密閉板20の外周
に嵌合させたとき、環状凸部21が弾性変形して内周の
接合面23aに圧接し、この部分における密閉性が保持
される。この第2の実施例の場合、カバー23は、樹脂
製であっても金属製であってもよい。
【0015】本発明の第2の実施例によれば、環状凸部
21の断面がほぼV字形をなしているので、カバー23
を密閉板20の外周に嵌合させる際に、上側の傾斜面2
1aにカバー23の内縁を摺接させながら該カバー23
に密閉板20を円滑に強制的に圧入嵌合させることがで
きるという利点がある。
【0016】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、センサ以外のものを覆
うカバーにも適用可能であり、カバー3の断面形状を円
形に代えて楕円形等にすることも可能であり、環状凸部
4,21の断面形状をV字形に代えて多角形等にしても
よく、第1の実施例における環状凸部4と第2の実施例
における密閉板20の外周の環状凸部21とを併せもつ
構造にして、密閉性をさらに向上させることもできる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、カバー取付
部とカバーとが相互に接合する接合部分の少なくともい
ずれか一方に環状凸部を一体に設け、該環状凸部を相手
側の接合面に全周に亘って流体密に圧接させたことによ
り、カバーの取付けと同時に密閉性が得られ、環状溝や
Oリングが不要になるので、低コストになるという効果
を奏する。また、請求項2に記載の本発明では、環状凸
部を相手側の接合面に圧接させ弾性変形させた状態にし
たので、優れた作業性と密閉性を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るモータ用カバーの
密閉構造を示す一部破断側面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るカバーを固定する
直前の状態を示す部分断面図である。
【図3】図1における二点鎖線の円内部分を拡大して示
した部分拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るモータ用カバーの
密閉構造を示す一部破断側面図である。
【図5】図4における二点鎖線の円内部分を拡大して示
した部分拡大断面図である。
【図6】従来のモータ用センサカバーの密閉構造を示す
一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 カバー取付部 2 受面 2a 接合面 3 カバー 3a 端面 4 環状凸部 5 筒本体 7 センサ 8 閉塞板 10 突片 10a 下面 14 シール剤 20 密閉板 21 環状凸部 21a 傾斜面 23 カバー 23a 接合面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースに備えるカバー取付部に、
    外端を閉じた筒形のカバーを密閉して取付けたモータ用
    カバーの密閉構造において、前記カバー取付部と前記カ
    バーとが相互に接合する接合部分の少なくともいずれか
    一方に環状凸部を一体に設け、該環状凸部を相手側の接
    合面に全周に亘って流体密に圧接させたことを特徴とす
    るモータ用カバーの密閉構造。
  2. 【請求項2】 上記環状凸部を相手側の接合面に圧接さ
    せ弾性変形させた状態にしたことを特徴とする請求項1
    に記載のモータ用カバーの密閉構造。
JP5178699A 1993-07-20 1993-07-20 モータ用カバーの密閉構造 Pending JPH0739101A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4978394A (en) * 1988-04-21 1990-12-18 Basf Aktiengesellschaft Metal oxide coated aluminum pigments
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