JPH0738189B2 - デ−タ処理装置のデ−タ駆動型制御方式 - Google Patents

デ−タ処理装置のデ−タ駆動型制御方式

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JPH0738189B2
JPH0738189B2 JP53486A JP53486A JPH0738189B2 JP H0738189 B2 JPH0738189 B2 JP H0738189B2 JP 53486 A JP53486 A JP 53486A JP 53486 A JP53486 A JP 53486A JP H0738189 B2 JPH0738189 B2 JP H0738189B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデータ処理装置におけるデータ駆動型制御方式
に関し、特に、逐次実行型プロセツサシステムにおい
て、処理能力の低下を防止したデータ駆動型制御方式に
関するものである。
〔発明の背景〕
データ駆動型制御はデータのフロー、すなわち被処理デ
ータの準備状況に応じて、処理シーケンスを制御するも
のであつて、ツールーズ大学のLAU system/1(「コン
ピユータ構造を変革するデータフロー・コンピユータの
動向(上)」日径エレクトロニクス,1979年5月28日
号,第74〜78頁参照)が知られている。
上記のLAU system/1の命令形式とデータ形式において
は、条件によつて複数の出力データのうち1つの出力デ
ータのみが有効である場合を考慮して、データ対応にデ
ータの有効を示す表示手段を設けている。
しかし、この方法では、出力結果がすべて有効になる通
常の命令でも、出力データ対応に有効表示を設定し、出
力データがある場合はデータごとに有効表示をチエツク
しなければならず、さらに出力データのうち1つのデー
タが出力される場合にも、出力データの有効表示がある
ものをサーチしなければならないという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来の逐次実行型装置において、出力
データ制御における処理オーバヘツドに基因する処理能
力の低下を最小限に抑え、実用的で汎用性のあるデータ
処理装置のデータ駆動型制御方式を実現することにあ
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明のデータ駆動制御方式
は、逐次実行型プロセツサ及び処理プログラムモジユー
ル群,テーブル群,キユー,実行制御プログラムを格納
した記憶手段を備えたデータ処理装置において、処理プ
ログラムの出力データの通知方法として、 (1)すべての出力データを前記テーブルに記述された
所定の通知先へ通知する。
(2)条件によつて選択された1つの出力データのみ
を、前記テーブルに記述された所定の通知先に通知す
る。
の2種類の通知方法を用意し、前記テーブルに上記通知
方法の区別を示す出力種別情報と、後者の場合には、条
件によつて選択された1つの出力データを特定するため
の情報を設定するようにしておき、実行制御プログラム
は、前記テーブルに記述された出力データの通知特別情
報に応じて、処理プログラムモジユールの出力データを
所定の出力通知先のテーブルに入力データとして通知す
ることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の制御方式を実施するためのデータ処
理装置の一例を示す。この装置は、1台の逐次実行型プ
ロセツサ51と、複数の小規模で独立した処理プログラム
モジユールを格納した処理プログラム用メモリ11と、デ
ータ駆動型制御のためのデータの入出力関係をテーブル
形式で規定した入出力規定テーブル用メモリ21と、入出
力規定テーブルの情報に基づいてデータ駆動型制御を行
う実行制御プログラムを格納した実行制御プログラム用
メモリ31と、入力データが全て整つて、実行可能になつ
た入出力規定テーブルのアドレスをFIFO形式で登録する
キユーを格納した起動待合キユー用メモリ41から構成さ
れ、これらをプロセツサバス61で接続している。
また、これらのメモリ11〜41の内容を単一の記憶装置の
各領域に収容することも、もちろん可能である。
また、データ駆動型の処理プログラムの表現例を第2図
に示す。一般的に、機能や関数を表わす処理プログラム
名と、入力データと出力データが矢印で記述される。第
2図の(a)は入力データにより処理プログラムが演算
を行い、所定の出力データを矢印の数だけ出力する場合
で、(b)は入力データにより処理プログラムが演算を
行い、決められた条件により出力データのうち1つが選
択され、対応する1本の矢印のみに出力データが出力さ
れる場合である。
次に、第3図及び第4図に用いて、各処理プログラムモ
ジユール間における入出力データの授受を仲介する入出
力既定テーブルの構成について説明する。1つの処理プ
ログラムモジユールに対応する入出力規定テーブル200
及び201は、起動待合キユーを形成するリンケージポイ
ンタ210と、上記処理プログラムモジユールの同定情報
(プログラム名,番号等)211と、入力データ数212と、
入力データの準備状況を示す入力状況表示213と、出力
データ数214と、入力データがリテラルが入手先アドレ
スかを示す入力データ種別215と、出力データの通知方
法を示す出力データ通知種別216と、予め決められた条
件により出力データが1つ選択される場合は、出力デー
タのうち何番目の出力データが有効であるかを示す出力
データ有効表示217と、入力データの指示(リテラルま
たは入手先アドレス)218と、出力データの通知先数219
と、出力通知先指示220及び出力データ格納部221から構
成される。
また、処理プログラムの出力データを実行制御プログラ
ムが次の処理プログラムへの入力データとして通知する
方法として、 (1)すべての出力データを入出力規定テーブルに記述
された所定の通知先へ通知する。
(2)条件によつて選択された1つの出力データのみを
入出力規定テーブルの所定の通知先へ通知する。
の2種類を用意し、上記の通知方法の種別を出力データ
通知種別216に表示し、かつ、出力データ通知種別によ
つて専用処理が可能なように、前記(1)の通知方法の
場合は第3図に示す入出力規定テーブル200の構成をと
り、前記(2)の通知方法の場合は第4図に示す入出力
規定テーブル201の構成をとるようにしてある。
第3図と第4図のテーブル構成の差について説明する。
第3図においては、全ての出力データは出力通知先指示
220で示される入出力規定テーブルへ入力データとして
準備されたことを通知すれば良いので、各出力データ毎
に出力データの通知先数219をもつ必要がなく、各出力
データの通知先数の和を入出力規定テーブル200の出力
通知先数として、ただ1つ記憶しておけば良い。
また、第4図においては、条件によつて出力データのう
ちただ1つ出力データのみが選択されるため、どの出力
データが選択されたかを示す出力データ有効表示217
と、各出力データ毎に通知先数及び通知先が異なるた
め、各出力データ毎に出力データ通知先219と出力通知
先指示220とを設けるが、出力データはただ1つである
ので出力データ格納部221はただ1つで良い。
第5図は、第1図で示した逐次実行型のデータ処理装置
において、第3図及び第4図で示した入出力規定テーブ
ルに基づいたデータ駆動型制御の処理手順を示したもの
である。
まず、実行制御プログラム31は、起動待合キユー41に登
録された入出力規定テーブル200または201があるかどう
か判断し(ステツプ70)、登録された入出力規定テーブ
ルがある場合は、起動待合キユー41の先頭から入出力規
定テーブル200または201を取り出し(ステツプ71)、当
該の入出力規定テーブル200または201の同定情報211に
より規定すべき処理プログラム11を決定し、制御を処理
プログラム11へ渡す(ステツプ72)。
起動を受けた処理プログラム11は、入力データ数212と
入力データ種別215と入力データ指示218を参照しなが
ら、入力データ種別215が、リテラルなら対応する入力
データ指示218に格納されているデータ自身を入力デー
タとし、入手先アドレスなら入力データ指示218で示さ
れる入手先アドレスから入力データを求め、所定の演算
を行い、演算結果を出力データ格納部221へ格納し、演
算結果と予め決められた条件によつて1つの出力データ
が選択される場合(第4図)には、さらに、選択された
出力データの番号を出力データ有効表示217に格納し、
そして、制御を実行制御プログラム31に戻す(ステツプ
73)。
制御を戻された実行制御プログラム31は、上記入出力規
定テーブル200または201の出力データの通知方法を示す
出力データ通知種別216に従い通知方法を判定する(ス
テツプ74)。
入出力規定テーブルで指示されたすべての出力通知先
へ、入力データが準備されたことを通知する場合(第3
図)の出力処理は、入出力規定テーブル200の出力通知
先指示220で示される入出力規定テーブルの入力状況表
示213のカウンタを1ずつ減算し、もし、入力状況表示
が0ならすべての入力データが揃つたと判断し、当該の
入出力規定テーブルを起動待合キユー41の最後尾に登録
し、入力状況表示が0以外の正数であれば、入力データ
は全て揃つていないと判断する。この一連の出力通知処
理を出力データ通知先数219で示される出力通知先220の
個数だけ行い(ステツプ77)、当該の入出力規定テーブ
ルの出力処理を終了する。
一方、出力データが予め決められ条件によつて、1つ選
択される場合(第4図)、入出力規定テーブル201の出
力データ有効表示217から出力データの番号をまず求
め、それに対応する出力通知先数219及び出力通知先指
示220を求め(ステツプ75)、第3図の例を示した出力
通知処理と同様に、出力通知処理を行うことができる
(ステツプ76)。
この一連の処理手順(70〜77)を繰り返し、起動待合キ
ユー41に登録された入出力規定テーブルが無くなれば、
初期設定対象の入出力規定テーブルを初期設定し(ステ
ツプ78)、データ駆動型処理を終了する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、データ駆動型制御にお
ける出力データ処理を効率的に行うため、出力データ処
理に伴うオーバヘツドが軽減し、ハードウエアの特段の
変更もなく、単一の逐次実行型プロセツサを用いた実用
に供するデータ駆動型制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明に関するもので、第1図はデータ処
理装置の一実施例のブロツクダイヤグラム、第2図はデ
ータ駆動型の処理プログラムの表現例、第3図及び第4
図は入出力規定テーブルの構成図例、第5図はデータ駆
動型制御の処理手順例である。 11……処理プログラム用メモリ、21……入出力規定テー
ブル用メモリ、31……実行制御用プログラムメモリ、41
……起動待合キユー用メモリ、51……逐次実行型プロセ
ツサ、61……プロセツサバス、200及び201……入出力規
定テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御プログラムと、複数の処理プログラム
    と、 上記複数の処理プログラムと対応付けられ、それぞれ実
    行すべき処理プログラムとデータ処理の開始に必要な入
    力データと上記データ処理の結果として得られる出力デ
    ータの通知先との関係を規定するための複数の入出力規
    定テーブルと、 データ処理の開始条件が整った入出力規定テーブルの指
    定情報が登録されるキュー手段と、 上記処理プログラムおよび制御プログラムを実行するた
    めの逐次実行型のプロセッサとを備え、 上記制御プログラムを実行することによって、上記キュ
    ー手段から入出力規定テーブルの指定情報を順次に取り
    出し、該指定情報が指す入出力規定テーブルの内容から
    実行すべき処理プログラムを特定し、該処理プログラム
    を起動することによって上記入出力規定テーブルに設定
    済の入力データに応じたデータ処理を行わせ、該データ
    処理結果を、上記入出力規定テーブルの出力データ通知
    先で指定される少なくとも1つの他の入出力規定テーブ
    ルに入力データとして設定し、これによって上記他の入
    出力規定テーブルでデータ処理開始条件が整った場合、
    該テーブルを指定する情報を上記キュー手段に登録する
    ようにしたデータ処理装置のデータ駆動型制御方式にお
    いて、 上記各入出力規定テーブルに、データ処理結果をそのテ
    ーブルで予め規定されている全ての出力データ通知先に
    通知すべきか、そのうちの特定の通知先にのみ通知すべ
    きかの区別を表す出力通知種別情報と、後者の通知形式
    の場合に通知先を特定するための情報を設定するように
    しておき、 前記制御プログラムが、前記キュー手段から取り出され
    た指定情報が指す入出力規定テーブル中の上記出力通知
    種別情報に応じて、処理プログラムによるデータ処理結
    果の他の入出力規定テーブルへの設定処理と、新たにデ
    ータ処理開始条件が整ったテーブルについての前記キュ
    ー手段への指定情報登録処理を行うようにしたことを特
    徴とするデータ処理装置のデータ駆動型制御方式。
JP53486A 1986-01-08 1986-01-08 デ−タ処理装置のデ−タ駆動型制御方式 Expired - Lifetime JPH0738189B2 (ja)

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