JPH0738105Y2 - ヒートシール装置 - Google Patents

ヒートシール装置

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JPH0738105Y2
JPH0738105Y2 JP7347290U JP7347290U JPH0738105Y2 JP H0738105 Y2 JPH0738105 Y2 JP H0738105Y2 JP 7347290 U JP7347290 U JP 7347290U JP 7347290 U JP7347290 U JP 7347290U JP H0738105 Y2 JPH0738105 Y2 JP H0738105Y2
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heating
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正二 湯山
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正二 湯山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、加熱融着性ラミネート紙をヒートシールす
るヒートシール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図に示すように、加熱融着性ラミネート紙Pを幅方
向に二つ折りし、そのラミネート紙を互に逆方向に回転
する一対の加熱ローラR1、R2間に挿通して上記加熱ロー
ラR1、R2の円形加熱面32でラミネート紙Pの互に重なり
側縁部をヒートシールし、かつ、加熱ローラR1、R2の軸
方向加熱面33によってラミネート紙Pを幅方向にヒート
シールするようにしたヒートシール装置は従来から知ら
れている。
上記ヒートシール装置においては、モータMの回転を一
方の加熱ローラR1に伝え、その加熱ローラR1の回転を互
に噛合するギヤ31を介して他方の加熱ローラR2に伝達し
ている。
ところで、上記ヒートシール装置の加熱ローラR1、R2
互に接触する状態にあると、一対の加熱ローラR1、R2
にラミネート紙Pを挿通する紙通し作業がきわめて困難
であり、紙通しの際に、一対の加熱ローラR1、R2で指先
が噛み込まれる危険がある。
上記のような問題点を解決するため、ヒートシール装置
においては、普通一対の加熱ローラR1、R2を開閉自在に
支持し、その一対の加熱ローラR1、R2を開放させた状態
において紙通し作業を行なうようにしている。
上記加熱ローラR1、R2の開放に際し、連動用ギヤ31の噛
み合いが外れると、一対の加熱ローラR1、R2に設けられ
た軸方向加熱面33の相対的な位置がずれるおそれがある
ため、ギヤ31の噛み合いが外れない程度に一対の加熱ロ
ーラR1、R2を開放させる必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来のヒートシール装置においては、第7図
に示すように、一対の加熱ローラR1、R2のうち、一方の
加熱ローラR1を固定の配置とし、他方の加熱ローラR2
開閉自在に支持し、その開閉中心0をギヤ31が取付けら
れていない端部に位置せしめギヤ31の取付け側の端部を
開閉させる構成であるため、一対の加熱ローラR1、R2
開放によりローラ間に形成される紙通しのための空間が
小さく、紙通しが困難であるという不都合がある。
この考案は上記の不都合を解消し、一対の加熱ローラ間
に大きな紙通し空間が形成されるようにすることを技術
的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案においては、ロ
ーラフレームと、そのローラフレームに両端部が回転自
在に支持され、一端部に連動回転用のギヤを取付けた一
対の加熱ローラとから成り、上記ローラフレームを一対
の加熱ローラの接触線に沿って分割し、その一対の分割
フレームの一端部を回転自在に連結し、一対の分割フレ
ームの他端部間にはかけ外し自在の連結具を取付け、前
記一対の分割フレームの回転中心軸を前記連動回転用ギ
ヤのピッチ点を通るかみ合い線の外側端又はかみ合い線
上のギヤ外側所定の距離範囲内の点に位置させた構成を
採用したのである。
〔作用〕
一対の加熱ローラ間に対する紙通しに際しては、連結具
の連結を解除して一対の分割フレームを相対的に開放す
る。このとき、分割フレームの開閉中心が連動用ギヤの
ピッチ点を通るかみ合い線の外側端又はそのかみ合い線
上のギヤ外側所定の距離範囲内の点に位置するため、分
割フレームを大きく開放した場合でも連動ギヤのかみ合
いは外れず、一対の加熱ローラ間にきわめて大きな空間
を形成することができる。
なお、上記所定の距離範囲内の点とは、一対の分割フレ
ームの一方に対し大きく開放した場合でも連動用ギヤの
かみ合い状態を保持し得る範囲内の位置である。そし
て、この点を上記外側端の場合と同様に分割フレームの
開放度が90度以上の任意の角度まで開いてもギヤのかみ
合い状態を必ず保持し得るようにしたい場合は、上記所
定の距離範囲内とは少なくともギヤ歯たけ範囲内とす
る。
又、フレームの開放度を少なくとも加熱ローラ間に紙通
し作業を容易に行なうことができる程度に開ければよい
とする場合(例えば20〜30°程度)は、ギヤ歯厚の距離
外側端からずれた位置以内としてもよい。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
第1図に示すように、角形のローラフレーム1の内部に
は一対の加熱ローラR1、R2が組込まれている。
加熱ローラR1、R2は、円筒形加熱面2、2を上下部に有
し、その一対の加熱面2、2間に軸方向加熱面3が設け
られている。ここで、加熱ローラR1、R2は、二つ折りさ
れたラミネート紙を長さ方向と幅方向とにヒートシール
して袋部を形成するものであり、少なくとも一方のロー
ラがヒータで加熱されるものであればよい。一対の加熱
ローラR1、R2は、上下にローラ軸4を有し、各ローラ軸
4が上記ローラフレーム1の上枠5および下枠6に支持
された軸受7によって回動自在に支持されている。
図では、上枠5に支持された軸受を省略しており、その
省略した軸受と下枠6で支持された軸受7の支持は同一
の構成とされている。
第2図は、下枠6で支持された軸受7の支持を示し、一
方加熱ローラR1のローラ軸4を支持する軸受7は、案内
孔8に沿って移動自在に支持され、その案内孔8の閉塞
端に対する当接によって位置決めされている。
また、他方加熱ローラR2のローラ軸4を支持する軸受7
は案内孔9に沿ってスライド自在に支持されている。こ
の案内孔9は、一方加熱ローラR1のローラ軸4を支持す
る軸受7に向けて長く延び、その案内孔9の内部に組込
んだスプリング10は上記軸受7を一方加熱ローラR1を支
持する軸受7に向けて押圧している。その押圧によっ
て、一対の加熱ローラR1、R2は互に圧接している。
前記一対の加熱ローラR1、R2の上部のローラ軸4は、ロ
ーラフレーム1の上枠5を貫通して上方に臨み、その上
端部に互に噛合する連動用のギヤ11、11が取付けられて
いる。また、一方加熱ローラR1の上部ローラ軸4の上端
には傘歯車12が取付けられ、その傘歯車12とモータ13に
よって回転される傘歯車14が互にかみ合っている。
このため、モータ13を駆動すると、一方の加熱ローラR1
が回転し、その回転は互に噛合する連動用のギヤ11、11
を介して他方加熱ローラR2に伝達される。
前記ローラフレーム1は、一対の加熱ローラR1、R2の接
触線に沿って左右に分割され、その分割フレーム1a、1b
における上枠5の前後に左右一対のヒンジ片15、15が設
けられている。左右一対のヒンジ片15、15は、ピン16に
よって回転自在に連結され、上記ピン16の中心軸は、連
動用ギヤ11、11のピッチ点を通るかみ合い線の外側端に
配置されている。
ここで、ピッチ点とは、一対のギヤ11、11のピッチ円が
交差する点をいい、その点を通る軸方向の直線をかみ合
い線と称している。そして、かみ合い線とギヤ11、11の
外側面とが交差する点を外側端といい、実施例では、そ
の外側端上にピン16の中心軸を配置してある。
前記分割フレーム1a、1bの下部には連結具17が取付けら
れ、その連結具17の係合によって分割フレーム1a、1bは
閉鎖状態に保持される。
連結具17は、受け具18と掛け具19とから成り、上記受け
具18が一方分割フレーム1aの下面に取付けられている。
掛け具19は、操作レバー20の中途に上記受け具18に対し
て係合可能なコの字形係合枠21の両端を回転自在に取付
けた構成とされ、上記操作レバー20の先端部がピン22で
他方分割フレーム1bの下面に回転自在に取付けられてい
る。
実施例で示すヒートシール装置は上記の構造から成り、
そのヒートシール装置は、一対の分割フレーム1a、1bの
うち、一方加熱ローラR1を支持する一方の分割フレーム
1aを例えば薬剤分包装置のフレームに取付けて使用す
る。
いま、連結具17の係合を解除し、他方の分割フレーム1b
の下部を外側方に引くと、他方分割フレーム1bがピン16
を中心に開放する。
このとき、他方分割フレーム1bの回転中心は、連動用ギ
ヤ11、11のピッチ点を通るかみ合い線の外側端に位置す
るため、連動用ギヤ11、11は、第4図に示すように、外
側端部が互にかみ合った状態で相対的に角度をとる。こ
のため、他方分割フレーム1bを外方に大きく開放しても
連動用ギヤ11、11はかみ合い状態に保持され、その結
果、一対の加熱ローラR1、R2間にきわめて大きな空間を
形成することができ、加熱ローラR1、R2に対する紙通し
作業を容易に行なうことができる。
なお、この実施例では前述のピン16の中心軸を外側端上
に配置しているが、それより少し上方にピン16の中心軸
を設けてもよいことは勿論である。
この場合、「少し上方に」とは下記のように取ることが
できる。即ち、ピン16の中心軸を外側端上に置いた場合
と同様に他方分割フレーム1bを90度以上の任意の大角度
まで開放しても連動用ギヤ11、11のかみ合いが外れない
ように保持し得る範囲内とする場合は、少し上方の位置
は少なくとも連動用ギヤの歯たけ距離の範囲内となる。
又、分割フレーム1bを少なくとも加熱ローラ間に紙通し
作業を容易に行なうことができる範囲で開ければよいと
する場合(例えば20〜30度程度)は、ギヤ歯厚の距離程
度に外側端の位置からずれた距離位置以内とすればよ
い。
第5図は、ヒートシール装置の他の実施例を示す。この
実施例においては、加熱ローラR1、R2の上部ローラ軸4
に、互に噛合する連動用ギヤ11a、11aと補助連動用ギヤ
11b、11bを設け、その補助連動用ギヤ11bのピッチ点を
通るかみ合い線の外側端に分割フレーム1a、1bの開閉中
心軸を設けた構成としたのである。
上記のように構成すると、分割フレームの開放によっ
て、一対の加熱ローラR1、R2間にさらに大きな紙通し空
間を形成することができる。
なお、実施例の場合は、加熱ローラR1、R2として、2つ
の軸方向加熱面3を180°の間隔をおいて設けた2包用
のものを示したが、加熱ローラR1、R2はこれに限定され
ず、軸方向加熱面3が1つの1包用加熱ローラであって
もよく、軸方向加熱面3が120°の間隔をおいて設けら
れた3包用のものであってもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係るヒートシール装置におい
ては、加熱ローラを支持する一対の分割フレームを開閉
自在に連結し、その開閉中心軸を各加熱ローラに取付け
た連動用ギヤのピッチ点を通るかみ合い線の外側端また
はかみ合い線上のギヤ外側所定の距離範囲内の点に位置
させたので、連動用ギヤの一部がかみ合う状態において
一対の分割フレームを相対的に大きく開放させることが
できる。このため、分割フレームに支持された加熱ロー
ラ間に大きな空間を形成することができ、紙通し作業を
きわめて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るシール装置の一実施例を示す
一部切欠正面図、第2図は同上の平面図、第3図は第1
図のIII−III線に沿った断面図、第4図は一対の加熱ロ
ーラを開放させた状態の概略図、第5図は同上シール装
置の他の実施例を示す概略図、第6図はヒートシール装
置の斜視図、第7図は従来のヒートシール装置を示す概
略図である。 1……ローラフレーム、1a、1b……分割フレーム、R1
R2……加熱ローラ、11……ギヤ、19……連結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラフレームと、そのローラフレームに
    両端部が回転自在に支持され、一端部に連動回転用のギ
    ヤを取付けた一対の加熱ローラとから成り、上記ローラ
    フレームを一対の加熱ローラの接触線に沿って分割し、
    その一対の分割フレームの一端部を回転自在に連結し、
    一対の分割フレームの他端部間にはかけ外し自在の連結
    具を取付け、前記一対の分割フレームの回転中心軸を前
    記連動回転用ギヤのピッチ点を通るかみ合い線の外側端
    又はかみ合い線上のギヤ外側所定の距離範囲内の点に位
    置させたヒートシール装置。
JP7347290U 1990-07-09 1990-07-09 ヒートシール装置 Expired - Lifetime JPH0738105Y2 (ja)

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JP7347290U JPH0738105Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ヒートシール装置

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JP7347290U JPH0738105Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ヒートシール装置

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Publication Number Publication Date
JPH0432905U JPH0432905U (ja) 1992-03-17
JPH0738105Y2 true JPH0738105Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31612318

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JP7347290U Expired - Lifetime JPH0738105Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 ヒートシール装置

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