JPH0738023U - スパイラルコンベア - Google Patents

スパイラルコンベア

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Publication number
JPH0738023U
JPH0738023U JP6969993U JP6969993U JPH0738023U JP H0738023 U JPH0738023 U JP H0738023U JP 6969993 U JP6969993 U JP 6969993U JP 6969993 U JP6969993 U JP 6969993U JP H0738023 U JPH0738023 U JP H0738023U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
chain
fitted
link
peripheral side
Prior art date
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Pending
Application number
JP6969993U
Other languages
English (en)
Inventor
保 村上
Original Assignee
株式会社森川鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社森川鉄工所 filed Critical 株式会社森川鉄工所
Priority to JP6969993U priority Critical patent/JPH0738023U/ja
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】スパイラルコンベアの絞り込みによる損壊や
スムースな走行を損なうことなく、旋回半径を小さく
し、設置スペースを少なくする。 【構 成】一側中央に凸部を、他側中央に凸部が嵌合す
る凹部を有し、裏側に突起によりスプロケットと噛合う
凹所を形成したリンクの凸部を隣接するリンクの凹部に
嵌合した状態で、凹部両側の突起に支持されるピンを凸
部に形成される軸孔に遊嵌させることにより、リンク同
志を連結してなるチェーンを螺旋状に旋回させ、内周側
に一定間隔で設けたガイドローラ25をリンク20の突
起21に内周側より係合させる。突起21は内外周側に
鍔23を突設して凹所24を形成し、内周側においてガ
イドローラ25の一部を凹所24に嵌合させると共に、
外周側の凹所24にチェーンに沿って螺旋状に配設した
軸状のガイドレール26を嵌合し、チェーンの上下の動
きを両側より規制して走行時の水平状態を保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、螺旋状に旋回しながら上下方向に走行して搬送物を搬送するスパイ ラルコンベアに関する。
【0002】
【従来技術】
コンベアは一般に、搬送物を摩擦保持して搬送するために勾配をあまり大きく 取ることができない。そこで搬送物を必要な高さにまで確実に上げ下げするには 、コンベアの長さが長くなる。これに対し、スパイラルコンベアは狭いスペース で搬送物を必要な高さまで搬送することができるが、従来のスパイラルコンベア は、円筒状の駆動ドラムにベルトをスパイラル状に巻付けて、ベルトと駆動ドラ ムとの間に発生する摩擦力を利用してベルトを螺旋状に走行させており、ベルト を駆動させるためにベルトで駆動ドラムをある程度の力で締付ける必要があるこ とから、ベルトを走行させる際の走行抵抗による本来のベルト張力に駆動ドラム を締付ける締付力が加わり、更にはベルトが曲がる際、内側が縮むか、外側が伸 びることによって、張力の分担が片側のみとなるため、ベルトが損耗し易く、ま たベルトに過大な張力が発生したとき、ベルトの片側が跳ね上がる跳ね上がり現 象を発生させる等の難点があった。
【0003】 この問題を解消するために特開平5−13211号には、両側にチェーンを配 設すると共に、チェーン間を連結棒で連結してベルトを構成し、チェーンと噛合 し合うスプロケットを回転させることによりベルトを移動させ、ベルト移動時に は、チェーンを上下から挟持する2条の突起でガイドさせるようにしたものが提 案されている。このコンベアでは、カーブする際、チェーンを構成する各リンク 間の遊びを利用して内周側で縮み、外周側で伸びるようになっているため、コン ベアがチェーンの遊びの範囲内でしか屈曲できず、コンベアの旋回半径が長くな り、設置スペースが広く取られる難点がある。
【0004】 カーブさせることができるコンベアにはこのほか、図1及び図2に示すように 、一側中央に凸部1aを、他側中央に凸部1aが嵌合する凹部1bを有し、裏側 に突起2により囲われてスプロケットと噛合う凹所3を形成したリンク1におい て、該リンク1の凸部1aを隣接するリンク1の凹部1bに嵌合した状態で凹部 両側の突起2に支持されるピン5を凸部1aに形成される軸孔4に遊嵌させるこ とによりリンク同志を連結したチェーンよりなるものが知られる。このコンベア では、図3に示すように、軸孔4と、軸孔4に通されるピン5との間の遊びによ ってリンク同志が図示するように、内側では互いに接触し、外側では開いた状態 でカーブするようになっており、軸孔4とピン5との間の遊びが僅かでも、遊び が外側に向かって大きく拡大して広がりうるようになるため、コンベアの旋回半 径を小さくできる利点があるが、このコンベアは彎曲する箇所に使用されていて も、スパイラルコンベアには使用されていない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図1に示すタイプのコンベアがスパイラルコンベアには使用されていないのは 、スパイラルコンベアに使用すると、コンベアが上方に向かって絞り込まれて旋 回半径を狭めようとするため、コンベアが損壊するためである。 本考案は、図1に示すタイプのコンベアをスパイラルコンベアに使用できるよ うにしたものである。
【0006】
【課題の解決手段】
本考案は、各リンクの裏側に突出形成される突起に内周側より係合するガイド ローラを設けて、コンベアが螺旋状に旋回するのをガイドし、コンベアの絞り込 みによる損壊を防止しようとするものである。 したがって本考案は、一側中央に凸部を、他側中央に凸部が嵌合する凹部を有 し、裏側に突起によりスプロケットと噛合う凹所を形成したリンクの凸部を隣接 するリンクの凹部に嵌合した状態で、凹部両側の突起に支持されるピンを凸部に 形成される軸孔に遊嵌させることにより、リンク同志を連結してなるチェーンを 螺旋状に旋回させ、内周側の所要箇所に適当な間隔で、上記リンクの突起に内周 側より係合し転動するガイドローラを設けたものである。
【0007】 別の好ましい考案では、リンクの裏側に突出形成される突起の外周側に鍔を突 出形成するか、或いは溝を形成し、これにチェーンに沿って螺旋状に配設される ガイドレールが嵌合され、より好ましい考案では、鍔或いは溝が内周側にも形成 され、これによって形成される凹部にガイドローラの一部が嵌合される。
【0008】
【作用】
ガイドローラでコンベアが螺旋状にスムースに走行すると共に、内側に絞り込 まれようとするのが阻止される。 外周側に螺旋状のガイドレールを設けて、各リンクをガイドレールに沿って案 内させるようにしたものでは、コンベアの外周側が跳ね上がるのが防止され、更 に内周側に鍔或いは溝を設けてガイドローラの一部を嵌合させたものでは、コン ベアの内外周側においてコンベアの上下の動きが規制され、走行時に水平状態を 保つ。
【0009】
【実施例】
内側に設けた軸組11により円筒形に組付けられた塔12の外周には、平らな 支持受台13が螺旋状に巻付けて取付けられ、下端に水平に延びる腕13aを、 上端に腕13aと同じ向きで水平に長く延びる腕13bを有している。そして支 持台上に図1及び図2に示すタイプのチェーン14が装着されている。このチェ ーンはエンドレスで、上端において腕13b端に軸支されるスプロケット15を 周回したのち、スプロケット16及び17を経てモータ18により回転駆動され るスプロケット19に達するようになっており、チェーン下部において積み込ま れた搬送物は、塔12の周りを螺旋状に周回して上端に至り、それより腕13a 上を水平に移動して送り出されるようになっている。
【0010】 チェーン14を構成するリンク20は、図5に示されるように、スプロケット が噛合う凹所21を囲う突起22の両側に鍔23を突設して凹部24を形成して なるもので、突起22の内周側には、支持受台13に回転自在に軸支されるガイ ドローラ25が嵌合して突起に内周側より係合し、また外周側には支持受台13 に沿って添設される軸状のガイドレール26が嵌まり、リイク20の上下の動き を両側より規制し、水平状態を保持させるようになっている。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成され、次のような効果を奏する。 請求項1記載のスパイラルコンベアによれば、コンベアの絞り込みによる損壊 や、スムースな走行を損なうことなく、旋回半径を小さくすることができ、設置 スペースを少なくすることができる。
【0012】 請求項2記載のコンベアによれば、コンベアが螺旋状に旋回して走行する際の コンベア外周側の浮き上がりが防止され、水平状態を保って走行させることがで き、更に請求項3記載のコンベアのように、内周側においてもコンベアの上下動 を規制すれば、コンベアを確実に水平に保って走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案が対象とするコンベアを構成するチェ
ーンの一部の平面図。
【図2】 同チェーンの底面図。
【図3】 リンクの連結部分を切欠いた拡大平面図。
【図4】 スパイラルコンベアの縦断面図。
【図5】 リンクの拡大正面図
【符号の説明】
1・・・リンク 2・・・突起 3・・・凹所 4・・・軸孔 5・・・ピン 12・・・塔 13・・・支持受台 14・・・チ
ェーン 15、16、17、19・・・スプロケット 18・・・モータ 20・・・
リンク 21・・・凹所 22・・・
突起 23・・・鍔 24・・・
凹部 25・・・ガイドローラ 26・・・
ガイドレール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側中央に凸部を、他側中央に凸部が嵌
    合する凹部を有し、裏側に突起によりスプロケットと噛
    合う凹所を形成したリンクの凸部を隣接するリンクの凹
    部に嵌合した状態で、凹部両側の突起に支持されるピン
    を凸部に形成される軸孔に遊嵌させることにより、リン
    ク同志を連結してなるチェーンを螺旋状に旋回させ、内
    周側の所要箇所に適当な間隔で、上記リンクの突起に内
    周側より係合し転動するガイドローラを設けたスパイラ
    ルコンベア。
  2. 【請求項2】 リンクの裏側に突出形成される突起の外
    周側に鍔を突出形成するか、或いは溝を形成し、これに
    チェーンに沿って螺旋状に配設されるガイドレールが嵌
    合される請求項1記載のスパイラルコンベア。
  3. 【請求項3】 鍔或いは溝が内周側にも形成され、これ
    によって形成される凹部にガイドローラの一部が嵌合さ
    れる請求項2記載のスパイラルコンベア。
JP6969993U 1993-12-27 1993-12-27 スパイラルコンベア Pending JPH0738023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969993U JPH0738023U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 スパイラルコンベア

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JP6969993U JPH0738023U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 スパイラルコンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0738023U true JPH0738023U (ja) 1995-07-14

Family

ID=13410374

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6969993U Pending JPH0738023U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 スパイラルコンベア

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JP (1) JPH0738023U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517306A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 レックスノード インダストリーズ, エルエルシー 一体型ローラーを有するコンベアプレート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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